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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年11月26日(土)_
1st SUNA+PEDALS合同ラン -その4-

ヤビツ峠からの下りに備え、皆防寒対策。#8さんと#66さんは目元までネックウォーマーで覆い、そのまま銀行に入ったら間違いなく連行されそうな格好だ。今はまだそこまで必要性を感じないが、真冬になったらおれもネックウォーマーも買ってみようかなと思った。

UターンするH高さんと「また走りましょう!」と皆別れを惜しむ言葉を口にする中、同僚#8さんの「じゃ、また明日」と現実味漂うセリフがちょっとおもしろかった。



下りの途中で展望スポットがあるので、おれが先頭で秦野方面へ下り出す。秋冬装備だが、さすがに風が冷たい。シューズカバーがなかったらかなりやばかった。最初の展望スポットまでは車が少なかった。

直角カーブのプチ展望スポットからは、これから下る道や秦野市街、晴れていれば海まで見渡せるが、残念ながらこの日はガスっていて遠くは白い靄で見えなかった。

それでも高い場所からの眺めは気持ちいいもの。PEDALSのメンバーも自分がどれだけ高いところまで上ってきたか、実感が沸いたことだろう。



次は菜の花台展望台まで下る。序盤は気持ちよく下って行けたが、途中から前に車が詰まってきて(しかもベンツ)、しかたなく車の後ろについていった。そして菜の花台展望台へピットイン。

#66さん以外はみんな付いてきていたが、カーブの連続する下りに慣れていないのか、#66さんは遅れているようだった。駐車場でおれが立ちゴケ未遂を起こし(自転車を体で守った)、皆で#66さんの到着を待っていると、姿を現した#66さんはこちらに気付かず、そのまま下っていってしまった。

皆も急いで後を追って下り出す。少し下って追いつくと、#66さんはブレーキの調子が悪かったと言っていた。下りで制動系の不良があると命に関わるので気を付けないといけない。もう直して大丈夫とのことなので、再び下りだした。



今度は車に引っかからず、爽快に下って行けた。走り慣れた道なので、カーブのラインを体で覚えている。Rがきついブラインドカーブもちゃんと減速して、最適なラインで曲がっていくことができた。

凸凹ゾーンをサドルから腰を浮かして振動を避けつつ越えると、蓑毛手前で一旦止まって皆が集まるのを待った。みんなあの凸凹の振動がきつかったという。こっちから上ると、激坂の後の凸凹抵抗できついことを教えてあげる。

蓑毛の急坂を爽快に下り、その後の緩いアップダウンも勢いを利用してアウターを踏んでガンガン下って行った。後ろが切れ気味だったが、とりあえず名古木の交差点まで下って待つことにした。

下りきると、おれの後ろで下っていた#10さんが「すごい爽快感、これはハマりそうだ」と大満足の様子だった。5月にユタと一緒に走ったときのユタの反応と全く同じ(笑)。



R246を横切ると、県道71号を海に向かって南下。しばらくは交通量があり、車に気を遣いながら走って行く。東名の秦野中井ICを過ぎると走りやすくなり、しばらく走ったところにあるコンビニを目指す。

駐車場が広く休憩しやすいファミマにピットイン。補給食を手にレジに並んでいると、前の#10さんが受け取ったレシートをゴミ箱へポイッと捨てた。宮ヶ瀬で忘れ物に気付いたときコンビニに連絡できたのは#66さんがレシートをちゃんととっておいたおかげだったのに、本人は全くその辺の意識はなさそうだ…。過去の事は気にしない主義なのかもしれない。

このコンビニで休憩している時点で、時刻はすでに15時。当初の予定よりかなり遅れている。これは稲村ヶ崎で夕日を見る事は無理。日が短い季節なので、最初から少し無理なスケジュールだったかもしれない(夏ならまだ余裕なんだけど)。



あと1時間から2時間で一気に暗くなる。後は主に国道を走るので、特に見所があるわけではない。走る事そのものを楽しむ区間だ。二宮からはR1へ。ヤビツの疲労が脚に残っているが、ナビゲーターとして先頭を引き続ける。

大磯からは裏道を通ってR134へ。相変わらずの大渋滞。しかし自転車だけは渋滞を気にせず走っていける。この辺りまで来ると、時折右手に海が見えてくる。辺りは薄暗くなってきているが、夕暮れの海というのもなかなかいい雰囲気だ。

花水川橋の信号で止まる。後ろを振り返ると、穏やかできれいな夕焼けの空が広がっていた。夕日に向かって走るのもいいが、夕日を背にグループで走る様もなかなか絵になる。後ろから写真を撮りたかった!



湘南大橋で相模川を渡る。午前中に座架依橋で渡った川だと教えてあげる。その後もしばらく先頭を引いていたが、さすがに数十キロひたすら前を走っていて疲れてきた。

ちょうどR134が片側2車線になって走りやすくなったところだったので、2番手につけていた#10さんに先頭を変わってもらった。そこからは力を温存していた#10さんが先頭を強烈に引き、PEDALS得意のハリケーントレインを体験させてもらった。

時速は常に30km/h台前半。ヤビツを含む100km近い距離を走った後なので、後ろが付いてこれるか心配しつつ、スリップストリームから外れないように#10さんをピッタリとマークして走っていった。

速度が速いが、2番手は先頭と比べて風の抵抗が比べものにならないくらい少ないので、楽に付いていくことができた。グループで走ると、先頭交代して負荷を低減できるところがいい。

しばらく30km/h台ノンストップ走行が続いたが、辻堂の辺りでようやく信号に引っかかって止まった。後ろはしっかり付いてきていて、安心した。特に#66さんが付いてきているのが驚きだった。さすが荒川で鍛えて(鍛えられて?)いるだけある。

ちなみに、今回のスプリントポイントはR134の2車線区間に設けられていて、#10さんに先頭をバトンタッチした後に通過したので#10さんがスプリント賞を(いつの間にか)獲得! 後半皆を強烈に引いてくれたので、その功績を称えます。



江ノ島が近づいてくると、ユタがサングラスを落とすハプニング。ランスのシグネチャーモデルの大事なMフレームは無事だった。車が後ろから来ていなくてよかった。

江ノ島は夜景になってしまったが、またいつか明るいうちにここにたどり着き、そして七里ヶ浜の気持ちいい砂浜沿いの道を皆で一緒に走り、稲村ヶ崎からの眺めを皆で一緒に楽しみたいものだ。

片瀬江ノ島駅前にて小休憩。おれはサングラスをクリアレンズに交換。ここまで来たら、後は境川CRを20kmほど走ればゴール。安堵感から、皆今日の走りを振り返ったりしてリラックスモード。ユタも「完走できそうだ」とコメント。

藤沢のセブンで最後の休憩。もうすっかり真っ暗になっているので、前後のライトを点けて車に気を付けながらR467の市街地を走って行った。藤沢橋からは境川CRへ。

サイクリングロードには街灯が皆無で真っ暗だったが、速度を緩めておしゃべりしながらまったり走って行った。寒かったが、リラックスしていろんな会話を楽しむ時間はとても貴重なものだった。



境川CRから外れ、19時、ついにスタート地点に戻ってきた。120km周回コースのゴールだ。皆、走りきった達成感や心地よい疲労感に浸る。(しかし#66さんはトランシーバーがなくなった事を非常に怒っていた…)

その後みんなで夕飯を食べることになり、近くのとんでんにて会食。またみんなで走ることを約束し、PEDALSのメンバーはそれぞれの家へと車を走らせていった。こうして第1回SUNA+PEDALS合同ランは無事に幕を閉じた。



神奈川は、海や山、湖など、様々な自然環境に恵まれ、1年を通じて走るコースも多彩。そんなフィールドで、今まで様々な道を走ってきて、楽しんできた。

そんな自分にとって、人にこうした走りやすく、景色などを楽しめるコースを紹介し、様々な人に自然の中を走る楽しさや、自転車そのものの楽しさを感じてもらう事が、重要な役割とも思っている。

今回のランは、日頃荒川を中心にサイクリングロードメインに走っているPEDALSのメンバーに、様々な要素のコースを走り、坂のきつさと楽しさなど、多くの楽しさを味わってもらえたと思う。

これをきっかけに、PEDALSのメンバーも様々なコースに足を延ばしたり、坂にチャレンジしたり、ヒルクライムレースに出たり、新たに自転車の世界へ人を誘ったり、自転車を楽しむ環境が広がれば幸いだ。

そして、このレポートを読んだ人が、自転車に興味をもったり、自転車から遠ざかっていた人がまた乗る気になったり、純粋に内容を楽しんでその時間を有意義に感じてもらえれば幸いだ。

PEDALSの皆さんに楽しんでもらえるよう、多くの準備をし、努力してきたけど、至らなかった点も多々あったと思う。でも、皆さん楽しんでもらえたようで嬉しいです。自分も楽しませてもらいました。また走りましょう!

走行日:2005/11/23
出発:9:37 帰宅:19:05
走行距離:120.0km
走行時間:6h 04m 30s
平均速度:19.9km/h
最高速度:66.6km/h
上昇距離:1170m
心拍数(平均/最高):137bpm/194bpm
平均ケイデンス:79rpm
温度(最低/平均/最高):9℃/12℃/18℃
積算距離:12954km(ロード)
カロリー消費量:1885kcal

2005年11月25日(金)_
1st SUNA+PEDALS合同ラン -その3-

宮ヶ瀬湖を出発し、交差点をヤビツ方面へ右折すると、しばらくは緩いアップダウンが続く。湖から外れてローリング族エリアを通り過ぎると、いよいよ峠らしい道が始まる。

集団の先頭はH高さんで、けっこういいペースで引いている。元気な#10さんと#8さんもしっかりとそのペースについている。しばらく走って行くうちに、脚力・体力の差が徐々に現れてきて、次第に前3人と後ろ3人のグループに分かれてきた。

今の自分の体調だと、前の3人のペースは辛い。無理すれば付いて行けるが、ユタと#66さんが早くも千切れてしまいそうだ。前に追いつく脚もないが、後ろを気遣いペースを緩めて走って行った。



先頭3人も後ろが離れている事を察知し、ペースを緩めてくれた。これによりグループは再び1つに。中盤のきつくなる辺りまでは勾配も緩いので、前半くらいはみんなで景色を楽しみながら一緒に走りたいものだ。

最初の渓谷のような景色など、PEDALSの面々もヤビツの景色を楽しめているようだ。まだ紅葉にはちょっと早かったが、所々赤みを帯びた木々がきれいだった。気温が低めでやや寂しい雰囲気の漂う峠道だが、みんなで走ると寂しさなど少しも感じない。

この日のヤビツはいつもより車が多めで、道幅が狭いのでよく車同士が出会い頭でつっかかっていた。車に気を付けつつ、細い道を走っていく。途中でDQNカーにも遭遇。



札掛の橋で緩いアップダウンが続くエリアが終わり、ここからはひたすら上りになる。ヤビツ峠ヒルクライム(宮ヶ瀬側)のハイライトはこの区間だ。自然とフリー走行となり、元気な#10さん、#8さん、H高さんはどんどん小さくなっていった。

自分はというと、かなり脚が重たくなっていた。一人でこの道を走るときはここからペースアップをして追い込むところだが、今日はその余力が全然残っていない。ボロボロの生活をしていたツケか。

しかしここで遅れたままダラダラ上っていたらQuickStepのジャージが廃る。がんばって追い上げる。一番元気そうな#8さんはなんとリア23Tまでしか装備していない。高いギア比でトルクをかけながら一人でどんどん先行していたが、後続が来ないので一旦ストップ。

待っていた#8さんに追いついた#10さん、H高さん、スナ。#10さんはそのままスルーして上っていく。H高さんは上りで暑くなってきたのか、上着を脱いでいた。#8さんに続いておれも#10さんの後を追う。

#8さんは#10さんを抜いてスイスイ上っていく。おれは#10さんの10mくらい後ろを同じペースで追うのがやっと。HRが上がり、かなり苦しい。九十九折りを過ぎて少し進んだあたりで#10さんに追いつく。

「#8さん、すごい逃げですねぇ」と声をかける。#10さんは27Tで今のペースで上ることに徹底しているようで、「#8を追って」と追走をまかされた。#8さんは50mくらい先行していて、カーブの度に小さく姿が見え隠れしている。



こうして前を走るサイクリストを追っていると、ヒルクライムレースの感覚が蘇ってきて楽しくなってきた。そして闘志がが沸いてきた。しかし、気持ちは勢いづいても体は相変わらずいっぱいいっぱい。とにかく出せるだけの力で追走。

#8さんだって疲れてきているはずだ。重いギアを長く踏んでいれば乳酸が溜まってきて、そのうち落ちてくるだろう。そう思っていた(期待していた)が、実際はペースは一向に落ちない。それどころか自分の脚が限界に達し、ペースが落ちてきた。

そうこうしているうちに湧き水手前の急坂にやってきた。さすがにこの坂で#8さんも限界だろ、ほうらペースが……全然落ちない!! 逆に限界なのは自分だった…。重たい脚をなんとか回して坂を上っていった。

急坂を上りきったところで、#8さんが止まっていた。もう少し先に湧き水ポイントがあるので、とりあえずそこまで上り、みんなを待った。すぐにH高さんが到着し、その後#10さんも到着。

しばらく話しながら待っていると、次にやってきたのは#66さんだった。きつかったと言っていたが、顔にはまだ余裕が感じられた。コンパクトドライブで無理なく上ってきたからだろうか。

ユタはなかなか現れなかった。なので、「さっき通ったタクシーに乗って帰ったんじゃないのか?」なんて冗談まで飛ぶ。しばらくして、疲労困憊の表情でユタが到着。

5月に一緒に上ったときよりずっときつかったという。あのときはユタも走っていたし、一緒におしゃべりしながら走っていた。今回は自分との戦いとなり、きつさも倍増したのだろう。しかしこれもヒルクライムレースへの布石となるはず。



しばらく湧き水近くでおしゃべり休憩した後、ヤビツ峠へ向かって出発。ここまでくれば、後は緩い上りを1kmほど上れば峠だ。急に路面がよくなり、道幅も広がる。ツールの山頂ゴールの雰囲気に似ている。

先行するのは#8さん、#10さん、H高さん、スナの4人。おしゃべりしながらも、皆の頭の中には山岳賞があった。やや抑えめのペースで走る4人は、牽制しているようにも感じられた。

H高さんとおれはヤビツを走った事があるが、PEDALSの2人はこの先の道を知らない。それではフェアでないので、「あと100mくらいで峠です」などとこまめに残りの距離を教えた。

そして、峠手前の一旦下るところで山岳賞を巡ってのバトルが始まった。おれがアタックを宣言して先頭をきる。ギアを上げ、ダンシングで全力アタック! アタック中はとにかくゴールしか目に入らなかった。

猛然と突き進み、峠のゴールが近づいてくる。どうやらアタックは決まったようだ。勝利を確信し、手を上げてゴールしようかな、そんな事をふと考えた次の瞬間、誰かが右から出た。

#8さんだった。最後の最後、ほんの数mのところでかわされ、山岳賞は#8さんに輝いた。その差約1秒。今回は、完全に#8さんに負けた。乾杯…や完敗だ。荒川の強風、そしてホッケーで鍛えたスプリント力は恐ろしい。

その後皆が峠に到着し、記念撮影など。PEDALSみんながヤビツ峠を制覇した。きつかったと思うけど、皆心地よい疲労感と皆達成感で満たされているようだった。

続く


走行日:2005/11/23
出発:9:37 帰宅:19:05
走行距離:120.0km
走行時間:6h 04m 30s
平均速度:19.9km/h
最高速度:66.6km/h
上昇距離:1170m
心拍数(平均/最高):137bpm/194bpm
平均ケイデンス:79rpm
温度(最低/平均/最高):9℃/12℃/18℃
積算距離:12954km(ロード)
カロリー消費量:1885kcal

2005年11月24日(木)_
1st SUNA+PEDALS合同ラン -その2-

サークルKを後にすると、いよいよ上りエリアに入る。まず緩い坂を上りきり、ここで#8さん待望の馬渡橋へ。橋を越えた所のバス停を通過する際にもご満悦のようで、後ろから喜びの声が聞こえた。

愛川トンネルをくぐると、中津川沿いに道が続く。ここは低いながらも山々が両脇に迫り、あたかも山奥に来たような気分になれる。所々赤みを帯びている山々が秋を感じさせてくれる。

春には桜がきれいに咲き乱れ、新緑の季節は鮮やかな緑の風景になる。この道の様々な季節の顔を知っている自分としては、正直なところ、今日の景色はややいまいち。でも、そんなことはどうでもいいのだ。皆でこの道を走る楽しさに比べたら、山の色合いがいまいちだとか、そういう事は非常に小さな事に思える。

でも、今度は夏にまたこの道をみんなで走り、この道の違った顔を味わってもらいたいなぁなんて思いながら、PEDALSトレインの真ん中で走って行った。



小さな商店街を抜け、日向橋を渡って左に曲がると、いよいよR412への上りが始まる。目の前に立ちはだかる上り坂を見て、先頭を走っていた#10さんが「なんか嫌なものが見える…」とボソッとつぶやいた。

真のサイクリストは、こういうシーンでまず「なんだよこの坂は…」と一瞬げんなりした後、次の瞬間には「よ〜し、上ったろうじゃん!」と闘志を燃やす。皆の反応を楽しみながら、自分はマイペースで上っていった。

半原日向からR412のダラダラと長い上り。ここが最初の難関だ。睡眠不足が続いている体は相当弱っていて、スローペースなのに相当きつい。こんな調子ではヤビツで山岳賞なんか無理だな…と心の中で思った。

上りで苦しくても、写真家サイクリストは撮影を忘れない。走りながらデジカメを後ろに向けると、カメラにダンシングのアピールをする#8さん。後ろにいた#66さんがすっぽり隠れてしまったが、なかなか迫力ある写真が撮れた。

ピカピカの27Tを装備した#10さんが先頭を軽快に走り続け、そのまま前を引っ張る。R412から外れて宮ヶ瀬へと続く道の途中で後ろを待っていた。皆が追いついて止まると、#66さんは勢いを止めたくないのか、そのまま前へ。本人曰く「逃げてるの〜」とのことだが…。

すぐに#10さんが反応、追いついて背中を押す優しさを見せつつ、本人はスイスイと先に行ってしまった。この時点で、今日のメンバーのだいたいの力がわかってきた。

#10さんと#8さんがおれが思っていたよりずっと走れている。おれが弱っているのもあるが、それにしてもこの2人には余裕があり、調子がよさそうに見えた。普段荒川の向かい風の中で走っていれば、上りのトレーニングをしているようなもの。毎週しっかり走り込んでいる成果が出ている。

#66さんは女性ということもあり、ほどほどのペース。それでも女性にしては走れる方だと思う。ユタはブランクが響いているようで、かなり苦しそうだ。でも、多少遅れても追いつくくらいの力はしっかり残っているので、心配はいらないだろう。



頂上の長く暗いトンネルを抜けると、宮ヶ瀬湖畔の道。湖が見渡せるところで写真&小休憩。近くにいたおばさんが「どこから来たの?」と聞いてきて、「埼玉から…」というと驚いていた。(その後ちゃんと説明した)

だいぶ日が高くなり、やや暑くなってきた。この季節は暑くなったり冷えたりするから、体温調節が難しい。補給ポイント(昼食)までもうすぐ。湖畔の緩いアップダウンを走って行く。

鳥居原湖畔庭園を過ぎ、丘を越えると下りの惰性を活かして虹の大橋を快走。後ろはちゃんとスリップストリームに入ってついてきているだろうかとちょっと心配しつつ、上りもアウターのまま勢いでガンガン進んだ。

下りきると、行楽客で賑わう宮ヶ瀬湖のビジターセンターエリアへやってきた。ちょうど12時の放送が鳴り響く。サイクリストでも気軽に立ち寄れる自然派レストラン、びんずるへピットイン。



ここで#8さんの同僚、H高さんと合流。11時に宮ヶ瀬という約束をしてしまったようで、予定より1時間も遅れてしまった。けっこう薄着だったH高さんはさぞかし寒かったことだろう。しかし少しも嫌な顔を見せず終始優しい笑顔のH高さんの懐の深さに、一人密かに感激していた。

H高さんは多摩サイ経由で宮ヶ瀬へ来て、ここで合流してヤビツを頂上まで一緒に上り、また引き返して帰宅する予定で、我々と一緒にヤビツの区間を走るためにここまでやって来てくれたのだ。

Mt.富士ヒルクライムでご一緒した際には、ちょっと気むずかしそうな感じを受けたが、今日はずいぶんと話しやすい人に感じた。彼もおれと同じくシャイで最初は人見知りがあるけど、打ち解けると明るい人なのだろう。(と勝手に予想)

H高さんは待っている間に食事を済ませたのか、コーヒーを注文。おれと#8さん、ユタは豆腐ステーキ、#10&#66夫妻はいなか丼を注文。特に#10さんは納豆入りの"いなか丼スペシャル"だ。



注文の品を待っている間(他に客が多く、いつもより待ち時間が長かった)は、トークタイム。ここでハプニングが発生! #10&#66夫妻が持参していたトランシーバー型腕時計、これを#10さんが最初に休憩したコンビニのトイレに忘れてきてしまったという。

それを聞いた瞬間、0.1秒の間に見せた#66さんのマジ切れ顔にビビリつつ、事の行方を見守る。レシートを頼りにコンビニに電話するが、どうも後からトイレを利用した人に持って行かれてしまったようだ。

モノをなくしても「なくしたもんはしょ〜がない」とマイペースな#10さん、何が何でも取り戻したい、お金を大事にする#66さんのやりとりが、端から見ていると少し微笑ましかった。この性格の違いが夫婦のバランスをとっているような。

おれは#66さんの勢いに一人圧倒されていたが、周りはいつものことだと言わんばかりに平然としている。色々あったけど、楽しい昼食タイムだった。ただ、この季節だと外で食べるのはちょっと寒かった…。

腹を満たすと、いよいよヤビツへのヒルクライム。ここまでの微妙な坂ですでにHR190まで上がったり脚がパンパンというユタは「完走できるか心配だ」と頼りないコメント。しかし、なんだかんだ言っても彼はちゃんと走れる事を知っている。いざ、ヤビツへ出発だ!

続く


走行日:2005/11/23
出発:9:37 帰宅:19:05
走行距離:120.0km
走行時間:6h 04m 30s
平均速度:19.9km/h
最高速度:66.6km/h
上昇距離:1170m
心拍数(平均/最高):137bpm/194bpm
平均ケイデンス:79rpm
温度(最低/平均/最高):9℃/12℃/18℃
積算距離:12954km(ロード)
カロリー消費量:1885kcal

2005年11月23日(水)_
1st SUNA+PEDALS合同ラン -その1-

今回は会社の同期ユタの所属するホッケーチームの自転車チーム、荒川ハリケーンペダルス(以下PEDALS)との合同ラン。以前よりWeb上で交流があったが、今回初めて合同ランが実現した。

PEDALSのメンバーは地元荒川CRなどを中心に、主にCRを走ってばかりだという。これでは景色の変化に乏しく、勾配もほとんど平坦。対して神奈川は海、山、川、湖、市街地から畑・田んぼまで、様々な景色を楽しむフィールドが広がっている。

おれが気に入っているいつものコースを、是非ともPEDALSのメンバーにも楽しんでもらいたいと思っていた。メールで情報交換し、ランの日は23日勤労感謝の日に決定し、当日スムーズに走れるよう、連絡など事前の準備をしてきた。

最近特に仕事が忙しくなってきて、なんと前日になっていきなり23日も出勤命令が出るかもという緊急事態も発生したが、かろうじて23日出勤は免れ、相変わらず睡眠不足ではあるが、無事に走れることとなった。



集合はおれの家のすぐ近くのコイン駐車場に朝9時。準備をしていると、ユタから15分ほど遅れるとのメールが入った。おれも準備が遅れ気味だったので、ちょうどよかった。

到着の電話があり、愛車KLEINと共に駐車場へ。今回一緒に走るPEDALSのメンバーは、リーダーの"ち#10"&"あ#66"夫妻、Mt.富士ヒルクライムに一緒に参戦した"ま#8"、そしてユタこと"#96"の4名。

#10&#66夫妻とは初対面だが、Web上で交流があったこともあり、すぐに打ち解けた。開口一番、「痩せてるね〜」と言われる。10月以降、体脂肪率が高めだが、見た目はまだまだ細いらしい。

みんな準備万端で、すぐに走り出せるようだ。忘れ物もなさそう。#10さんは事前におれがメールに書いた持ち物リストを前日にプリントアウトして、楽しそうに持ち物チェックをしていたという話を聞いて、嬉しく思うと共にこのランへの意気込みを感じた。

#66さんのハンドルにはクリアケースが取り付けられていて、中にはおれがPEDALSの皆さんにメールで送っておいたコースプロフィールや地図を印刷した紙が入っていた。画像がちゃんと活用されていて嬉しかった。



皆で記念撮影をした後、出発。空には雲が広がっていたが、午後からは晴れる予報。晴れていれば相鉄線が地上に出る辺りでこれから向かう丹沢系の山々が見えて盛り上がるのだが、残念ながら霞んでいて見えなかった。

裏道を走って進み、R246を横切る。今日は一人ではなくグループで走るので、全員がちゃんと問題なく走れる事に気を遣う。すぐに市街地の裏道に入ると、ようやくリラックスできる区間になった。

ここで最初の上り坂。PEDALSの皆さんの走りを見ていると、皆問題なく坂を上っていた。これならヤビツも問題なさそうだ。何だかんだで、皆坂を体験している。#8さんはMt.富士ヒルクライム、ユタは今日と同じコースを走っているし、#10&#66夫妻は実家などで坂を経験しているらしいし。



座間の県道を横切ると、裏道に入り最初の見所、新田宿の田んぼエリア。開放感ある田んぼの中に続く道を走り、座架依橋へ。今日はいつもこの橋で吹く強風が吹いてなかったので、まったり相模川を渡ることができた。

座架依橋を渡りきると真っ直ぐ続く道を見下ろし、小休憩。少し上ってR129の信号待ちをしているときに#66さんのホイールを今日のランに間に合わせるための逸話を聞き、おもしろかった。みんなで走ると、信号待ちの時間さえも楽しい時間に変わる。

R129を横切ると、のどかな裏道になる。坂を下った後に真っ直ぐ進んでもいいが、今回は右に曲がって善明川沿いの小道を走る。川を挟んで小道が続いているため、川の反対側から走っているPEDALSのみんなを撮ることができる。

ただ走るだけでなく、走行中も含めて様々なシーンで写真を撮っておくことで、ランが終わった後にも楽しむことができる。#10さんもかなり写真が好きなようで、よく撮影していた。



#10さんとホイールの話などをしながら走って行き、才戸橋で中津川を渡る。ここからは平坦な道が続くので、PEDALS得意のハリケーントレインを体験させてもらう。下りで助走をつけてスピードが乗り、開けた景色の中に続く道を爽快に走っていける、気持ちのいい区間だ。

八菅橋で再び中津川を渡ると、中津川沿いの気持ちいい小道へ。ここで写真を撮っていると軽トラがやってきて、ユタが焦って立ちゴケ(笑)。相変わらずいい話題をつくってくれる。

静かな道に入り、竹林の中に続く近藤坂へ。カーブのところで10%ほどあるが、全体的には緩く距離も短い。上りになると女性の#66さんはやや遅れ気味。よく見るとコンパクトドライブを装備していた。48-34だという。これならヤビツも安心だろう。

近藤坂を上りきると、住宅街の裏道へ。そしていよいよ水道坂へやって来た。ここは以前より説明していたので、皆心の準備はできているようだった。写真や文章で説明しても、実際に走らなければこの坂の爽快感はわからないだろう。

皆、下り始めに見える一直線の道と開けた景色、そしてハイスピードの爽快感を楽しめたようだった。この坂のいいところは、見通しが良くて車も少なく、心おきなく全開で飛ばせるところだ。

水道坂の興奮が冷めぬまま走り続け、サークルK愛川田代店にて最初の休憩。ここまで約20km。ここまでの区間を振り返って、PEDALSのメンバーは皆楽しいとの感想が口から出てきて、ナビゲーターとして一安心。



続く


走行日:2005/11/23
出発:9:37 帰宅:19:05
走行距離:120.0km
走行時間:6h 04m 30s
平均速度:19.9km/h
最高速度:66.6km/h
上昇距離:1170m
心拍数(平均/最高):137bpm/194bpm
平均ケイデンス:79rpm
温度(最低/平均/最高):9℃/12℃/18℃
積算距離:12954km(ロード)
カロリー消費量:1885kcal

2005年11月20日(日)_
ビオ・モルフェ体験ラン


前日にハンドルをビオ・モルフェに買えたロードが戻ってきた。その後夜な夜なポジション決めや初めてのバーテープ巻きなど色々やっていて、結局寝るのが深夜になってしまった。

午前中から起きて走ろうと思っていたけど、平日の睡眠不足のツケが響いて全然起きれない。昼前にようやく起きて、飯を食べたりゆっくり準備をして、13時出発となってしまった。

この時期、16時を過ぎると次第に薄暗くなっていき、17時にはすっかり暗くなる。となると、この時間から走り出すとあまり長い距離を走る気にはなれない。

走るコースは途中までお気に入りコース、宮ヶ瀬からはヤビツを上らずに伊勢原へ下り、R246と厚木街道で帰るショートカットルートにした。これならのどかな道でリラックスでき、水道坂でスカッとできて、少し上りもあるし、70km程度なので日没くらいの時間に帰宅できる。

S720iのケイデンスセンサーの電池がきれたようでケイデンスの計測や記録はできないが、帰ってから電池交換することにして、今回は気にせず走ることにした。



ビオ・モルフェに換えてから初めての走行。ショートリーチのハンドルなので、ブラケットの位置が前のDeda 215のときよりも手前にきて、違和感がある。腕が短い人などはこれがいいのかもしれないが、おれには特に利点にはなっていない。

帰ったらサガサイで今より10mm長いステムを買って交換してみることにして、とりあえず今回はこれで我慢する。ハンドルの形状が特殊で、どこを持っても持ちやすい……はずなのだが、ブラケットを持つときに微妙に違和感があった。

元々カンパのエルゴパワー向けのハンドルらしいのでシマノSTIレバーとは相性がそんなによくないのかもしれないが、これもバーテープの巻き方次第で解決できるレベルだろう。

バーテープは今夜巻き直す予定なので、納得のいく形になるようにうまく巻こうと思った。ハンドルの肩の部分や下ハンドルなど、他はすごく持ちやすい。そしてなんと言っても上ハンドルのフラット部分がいい!

リラックスポジションとして、またヒルクライム時に一番長い時間手をのせる部分であるが、普通のハンドルでは丸いので圧力が一点に集中してしまう。フラットだと手のひらに接する面積が広くなり、安定して持ちやすいし、非常に楽だ。

カーボンハンドルバーの振動減衰性も体験できた。今までのアルミハンドルバーの感覚で段差を越えると、前輪と後輪の二回くる振動のうち、最初の振動アルミのときと比べて明らかに小さくなっているのを感じる。

カーボンは振動減衰性に優れていると聞くが、まさかこれほどとは…。これは長距離走れば走るほど、疲れが軽減してよさそうだ。カーボンフレームのロードだと、もっと楽になるのかなぁなんて思ってしまった。



走りの方は、しばらく乗っていなかった事と激務で睡眠不足の日々でボロボロな生活をしていた事から体調はかなり悪く、自分でも悲しくなるほど弱っていた。3日後に控えたPEDALSとのランでまともに走れるか不安がよぎる。

いつものコースをのんびり走り、才戸橋を渡らずに中津川沿いの小道を進んでみた。短いながらも、初めて走る区間だ。いつも走っている道の対岸となる。車もほとんど通らず、かなり走りやすかった。でも景色を含めた楽しさはいつもの道の方がいいな。

中津大橋の下をくぐると、近藤坂へと続く道へそのままつながっていた。短い坂の近藤坂だが、ダンシングで上ってみると一気にHRが上がり、急激に脚が重くなった。相当弱っているのを実感する。

水道坂を爽快に下り、コンビニで休憩。R412からまともな上りが始まるが、無理せずじっくり上っていった。明らかに以前より苦しい。国道から外れて宮ヶ瀬湖へと続く上りも、長く感じた。



時間的にも体力的にも余裕がないので、宮ヶ瀬湖からはヤビツ方面ではなく、県道64号で伊勢原へ下ることにした。やまびこ大橋を渡り、南下していく。そういえばこっちを走るのはずいぶん久しぶりだ。R246まで下ると、厚木までR246を走り、そこからは厚木街道を走って帰った。

帰宅後にサガサイへ向かい、調子の悪いキシリSLの前輪をみてもらった。グランフォンド糸魚川の大雨の中走った際にベアリングの中に水が進入したらしく、ベアリングの一部が錆びていた。油を差すとだいぶまともになった。

Deda Newton26 110mmのステムと、バーテープなどを購入。家に帰ってからさっそく交換作業。ステムを交換し、バーテープは一組では長さが足りなくなるので、片方に一組ずつ使って納得のいく巻きが実現できた。

バーテープ巻きは、ロードに命を吹き込んでいるような感じで、はまりそうだ。音楽を聴きながら、夢中になって作業に没頭してしまった。遅くまでかかったが、理想の状態に完成した。これで23日のランの準備はばっちりだ。


走行日:2005/11/20
出発:13:04 帰宅:17:01
走行距離:70.6km
走行時間:3h 17m 27s
平均速度:21.6km/h
最高速度:65.1km/h
上昇距離:625m
心拍数(平均/最高):136bpm/179bpm
平均ケイデンス:--rpm
温度(最低/平均/最高):10℃/13℃/20℃
積算距離:12835km(ロード)
カロリー消費量:999kcal

2005年11月19日(土)_
ヨドバシと初めてのバーテープ巻き


多忙で睡眠不足な平日が終わり、念願の休息。予想通り夕方まで爆睡。平日に2日間で1日分くらいしか寝ていないので、ここぞとばかりに眠眠眠…。

自宅のPCにインストールしてあるセキュリティーソフトの有効期限が迫っていて、最近毎日警告が出る。そろそろ来年度版を買わないといけない。毎年、11月くらいに発売され、そしてそれを買ってインストールというのが定番パターン。



日が暮れてからお出かけ。横浜のヨドバシは前日に新たな店舗がオープンしたばかりらしい。そして今まで横浜駅相鉄口前にあったPC向けの店舗と、ビブレの近くにあった家電館は撤退。

新たな店舗は元三越のビル。ダイヤモンド地下街を通ってそのまま入れる。地下2階、地上8階、売り場面積も広い。自転車乗りとして気になるのが、6階に自転車のフロアがあるということ。いったいどんな品揃えなんだろうか。



休日で賑わう横浜駅付近を通り、ダイヤモンドからヨドバシ地下1階エントランスへ。すごい人。誘導の人も含めて、店員も無駄に多いような。エスカレーターも行列。なんだそりゃ…。

オープンしたばかりで見物客が来る。オープニングセール中なのでお買い得品目当ての人もいる。しかしおれはただソフト1本買いに来ただけなんですけど。しかたなく列にならんでエスカレーターで3階PCソフト売り場へ。

ソフトは値引きできないからか、ここだけ人が少ない。並べすぎだろ!とツッコミを入れたくなるくらい同じソフトが並んでいる。すごいスペースの使い方だ。お目当てのソフトをお買い上げ。



6階の自転車コーナーも見てみたかったが、あまりに人が多くて階を移動することすら一苦労なので、今回はパスした。目的のソフトは買ったし、何もこんなに混んでいるときに見ることもないだろう。

下りエスカレーターも混んでいるだろうと思い、4基あるエレベーターの前へ。上の階から下ってくるドアの前で待っていると、5階のランプが点いたところで満員を示すのであろう「満」のランプも点いた。エスカレーターで下った。



地下1階エントランスから出る。なんだかどっと疲れた。ダイヤモンド地下街で横浜駅方面へ向かおうとしたところ、結婚式の披露宴帰りらしき黒スーツの集団とすれ違う。

その中に、レイザーラモンHGのコスプレをした男が一人混じっていた。一行はヨドバシの方向へ歩いていた。まさかあの格好のまま店に入るのだろうか…。地下街を颯爽と歩くHGまんまの格好の男。とにかくインパクトが強かった。

酒が入っているのか、みんなテンションが高い。HGの彼もかなりノッている。その後係員に止められたのか普通に入店して買い物をしたのかはわからない。



相鉄口を利用する自分にとっては、ヨドバシが遠くなってしまい、今までの気軽・手軽感がなくなったのが残念。そして、店の雰囲気も今までの親しみやすい庶民的な感はなくなり、家電のデパートといった感じ。

今はほとんどやってないけど、学生のときはよくヨドバシで写真の現像などをやった。デジカメを使うようになった後も、FDiで画像をWeb経由で送ってプリントされたものを受け取るサービスも使っていた。

しかし、ここまで店舗が遠くなり、こんな人が多くてフロアの移動も大変となると、自分にとっては不便になっただけで嬉しくも何ともない。電池とかCD-Rメディアとか買うためだけにあそこまで歩くのはめんどうだなぁ。



帰りにサガサイに寄り、預けておいたロードで帰る。今回はハンドルをビオ・モルフェに交換した。自宅までの5kmでは本質はわからないが、セッティングが自分にあってないことはわかった。

帰宅後にセッティングし直すことにした。ハンドルの角度を直すと、STIレバーの位置がしゃくりすぎになった。やはり、ハンドル周りは自分でしか最適なセッティングはできない。改めてそう感じた。

バーテープをはがし、STIレバーの位置を直す。次はバーテープを巻き直す。実はバーテープを巻くのは初めて。今まで買ったときのままのバーテープを使い続けていた。



幸いな事に少し前のサイスポにバーテープの巻き方のページが掲載されていた。『ロードバイクメンテナンス』と合わせて見ながら、巻いてみる。今まで難しそうなイメージがあって敬遠してきたが、とうとう自分でやるときがきてしまった。

夏休みの宿題を休みの終了間際になって焦ってやるように、窮地に追い込まれないとなかなか行動に起こさないようだ。実際に作業をしてみると、思ったより簡単だった。

しかし、ただ巻くのは簡単でも、きれいに巻くのは難しい。サイスポにも「経験が必要」と書いてあるように、初めての自分には、巻いた後に「ここはこうするべきだったのか」と反省点が多かった。

ビオ・モルフェは特殊形状なので、普通のハンドルバーよりバーテープを多めに使う。上ハンドルの真ん中くらいでバーテープが足りなくなってしまった。余分な重なりとテープの引っ張り不足が原因だろう。

初めてのバーテープ巻きは失敗したけど、気を付ける点がわかったので、次はその経験を元にもっと上手に巻けるような気がする。とりあえず明日はこのまま走って、バーテープを買いだめして巻き直そう。



バーテープ巻きは、やってみるとけっこう楽しかった。簡単なようで奥が深く、その人の人間が巻き方に出るようだ。しばらくは月一くらいで巻き直して巻きの修行をしようかな。
2005年11月18日(金)_
愚痴っても写真付き


今週は仕事がとても忙しかった。今までも忙しかったけど、今週は特に。その日のうちに帰れた日は一日もなかった。毎日0時半というか24時半というか、それくらいの帰宅。

睡眠不足がたまり、日々体調は下り坂。しかし、それでも精一杯がんばり、大きな波を乗り切った。来週からも忙しい日々が続く事はわかっているが、ひとまず週末はゆっくり休める。

ケガがきっかけの体脂肪率上昇も、この激務を乗り切れた要素の一つになっているのかもしれない。去年くらいの体脂肪率だったら、とっくに電車の中とかで風邪をうつされて寝込んでいたような気がする。

以前からちょくちょく書いているけど、仕事は楽しい。忙しくて睡眠不足になって体調を崩したり、プライベートな時間が少なくてマイナスな要素もあるけど、日々の経験が自分の成長につながり、なにより一緒に仕事をする同僚達と目標を達成するために努力していき、それが形になって進んでいく過程が楽しい。

忙しいと前回のように愚痴っぽい内容が多くなるが、SUNA Lifeにはき出すことによって自分のストレスも少しは解消すると思うので、これもSUNA Lifeの重要な役割なのだと思う。

それに、ただの愚痴だけ書いてあるなら読み手にとってもつまらないだろうけど、SUNA Lifeには必ず写真がついている。本文は愚痴でも、写真は読み手(というか見る手?)にって楽しめるはず。

自分で書くのもなんだけど、そこがSUNA Lifeのいいところだと思う。本文はともかく、とりあえず写真は見ておくか、そう思ってくれる人がいればしめたものだ。愚痴は写真によって不快な要素が緩和される(はず)。

昨日は疲労の限界を超えていたので、帰宅後にパソコンすら起動しなかった。まぶたが重くて、目を開けている事すら怠かった。今週はそんな感じだったので、SUNA Lifeの更新どころではなかったのだ。

これだけ仕事に追われる毎日だと夢にも仕事の内容が現れるが、それでもちゃんと自転車のことも夢に出てくるから、まだ自転車乗りとしての自分は生きているのだろう。日々の仕事を乗り切る原動力は、やはり自転車なのだ。
2005年11月13日(日)_
休みが日曜日だけでは走れない


今日はアラームをかけて起きようとしたけど、無理だった。9時のアラームを止め、10時のアラームで一旦トイレに行くために起きたけど、あまりにも眠くて体がだるいために二度寝。

12時のアラームで目が覚めるも、体を起こすことができず。結局14時半過ぎに起きた。これでは走りに行く気も起きない…。土曜日が仕事で潰れると、ろくな事がない。

平日ちゃんと寝ることができれば問題ないのだけど、平日全然睡眠をとる時間がないから、充分に睡眠がとれるのは休日だけ。寝ないと死ぬ。体と頭を休ませないと翌週から仕事などできない。

土日と休みなら土曜日に休息、日曜日に走って心身共にリフレッシュという感じでいい流れで週末を過ごし、月曜日からの仕事にも精が出る。しかし今回みたいに日曜日だけだと寝て終わってリフレッシュもできず、運動不足で体にもよくない。

この週末、ネモッチは草津へ、忍者麺と走り屋さんは沖縄へ。自分は何ともショボイ過ごし方をしてしまった。忍者麺に電話したところ、落車などもなく、レースを楽しめたようだ。それを聞いて安心した。しかも集団ゴールでけっこういい成績だったとか。

10月から11月は自分にとっては低調な時期なのだろう。上向きになっていくのは、いつだろうか。もちろん自分で努力しなくてはいけない。まずは目の前の仕事を片づけていかなくては。
2005年11月11日(金)_
熱帯の花となれ、風となれ


このところ数ヶ月仕事で忙しい日々が続いているが、今週はかなりヘヴィーだった。忙しいなりにやっている事は楽しいのだが、こうも睡眠不足とプライベートな時間不足が続くときつい。

忙しいときは時間があっという間に過ぎていく。やっと週末というよりは、もう週末かよって感じ。もっと言うといつの間に11月に…という感覚すらある。気がつけば2005年も終盤。

週末はゆっくり休み、そしてロードで走りに行きたいところだけど、土曜日は出勤。ん〜、日曜日は走れるか、それとも倒れて起きれないか…。土曜日に早めに寝る事ができれば午後からちょろっと走ることができ…たらいいな。

そういえば今週末はいよいよツール・ド・おきなわだ。走り屋さんと忍者麺は今年も沖縄へ。いいなぁ…。今回は本島一周ツーリングではなくてレースに出るらしい。落車に巻き込まれず、無事に楽しんできてもらいたい。
2005年11月09日(水)_
酒匂川CRラン -その3-


寄のセブンを出発すると、R246を秦野方面へ進む。アームウォーマー・レッグウォーマーなどを脱いでレーパン・レージャー姿になったので、風が爽快だ。夏みたいに暖かい。

走り出してすぐに現れるダラダラした上りは、脚の怠さが残っていて長く感じた。坂の途中から気合いを入れてダンシングで上っていく。体重移動を意識しながらダンシングの練習。ダンシングは奥が深い。自分はまだまだ無駄の多い走りだ。

頂上まで上るといったん下り。車が渋滞していたので思いっきりは飛ばせないまま次の上りへ。ここもダンシングで上っていった。最後は息が上がりまくり。こんな短い上りでこんなバテようだから、レースなんか出たらグルペットを通り越してタイムアウトでDNFコースだろう。

しかし今はじっくりと体調を整え、少しずつ心肺機能や筋力を上げていくしかない。少しずつ以前の調子を取り戻していく過程も、楽しみのひとつととらえよう。自分のペースで走れ、自分のペースで楽しめるのも自転車のよさの一つだ。



アップダウンを過ぎて平坦路になると、途中から県道62号へ。ここも緩いアップダウンの連続。一部アウターのままダンシングでグイグイ上ってみたり、色々な走りを切り替えながら試してみる。先ほどまでの怠さもあまり感じなくなってきて、調子が上がってきたような気がする。

県道71号にぶつかると、右折して海を目指す。緩いアップダウンを繰り返しながら、微妙に下り基調で高度を下げていく。上りで出力を上げ、下りで休むという走りでR1まで走って行った。



二宮からはR1を江ノ島方面へ。行きと逆方向へ進む。途中で強い電波が発生した所を通過したらしく、S720iが心拍を拾わなくなってしまった。ハートタッチ機能を使っても復旧しないので、しかたなくHRモニター抜きで走る事に。

スピードとケイデンスは表示・記録しているが、HRを確認できないと調子がつかめない。かといってただなんとなく最後までLSDでダラダラ走る気にもなれず、残りはやや追い込んで走ることにした。

だいたいこのルートの最後はこんな感じだが、そのとき出せるだけのスピードでひたすら走っていく。仮に設定するならレースで一人で逃げているシチュエーション。

平坦とはいえ、自分なりのいっぱいいっぱいの力で走り続けているので、R134の後半はかなり脚が重くなってきて、バテバテ。しかしギアを落としてでもケイデンスは100くらいをキープして回転重視。



江ノ島までやってきた時点で、日没までにはまだ余裕があった。これも午前出発のおかげ。今日は江ノ島から藤沢市街へと曲がらず、そのままR134を突っ切って久しぶりに稲村ヶ崎まで行くことにした。

長らく工事していた片瀬橋が完成していて、きれいな広い橋になっていた。隣には映画『ピンポン』でも登場した弁天橋が並んで架かっている。今日は天気がいいから、片瀬江ノ島駅付近は行楽客でいっぱいだ。

海沿いの七里ヶ浜を走って行く。右手に砂浜と海が広がり、いつ来ても気持ちがいい区間だ。しかし向かい風が吹いていて、乳酸が溜まった脚にはきつい。江ノ電と七里ヶ浜の間に続くR134を走り、稲村ヶ崎へ到着。

ここからの眺めは、いつ見ても素晴らしい。天気がよくて空気が澄んでいるときは海と江ノ島と富士山が見えて、絵はがきのような景色を楽しめる。今日は江ノ島だけだったが、十分よかった。

本当は夕焼けの時間が一番きれいなのだが、まだ30分くらい早い。それを待っているわけにはいかないので、写真を数枚撮ってR134を引き返した。行きで向かい風がきつかった分、帰りは追い風。海を眺め潮風を感じながら走って行った。



R467への交差点を曲がって行くと、江ノ電の路面電車通過を待っているローディ2人組みがいた。2人とも大きなバッグを背負っていて、なんとそのバッグからは犬が顔を出しているではないか。

前は女性、後ろは男性だった。2人のバッグからはそれぞれ犬が顔を出していて、なかなかおもしろい光景だった。2人は夫婦かカップルのようで、女性も男性もけっこう速かった。



市街地に入る前にセブンで休憩。日がだいぶ傾き、辺りは薄暗くなってきた。急に気温が下がってきたので、アームウォーマーとレッグウォーマー、ウィンドベストを着込んで朝と同じ装備に。

季節の変わり目は気温の変化が激しいので、ちゃんと体温調節ができるようにウェアの選択をしなければならない。さらに寒くなってもいいようにウィンドブレーカーもバッグに入れてきたが、それまでは着る必要がなかった。でも寒くなっても大丈夫という安心感は大きい。

藤沢市街を抜けて藤沢橋から境川CRへ。ここでミラーレンズでは視界が暗くて走りづらかったのでクリアレンズに交換した。その後は分単位で辺りが暗くなっていき、同時に気温がどんどん下がってきて走っていて肌寒いくらい。

乳酸の溜まりまくった脚が重たく、後はひたすら淡々と走って行った。すっかり暗くなった17:30に帰宅。夏ならまだまだ明るい時間だが、この季節ではもう夜のようだ。



今回は平地メインのコースで前半はLSD、後半はやや追い込んだ走りもしてみて、調子も少しずつ戻ってきたことが実感できた。景色もそれなりに楽しめ、初めて走る道で新鮮さも味わい、午前出発のおかげでまだ余裕のある時間に帰宅することができ、なかなか充実したランだった。

走行日:2005/11/05
出発:9:35 帰宅:17:30
走行距離:137.4km
走行時間:5h 53m 48s
平均速度:23.5km/h
最高速度:60.6km/h
上昇距離:421m
心拍数(平均/最高):137bpm/181bpm
平均ケイデンス:95rpm
温度(最低/平均/最高):15℃/21℃/31℃
積算距離:12765km(ロード)
カロリー消費量:1824kcal

2005年11月06日(日)_
酒匂川CRラン -その2-


R134を西へ。海沿いの平坦路で、信号も少ない。ここはいつ走っても気持ちがいい。HRを上げすぎないように注意しながら、ちょっとペースアップ。遙か先まで続く直線路を走って行く。

しばらく走り、スプリントポイントへやってきた。片側2車線で見通しも良く、車もちょうど途切れた。行くしかない。今日のテーマはLSDだが、ストレス解消でもある。全力で飛ばすとストレス解消効果は抜群だ。ランのアクセントにもなる。

ギアを上げていき、フロントはアウターへ速度は30km/h台中盤まで上昇。そしてサドルから腰を上げ、スパート。全力でもがき、たれたところでギアを下げてクーリングダウン。



再びLSDペースでR134を西へ向かって走って行く。湘南大橋を渡ってしばらく走るとR1へ。信号で止まると、後ろからクリートを外す音がした。青になって出発するが、おれはそれまで通りマイペースで走って行った。すると後ろにいたローディが抜いて、前へ。

速度は前のおじさんローディの方が速かったが、信号によく引っかかって追いつく。そのうち、また後ろにサイクリストが追いついてきた。自然と3人で走って行く形に。

前のおじさんローディは二宮で県道71号の方へ曲がって行った。おれは直進。その後少し走ったところのサンクスにピットインすると、後ろにいたローディがそのまま走り去っていった。



ドリンクの補給とエネルギー補給を済まし、走り出す。しばらく走るといつも曲がる鴨宮駅へ続く道へやって来たが、ここをスルーして酒匂川へ向かう。すぐに酒匂川の交差点にやって来た。ここを曲がって川沿いの道へ。

ここからは初めて走る道。目に入ってくるすべての景色が新鮮で楽しい。天気もいいので気分も上昇。地図に「酒匂川サイクリング場公園」とあったのが目に留まったが、ほんとに自転車を学んだり自転車とふれあうようなスペースだった。なかなかいい施設があるものだ。

川沿いの道は景色が開けていて、走っていて気分がいい。車もそんなに通らないし、のんびり走るにはもってこいだ。川には多くの鳥が羽を休めていて、絵になる光景だった。



R255とぶつかるところで、なんと道が行き止まりになった。フェンスを越えれば国道の下をくぐるイリーガルなルートで進めない事もなかったが、さすがにそこまでする気にはなれない。しかたないので迂回路まで引き返す。

適当に進んでR255に出ると、また川沿いの道を進んだ。しかしここからが問題で、単純に川沿いに道が続いているわけではなく、この区間は川から少し離れたところを曲がりくねったりしながら道が続いていて、現在位置を把握しにくい。

出発前にMapFan.netの地図を眺めてなんとなく頭に入れておいた程度なので、ちょっと予想と違う道になるといまいちわからない。それでも方角と勘を頼りに進んでいった。

そのうち完全に道に迷ってしまったが、それがなかなか楽しかった。主要な道はほとんど走って知り尽くしてしまっているので、普段はこういった事を体験できない。ゲーム感覚で道を探りながら走って行った。

帰ってから地図で確認したら、多少の遠回りはあったけど、だいたい道はあっていた。地図で見て「ここは通れる」と思った道でも、実際に行ってみると進めないような道があるので、今回のような事が起きる。実際に走ってみないとわからないことだ。



なんとか富士道橋にたどり着き、この橋を渡って川の西側へ。ここからは川沿のサイクリングロードを走る。ここが今回ちょっと楽しみにしていたところ。酒匂川CRは境川CRに比べると道幅が狭く、反対側から来た人とすれ違うのがやっとといったところ。

よほどマイナーなのか、晴れた土曜日の昼下がりというのに人がほとんどいない。道は狭いが路面は良好。広い道の方が走りやすいが、この微妙な細い道も、周りの緑と相まって風情が感じられる。昔の道みたいだ。

川側は景色が開け、遠くまで見渡せる。左手には田んぼが広がり、こちらものどかな風景を楽しめる。この平和な道をまったりと走って行った。やや脚が怠くなってきたのでギアを一枚下げて、ケイデンスとHRを今まで通り保っていった。



途中でいきなりT字路になったりして意外な造りに驚きながら、酒匂川CRを進んでいき、開成水辺スポーツ公園の脇を通ると一般道に出た。ちょうどここは以前見つけたお勧め裏道コースの始まるところで、意外なところから道がつながった。

十文字橋を渡り、松田駅前を通って県道へ。R246に乗るといつものように寄のセブンを目指す。そしてセブンに到着すると3回目の休憩。天気サイトの予報の通り暑くなってきたので、アームウォーマーとレッグウォーマー、ウィンドベストを脱いだ。

コンビニの横で腰掛け、おにぎりを頬張りながらのどかな時間を楽しんだ。この自由で落ち着く時間がいいリフレッシュになる。ここまででだいたい行程の半分。いつもならここに来たときは夕方だが、今日は午前出発のおかげでまだ余裕がある。



続く

走行日:2005/11/05
出発:9:35 帰宅:17:30
走行距離:137.4km
走行時間:5h 53m 48s
平均速度:23.5km/h
最高速度:60.6km/h
上昇距離:421m
心拍数(平均/最高):137bpm/181bpm
平均ケイデンス:95rpm
温度(最低/平均/最高):15℃/21℃/31℃
積算距離:12765km(ロード)
カロリー消費量:1824kcal

2005年11月05日(土)_
酒匂川CRラン -その1-


最近のテーマはケガで自転車に乗れなかった間に鈍った体の調子を取り戻す事と、同じくその間に溜まった体脂肪を落とす事。なんだかんだで、まだケガが治ってから1回しか乗れていない(ローラー除く)。

今週末は土曜日が晴れで日曜日が雨。これは土曜日に走るしかない。いつもなら土曜日は平日の睡眠不足で死んだように寝てほとんど潰れるのだが、今週は木曜日に祝日があったので、いつもよりは体調がいい。なので土曜日でも走れそうだった。

月曜日には会社で年に一度の健康診断もあるし、この週末で少しでも脂肪を燃やして以前の体に戻したいところ。今週は平日から間食を減らしたし、サワーとじゃがりこを金曜日に買うのも控えた。後は休日に走って余分な脂肪を燃やすのみだ。



このところ、昼頃出発で120kmくらいで後半ナイトランになるパターンが多い。しかし今回は久しぶりにちゃんと朝起きて、午前中からしっかり走ろうと思った。とは言ってもある程度寝ないと気持ちよく走れないので、7時半頃起きて9時頃出発することにした。

今回はというか今回もLSDメインで、平地メインのコースをそれなりの距離を走る。山ではHRが上がってしまうので、なるべく有酸素運動のレベルで長距離、長時間続けられるように平地がメインだ。

コースのベースは以前よく走っていた湘南往復コースで、自宅〜境川CR〜江ノ島〜R134〜R1〜鴨宮〜松田〜R246〜秦野〜二宮〜R1〜R134〜稲村ヶ崎〜藤沢〜境川CR〜自宅という感じの約137km。時間と体調に余裕があれば三浦半島の方まで足を延ばそうと思った。

いつもと同じコースではつまらないので、今回は初めて走る道をコースに入れる。ファンライドに乗っていた酒匂川サイクリングロードを走ってみることにする。鴨宮〜松田間は、今まで県道とR255を利用していたが、これに代わるいいルートとなるか。



11月ともなると、朝はさすがに冷える。今日はロングタイツでもいいかなぁなんて思っていたが、天気サイトの日中は気温が上がるという予報を参考に、レーパン・レージャー+レッグウォーマー・アームウォーマー+ウィンドベストの秋装備にしておいた。

この装備なら暑くなったらレーパン・レージャーに変身できるので、ある程度の寒さから暑さまで気温の変化に広く対応できていい。ウェアや自転車、ボトルなど必要なものを準備し、9時半頃出発。

前回のような透き通った青空ではないが、なかなか気持ちのよい秋晴れ。ほどよくヒンヤリする空気が心地よい。寒すぎず、それでいて汗もあまりかかず、走りやすい季節だ。まずは境川CRを目指す。



糸魚川で痛めた前輪の回転が渋いのが気に入らないが、走り出してしまえばあまり気にならない(ようにしているだけか)。新しいホイールがくるまでの辛抱だ。新しいホイールがきたら今のホイールを修理に出す予定(そして直ったら予備ホイールになる)。

街中を抜けて境川CRにやってくると、それまでどおりなるべく一定ペースでまったり走って行く。ケイデンスは100〜110くらいでHRは130前後、速度は25km/hくらい。このほどよいペースでひたすら走って行った。

12時から3時までの力の入力とそれ以外の区間での脱力、ハムストリングスを使った足の引き上げ、腿の上下運動の意識など、ファンライドで今西がアドバイスしていたペダリングを意識しながら、走って行った。

ずいぶん長い間、境川CRはランの最後に、それも真っ暗になってから走る事が多かったが、今回は午前中の明るいうちに走っている。それがちょっと新鮮だった。いつもは真っ暗で何も見えなかったが、今回は流れる景色を楽しめた。

やや追い風で、いい感じに境川CRを走って行けた。藤沢橋からはR467で市街地を走る。車に気を付けながら、江ノ島を目指す。裏道で片瀬江ノ島駅前を通り、海沿いのR134に出た。



いつもはすぐ信号を渡ってR134を西へ走っていくが、トイレにいきたかったのでサンクスへ。道路を挟んで反対側には新しくなった江ノ島水族館。今日もなかなか盛況なようだ。近いんだけど、なかなか行く機会がないなぁ…。

R134をそのまま走って行ってもよかったけど、せっかく午前出発で時間に余裕があるので、久しぶりにちょっと海岸へ寄ってみることに。微妙に霞んでいたので富士山は見えなかったが、朝の海はなかなかよかった。

以前はよく、自転車を横に立てかけて座り、海を眺めながらぼ〜っともの思いにふけったものだが、さすがに今日はそれをやると走る時間がなくなるので写真を数枚撮って海岸を後にした。



続く

走行日:2005/11/05
出発:9:35 帰宅:17:30
走行距離:137.4km
走行時間:5h 53m 48s
平均速度:23.5km/h
最高速度:60.6km/h
上昇距離:421m
心拍数(平均/最高):137bpm/181bpm
平均ケイデンス:95rpm
温度(最低/平均/最高):15℃/21℃/31℃
積算距離:12765km(ロード)
カロリー消費量:1824kcal


2005年11月03日(木)_
How did you do that?


映画(洋画)を観ていると、英語のセリフが少しわかってくる。本当に簡単な言い回しに限るけど、英語に強いわけではない自分でもちょっとずつ覚えていける。

よく使われるセリフは様々な映画で耳にすることができるので、そのときの字幕と合わせて観ていると、「あぁ、この表現はこう言うのか」というちょっとした発見があっておもしろい。もっとも、ちょっと英語が得意な人には知っていて当たり前の内容なのだろうけど。

"How did you do that?"(「それどうやったの?」)などはよく出てくる。他にも同じ言い回しでも場面やセリフを言う役柄によって字幕の内容が変わったりするものも多い。英語は同じセンテンスでも様々な表現をするところがおもしろい。日本語の表現が細かすぎるのかもしれないけど。

英語を始めとして、外国語を身につけて海外旅行へ行ってみたいなぁという漠然とした希望があるのだけど、なかなか勉強するに至らない。やはりまずは英語。勉強を始めるきっかけを何かつくらないとなぁ。
2005年11月02日(水)_
みんなどこで知り合ってるんだ?


11月も忙しい日々が続く見込み。でも祝日がちょこちょこあるのでちょっと嬉しい。そろそろ紅葉など、秋らしい景色を楽しめる時期になってきた。奥多摩や丹沢など、山へ走りに行くのが楽しみだ。

話は変わって、今年は職場の先輩方が男女問わず次々と結婚している。だからといってまだ焦るような年ではないが、みんなどこで結婚相手と知り合ったのかなぁとふと疑問に思う。飲み会があったら聞いてみよう。少なくとも年中自転車乗っている生活していたら出会いもないわな、そりゃ……。
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