ひらりひらり舞い散った
花弁
一片、受け止めた
どこにも行かないように
(ここにいて)
包んだ掌
抱き締めるよ

それが確かなら
もう何も訊かないよ
ただ傍に居たいんだ
(ここにいる)
君の眼に
留まる場所に

今日は会えるかな
近くにいるかな
少し話せるかな
そんな期待しながら
いつもより早い時間に起きる
バカげてるって
時々思うよ
あたしは君の友達
そこから上には行けないって
わかってる

想いを知ってる君と
叶わないと知っているあたしと
どっちがズルイかなんて
無駄な話だね

ひらりひらり舞い散った
それは儚い想いのように
大丈夫かなんて訊かないで
(大丈夫じゃない)
わらって誤魔化せない
燻る心がまだ
痛いんだって
ねぇわかるでしょ
君が大好きだよ
知らなかった
傷付く前に戻りたいよ


でも君に逢えない未来は嫌だ

痛くてもどうせ

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