『子は親の鏡』 ドロシー・ロー・ノルト
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる 不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる 子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる 親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる 叱りつけてばかりいると、子どもは、 「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう 励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる 広い心で接すれば。キレる子にはならない 誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ 愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ 認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる 見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる 分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ 親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る 子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ 守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ 和気あいあいとした家庭で育てば、 子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この詩は、先日読んだ本の中に書かれていたとても素敵な詩です。
「私は子どもの育て方に興味なんか無いから・・・」と 仰る方もおられるでしょう。
しかし、この詩を読んだとき私が感じたのは・・・ 『これを自分自身や自分の周りの方々に対しての考え方に実践できたら』と言う事でした。
私にお便りを下さる相談者の方々の多くは、「なかなか自分のことを好きになることが出来ません」と仰います。
自分のことを好きになれない人、 自分を大切にできない人(自分を甘やかすと言う事ではありません)、 このような人は、自分以外の ”人”を『欲』からではなく、 真の意味で「愛情をもつ事」「大切にする事」は出来るのでしょうか・・・
これ以上、自分自身を傷つけることは止めて 『自分を好きになることの出来る自分』を見つけて欲しい・・・ これは私の願いなのです。
貴方はこの世にたったひとりしかいない素晴らしい人なのですから。
杏珠
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