福沢諭吉 『心訓七則』
世の中で一番楽しく立派なことは 一生涯を貫く仕事を持つことです 世の中で一番みじめなことは 教養のないことです
世の中で一番醜いことは 他人の生活を羨むことです
世の中で一番尊いことは 人のために奉仕して 決して恩に着せぬことです
世の中で一番美しいことは 全てのものに愛情を持つことです
世の中で一番悲しいことは うそをつくことです
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上記の福沢諭吉が書いたと言われる「心訓」は、 実際には後に他の人が作った偽作ということですが、 誰がつくったのか・・・ そんな事はともかく、ここに書かれている内容は 物事の真髄だと私は想うのです。
こうして毎日様々な方々からの相談を受けていますと、 伺っているお話の中に、ご自分に対する ”特別意識”や、 周りの方に対する ”嫉妬””羨ましさ”という心の在り方が 見え隠れしている様子が視えて来ることが多いのです。
その心の在り方こそ、如何に御自分を醜くしてしまっているのかを その人は気がついて居られません。
今、自分が置かれている環境・・・状況に対する不満や愚痴で その心が充満しているうちは、 真の幸せが訪れる事はないのです。
今日の貴方の心の在り方・・・周りの人に対する想い・言動が 貴方の未来を作り上げているということを心に留めて、 『自分の望む未来』に 今の貴方の想いや言動がつながるのか?どうなのか? もう一度冷静に見直すことがとても大切な事です。
杏珠
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