けろよんの日記
DiaryINDEXpastwill


2006年10月07日(土) 100本ノック

先月から新しい仕事始めました。
契約書のチェックなんですが、
商売の流れを聞いて、リスクはないか、内容の根拠は
どこにあるのかなどということを調べております。

2足のわらじをはいて忙しい月見草氏が、
涙が出るほど親切な指導をしてくれます。
また氏は紳士なので、他所の部署の人の前では
「長い間この部署にいたのでさすが、センスがあるんですよ」
と誉めてくださいます。

3本目のやつなど、A4用紙にびっしりと
赤ペン先生かってほど、書き込みがなされており、
(ホントに赤のボールペンだった)
読み始めたくらくらと眩暈が…
パンチドランカーってこんな感じかしらーと思ったことです。

師匠というものは実にあっさり弟子の弱点を把握するものらしく、
一応見直した赤ペン事項に答えを用意して解説しようとすると、
今度は短刀使いかあーと思うほどやつぎばやに質問が投げられ
きっちり弱いと思っていた部分に刺さります。
不覚にも途中で声が震え、涙目になってしまいました。

まあ、伊達に年食ってないと思えるのは、
こういう指導がどれだけ指導する側に手間なのか、
受ける側に有難い恩恵なのかということをヒシヒシと
肌で感じられることです。

「100本ほど(こういう契約書を)読めば感じがつかめてきますよ」
ということです。



けろよん |MAIL