誘われたら 全部すっ飛ばして アナタに会いに行く。
気まぐれなメール。 聞き慣れない着信音。 それでも慌てて携帯をとる。 たった一人からしか鳴らない音だから。
夜半 ふたりぼっちで 他愛ない話をする。 別に今、会わなくても 話せたことばかり。
下らない。 仕方ない。
アナタだけに会いに。
とんでもないことになりそうだ。
どうする、あたし。
何を優先する?
誰かの意見や 咎めなんて ちっちゃなことに思えてくる。
あたしの人生だ。 でも 本当にあたしだけのもんなのかな。
あたし身勝手だ。
自分のことしか 考えてなかった。
何てことだ。
こんなにも 自分は弱く身勝手だ。
守るべきものが何なのか わからなくなった。
どうしたらいいんだ。
なんて 身勝手。 こんなにも。
自分の中で秤に掛けた想いが2つ。
こんなにも勝手だなんて
今更 今更、強く 思い知った。
綺麗なものを見たくて 冬の夜空を仰ぐ
可愛いものが見たくて 昼間の公園をぶらり
したいことしたくて 我武者羅に毎日生きる
何にも捨てたくないから 思いっきり両手広げる
そこに居るが確かでないなら あたしが必ずここに居る
この手をとってくれないなら あたしが走って袖を掴む
笑ってる顔が見たいから 必死に楽しいことを探す
諦めたくないんだ この眼で見られるものを
秤にかけたくないんだ この腕で抱えられるものを
失くしたくないんだ 大事なもん全部
欲張りでも強情でも あたしが生きるってのは そういうこと いつか必ず死ぬ未来に
必死に、生きる
『大好き』と 告げることで 壊れてしまう 脆い関係だから 言葉遊びを繰り返す 核心に触れず 貴方を困らせないように
溢れてく想いが 貴方の笑顔と引き換えになるなら 溢れ零れた痛みなど 知らないフリをして だからどうか わらっていて
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