けろよんの日記
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2006年07月08日(土) 敵味方

 春から、週に3回新メンバーが加わり(同期女子)一緒にお弁当を食べている。
同期入社というだけで、スペックも感じ方もまるで違う2人。
同じ現象を話しても全く違う解釈があるのが
新鮮でもあり、時折辛くもあり。

 新入りのソフィーさん(ダ・ヴィンチ・コードでソフィーを演じた
役者さんに似ている)は、割りにはっきり物をいう人だが、
まだイマイチ傾向がつかめていない。

ソフィーさんの加入以来なかなか議論が発展するのだが、
(ソフィーさんと雪子嬢はまた違ったタイプ)
たまーに意見が別れ。2人対1人で真っ向対立となると、
信頼関係のある人々ではないのでちょっとどきどきする。

 この数年働く母の会にどっぷりとつかり
似たような、あるいは許容範囲の価値観の人とばかり接していたせいか、
 自分はニュートラルな人柄だと勘違いしていた節がある。
そういえば、昔は無意識のうちに接する人を敵味方でカテゴライズ
していたなあーと思う。
 今もそうか?と思ったが考えると自分の中心に近い人、遠い人という配置。

以下私見(偏見ともいう)
未婚女性が全てそうという訳ではないのだが、同期女子(特に雪子嬢)を
見ていると、ご両親(特にお父さん)の価値観が随所に刷り込まれている。

古都の由緒ある旧家に生まれ(なんでもおとーさんの実家の相続税が
県でダントツトップであったとか、代々の庄屋さんであったとか)
世間に出るといくらでも苦労はあるのだから、学生時代は苦労はさせたくないと
大事に大事に育てられた由。

家族を誇りに思っているのはとてもいいことだけど、
その価値観が唯一で、それ以外は常識外れという雰囲気は受け入れがたい。
言い方は悪いが地方の年配の男性の価値観をまるのまま(とは限らないが)
30代の女性が口にするとなんだか融通が利かないなあと思わずにはいられない。

親の影響力って怖いと思う。
娘には自分が大事だと思うことを教えねばと思う反面、
自分のコピーであっては欲しくない。(いらないそんなもの)

世界には多様な価値観があること、
そのそれぞれを選択すること、
自分の選択意外のものを尊重すること(蔑まないこと。)

と、ここまで書いて自分自身がまだまだなんだなって。(苦笑)


2006年07月01日(土) 人が皆

我より偉く見える日々…。
頑張ってないよなー。


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