ユミコのメモ箱
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本日をもって、浦和のギャラリー彩光舎での個展が終了しました。 ご来場くださった方々、どうもありがとうごさいました!
案内状は、旧作展ということもあり、地元の方、所縁の方にのみお送りしましたが、案内状が無いのに足を運んでいただいた方や、懐かしい人たちに観ていただいて(お会い出来ませんでしたが・・)、また、私自身も懐かしい作品をもう一度並べて眺めることが出来て、急だったけれどいい機会を頂いたと思っております。
ところで、上の写真の作品。 昨年6月に作ったもの。タイトルは未だついていない。
今日、これを5歳の見知らぬ女の子が、ひとつひとつアクリル容器から出したりいれたりを何度もくりかえし、右の容器に入っている花びら(を模した、リトを刷った紙)はテーブルにならべていろいろなカタチを作ったりして、30分近く楽しんでいってくれた。
あー、なんか、作ってよかったなあ、としみじみ思う。
朝から病院の付き添いやら買い出しやら、バタバタとせわしなく出たり入ったりの1日だった。
今日1日の最後の外出時、午後九時頃、玄関を出たらちょうど正面に澄んだ月が見えて、ふと我に返って深呼吸。
そういえば昨日の帰り道の月はとても綺麗だった。今日とは違ってグレーの霞んだ月だった。まんまるじゃない、いい具合の月だった。あれもちょうど九時頃だった。
予定がひとつ立ち消えたので午後、NEW自転車で散歩をする。 近所をうろうろしようと思っていたが、急に「アトリエに行く!」と思い立つ。どのくらいで着けるか、試しに。
で、30分くらいで着けることを確認。『くらい』というのは、アトリエまで行かず、途中で引き返したから。そこから5分くらいで着けるのはわかっていたので。アトリエまで行っても、鍵を持って来なかったし。
帰り道は、車でも通ったことのない別の道を、少し遠回りして。
1時間半弱走って、汗が出た。 日頃の運動不足を知る。
思いを直接的な言葉で唱っているうちは、まだまだ中味が伴っていないのかもしれない。
思いは表面にさらけ出すものではなく、内に封じ込めるもの。じわじわと浸透させるもの。一見、何処に何があるかわからないくらいに。封じ込めた自身(作家)にも、わからなくなってしまうほどに。でも、ここぞという『観るツボ』を心得た時に、自然と見えてくるもの。
表面は、むしろ全く異なるイメージのほうがいい。観る者の足下を掬うほどに、意表をついてみる。そのくらいがいい。どうせ分からない人には伝わらないのだし、分かる人だけ気付いてくれればそれで充分。
思いは必ず通じる。 (誰かに、ではなく、作品に。)
そういう心意気で、夏の新作に挑みたい。
埼玉会館で知人のグル−プ展を観た。 学生さん。生年月日を見ると、10も若い。いつの間に・・・・ 若い人たちの絵は新鮮。ちょっとくすぐったい感じ。 でもおそらく、私も10上の作家さん達に、そう思われているんだろーな、とか思う。
個展会場にて半日お留守番。 あいにくの雨。 お客さま7名。内、会話を交わしたのが2名。 ・・・・読書と撮影と考え事のはかどる日であった。
帰り、うらわ美術館で開催中の『フルクサス展』を観る。 土曜日は入館無料、なんて偶然のラッキー。 無料なので心置きなくササーーっと観る。視覚的に観る。でもまあ1時間弱かかった。若い人が多かった。メモを取る人も多かった。オノヨーコの部屋とフルクサス・コンサートのビデオ上映は分りやすかった。他は視覚的に。2000円以上するカタログは売り切れていた。ちょっと欲しいかもと思ったけれど、値段に見合う程の欲しさではなかったので、買う(予約をする)のはやめにした。
ギャラリーを2件まわった後、今日は久しぶりに福家書店に立ち寄って『ふしぎな図書館』(講談社/村上春樹/佐々木マキ)を購入。装丁買い。
| さいたま市浦和区岸町のつきのみや神社の向側にある、彩光舎美術研究所に併設のギャラリー彩光舎にて、15日(火)から個展を開催します。27日(日)まで無休です。
本日、その展示をしてきました。広々としたきれいなギャラリーに、多めに持っていった作品のほぼ全てを並べてきました。
Iさん、Kさん、お手伝い(というか、私が手伝ってたみたい・・)、Tさんも事前の諸準備、ありがとうございました。
在廊は、今のところ19日(土)の午後1時以降と27日(日)の午後4時以降の予定です。 |
・・・さあ、ひと仕事終わった。 公募用新作リトも刷り終わったし。 次は今月中に『花』がテーマの新作だ。 そして、来月からはいよいよ本とO個展。 ワクワク。
新作リトグラフ、2点一気に刷った。 作品って、こんなに一気に仕上げていいものだろうか・・とか、くだらないことを考えてしまうくらい、まさか一日で刷り上げちゃうとは自分でもびっくり。
栄養ドリンク飲んで頑張った甲斐があったな。
刷っていて思ったこと。
私に足りないものは、『引き際の勇気』。 いつも、やめ時がわからず、余計なことをプラスしてしまう・・・ 今日も、2版目まで重ねて「もしかして、ここが引き際?」と思ったけれど、どうしようかかなり迷い、結局予定通り続行し3版重ねて刷った。
どちらがよかったかは・・・未だに判定しかねている。
もうひとつ。
版画の醍醐味を感じた。
『一度、自分の手を離れる』ことの、面白さ。
つまりプレス機を通す過程のことを言うのだけれど、慎重に気を配ってインクを盛って、紙をのせてハンドルを回してプレスをかけ、祈るような心持ちで紙を上げて刷り上がりを見る瞬間。
『現実』以上の刷り上がりになるはずは無いのに、それを期待し、実際予想していた以上の刷り上がりだと感じる時。
ああ、リト(版画)って、なんて楽しいんだろう、これだよ、これ!版画の醍醐味よ!!・・・と一枚する度に思った。
来週から個展のギャラリーに、作品を運ぶ。 いつもお世話になっている額装屋さんに併設のギャラリー(っていうか、15年程前からお世話になっている美術予備校に併設の額屋さん)なので、コレを機に何点か額装をお願いしがてら、ギャラリーの下見も兼ねて。リト平面作品・本作品をそれぞれ15点程展示予定。
明後日の午前中に展示(午後は仕事)。 明日は新作リトを一気に刷る(腰痛に注意)。 今夜はキャプション&ファイル作り(ついでに名刺も)。
忙しきことは素晴しきことなり。
2005年02月11日(金) |
のんびり、ぼんやり。 |
今日は製版のみ。 1版だけ刷る予定でいたのだが、明日の搬入準備に思いのほか時間がかかり、やめにした。なんとか帳尻が合えばいいのだが・・・・とカレンダーを見てのんびり思いつつ、刷りの色をイメージしながら製版済みの版をぼんやり眺める。
・・・・いやあ、サッカ−選手って、ほんとによく走りますね〜〜
ロス・タイムはさすがに興奮しました。
ネットで『鬼のうで』を探していたら、あれもこれも絵本が欲しくなってしまった。・・・・そして肝心の『鬼・・』は見つからない。無いと思うとますます手に入れたくなる。『古本予約』もしたけれど、しばらくネット上を彷徨うであろう。
で結局、近々手に入る本は、別冊太陽の『源氏物語絵巻五十四帖』『平家物語絵巻』『水墨画』の3冊。どれも特別付録付きの古本。楽しみ。
12cm×22cm 水性色鉛筆
湯舟で使う、ブック・スタンド。
風呂上がりに15分ほどかけて歯を磨くのが、ここ半年くらいの習慣となったが、今の時期は寒くてかなわない。で、湯舟に浸かりながら歯を磨くのがいいな、と思い、最近実行している。が、そうなると私の長湯のお楽しみの読書がしにくい。片手が塞がれてしまうので。
そこで、ブック・スタンド。少し前に半身浴が世間で賞賛されはじめたころに、よくTVで紹介されていた。湯舟の蓋の上に設置すると、本を立てて、ページを押さえてくれるすぐれもの。これがあれば、湯舟に浸かりながら、歯も磨きながら、本が読める。一石三鳥ですね。たぶん。
『鬼のうで』は、出版元の在庫切れ、ということで、購入不可能との連絡が入った。残念。古本で探すことにする。それはそれで嬉し楽しい。
最近、悩んでしまうことが多い。仕事のこととか、そうじゃないこととか、いろいろ。そういう体質になってしまっているらしい。まあ、花粉症、みたいなものだ。悩み症、みたいな。 とにかく、彩光舎個展搬入が終わったら、O個展と本展のことにとりかかりたい。
花粉め・・・・
ローションティシューを買い込んで、鼻水&くしゃみとたたかう。 こんなのが春まで続くのだろうか?確かに今年は手強いぞ。
おまけに歯科で麻酔を打ったので、ボーッと過ごした冴えない一日だった。 明日は耳鼻科に行く予定。明後日は指圧に。身体が資本。
2005年02月02日(水) |
肩凝り・花粉・鬼のうで |
10cm×12cm 水性色鉛筆、ボールペン
昨日描いた落書き。
ここ3日ほど、急激に肩凝りが悪化。目と頭が痛くて、鎮痛薬が離せない。おまけに今日一日、くしゃみ鼻水が出るわ出るわ。これって花粉症?
とっても素敵な絵本に出会う。 赤羽末吉作『鬼のうで』。 銀座のブックファーストに在庫が無かったので、注文。 後になって、ネットで古本を探せばよかったなと、ちと後悔。
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