今日は公休やったので、ばあちゃんちに行ってきました。 ばあちゃんの大好きな、モンブランとよもぎのケーキと 今日買ったばかりのバッグをプレゼントに持って。
敬老の日は、仕事でお年寄りを労わるのに終始して 自分のばあちゃんに何もできんかったし。
ばあちゃんが、そんなん何も要らんて云うたでぇと 少し申し訳なさそうに云う。 けれど、こんなん欲しかったんよ、と何度もひっくり返し くるくるバッグを眺めてくれる。 好きな色じゃなかったかも知れない。 本当に欲しかったのは、違うタイプの物だったかも知れない。 そんなんいつも思うけど やっぱり今日も思ったけど それでもそうやって云うてくれるばあちゃんに 笑顔が零れる。 美味しい、一口食べてみな、なんて そんなおいしそうに食べてくれるの見たら その笑顔見たら それだけで 満足、です。
思いつきでも 行ってよかったな。
死にたいと云う貴女に 長生きして、は酷かも知れないけれど エゴでいい。 どうか、もっと、傍にいてね。
夕暮れに ふと少し 寂しさを 覚えても 足早に 帰りを急ぐ 何でかは判らないけれど
見慣れた部屋の風景 居る筈のない寝室に 静かな寝息が 予想外れに 聴こえてきたら
たったこれだけの瞬間の為に 帰ってきたんだと 今更だけれども 少し苦笑い
有る筈のない靴が 玄関に散らばっていたら 黙ってそれを片しながら それでも笑ってるの私 おかしいでしょう?
理想とは程遠い だって貴方は年上で 私好みの華奢さの欠片もないし 価値観だって一致しないわ
思う存分に悪態をついてみるけれど 友達がそれに賛同したりしたら 少し 腹が立つの
貴方の繊細な指先 誰も知らないでしょう? 今、それを知っているのは 私だけでいい
不器用な貴方の おかしなくらい不釣り合いな才能 私の横に居られるのは 貴方しかいないわ そう誰も 知らないけれど
焦がす光に 集まる虫のちっぽけだと 笑われる命でいい 焦がれる度に 焼き尽くされても 光に集う 羽さえ失っても
耳元に聴こえる雷鳴 遠い筈の音響が 身体を貫く
雨に濡れた焼け落ちた羽 形さえ留まることもなく 灰になって流れ逝くその様
それが本望だと笑ってやる
会社を辞めようと思います。 もう、いい加減、耐えたな、って。 何度も何度も 浮いてはかき消した想い。 いや、自分が頑張らなくちゃ そうでなきゃ変わらない そうやって思ってきたけれど。 もう、いいよな。 いいかな。 限界だと、思うよ。
休日に愛犬と散歩。 どこから見たって、のんびりした休息の一端だ。 だけど、あたしの中を占めるのは ひと時だって休まらない感情。 ああ、今日は休日なのにな…とふと思う度に 余計にしんどさが積もる。 休みの日くらいゆっくり寝たい、とか 少し遠出して、買い物してきたい、とか 近場のいつものカフェで、コーヒーとケーキのセットでも なんて そんな甘い、甘い夢。 あたしには 自由に過ごす時間などない。 この先、ずっと あたしはこのままなんだろうな。
こんなに嫌われて 意味なく厭われて あたしが此処に 留まる理由があるんだろうか
只 皆の笑顔が見たい
あたしの名前をたとえ覚えていなくても あたしを見て微笑んでくれる その人たちが振り切れない
あたしじゃなくてもいいんだろう そんなの解っていても
嫌われて 厭われて それでもあたしは去ってやらない アナタがどう思おうと あたしはまだ この人たちの笑顔だけ抱えてく
まだ 負けられない。
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