ユミコのメモ箱 DiaryINDEX|past|will
空がとても明るい夜です。
シルクでひとつ先輩のRちゃんの個展会場で、Rちゃんの他に美術解剖学の先生と、現銅版の学生さんと、油の同級生に会う。
ネンゲミショウと、読むのだそうです。(by ワンネス)
子どもが描く月は時々バナナのように見えるけれども、今日はちょうどそんな感じ。
F4 油彩 油・・・なかなか手こずっています。描いていると、あっという間に時間が過ぎてゆく。ようやく1点、仕上がったのが、これ。 描きながらながら感じたこと。タブローやドローイングは、疲れないのがいい。時間の許す限り、いくらでも描いていられる。でも、それも良し悪し。キリを頭で見つけないとならない。リトは、特に刷り作業に入ると、体力勝負だから、キリを体が感じとってくれる。ま、妥協ともいう。 いよいよ胃腸が不調。今日は食欲もなかった。夏バテかな。 今日も子供達に癒される。 なんとなく落ち着かない子には背中を軽くポンポンと、どこか、たとえば腰とか、お腹とか、が、痛いと言う子には、腰や背中を、いらいらしている子には頭を、手でさすってあげると、スーーっと落ち着いて、絵を描き出す。
15cm×10cm パステル、鉛筆 秋晴れ! 根津のギャラリーに、知人の個展を見に行く。作家さんには会えなかったけど、下町らしい狭くゴチャゴチャとしたでも味のある路地に妙にマッチした開放的で広々した空間で、のんびりと絵を眺める。 この界隈をあてもなくフラ〜っとお散歩したいなあ・・・という気持ちをグッとおさえ、いざ世田谷美術館へ。 区民ギャラリーに、とある製本教室の展覧会を見に行く。以前の展覧会をたまたま見た時、こちらの生徒さんで『カンガルー日和』つながりで意気投合偶然的に知り合ったTさんには、いつも私の作品を見ていただいている。こちらの教室の主宰者で先生のYさんにも、一度個展に来ていただいたことがある。こちらも御本人たちにはお会い出来なかったが、楽しく拝見。作品を手にとって見れないのが、すごく残念なところ。(そばにいる生徒さんに声をかければ開いて見せてくれるのだが、いちいち付いて見られるのも嫌だし・・・・) ある生徒さんの作品で、『以前に購入した(有名作家の)木口木版の連作を製本した』というものがあった。う〜ん、これは版画作家名利につきるなあ、と思った。分業、という点でも、正しい本のあり方。この生徒さんの思い入れも含めて、いい作品だと思った。 先生の作品で、ある人に依頼されて作った『どんぐりと山猫』(宮沢賢治)の本があった。表紙の、どんぐりとタイトルの部分が、グッときた。ああ、こういうの好き。欲しい!と思った。かなりツボにはいったぞ。 しばらく本作りは休もう、と思っていたけど、こういうのを見せられると、本作り魂がウズウズしちゃう。かも? 帰り道々、砧公園散策。どんぐりが落ちてる落ちてる!思わず拾いたくなってしまったけれど、手荷物ががさばっていたので、思いとどまる。ああ、残念。まだまだきれいな状態のどんぐり。コナラの木、と札が下がっていた。どんぐりは、また改めて近場を散策しに行こう。 銀座に行って、お茶をしながら本を読み終わり、Oギャラリーで用を済ませ、本屋でBTや版芸を立ち読み、やはりカーサブルータスをやめにしてBT9月号を購入し、本日の散歩終了。 p.s.前回の絵が、以前に公開したものとダブってしまっていましたので、新しい絵と入れ替えました。
15cm×10cm パステル、鉛筆 油絵やパステル画を描いている時、子供達が絵を描く時の手の動きや絵具の感触や筆の運びを、思い出そうとしている。彼らは難しいことをしていないし、考えてもいない。そのくせ余計なことをひとつもしていない。その無心さに憧れる。いいお手本に、毎日触れ合える幸せ。
10cm×15cm パステル 例えば普通の会話の中で「そこがダメなんだよー」とか、「そういうところが足りないんじゃない?」などと人に言われると妙に納得したりするものだが、後になって冷静に思い返すと「そこの部分がダメとか足りないとかはわかるけど、じゃあ私全体のどこがそれによってダメなの?もっとどうなればいいっていうの?このままじゃいけないの?」と思ってしまうのが、ダメなの? 肩の力を抜くのに、肩に力が入ってしまう、この性格は、どうにもこうにも。
15cm×10cm パステル 古本を数冊ゲット。 『千の風になって』『星のおじいさま』と、ムーミンシリーズ3冊。 『千の風になって』は詩の本。原作(英語詩)者不明、新井満訳詞、編。数日前にたまたま見つけて気になっていたのだが、買う勇気がなかった。けれど、どうしても忘れられなくて、避けていてはいけない、真正面から受け入れてみよう、と思い直し、買いにいった。この時期にこの詩に出会った、というのも、きっとなにかの縁であろう。きっと呼ばれたのだ。 今、繰り返し、熟読している。 風、には、神秘的な意味合いで引用される、古来よりそういう質があるらしい。言葉の上ではそう理解しているが、それを肌で感じてみよう、と思ったり、実際感じたりしたことが、そういえば、ない。自然と向き合うことが、ちょっと苦手。
カーサブルータスを立ち読み。BTと、どっちを購入するか、検討。BTは地元では入手できないのがいけない。ブルータスは大判で写真がきれいだったので、こっちがいいかも。BTを見てから決めよう。 で、結局買ったのはMoe。
10cm×15cm パステル なにかが満たされない時、内側から無意識的に補ったり、もしくは外側から偶然に補われたり、することがある。内側からのそれは、膿を出すようなもの、自然治癒力みたいなものだから、プラスマイナスゼロ、だけれども、外側からのそれは、とても唐突で驚かされることがほとんどで、助けられたというよりは戸惑ってしまうことがほとんどだ。 色をいくつか使うと、どうも潔く無くていけない、と思いながら、ごてごてと何枚も描きまくる。
あぶない あぶない あぶない・・・
10cm×15cm パステル、鉛筆 このところおもしろいように油彩やアクリル水彩やパステルなんかでポンポン描きまくっているので、しばらくはその中から1点づつ見せていきます。 どんな作品(たとえ意にそぐわないものを作らなくてはならないとしても)を生み出すときでも、「作品は商品じゃない」と強く思うことにしている。そういう作品は、作っていてそれなりに楽しいものだから。でも、後にも先にも、何も残らない。お金が残れば、それでいいのか?
24cm×20cm 鉛筆 消えた・・と思っていたデータはすべて、連動しているもうひとつのHP作成ソフトの方に保存されていたので、無事よみがえりました。
昨晩遅くのはなし。
ギャラリーの帰りにとある文庫本が急激に欲しくなり、いつも寄る本屋に行く。
佐藤由美子
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