enpitu


後悔しない自分のために
もも



 ソフトランディング

Kさんとワタシ。
あれから、公園ランチでいろいろ話をした。


なんで、そんな急に極端なわかれかたしようと思うの?


と言うKさん。


だって、こんなに好きなんだから、嫌いだ!とくらい思わないと、離れられないよ

と言うと


別に、無理しなくても、少しづつ、自然な関係(同僚)に戻っていけばいいじゃない?


と言われた。
Kさんは、ソフトランディグって言葉を使ったけど、これは、彼の上司が仕事でよく使う言葉で・・・
ちょっとおかしかった。
約束してた映画はどうするかね〜・・・って言う話になって・・・


ランチ→会社の話する
お茶やディナー→会社以外の話もする
映画→手を握る
カラオケ→キスする
ホテル→Hする


左の場所にいけば、右の行為はセットだよね〜と言う話になって
え〜 カラオケとキスはセットか!?とかなんとか言いながらも、
まあ、それなら、Hがいやならホテルに行かなきゃいいわけで・・・という理屈。


というか、ワタシ自身、もう、さすがにHできないかな・・・
なんというか、そんな気分じゃなくってきた。
これは、ホルモンバランスの影響なのか、恐怖心なのか・・・
先日の出張でも、かなりドキドキしたけど、もうダメだと思う。
これは、オットに対しても同様。これはこれでまた問題があるような気もするのだけど・・・
せっかく、レスが解消されたのに、コドモができたら、また1年以上レスになるのか・・・
奥さんが妊娠中に浮気する男性は多いという。
でも、ほんとにヤル気になれないのだから、仕方ない・・・と思うしかないのかな




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2004年08月31日(火)



 検診2回目

検診二回目。
午前中を仕事をぬけてでかけた。
膣から機械をいれて、エコーで子宮内を見る。モニターで眺めると
なんとまあ、赤ちゃんが、すっかりでかくなっていたのでびっくりした。
エコー写真ももらって、なんともまあ・・と思いながら眺め、オットに、順調だったことをメール。


仕事を抜けてきたので、Kさんから、大丈夫ですか?とメールが入っていたので、
こちらも順調だったこと、今から仕事に戻ることをメール。


病院をでて、職場に向かって歩いていくと、タバコの自販機の前にKさんがいた。


あれ?

って言ったら、


写真見せてください


っていわれた。タバコ買ってたけど・・・もしかして、待ってたのかな?
って思ったけど、黙って写真を見せたら、珍しそうに眺めてた。





帰宅して


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明日から、長期出張なので、それどころじゃなかったのか・・・
ちょっと意外。

2004年08月30日(月)



 親に告げる

翌朝、ゆっくり寝たので気分は回復していた。
オットとワタシ、両方の実家を訪ねることになっていたので、両方の親に、妊娠を告げた。




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オットの親の借金を将来背負わねばならないという意識が頭の片隅にあり、
祝福の言葉もどこか、冷静にうけとめている自分がいる。


でも、おなかの子は、こんなにも祝福されて生まれてくるのだと実感した。




2004年08月28日(土)



 迷い

翌朝、5時前に起床し、Kさんは自分の部屋に戻っていった。
5時半にはロビーで待ち合わせし、仕事へ出かける。
仕事は順調に終わり、昼過ぎには解放された。


少し遅めの昼食を、Kさんが前から、機会があったらいっしょに行きましょう
と言ってた店でとる。
そのあと、すぐ近くにあった展望台に上ってみることにした。
二人で、45階から景色を見ながらたくさん話をした。


それから、カップルで受けれるフットマッサージと整体の店へ行き
また、Kさんが気に入ってるという喫茶店で数時間、お茶をしながら話をした。
ワタシは、もう今回を最後に、オットとコドモにやましいと思うことは出来ないと伝え
昨晩は、あまり本気に取ってなかったKさんにも、やっと伝わったようだった。


Hは?
しない


いっしょに横になって寝るだけも?
だめ


キスは?
しない


夜ごはんを食べにいくのは?
・・・ やめておいたほうがいいかも


昼ごはんは?
・・・ 同僚としてなら


どちらにしろ、この関係は続けられないとしても、もう少し、ゆっくりと収めていきたかったのだけど


とKさんは言った。


ワタシの気持ちにもグラグラ迷いがある。
自分から言っておいて、自分でも今後、どうしていったらいいのかなんてわからない。
思ったことを、感情のままに、Kさんにぶつけるクセが既についてしまっていた。


Kさんとワタシはこれから先も同僚だし、ワタシは友達の関係でいられたらと願うけど


Kさんと話をしていると、抱きしめられたくなるし、抱かれたくなってしまう。
Kさんのことがすき。大好き。


どうにかして、この気持ちを ”好き”から”感謝の気持ち”に置き換えようとしているワタシがいる。




夕食を食べてから帰ろうと思っていたのだけど、あっという間に帰りの列車の時間だった。


駅に向かう電車で並んで座ったら、スーツの上着をかぶせた下で、ぎゅっと手を握られた。


列車に乗り、しばらく無言だった。
Kさんにもらったチョコレートを食べたら、気分が悪くなり、
Kさんが少し話しかけてきても、なんとなくうつろな感じだった。


会話の中で、ワタシが言った言葉が、Kさんの気持ちのどこかに触れたのか、
Kさんは席をたって、しばらく戻ってこなかった。
あまりにも自分の気持ちに整理がつかないまま、一方的に言い分を押付けたことを反省しつつ
ワタシは、吐き気を感じながら、眠った。


駅につき、電車を乗り換え、Kさんと別れる駅についた。


気持ち悪い
いっしょに降りて・・・



そしてKさんと、駅のベンチでしばらく座っていた。


Kさんが、思いがけない嫌味を言ったので、ワタシは辛くなって立ち上がり、Kさんと別れた。




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気持ち悪い。
帰って、眠って、気持ちの整理をしたい。
でも今は何も考えたくない。

2004年08月27日(金)



 今夜が最後

Kさんと出張。明日の早朝に仕事が入っているため、今日は移動だけ。
あいかわらず、イライラ継続中のKさん。
夕方までお互い普通に仕事をして、それから、いっしょに駅に向かう。


大丈夫?


と聞くと




うん。別にももさんにイライラしてるわけではないですから


と言うKさん。




移動約4時間ほど。普通に会社や仕事や・・・の話をした。
宿泊する町につき、適当に入った居酒屋で食事して、またたくさん話をした。


ホテルは、常宿のビジネスのシングルを2つ予約していたのだけど、
行ってみたら隣同士の部屋だった。
Kさんは、カラダのこともわからないし、Hしなくてもいいから、
添い寝しましょうとメールくれていたので
お互いの部屋に入り、迷った末にKさんに電話した。


さっき、”おやすみなさい” って言って部屋に入ったから哀しかったです。


部屋にきますか?


Kさんがやってきて、いっしょにベッドに入った。


もう、今回でいっしょの仕事も終わりだし、出張にすることもないし、
ワタシはおなかが大きくなって、その後会社を1年休んで、もう会うこともなくなるし
ワタシもオットと二人で、コドモを受け入れる家庭を築いていかないといけないし
きっと、こういう事はもう今夜が最後だよね



と言ったら


絶対そんなことない


とKさんは言った。


そして、いつもよりも、そっと抱かれて
二人ともすごく疲れていたので、そのまま眠った。




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明日は仕事が早く終わったら、Kさんとゆっくりデートだなあと思ってたけど
Kさんは、あまりそういうつもりじゃないみたいな気がした。
ワタシが一方的なのだろうか

2004年08月26日(木)



 イライラ

Kさんと仕事をしている。
あさってからの出張は何も二人きりで遊びにいくわけではない。
それなりに準備も必要で、それがあまり順調でなく、連日0時まで残業。
そして、Kさんは、順調でないことにイライラがつのっているようで
さらに、進め方で、ワタシと意見が対立し、ワタシが押し通したから、納得いかないようで、
昨日からかなり機嫌が悪い。


もう帰りますね


0時前。
それだけ言って、突然ぶすっとした顔で帰ってしまった。


なんなん? 今の?


と思いつつ・・・


でも二人で出張、早朝からの仕事なので、昼には終わらせてごはん食べて、デート、デート♪なんて思ってたんだけど、
社内の営業、Aさんから、ワタシに
予定の仕事が終わった午後に、もう一つ打ち合わせいれていい?
と電話がかってきたけど、仕事だし断る理由もなく、はい・・と返事。


すかさず、Kさんに


Aさんから、14時頃呼びたいので、よろしくと・・・
断れる理由はないので、はいと答えました・・・・
やっぱり半日遊ぼうなんて考えがあまかったですね
今から調整なので、明日どうなるか日程がわかるそうです。
すみません。


とメールしたつもりが


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反省。これからは、遠慮なく断って。
Aより


と返事がきた。


やってしまった〜 幸い、ワタシ達のことが疑われるようなラブラブな事は書いてなかったのは
不幸中の幸いで。。。でも顔から火がでそう。


く〜 Kさんがイライラしてるから気になって、こっちもおかしくなったよ。

2004年08月25日(水)



 確信と疑惑

この日記を読まれてる方は、きっと思うのだろうなあとは思っていたけど


ワタシの妊娠について、オットの子だという確信はあるの?
Kさんの子供だと不安にならないの? 


というメッセージはお一人ではなく・・・
やっぱり?




で、実際のところ、ワタシは、妊娠を知って以降、Kさんの子供かも?
という思いや不安はなく、
もちろん確率的にはありえるとは思うけど、とにかくオットの子供を授かった。
嬉しいという気持ちだけ。
なんで?と言われても、本当確信というか疑いも持てないのだからしかたない。
Kさんも同様だと思う。最初に


妊娠しました


と告げたときの反応は


え? 本当に? おめでとうございます!!


だったしな。自分の子かもと思ったら、あんなにすぐに
おめでとうとは言えないのではないかもと思うのだけど??


ワタシとオットは友達のような夫婦で、仲はよかったけど
実際のところ、三年間のセックスレスは、やはり不自然で、
二人の溝はいつのまにか深くなってた。

この日記を書き始めた2ヶ月の間に、
オットと少ないなりにも、再び夫婦関係を持つことができて、
体温管理はして、検査薬を使って排卵日は正確に把握。
オットとはタイミングばっちり。


そうはいっても、二人に抱かれてるわけだから、
DNA鑑定しないと絶対そうだ!なんてわからないのだけど
でも、なんで?と言われると自分でもわからないけど、
そうじゃないかも?なんて全く思えない。
性格がお気楽? いえ前向きすぎ?


ちなみに血液型は、二人ともA型だそう。

2004年08月24日(火)



 心の動き

Kさんと二人でランチ。
この週末に奥様と披露宴の式場探しをしていて、二つの候補に絞ったのだけど
二人ともどっちか決めきれないそうで悩んでるそうだ。
普段、物ごとをあまり悩まずにすぱすぱ決める性格だけに、
本当に決めきれずに困惑しているということだけど
ワタシからしたら、話聞いてたら、もうこっちに決まってるんじゃないの?って感じだったので
そのように告げたところ、Kさんは不満そうで、もっと、真剣に聞き入ってほしそうだった。
でもね。人の披露宴なんて、少し話聞いたら、それ以上はあまり興味ないものなのよね。


とはいうものの、候補の一つのレストランは、超雰囲気よしの素敵系だったので、
ワタシも行ってみたくなり、ブライダル云々は抜きで、
Kさんに誘われるがままにディナーに行ってみた。
つわりが始まるまでにに美味しいものは食べておかないと!!
それにしても、妻への御祝いに浮気相手と通ったホテルに連れて行く夫・・・
披露宴候補の会場に浮気相手と行く夫・・・どっちもどっちだなあ。
そして、そう思いながらどっちも着いて行くワタシが最悪?

レストランは、重要文化財を改築し、広大な庭と借景を利用していて、
アジアンな雰囲気たっぷり、いかにも女性が好きな感じ。
特に訪れたのが夜だったから、バリのリゾートホテルのような雰囲気があって素敵でした。
披露宴は早くて11月。遅くて1月を予定しているのだそう。
私も呼ばれることになりそう。ずっといっしょに仕事をしているから、
別におかしくはないだろうけど・・・
でも、今日はKさんと話をしていて、二人の感覚の違いを実感。


ワタシは、Kさんの披露宴にそんなに行きたいと思ってないし、
新居にもそんなに遊びに行きたいとも思ってないんですけど・・・





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それで、冷めてしまうのが怖いって思ってたもん。
冷めたくないっていうのが本音かな?



とKさんに言った。


Kさんは、不思議そうだった。


家具を選ぶときも、ももさんが遊びに来て、見てどう思うかな?とか少し考えましたよ
普通に同僚として遊びに来てほしいって思います



って言われて、やっぱり理解できなかった。


でも、でも、今、ワタシの立場もどんどん、変わりつつあるし
ワタシ自身の心もこれからどんどん変化するだろうと思う。
Kさんのこと大好き。でも、もう今までの関係は続けられないと思う。
流れのままに、Kさんの家庭を平常心で、まっすぐ見れるようになるのかな・・・
Kさんもワタシの妊娠で冷めつつあるのかも。


今週末に、Kさんと一泊出張。
今後二人での出張ももうないでしょう。
Kさんとワタシの関係の区切りの日になるのかな。

2004年08月23日(月)



 バブリーデート

今日は、ワタシとオットにとってちょっと特別な日だったので、
オットはワタシを少しゴージャスなシティホテルに連れて行ってくれた。
お金ないのに大丈夫なのかな・・と不安に思ったけど
しかも、このホテルのプールをバックにしたM美さんの写真を見たことあったりしたのだけど・・・
まあ、今回は妊娠の喜びもあるし、オットからのプレゼントの一日を楽しむことにした。


夏休みも終わりが近く、たくさんの家族連れやカップルの姿で、フロントは大混雑!
でも最上階の会員専用のカウンターやラウンジ、お部屋はゆったりと音楽と時間が流れ
別世界のようでございました。
(オットの会社が会員権を持ってるようで、それを利用したようだった)
美味しい夕食と共にバブリーにもドンペリが出てきたり、
ホテルの人がさっと花束をくれたり、素敵なサービスを受けた後は


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妊娠したこともあるし・・・
やはりこれから先当面のワタシとオットの性生活を象徴してるような気がしたなあ。


でも、結婚以来、こんなデート初めてだったので、楽しかったです。
ありがとう。

2004年08月22日(日)



 妊娠告知

昨日の続きです。
職場の近くに有名な産院があるので、電話し、
”生理予定日3日後で、妊娠判定薬で陽性でしたが、診察しても早いですか?”
と聞いたところ、とりあえず来てくださいといわれたので、定時後すぐに行ってみる。


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だということ。予想通り早すぎで、まだ正常かどうかわからないそう。
内診でも、”多分これが胎児でしょう”くらい、小さい点が見えるだけだった。
でも、嬉しい、嬉しい。
自分が妊娠できるのだというだけで嬉しかった。


職場に、打ち合わせする予定だったKさんを待たせて外出していたので、あわてて戻る。
突然、急用ですといって出かけたものだから、Kさんが、どうしたのか?とメールくれてたけど、
とりあえず何でもないと答えて、お仕事。
打ち合わせの結果、来週一泊で、二人で出張に行く事が決定。


仕事の後、Kさんと、最近恒例になったカフェでお茶。
オットより先に、妊娠の事実をKさんに伝える事に少し迷いはあったけど
先にメールで知らせるかとも思ったけど、
やはり直接口頭で告げたかったので、オットには帰宅してから言うことにした。
で、まずはKさんに妊娠したことを告げたところ、とにかく驚いていて、


おめでとうございます


と言って少し涙ぐんでくれた。
Kさんは前から、ワタシに子供が出来たら、(ワタシへの)気持ちをおさえられるようになれると思う
と言ってたので、どう反応するのか気になったのだけど、
祝福とよかったですねという事以外は、特にあまり話題にはならなかった。
ただ、Kさんと目があい、ワタシが話しかけるたびに


あ〜 幸せそうな顔して、なんかくやしい


って言うので、そうかなあと笑ってしまった。


カフェがすぐにしまってしまったので、1時間だけカラオケに入った。
適当に曲を入れたものの、並んで座って、二人とも一曲も歌わないで話をしてた。
ふと、視線を感じると、Kさんがワタシを見ていたので、


どうしたの?


と聞くと


あ〜 やっぱり幸せそうな顔して、くやしい


と、また言ってた。


最後に、少し手を握り、短いキスをして、店を出た。








帰宅して、オットに、


赤ちゃんできました!


と告げたら、


え? なんでわかったの!?


というので、証拠を見せた。





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オットは


すごい、もも、すごいっ!!


と、たちまち目が涙でいっぱいになって、ワタシをひしと抱きしめたので
ワタシもオットの涙が嬉しくて涙があふれてしまった。


でもね。まだあと二週間は、心臓が動いているかもわからないからね


と言っても、


うんうん・・


って感じだった。




ワタシにも、まだ実感がないし、早期流産の可能性もまだ高い時期だから
期待をしすぎてもいけないと思うのだけど
オットにもワタシにも、これだけ望まれてるコなのだから、しっかりしなきゃと思う。


2004年08月21日(土)



 妊娠判定薬

生理が遅れている。
たった3日だけど、最近ずっと正確だったことと、
生理前の乳房の張りが今回はひどく、歩いていると痛くて歩きずらいくらいだ。
なんかおかしいなあと思いながらホームページで見ていたら、
妊娠判定薬は、一般的に、生理予定日から一週間後から判定可能と説明に書いてるけれど
判定の基準となるホルモンの分泌は、早い人で生理予定日の一週間前から・・・
遅い人で生理予定日の一週間後から始まるということなので
正確な判定の確率を維持するには、生理予定日の一週間後が確実という事らしい。
だから、個人差で早い時期でも判定可能で、妊娠反応がでる場合もあるらしい。
子供を作ろうね!とオットと仲直りし、3年ぶりのHは偶然にも排卵日と重なりましたが、
期待して疲れるのもイヤだし、しばらくは気楽に構えようと思っていたわりには
やっぱり、どうも気にって仕方ない。


てなわけで、早速買ってきました。妊娠判定薬。
オムロンのクリア・ブルー二本入り。924円。


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ぎょぎょ!!
正確度は、99%以上と書かれてました。

2004年08月20日(金)



 寝言

ワタシは寝言がひどいらしい。
親からも、いっしょに旅行に行った友人からも、いろいろな人に指摘され続けてきた。
寝ている人に話しかけて、会話が成立すると死ぬ とか聞いたことあるけど
ワタシは、一人で話すだけでなく、かなりリアルに会話をこなすらしい。
その内容は、支離滅裂であるけど、日々の出来事や心理から生まれているようだ。
オットはおもしろがって、けっこう寝ているワタシと会話しているようだ。


昨日、寝る前、ベッドに入ってから・・・
なんの話題だったか、会話の流れから、


一度、自分の寝言を一度聞いてみたいなあ 

なんて言ったところ、


最近も景気よく楽しそうにしゃべってるよ

とオットが言う。


さらに


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と言われて、あせる。
怖い。
もしかして、寝ぼけてる状況で、浮気を尋問されてたら、
全て真実を答えてしまっているのではないだろうか?


そんな、ブルブルしてるワタシの髪を、ず〜っとオットはなでなでしてくれて
なでなでされながら、いつのまにか眠ってしまった。

2004年08月19日(木)



 つくすこと

前から気づいたいたような気もするが、最近改めて感じるのは
ワタシは、自分を好きになってくる人しか好きになれないようだということ。
もちろん、生理的に受け付けないとか、ワタシにも好みはあるので
ワタシ自身もある程度の好感を持っていないと関係は成立しないけど
相手の思いが強ければ強いほど、それに応えないといけないと思ってしまう傾向はあるようだ。


ある意味、危険。
ある意味、安全。


抱かれることも同じ。


ものすごく求められれば、ものすごく応えたいし
まったく求められないと、うちひしがれて戸惑う。




ワタシ求めないオットより、求めてくれる別のヒトに、
より尽くしたいと思うのは自然の流れではないの。なんて。。。


オットと結婚する直前につきあっていたヒトは、9歳年上で、
いい意味にも悪い意味にも、抱かれることの愉しさを教えてくれたヒトだった。


オットは過去のことを聞いてくることは一度もないけれど
Kさんは、いろいろと聞いてくるので、ほぼ正直に話してる。




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抱かれることを再び嬉しいと思わせてくれてうれしい。
そして、会っている瞬間は、せいいっぱい、つくしたいなあと思ってしまう。


今日は、一週間ぶりにKさんの顔を会社で見たけど、
来客で忙しそうであまり顔をあわせることもなかった。
一方、来週のワタシの案件の出張で、Kさんに同行をお願いすることにしているので
そのスケジュール作りに思い悩む。
前泊したほうが楽だけどな〜 とかなんとか。
Kさんの姿を遠くから目で追ったりしながらの
以上、不倫をする言い訳に思いついたこと。

2004年08月18日(水)



 遊びに来てください

夏休み最終日を家で過ごすKさん。


今日も早く帰れますか?


というメールが朝来てたけど、


今日はまっすぐ帰ります。Kさんもお休みを家で有意義にね


と返した。


ほとんど来ないメールから、今日は、奥さんと家具を買いにいったり
家で夕食を食べてテレビを見たりしたという様子が伺えた。


だいぶ新居が片付きました。
そろそろ人を呼べそうです。
遊びにきてください。


今日不覚にも(奥さんと)いっしょにロンドンハーツ見てしまいました。



ワタシもたまたま同じ番組を見てた。
浮気男が彼女と浮気相手2人と3人の女の子にせめられてた。
いつかあんな日が来るのかなあ。


それにしても、遊びに来てください・・って言葉がひっかかった。


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今、一番の家庭の中にいるKさんを想像すること、まだ会ったことのない奥さんの存在を思うことが
熱くなる自分を落ち着かせ冷静を保つための、一番の材料になっているだけに
どういうつもりで書いたのかな。なんて考える。
社交辞令・・・?


2004年08月17日(火)



 これはデート?

お盆休みが終わってしまった。
オットは、始発の電車で一泊の出張に向かった。


でも、世の中はまだまだお休みなようで・・・
当然、ワタシもまだまだお休み気分。
昼食もほとんど人がいなかったので、なんとなく、めったにいっしょに
食べに出ることのない同僚Aさん(男)と二人でランチにいくことになった。
すると、彼は、”お、デートだ、デートだ!”という。


というのも、先日、同僚数人とデートの定義って何?という話題になったのだ。
同僚B(男36歳独身):3時間以上いっしょにいたらデートですよね。


と言ったのに対して、3時間で区切るのはなぜ!?という事になった。


同僚A(男29歳独身):相手が女性だったら、既婚未婚誰でも短時間でもデートだなあ。
相手が100歳でも、ドキドキすればデート。
ももさんとランチでももちろんデート。あ、でも、もし仕事のことで悩みがあるので相談が・・・とか
何か目的があって呑みにいくとかだったらデートじゃない


とのこと。




ワタシ:(女3○歳既婚):え、じゃ、夫婦は?
つきあってる二人がちょっと公園を歩いたらデートでしょ。
結婚10年の夫婦が休日にちょっと公園歩いたら、それは散歩じゃない?


同僚C(男33歳独身):僕も相手が女性だったら、短時間でもデートだなあ。
100歳はちょっときついけど。夫婦だって、公園歩いたらデートでしょう♪


同僚K(男2○歳既婚):僕も相手が女性だったら、短時間でもデート。


ということ。




ちょっと、びっくり。
女性のワタシからすると、デートという言葉は、
ワタシよりも男性一堂のほうが軽やかにというか日常的なものなのね。
デートってね。もっと、なんていうのか、
事前に約束して、待ち合わせして、キラキラしたもんだと思ってたよ。


てなわけで、同僚Aさんと、ランチデートしちゃいました。
Aさんはかっこいいし、ちょっと不思議くんで話もおもしろいしね。


全然メールをくれないKさんに


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だからさらに
休み中はメールのレスが遅くて、つまらないのだよ。君は。


とメールしたら、


すみません。。。
休み中は、ももさんからしかメール来ないし、
ももさんにしかメール出さないからバレバレなんです〜



ということ。




イヂメてごめんなさい

2004年08月16日(月)



 寝付けない夜

オットと海旅行最終日。
未来についても、過去についても、特に新しい話ができたわけではないけど
ゆっくりと時間を過ごし、オットだけを見ていて、
やっぱり、オットを愛しているし、この人とがんばっていかなかればと思う。
オットを愛している。
でも、Kさんを愛しているわけではない。
今の、好きの度合いは二人とも同じくらい。
それで、いいんだと自分の中で思う。
楽しい時間を過ごせてよかったなあと思う。


帰宅して、三日分のメールをチェックする。
Kさんから4〜5通入っていた。ほとんど仕事、1通だけそうでないものがあった。


以前、ワタシがKさんに書いたメールに対する返事だった。


>変な話ですけど、奥さんとサイクル化がスタートしたら教えてくれませんか?


>早速昨日試してみました。一応行為には至ったのですが、
>かなり面倒でした。明日休みだし明日でいいじゃん。とか思ったりして、
・・・
>めちゃめちゃ冷静になっている自分に嫌気がさしました。
>もちろん感じて欲しいのですが、でもそういう彼女を
>あまり見たくないとも思います。
・・・
>旦那さんの気持ちがよくわかる。
・・・
>でも頑張るしかない。それでも無理だから、
>今度はももさんのことを思い出しながら、やります。
・・・
>多分僕は完全に母親になって欲しいと思っていて、
>オンナとしての彼女には全く興味がないのかも知れません。
・・・
>何度もトライしているうちに上に書いた心境も変わるかも知れません。







読んでいて、辛くて哀しくて涙ぐんでいた。

オットにとって、ワタシは、妻、家族、親友、理解者?
でも、オンナじゃない。
それが、ワタシ達の最初の溝。


Kさんの言葉は、そのままオットの言葉に聞こえた。
M美さんを思いながら、ワタシを抱く努力をするオットが見えた。

M美さんは、ワタシでもあった。





長時間運転をしたオットは、早々に眠ってしまったけど、
Kさんの言葉がこびりついて、なかなか眠れなかった。


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最近、オットが、コドモがほしいという言葉をよく口にするけれど。

2004年08月15日(日)



 夏の嵐

オットと海。二日目。
今日も特にすることもなく、泳ぐ気にもあまりなれず、海を見て、ゴロゴロと過ごす。
温泉に入ったり、いっしょに料理をしたりした。


今日からKさんも奥さんと実家へ帰っている。
昨日までは、ちょこちょこ仕事メールも含めて、メールが届いていたけど、
今日は全くこない。奥さんとの時間を邪魔してもいけないから、
Kさんの休みあけまでは、こちらから(仕事メール以外は)メールを出さないことを決意する。


夜、ものすごい嵐が来た。
少々の嵐は何度か経験してるけど、海辺の風は強烈だった。
揺れや音に少し不安がっていると、オットが


様子を見てるから、先に寝てもいいよ


と言った。


もともと、ワタシはオットに何かにつけて頼っていた。
朗らかで、てきぱきと物事をこなし、人を動かすことを得意とするオットに対し
ワタシはいつも要領が悪く、同じことを何度も繰返さないとものにできないタイプだ。
そんな関係が、いつのまに逆転したのかなあ・・・と。
いつから、素直に頼ることが出来なくなったのかなあ・・・と。

そんなことを考えながら、いつの間にか眠っていた。


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2004年08月14日(土)



 不受理

夏休み二日目。
今日から三日間、オットと海にでかける。
早朝から行動を開始し、渋滞に巻き込まれて、結婚以来毎年訪れている場所へ。


もともとワタシ達は、旅行やキャンプにあけくれる夫婦だった。
今年はお互いの時間のすれ違いや、金銭的な心配もあり、ワタシの気分の遊びにむかわなかった。


元に戻ったかのようで、ややぎこちない関係も、今回の旅でほぼ日常に帰るのではないかと思われた。


到着して、何をするという目的も特になく、潮風をあびて、居眠りをしたり、読書をしたりする。
食事をしながら会話をする。
何事もなかったようなオットとのゆったりした時間があった。


他人のうちあげる花火を見ながら、オットが言った。


退職届け・・・不受理になって戻ってきたんだ。


え? いつ?


ちょっと前。


じゃあ、9月か3月のの退職は?


僕の意思に戻されたってこと



会社からはいらないと言われたようだけれど、クライアントからの待ったがかかったということ。
それにしても、失業がなくなった時点で、ワタシにすぐに告げてくれなかったことに傷つく。
やはり、オットの意思として退職を望んでいるのか、
やはりイヤでも仕事を続けていなかいといけないという責任感が残っていたのか・・・
いろいろ聞きたかったけど、聞けなかった。




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親を捨て、妻を捨て、オットの向かう道はそこなのかなと思っていたのだけど。


2004年08月13日(金)



 男の会話

起きたら既に11時前で、そのあと、テレビをみたり、ゴロゴロしていたりメールをやりとりしてたら、
あっという間に昼過ぎになってしまった。


Kさんとの昨日の出来事は、ちょっと違和感が残り、それは、どうやらKさんも同様のようだった。
お互い、レスという問題を抱え(Kさんはちょっと違うけど)、
ただカラダを求めてあってるだけかもしれないという思いは
ワタシだけでなく、Kさんも感じていたようで・・・
この違和感は、お互いの関係が、ただ刺激的な出来事を求めているわけではないと
これ以上、自分にセーブがきかなくなることはないような確信があり、ちょっとほっとした。


そんな中、オットからメール。


明日の出張がなくなりました。その代わり今日は遅くなります。
明日からキャンプにいけるよ!



もともと、金曜から日曜までキャンプの予定だったが
二日ほど前に、オットが突然、金曜に日帰り出張が入ったから一泊にしてほしい
といわれ、ワタシは、不信感を持ちながら承諾したのだけど
今回の、キャンセルのキャンセルについても、さらに不信感は持ったものの
そのまま受け入れることにした。




そんな中、Kさんからメール


朝、遅刻したので、上司に、"腰は大丈夫?”とか言われて
ももさんの顔がうかんで、必要以上に動揺しました。
でも、あまり怒られませんでした。新婚マジック?
同僚からは、”昨夜はももさんとイチャイチャして遅かったんですよね”
って言われたけど、ただの冗談だったみたいです。
いろいろ仕事の質問してたから・・と言っておきました。



今日は、その上司と同僚と飲みにいきました。
K⇔ももの関係について、みんなの認識を聞き出そうと思い、
あえてももさんの会話をしてみました。

上司もももさんは可愛いよなぁ。とか色っぽいとか艶っぽいとかそんな話になりました。
・・・以下続く



というメールの内容に、あの上司ったら!・・・男の会話だなあ。と苦笑。




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本当にそうなら、わかりやすすぎて、恥ずかしい。





さ、明日から海キャンプです。
オットと過ごす3日間が、ゆったりと会話をかわせる時間になりますように・・・

2004年08月12日(木)



 トイレで抱かれる

明日からお盆休み♪
と言っても、けっこう忙しかったので、9月と2回にわけて取ったので今回は4連休なだけ。
私と入れ違いに、Kさんは5連休。
いっしょのプロジェクトにいるから、同時に休みはとれない。


気分よく休みをとるために、また休み中Kさんに迷惑をかけないために、
今日はけっこう忙しく過ごした。
Kさんが、ワタシの関わってた仕事について、別の仕事の関係で
今日中に理解をし他者に説明しないといけないということで
今日は、何度も何度も、質問をうけた。


Kさん、今日は、ワタシの前の席ではなく、後ろのシマで一人で仕事をしていた。
ワタシの後ろにいる人は、Kさん一人。
パソコンの画面を見られているようで・・・
Kさんにメールを打っていても見られているようで恥ずかしい。


明日から1週間以上会えないのかなあ・・・と思うと
思わず


今日、公園ランチしませんか?


とメールしてしまい、


ボクも同じこと考えてました!


という返事に嬉しくなる。
別々に職場を出て、コンビニのお弁当を持って、公園のベンチで食べるランチは2回目。
本当に気持ちいいので、これは、定番にしたいねと話す。


午後から、また、仕事にはげみ・・・
ワタシもKさんもかなり遅くなってしまった。
23時になって、残っているのは、ワタシとKさんと、
ワタシ達の上司(ただし、Kさんの仲良しお友達)の三人。
上司は、一旦帰ろうとしたけど、ワタシ達がまだまだ仕事が続くのを見て
もう少し仕事しょうかな・・・とまた席についた。
さらに1時にも上司、同様の行動あり。
ワタシも不思議だった、今まで、仕事の最後にワタシ達二人だけになることなど
いくらでもあったのだ。
なのに、今日に限って何故?

上司2時に帰っていく。


二人きり。やっと二人きりになった。
でも、なごやかに会話しながら仕事をこなす。


そして、3時に仕事を追え、オフィスを締め、電気を消して退室というときに
Kさんに後ろから抱きしめられた。


オフィスで抱きしめられたのは初めて。
オフィスでキスしたのも始めて。


キスはどんどん真剣なキスになり、


会社ではまずいよね・・・

といいながら、
カバンや、手に持っていたマグカップが床におち、キスがとまらない。


Kさんの言葉。


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Kさんはすごく驚いていた。


いいの? 本当にいいの?


わからないけど、応接や会議室や自席のある部屋で抱かれることには抵抗があったけど、
トイレならいいような気がした。


変なマだなあと思いながら移動。




トイレでしたことある?


ううんない


ボクもないです


と笑いながら、トイレで、どうしたらいいのかなあ?と二人で考える。
身長差が20センチほどあるし??
うん、変なマだ。


結局、洋式の個室に入り、Kさんが便器に座り、ワタシが上に乗り、
中でイクとまずいから、最後は、ワタシの口でイった。


それにしても、なんか釈然としない感じ。
二人ともギコチなさすぎだし、後の身支度を整えるマもなんか気恥ずかしい。
映画などで、よくトイレのHシーンってあるけど、そんなにいいもんじゃないような・・・
でも、口でイってもらったのは初めてで、嬉しかった。
でもやっぱり、横たわって、Kさんの体重を感じたいなあ

が正直な感想。


それにしても、昼間、オフィスでおさえつけている感情があふれ出してしまったからか・・・
明日から一週間ほど会えない淋しさからか・・・
会社でこんなことしちゃうなんてなあと、
オフィスとプライベートだけは、きっちり分けてのになあと やや後悔。
普段、後悔なんてめったにしないだけに、後悔したことは、もう多分二度としないよ。
とも思う。






外に出たら、しらじら夜があけてた。
Kさんは、吉野家かどっかでごはん食べて帰るみたい。


なんだか恥ずかしくなって、無言でじっと顔を見る。


さ、明日からお盆休み♪


2004年08月11日(水)



 愛人の定義

オットは一泊の出張で朝早い時間に出て行く。
Kさんは終日、ワタシの席の前で、忙しそうにしていた。


昨日の日記を書いていて思ったのだけど、ワタシはオットにとって妻であるのは確かだけど
Kさんにとっては何だ?と。
愛人という言葉を自分で書いたくせに、そんなことを考えた。


職場でドキドキして仕事がはかどらない状態が2週間ほど続いていて
さすがにこれはまずいと思ったので、意識して仕事にはげむ。
昨日のように、『待つ』 ことにより、彼らが自分だけのものではないことを再認識するのも
冷静さを取り戻すのには役にたったのだろう。


といいながら、Kさんから、先週末の報告会をしましょうと仕事の後に誘われ、
誘われるままに


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Kさんの男数人の一泊、海旅行は、毎年恒例のナンパ旅行らしい。
今年は、Kさんが結婚し、報告会を兼ねていたので、Kさんは今年からナンパ引退ってことになってたらしいのだけど
結果、夏の海のもりあがりと勢いのうえ・・・らしんだけど
一人、帰ってから会いましょう。いいですよ。っていう約束をとりつけたらしい。
彼女はいないの?と聞かれて、


彼女はいないよ(ただし、妻+ももさん(?)あり!!)


と答えて、見事ゲットということだけど
どうせ長く続く関係じゃないなら、食事するだけなら、会いに行っても意味ないし、
でも、せっかく会うなら最後までやらないと悪いし。



というKさん。
さらに、海でとった女の子の写真(ちょっとセクシー系)を見せてくれたり・・・
に嫉妬とは違った気持ちでちょっとむっとする。


今までは、彼女がいて浮気をしていても、彼女にも浮気相手にも、
それぞれ君だけしかいないという態度で接してきたのだろうけど
ワタシの場合は特別で、最初から自分だけでないということは知っているという気安さからか・・・
でも、その台詞は、いつものKさんらしくなく、ルール違反じゃないの?と思う。
ま、愛人っていうのは、そもそもダークな会話をする相手なのか...

しかし、Kさんの行動はワタシにとっては驚きの連続で、勉強になる。
オットの浮気も、そんな感じで始まったのですか? 男性とはだいたいそういうものですか? 


それにしても、愛人。愛人の定義ってなに?
愛する人っていう字は素敵な意味なはずなのに、暗いニュアンスしか感じられない。
彼女or彼?違う。恋人?う〜ん。セフレ? 
セフレにしては、大好きすぎ。
やっぱり、恋人ってことにしておこうかな。いや、やっぱり暗いニュアンスをあえてこめて愛人か・・・



2004年08月10日(火)



 待つ女

さあ月曜日。
でももうすぐお盆休みだ。あと数日がんばればいい。


昨日体調最悪だったオットは、今日も微熱が残っていたけど、セデスを飲んで出社。
お疲れ様です。


Kさんは、出張。
ワタシにとっては、静かな日常。ドキドキせずに仕事にいそしめる。


そんな中来たメール


今日一日ももさんに会えないと思うと、テンションあがらないし
淋しいし、胸が痛いです。
あってもあえなくても一緒かも。気持ちがとまらない。
ウソではないですが、8割で聞いてください。



大丈夫
内容によっては、5割〜9割できいてますが、さっぴきすぎですか?
でも、ワタシの言うことは、8割〜9割で聞いても大丈夫です。

もし、ワタシが二人で会ってるときに、
好きな人はKさんだけって言ったら何割信じますか?



信じますよ。100%
二人でいるときはそう思ってても不思議じゃないし、そう思われたら嬉しいです。



ワタシもそうです。
二人でいるときや、次に会う時間を待ってるドキドキしているときの言葉は
100%真実。
でも、他の時間は、もしかしたら、別の人に、相反することを
その場の真実の言葉として言ってるかもしれなくて、つきあわせたら
矛盾があったり、結果的に真実でなくなることがあるかもしれない。
それは、Kさんも同じですよね。
だから、あまりハマって、そのあたりが見えなくなって、辛くなるのは嫌だから
それなら、最初から言葉をさっぴいて聞くの



なるほど。
でもそのくらいでないと耐えられないですよね。



昨日、Kさんに送ったメール。
奥さんとラブラブしてくださいね。ってうのは
9割真実、1割はウソです



ここで、メールが途切れてしまった。
夕方・・・


今日は疲れたので直帰しますね。
家族サービス!



なんだか、ちょっと待つ愛人の淋しい心境。




今日は寄り道もせず、珍しく早く帰って、HEY!HEY!HEYからスマスマまで
ず〜っとフジを見てオットを待ってたんだけど
オットはオットで、おなか痛いとか言いながら帰ってこないし・・・
電話しても留守電で、つながらないし・・・


なんだか、ちょっと待つ妻の淋しい心境。


つまんないの






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これはワタシも全く同じなのでお互い様。
お互い、自分達が一番じゃないことをわかってる。
変なとこで、価値観が同じ二人。




あんましシマなので、エンピツスキンをいただいて、模様換えしてみました。
もともと、あまりこのページを飾るつもりはなかったのだけど、とにかくシマだったから。
飽きたら、また変えるかもだけど、とりあえずこれでやってみよう。




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さらにオットと3回。
それまで、3年間レス=0回だったのになあ。
来月くらい死ぬんじゃないだろか?なんて真剣に思ったり・・・


2004年08月09日(月)



 オットにたたかれる

今日は、オットと海に遊びに行く予定だった。
が、朝から疲れがとれず、熱をはかると37度5分あった。


家でゆっくりしておきなよ。
ぼく一人で行くから

というオットに、M美さんと会うに違いないという確信だけが強くなり


嫌だ、ワタシも行く!
とごねる。


最終的には、


いっしょに家にいてほしいよ
と頼み、結局オットはいっしょに家にいてくれることになった。
横になってつならなさそうにテレビのお笑いを見るオット。
なんだか悪いなと思いながら、M美さんの事を聞かずにはおれない。


あれから、一週間。
ワタシのメールに、M美さんとオットはどういう結論を出したのだろうか?


もし、ワタシが逆の立場で、Kさんの事を知られたら・・・
Kさんと会うことをやめるだろうか?
ワタシとKさんと同じく、M美さんとオットは仕事でつながっているのだ。
そう簡単に会うこともやめないだろうし、隠しながら続けていくだろうとは思う。
それならそれでいい。ただ、ワタシにばれたら殺される。
それくらい思っておいてほしいと思うだけ。


自分のやっていることと、オットに求めていること。
それは矛盾していることは承知しているけど、どうしようもない。


後悔せずに生きるため、今は自分に正直に行動するだけ。


あれからM美さんとどうなったの?
と聞くと、


メールをしたけど、戻ってくるし、電話もつながらないし、あれから話してないよ


という。


そんなはずはない。あれからワタシだって、M美さんにメールしたけど、
戻ってこなかったから。
まだウソを疲れることに腹がたち、問い詰めてしまった。




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という言葉に、


いい加減にウソはやめてよ!
と言った途端、オットの手がワタシの頬をたたいた。
それは、そんなに激しくはなかったけど、オットにたたかれたのは初めてで驚いた。


ごめん
と言われ、驚きもあって、それ以上問い詰めることはできなかった。


午後からワタシはけっこう元気になったのだけど、思いがけず、オットが発熱し、
しんどそうなオットは、不思議なくらいワタシに甘えてくる。
甘えてくるオットは、ワタシにはものすごく嬉しい存在だ。


愛してほしい。愛されたい。
愛されないと愛せないワタシには、例えカラダが辛い時の都合のよい妻でしかないとしても、やはり、尽くさずにはいられない。


Hはないけど、クーラーのきいた快適な部屋で、ゴロゴロいちゃいちゃして過ごした。




2004年08月08日(日)



 携帯アラーム

朝、Kさんは、お友達と8時に待ち合わせして海に行く。


金曜は寝かさないよと言ってたけど、ワタシを3回抱いた後、くうくうと先に寝てしまったKさん。
朝は、あわただしくなるだろうけど、お互い仕事も多忙で疲れてるしってのもあって、
7時に携帯アラームをセットし、ホテルのモーニングコールをセットして寝た。


寝た・・と思ったら、携帯のアラームで目が覚める。
あ〜 早いよ〜と思いながら、のろのろと起きるけど、あいかわらず寝起きの悪いKさん。


おきなきゃだめだよ

と声をかけると、


ももさん、先にシャワー入ってください

と半寝状態で言う。
昨日ホテルに来たときは、


いっしょにシャワーに入りましょう

だったのになあとちょっと淋しく思いながら、身支度に時間がかかるのは確かにワタシのほうなので先にシャワーに入る。


髪とカラダを洗い、出てきても、Kさんはまだ起きない。
服を着て、化粧をしかけたときに、ようやく起きだし、


今何時?
あれ、ホテルのモーニングコールならなかったなあ


とか言いながら、時計を見て、驚いたように言った。


あれ!? 今、まだ7時前ですよ!?

ワタシも、え?と驚いて時計を見ると、確かにまだ7時になっていなかった。
あれ?あれ?と思って自分の携帯を見ると、確かに7時にアラームをセットしたけど
毎日セットしっぱなしになってる、6時にアラームもオフするの忘れてた!!


ってことで、


ももさんは、おもしろいなあ・・・
まだ、1時間も時間あるなあ


とすっかり目のさめたKさんは、ワタシを抱きよせ、
うふふ そのままもう一度、抱かれちゃいました。


だって、次はいつこうやって二人きりで会えるかなんてわからないし
あわただしいまま、朝別れるのは正直淋しかったから嬉しかった。
手とか足とかからめたまま、ごろごろしていたら、




ねえねえ、もしかして、アラーム間違えたのってわざとだったりして?

って言われたんだけど


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Kさんと別れた後、街をぶらぶらして過ごす。


今日は、オットが帰ってくる日。


突然、会社の飲み会が17時から○○という店であるので、遅くなると連絡が入る。
その後、浮気相手のM美さんとどうなったとか、全然教えてくれないオット。
なんとなく直感で、M美さんと会うのだなと思った。
飲み会のある場所が、今いる場所とすごく近かったのもあり、近くまで来てるから待ってるよ。と連絡入れる。


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さらに、待ってても何時になるかわからないから、帰ったほうがいいんじゃないって。
全く、もう・・・


とことん追求して待ってようかとも思ったけど、ちょっとジャブだけ打てたので帰ることにした。


夜、Kさんから、”花火と二枚目”というタイトルで花火バックのKさんの顔写真が届いてた。
くすくす笑いながら、さすがに、ワタシ自身も疲れていたようで、家に帰り、オットを待たずに眠ってしまった。





2004年08月07日(土)



 PEA放出中

ワタシもKさんも別々の場所に出張。


お互い、朝は、新幹線で何時間もかかる離れた場所にいたのに
夜の9時には、また何百キロも移動して会いにいく。




今日、なにげなく移動の時間つぶしに買った本は、男女の体や、ものの考え方の違いについて書いてあった。
それによると、人間は恋におちると、PEAという覚醒物質が脳から分泌されドキドキするらしい。
だけど、同じパートナーとつきあっていると1〜4年で、PEAはその相手に対してほとんどでなくなるって!!
今まで、なんとも思ってない人が突然気になり、ドキドキしている状態の人は、間違いなくPEAががんがん出ているということで
不倫なんて最たるものらしい。
Kさんから、メールがが届くたびに、ドキドキが高まる。PEA放出中?なんて考えておかしくなる。




明日から海へ行くKさんは、一度家に帰って着替え、カジュアルな姿。
ワタシは出張帰りのスーツ姿だ。
ただでさえ7つも歳が違うのに、学生と姉さんという感じだなあなんて思う。


今日待ち合わせた町は、ワタシにはほとんどなじみのない町。
Kさんは、この町で数年前、2年半、一人暮らしをしていたんだって。
道端で座り込んでたこやきを食べ、Kさんのいきつけの店で食事をし、すぐ近くのホテルに入った。


まさか、Kさんとラブホにくることになるなんてなあ・・・と思いながら、
手を握り、髪に触れ、抱き合った。




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PEAにとらわれているワタシ。
でも、その期限は1年。


オットとKさんと、交互に抱かれること。
これがいつまで続くのだろう。





2004年08月06日(金)



 悪への誘い

仕事で終日外出した。


やはり、Kさんとは、顔をあわせずに、メールで会話をかわすほうが
精神上安定するようだ。
まん前にいるのに平静を装い、手に触れたいのに、我慢するのはつらい。


会いたい

というメールが来る。


そうすべきでない・・・と思いながら、ワタシも会いたい。


オットは今日から土曜まで出張だ。


そうすべきでない・・・




と思いながら、


悪への誘い・・・
土曜日会えませんか?


とKさんにメッセージを送る。
そして


土日は、友達と海に行くんです。

という返事に、がっかりしたり逆に安堵したりする。


海は奥さんとは別行動らしい。


金曜の夜は?

とメールが届く。


土曜の朝は早いから、金曜の晩から友達の家に泊まりこむといって
家を出ればいいから




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悪への誘いは現実の約束になってしまった。





2004年08月05日(木)



 サイクル化

オットと仲直り。
昨日は、ものすごく自然な流れでオットがワタシを抱いてくれた。


Kさんがよく言う、


何かのきっかけでセックスレスを解消して、サイクル化しないと・・・


ワタシのきっかけは、今回の話し合い。
Kさんのきっかけは、引越しのはずだった。


Kさんに、昨日は、スムーズにHができたことをメールで報告したところ


本当によかったですね。
旦那さんがうらやましいです。
僕も、ももさんを抱きたいけど、ももさんの幸せを考えるともう無理なのかな



と返事が来た。
昨日から、にわかにオットに対する後ろめたさがわきおこっていた。
今まで、ワタシがKさんにひかれたのは、ある意味オットのせいだと言い訳していたけど
これからも、Kさんとの関係を続けるなら、それはワタシ自信の決断と責任だ。


Kさんも悩んでいるようだった。


いっしょにいるべきでない
でもいっしょにいたい


正確には、Kさんは毎日目の前にいる。
でも職場では余計な会話をさけ、無表情に仕事の会話をかわし
その裏で、メールで、濃厚な会話をしているのだった。


これは、思った以上にストレスがたまる。
定時になるころには、なんでもいいので、
普通に二人だけで会話できる環境におかれたいと望んでしまう。


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会社と違う、Kさんの笑顔。
ほんと、それだけでうれしい。
なんでこんなに好きになってしまったんだろう。


Kさんが聞く。


僕は1年か、1年半くらい、ももさんの事が好きで実ったから、大好きであたりまえだけど
ももさんは、今までなんとも思ってなかったのに、なんでそんなに好きって思えるの?




う〜んと考えて答える。




今まで、Kさんは本当に男性として見れなかったしなあ
ありえないって思ってたもん。


そしてテーブルの上の携帯を手にして


今までず〜っと、これは携帯電話だと思ってたのに、携帯が、
”ぼくはケーキだ、ケーキだ”って言うんだけど、そんなの信じられないでしょ。
私は、もともとケーキは大好きなのよね。
でも、あるとき、あんまり、携帯がケーキだ!って主張するから、
おしきられて食べてみたら、美味しくて大好きになった!!
って感じかな・・?



って言ったら、


じゃ、キーボードに、僕は板チョコだ!って言われたことある?
板チョコは食べなかったの?


とか・・・
Kさんはこのたとえが気に入ったようで、おもしろがってた。





ワタシとオットの夫婦のサイクル化
Kさんと奥さんの夫婦のサイクル化

どちらもまだ実現していない。

2004年08月04日(水)



 オットとワタシがめざす場所

オットとワタシのめざしてる場所について話す。


二人で食事をしながら、オットの借金と浮気について問う。
浮気については確信しているし、認めてもらったうえで、オットを信じられるなら
二人がどうしていくべきか話し合いたいと告げた。
どうしても認めないなら、携帯またはPCのメールを見せてほしい、それを拒否するなら
興信所で調べるしかないと ・・・
つまり別れるのを覚悟でということも付け加えた。


今までの流れと同じ、オットは、ワタシに対して怒りをあらわし
明日出て行くとか、離婚届を置いておくから好きにしろとか
嫌いになって別れるわけじゃないから、別れても好きだとか
携帯を見せてと言ったり、興信所で調べるような女とは暮らせないとか言った。


Kさんとゆっくり話して、自分の考えを温めていたから、
ワタシはあくまでも冷静に(珍しく、泣かなかった!)キレた。


認めないなら、ワタシ自身がM美さんに確かめるか、別の方法で調べるし、
ワタシがオットと別れる時は、
オットがどこでのたれ死んでもなんとも思わないくらい最低の男だと
自分を納得させた時だから、一生好きだと思うこ事も、会う事もないだろうと言った。
それくらい真剣にこのことについて、話をしようともちかけているわけだし
ちょっと悩んだけれど、浮気については、オットの携帯を既に見たことも告げた。
それでオットがワタシと別れるというなら、本当に別れるべきだと思って言葉を出したので、さすがに、真剣さが伝わったようだった。


昨晩は、オットは、


明日出て行くから

と言い残していたが、そのあと、またやってきて


本当は別れたくない。
浮気は誤解だし、話し合いたい


と言った。


話をし、1回眠って、朝早くからまた話をした。




結局、オットははっきりと浮気は認めなかった。
あれは。メールの遊びでやっていたと。
実際、EDで通院もしていたし(でも通院の証拠とかはない)
だから、一昨日のワタシと3年ぶりに・・・という事は自分にとっても本当に嬉しかったと。


あと、ワタシについては、ワタシがあまりにもがんばりすぎていて
男として、頼られてないというか、でも不満とも違う
劣等感みたいなものがあったということを言った。
子供がほしいのにHしてくれない、オンナとしてみてくれないと泣かれることにも
ストレスを感じていたと。

実際あのメールを見て、ワタシが不快感や悲しい思いをするのは理解できるし
もうそういうことはしないと言い、謝罪をされた。
あのメールをみて、そうですか、はいとも思えなかったけど、でも、オットの言葉にそのことについてはもう些細な事とうけとめれると思った。


今後は子供を作って、いっしょに幸せに暮らしたいし、
そうすればお互いがホントにオトナになるはずだと思うと・・・
少し努力してみてやはり、子供ができなかったら病院に行く等の努力もすると。


そんな話もした。


二人のめざすところは、基本的には違っていない。
初めて、ワタシ主導で、話をできたことに満足をおぼえ納得した。




と同時に、ワタシの心にひっかかったこと。
オットはこのことを気にかけていた。


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と捨て台詞をはいた事(※注←Kさんと何もない頃)・・・


オットは、本当にショックだったらしい。
そうなってたとしても仕方ないけど、そう思わせてしまったことを本当に反省してる


そう、2度程、口にした。


ここまでオットの浮気をせめておきながら・・ワタシは?
初めて、Kさんの奥さんでなく、オットに対して罪悪感を感じた。






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○○の妻です。なんて・・・


2004年08月03日(火)



 二人の行方

会社に行くと、Kさんはすでにいた。そして、メールが来た。


昨日あったこと、よくわからないのでよかったらメールください

メールするとニュアンスが伝わらないような気がしたので、
Kさんと、待ち合わせして、会社から少し離れた公園でお昼ごはんを食べようということになった。


お昼休に二人だけで待ち合わせして過ごすのは初めてだ。
別々に職場を出て、公園で会う。
暑いかなと思ったけど、木陰のベンチは思ったより快適で、1時間ほど昨日あったことを話した。


煙草を吸いながら遠くを見て考えているKさん。


ダンナさんの浮気については、ももさんにも責任があると・・・
誰だって完璧じゃないから、ないものを他に求めることはある。
仕事に打ち込んだり、ローンをどんどん返したり、自立するももさんにダンナさんはひけめを感じてるのじゃないかな
オットは、M美さんから、若さだけではなく、純粋に尊敬してくれる言葉とか
外見的な女性らしさとか・・・そういうものを満たしてもらってるのだと思う。
でも、それは、ももさんを責めてるわけじゃないですよ


と言った。


浮気なんて些細なことだ。
M美さんははっきり言ってどうでもいい。
それよりも、ワタシとオットがこれから、いっしょにやっていくことができるのか。
二人の関係を確かめていくほうが大切でしょ?


とも言った。


ワタシが最終的にどうしたいのかについて一緒に考えてくれたけど、時間切れ・・
定時後、もう一度、1時間だけお茶をということになった。




Kさんは、混乱し、堂々巡りになりがちなワタシの話に真剣につきあい
ワタシに言葉をかけてくれる。
Kさんだって、浮気をしてるわけだから、オットの気持ちを理解できることもあり
また、ワタシのことを思ってくれてるから、ワタシの気持ちも理解してくれる。
リアルタイムに内面をさらけだして、うけとめてくれる人がいることはワタシにとって、とても幸せなことだ。


ただ、そんなとき、ワタシは思う。
ワタシは、Kさんの奥さんの立場であり、M美さんの立場でもある。
そして、Kさんはワタシのオットの立場でもあるのだ。


Kさんは言う。


ももさんの事は、はっきり言ってものすごくイレギュラーなことです。
今まで、つきあってる時にずっと浮気をしてたけど、
結婚は社会的な契約でもあるし、こんな状態で結婚を迎えるつもりはなかったし、
自分のタガがはずれてます。




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ぼくもです

と言ってくれた。


でも、Kさんとワタシの結論ははっきりしてる。
Kさんは奥さん、ワタシはオットとの幸せを望んでいる。
二人の目的はいっしょで、さらに、それじゃ、Kさんとワタシがお互いを求めるものは何なんだろう?
結局、ありきたりな不倫? カラダの関係?そういうことなんだろうか?


Kさんが、ワタシの相談に乗って真剣に接してくれるときと、
Kさんが、ワタシを可愛いと思って見つめているときの目や雰囲気は違う。
ワタシもKさんに対してそうなのかもしれない。
今日のKさんは、真剣に接してくれてるKさん。
一度も手も握らなかったし、お互いに触れることもなく話続けた。
帰り際に、ちょっとKさんの目が変わっていたけど、見て見ぬふりをした。


Kさんは、ワタシがこの日記を書いてることを知ってるけど、所在は教えていないし読んだことはない。


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もしかしたら、関係が終わるの日は近いのかも。
そしたら、もしかして本当にKさんの親友になれるのかななんて思ったりする。




帰宅し、オットと話す。
二人のめざしてる場所が同じであってほしい。

2004年08月02日(月)



 見ても、そこにいいことはない → 修羅場

昨日は修羅場はありましたか?
大丈夫ですか?

というKさんからのメール。




何も言われなかったよ。

と返信すると、




おかしいね・・・

というKさん。






今日は休日。
今日は久々にオットと休みがあったので、日帰りでどこか遊びに行こうかと話していたのだけど
朝起きるとあまり天気がよくなかった。
オットは眠そうだったので、一人ベッドを抜け出しリビングに行った。


ふと、めったに無造作に置かれることのないオットの携帯に気づく。
今まで、オットの携帯をのぞいたことは一度だけ。
なぜなら、そこにあるものを見ても、ワタシにとってプラスなものはないような予感がしていたから。
それならきっと見ないほうがよいに決まっている。
以前、手をのばした時、携帯にはロックがけられてあり開けることはできなかった。


電源を入れてみると、思いがけずパスワードがかからず開く。
そしてメールの受信欄を見た。


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驚きのあまり、手が震える。
ここまでとは思っていなかった。


特に、本命(仮にM美さん)とのやりとりは濃厚で、
昨日、一昨日、先週の日曜の海・・・ワタシの出張した日。
ワタシがKさんと過ごした日とかぶって、全て、彼女と過ごしていたことがわかった。
昨日も、連絡なく帰らないワタシを心配していたわけではなく、そのギリギリまでM美さんと会っていた事もわかった。
彼女はオットの海外・国内の出張のスケジュールも全て把握し、


早く帰ってきて〜 寂しいよ〜


というメールもあった。
白い水着や、買ったばかりの服を着て送られてくるM美さんの写真も眺めた。
会社に出入りしている22〜23歳のモデルさんかなあという感じだった。




見て、そこにいいことはない・・・とわかっていたけど
お互い様だとわかっているけど・・・
それでも、浮気を疑い完全否定されるたびに、ちゃんとオットを信じていた自分はバカだなあと、哀しさと悔しさで涙があふれた。




午後から引越しで忙しいだろうに・・と思いながらKさんに電話した。




1時間くらいKさんと話して、ちょっと落ち着いたので、その後はメールで会話した。




何が哀しいか・・・って


オットができないのは、ワタシが精神的においつめたからかも。
EDかも・・とか悩んだりしていたのに
オットの借金や失業を、経済的にも支えていこうと思っていたのに


オットは、彼女に、ワタシから借りたお金で、食事をおごり、
ワタシの車でシティホテルや旅行へ連れて行き、プレゼントを与え


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ショックへたりこむ。


ワタシの髪型が変わっても気づかないオットは、M美さんの髪型の変化をほめる。
オットはワタシの浮気なんて気づいていない。
ワタシへの関心は、どこにもない。




どうしたらいいのかはわからなかったのだけど、
とりあえず、何通かのメールをワタシのメールに転送し、その履歴を削除した。




オットが起きた。
冷静に、自分の気づいたことをすぐに明かすつもりもなかったのだけど
近くにオットがいるだけで、涙ぐむ。


どうしたの?

と聞くオットに、


昨日会社でいやなことがあったから

と答える。




最近、いろいろ、イヤな事が続いたし、
私たちのこれからについても話しあいたいなあ


と言うと


うん


というオット。




そこから、ぽつりぽつりと会話が始まった。




お金とね。浮気については、ずっとずっと悩んで
これからもずっと続くのであれば、本当のことを話してくれないと
ワタシはアナタを支えていくことはできないよ


ということを伝えた。




オットは、浮気を認めない。


愛する人は、ワタシだけ。
どうしてそんな哀しいことを言うのか?


それの一点ばりだった。
本当に浮気してたら、離婚をせまられてもしかたないと思う。


とも言った。


なら、PCか携帯を見せてよ

と言うと、


いいよ・・・




というのに、肝心の見る段になると、拒否された。




拉致があかず、ベッドルームでつっぷして泣いていたら、オットがやってきた。


後ろから抱きしめられ、そのままワタシにキスした。
最近、全くなかった、熱いキスにかわり、オットが身体に触れてきた。


こんなに怒りがいっぱいなのに、思いがけず、自分の身体が反応していた。




3年ぶりにワタシのカラダを抱いたオットは、驚いていたかもしれない。
先日まで、オットに抱かれたいがために、いざベッドに入るものの
全く濡れることのなくぎくしゃくとしていたのに、すでにぐしゃぐしゃになっていた。


信じられないくらいスムーズにオットに抱かれ、終わって、またすぐに抱かれた。




ももが好きなことしてあげるよ・・・

と好きな体位をしてくれた。
3年たっても覚えているんだ・・・という事が嬉しくて、同時に


やっぱり、オットが3年、Hしてないことはありえない


と確信したり、


これで、コドモができたら、Kさんとオットとどちらの子がわからないし
Kさんのリスク(Kさんの家庭でもめる)は減ったなあ


とか・・・
そんなことを冷静に思う自分がいたりした。






Kさんに


オットが抱いてくれました

とメールすると、


よかったですね・・・
でも、なぜ?


という返事が返って来た。




こんなに、愛する人を悩ませておいて、できるなら、なんで
こんなになる前に、もっと早く抱いてあげなかったんだ!?


とも書いてあった。




わからない。私にも。
でも、オットがワタシを抱いたのは、ワタシが変わったからなのかもしれないと思った。

2004年08月01日(日)
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