りんごの日記...りんご

 

 

忘れられない手のぬくもり - 2004年09月29日(水)

今日も5時過ぎには起床・・・

疲れてるはずなのに 彼の帰宅時間になると
どうしても目が覚めちゃう


重症だぁ・・


いつもは電話

でも今日はメールにした


声を聞くと会いたくなっちゃうから

電話で色々聞くと余計に不安になっちゃうから



メールで素直に自分の気持ちを伝えた



「やっぱり会えないとあなたが何処かへ行っちゃいそうで不安・・」




彼からの返事は


「何処へもいかないから安心して♪」




この一言でなんかほっとしてしまう・・



癌になってからめっきり弱い






↑エンピツ投票ボタン
My追加






もうすぐ付き合ってまる二年・・


この季節になると二年前のあの頃を思い出す

懐かしくて切なくて 胸が苦しくなる・・


だた会いたくて だた好きで 好きで 
他に何にも考えられなかったあの頃・・



初めて外で会った日


初めて抱きしめられた日


初めてキスをした日


それから・・・



初めて手をつないでコンビ二まで歩いた日

つないだ手をそっと自分の上着のポケットに入れてくれたっけ


初めて抱かれた時の事よりもそんな他愛のない事が
今思うと幸せで 懐かしくて





ああ・・なんでこんな病気になっちゃったんだろう


病気さえなかったらってやっぱり思ってしまう


-

彼でいっぱい - 2004年09月28日(火)

彼の夜勤の仕事の時は私も早く寝ちゃう

昨夜も11時には布団の中
でもなかなか眠れなかった

朝は朝で4時半ころから何度も目が覚めて
何度も時計を見る

彼の仕事は朝五時までで、終わると六時頃には電話をくれる

それが待ちどうしくて目が覚めちゃうらしい



ほんとに自分の事ながら情けなくなるくらい彼でいっぱいになってる


メールや電話だと不安がふくらんで
会って気持ちを確かめ合わないと不安で仕方ない



なんでこんな風になっちゃったんだろう



病気がわかってからは特に一人になるのが
怖くて怖くてどうにもならない

彼がいなくなっちゃうのがどうしようもなく怖い


かっこ悪くてこんな事友達にも言えない
友達の前では適当に楽しんでるふりをしてる・・


私の本当の気持ちを知ってくれてる人がいないから
余計に彼に執着してしまうのかな


唯一 この日記で自分の情けなさを暴露してるけど・・





10年も不倫関係を続けてた男友達が最近離婚してその彼女と結婚した

20代だった二人はもう30代後半になっていた

その彼が私にこう言ったことがある





↑エンピツ投票ボタン
My追加





彼の言葉にはすごく重みがあった・・

そんな簡単なものじゃないって思ったけど

どうにもならない今の状態を思うとその言葉に賭けてみたい気がした


ばかげてるかもしれないけど

その言葉信じたい・・


他に何もないから・・

どうする事もできないから・・







-

一言の重さ - 2004年09月27日(月)

今日から彼は仕事です

たまたま前の職場から人が足りないので欲しいと電話があり
とりあえず今週いっぱい手伝うことに


その先彼がそのまま続けるかどうかは私にはまだ分からないけど

とりあえず一安心・・

今月 彼の家賃を払ったら私もギリギリだったから・・


仕事は夜勤だし私は昼間の仕事だから
今までの様には会えなくなるけど

それは寂しくてすごく不安だけど

いつでも会える状況だと

どうしても彼のところに行っちゃうから・・

どんなに疲れてても会いたくなっちゃうから・・



これで夜は早く寝れる

少し一人の時間ができる


そう思ったりもする・・


人間ってほんとに欲深い

彼と一緒にいる時間も

一人の時間も

子供達と過ごす時間も

全部 全部 たくさん欲しくて
一日24時間だとほんとに足りなくて

どれも犠牲に出来なくて疲れ果てて

こんなんじゃ 体によくない

私の病気はストレスを抱えるのが一番よくない

再発しちゃう・・  こんなんじゃ再発しちゃう・・

そうやってますます焦ってた





でもきのう嬉しい事があった


彼には何年前に付き合っていた人がいて

その彼女の事が本当に好きで
結婚できたらなぁ って思ってたって

彼女のことをいまでも引きずっているって話した事があった



昔のことだしそんなに気にしてなかったけど
何かあると もし私じゃなくその彼女だったら
きっとこうしてあげるのかな なんて自分と比べてたところもあった


話の流れで何となく 聞いてみた

「だって引きずってるんでしょ?」

「なにを?」

「だから前のカノジョのこと・・」

すると彼はこう言った





↑エンピツ投票ボタン
My追加





初めてだった
彼がそんな風にはっきり口に出して気持ちを言うことは

あの人は言葉なんて信用できない・・
そう言って気持ちを口にだす事はなかったから


わかってても女はやっぱり
はっきりいってくれると嬉しいものだし安心できる


普段そういうことを言わない人だから余計に嬉しかった


もとと信じなくちゃいけない

そう思った・・


その一言で たとえこの先に別れが待ってるとしても

多分私は この数年が決して無駄じゃなかったって思える気がした

今のお互いの気持ちを信じたい







-

つけない方が気持ちいい? - 2004年09月24日(金)

三回目のホルモン注射が終わった

この薬で卵巣の機能を止めているから
注射を打たなければならない二年間は当然妊娠できない

そんな訳で今は避妊する必要もなくなった



私が彼に

「ゴムつけないでいいからいいでしょ?」 って聞いたら


「実際はそんなに変わらないのかもしれない」  と彼・・


「そうなの?だってつけない方が気持ちいいでしょ?」


そう聞くと彼はこう言った





↑エンピツ投票ボタン
My追加





その言葉は本当に気持ちが溢れてて
何だかすごく幸せな気分になった




ここのところ気持ちが不安定で悪いことばっかり考えてた

いつかは別れなければならないって覚悟してたのに


そんな気持ちに反して
どんどん一緒に居たい気持ちが大きくなってる


でも大きくなればなるほど辛くなる





別れ際の車の中で彼はずっと手を握っていてくれた

私が彼の肩にもたれると

彼もそっと私の頭にもたれ

何も話さないまま静かな時間が過ぎた



何も話さなくても多分二人の気持ちは一緒だった



もしできることならのままずっと一緒に居たい

このまま時間が止まればいい





「じゃあもう帰るね」

そう私が言うと 彼は車を降りて

窓ごしに私の頭をなでて優しくキスをしてくれた


顔を離すといつものやさしい笑顔がそこにあった


私はその笑顔が本当に好き・・


その顔を見てると全てが大丈夫な様な気持ちになる



何も心配要らないよ

大丈夫だよ



そう言っているみたいで安心できる・・



離れたくない



ずっとずっと一緒にいたいよ





-

私があなたに出来ること・・ - 2004年09月20日(月)

三連休・・

また余計な事を聞いてしまって喧嘩になった

前夫に裏切られてから、やっぱり私は
もう信じることが出来なくなっちゃったのかな



彼の気持ちを信じたくて 安心したくて
ほんとにくだらない質問をした






「もし 他にいいなって思う人が現れたらどうする?」



私は彼にこう答えて欲しかった



「りんごがいるんだから諦めるよ」  って・・




↑エンピツ投票ボタン
My追加




ほんとにバカ正直なヤツ


でもそれが正直な気持ちだと思う
変にごまかしたり 嘘をついたりできない人
その答えにもなんの悪気もないし

そういうとこが好きなんだけど・・


結婚している訳でもないし
正直そんなもんだと思う


でもはっきり言われるとやっぱりショックだった

いつも聞かなければいい事を聞いては
落ち込んで・・

ホント聞かなきゃいいのになって思う






いつの間にか私も変わってたんだと思う


今一緒に居られればいいってそう思っていたのに

二年が経って、その間だに色々な事があって


あなたの為にこんなにお金使ったのに

中絶までしたのに

こんなに好きなのに

なんでずっと一緒にいようって言ってくれないの?


いつしかそんな風に思っていたのかもしれない
でもそれは完全に私のエゴ・・



彼になんの責任もない
彼にそんなことをおしつける権利はない



私が間違っている



好きで 好きで 好きで

離れたくなくて

自分が傷つくのを極端に恐れて




でも本当に好きなら彼の幸せをもっと考えなきゃいけない


普通女の子と普通の恋愛を

そうそれが彼にとって一番幸せなことなんだ

そう思えばきっと大丈夫・・





こんな時思い出すのはなぜか楽しかったことばかり

辛いこともいっぱいあったのに 
 
想い出せない


でもね 思い出すとやっぱり辛くなる
想いが溢れて 苦しくなる

だからもう過去は振り返りたくない




彼がもし今私といて幸せならそれでいい・・


そしていつか他の人を好きになって
その人といることが幸せなら
それでいい・・




もう希望はもたない・・

辛いから




でもね・・

本当に好き・・

この想いだけには嘘はつけない・・




いつかあなたの心を本当に分かってくれる人が現れるまで

ずっとあなたの傍にいられる人ができるまで



寂しくないように 傍にいるね・・



-

欲しかったもの・・ - 2004年09月17日(金)

忙しくてなかなか一人の時間がもてない

というか持とうと思えばもてるのに
わずかな自由な時間を彼と過ごすために費やしてる

それは彼が強要するわけじゃなく
私の方がどうしても会わずに居られなくてしている事なのに

それが自分を苦しめてる


一緒に居る時間はほんとに幸せだけど

全て自分で望んでしている事だけど

体と精神がついていかない・・



もうこんな生活は子供の為にも病気にも良くない

将来一緒になれる希望があるならまた別だけど



なにもない・・


はっきり言ってお金も続かない

まだ仕事のない彼の家賃を今月も払わなければならない


そこまでして一緒に居る意味が時々わからなくなる

自分がしている事はよくわかっている
今の状態が決してよくないことも分かっている



なのに離れられない・・



何にも持っていないけど
私がずっと求めていたものを彼は持っているから



それは多分 子供の頃からずっとほしかった
人間らしいやさしさと純粋さ


ずっと自分の中に閉じ込めていた
寂しさと孤独を初めてわかってくれた人



親も兄弟も誰も認めてくれなかった私を

はじめて認めてくれた人・・
許してくれた人・・


いごごちのいい場所に逃げているだけなのかもしれないけど

こんな私を受け止めてくれる彼を信じたい

人を信じることが出来ない私に
本当の人間らしさをとりもどさせてくれる

汚れたものを拭い去ってくれる

そんな力を彼は持っている

だから離れられない・・




-

聞いてはいけなかったこと - 2004年09月13日(月)

ふれてはいけないこと・・
聞いてはいけないこと・・

なのに不安で不安で仕方なくて
きのう思い切って聞いてみた・・



「もし私が子供を置いて二人で何処かへ行きたいって言ったらどうする?」





↑エンピツ投票ボタン
My追加






当たり前だと思う

そんな事今の状況で現実的に考えられるわけがない・・


全く無意味な質問だなって思った


たとえ子供を置いてまで一緒になったとして
それで本当に幸せになれるかどうかなんて
私だって自信がないのだから

それでも聞いてみたかった



心のどこかで


「もしそう出来るなら、すっと一緒に居たい・・
 二人で何処かへ行きたい」


多分そう言ってもらいたかっただけ・・



やけくそで私が一番聞きたくない質問までしてしまった





「やっぱり子供欲しい?」




「うん・・欲しいよ」




当たり前のこと・・

でもショックだった



私はもう彼の子供は生めない


五年間は子供をつくれないし
それからだともう年齢的に無理・・



でもたしかにいた

一年前、あなたの子供がいた

あの子が私にとっては最後の子だった


いくら後悔してもしきれない

あのときはどうしようもなかったけれど
未だに諦めきれない自分がいる





彼の答えは正直な気持ちだと思う


「欲しいけど りんごと一緒にいられるならそれでいい」

そういってもらいたかっただけ・・



現実にならなくても
ただその言葉が欲しかっただけな様な気がする


それだけでまた頑張れるような気がしたから・・




「子供が欲しいっていうことは私とはダメだっていうことだよね」


「まだそこまで割り切れない・・」



彼はそう言った



私は彼の気持ちが良く分かった

だって私だって同じだから

私だって割り切れていない



私だって今子供と離れることなんてできないだろうし

彼の子供を生んであげられないのに
一緒になんてなれないって思ってる





みんなみんな 分かってる





でも好きで 好きでどうしようもない





この先決して一緒になる事ができないって決まっているなら
早く別れたれた方がいい

いつかくる別れの日まで一緒に居られればいいなんて
やっぱり心からそう思えない



一緒に居ればもっともっと好きになるから

もっともっと一緒にいたくなっちゃうから




もし私でなければ

彼は普通に結婚して

子供も持って

普通の家庭を築ける・・


そう思うとほんとに辛い・・
一緒にいるのが辛い・・



彼もきっとわかっているはず・・
なのにお互いはなれられない


どうすればいいのかほんとにわからなくなる



せめて病気にさえならなければ・・


いくら考えても いくら泣いても

あの子は戻ってこないし

もう子供は生めない

癌じゃなかった頃には戻れない



これから先 何に希望をもてばいいいんだろう




好きで 好きで 好きで・・


ただずっと一緒にいたいだけなのに


どうしてそれすら叶わないの?










-

彼の体に溺れた日 - 2004年09月10日(金)

彼の家に滞在中だった彼のお兄様が帰っていったのが
午後九時・・

それからすぐにメールがきた

「すぐ来る?」

子供達を寝かしつけて彼の家に着いたのが午後十時



部屋に入って少し話をしてたら


彼「何か忘れてな〜い?」

私「うん。忘れてる」

そう言うとチュッ とキスしてくれた



それからベッドに連れていかれて


服を脱がされて・・





あー 



この感触・・



彼の唇が私の体中を這う様に滑る・・


やさしく髪を撫でながら 彼の熱い吐息がうなじにかかる・・







10年の結婚生活・・

その間夫以外の男なんて知らなかった

別に他の男と寝たいとも思わなかったし

それが当たり前のように過ごしていた



ごくごく普通の家庭の主婦・・


それが離婚して全てが変わった

彼と出会って・・




初めて抱きしめられたとき



↑エンピツ投票ボタン
My追加



そう思ったのを良く覚えてる



十年以上も夫しか知らなかった私の体は

抱きしめられただけで

キスされただけで

もうどうにもならないくらい敏感に反応してた・・



そして私は彼の体に 彼の心に溺れていった



会いたくてたまらない気持ち

別れ際のせつない気持ち

キスしたい・・

抱きしめられたい・・

手をつないで歩きたい・・


そんな昔だったら当たり前だった感情が
 
今 とても大切に感じる


またこんな風に誰かを好きになれたこと・・

それだけでもすごく幸せな事なんだ・・




-

つないだ手 - 2004年09月08日(水)

昨日、彼のところに彼のお兄様が来たらしい
泊まるというので昨日はうちでおとなしくしていた

ちょっとの時間でも毎日顔を見ていたから
一日会わないだけでも 寂しい

今夜は会えるかなって思っていたら

「もう一泊していくらしい」

と彼からメールがきた

今日も会えない・・



子供達をお風呂に入らせ

一番下の子を添い寝して寝かしつけたところで

彼からメールが来た・・



彼 「なにしてるの?」

私 「今、やっと寝たとこ・・ 何してるの?」

彼 「今、りんごの家の前・・」


えっ?! 

慌てて 着替えて外に出ると彼がいた


突然家まで来てくれることなんてなかったから
ちょっとびっくりしたけど嬉しかった・・



それから手をつないで近所を散歩した

いつものように他愛のない会話・・


そういえば毎日、日常のささいな出来事を
当たり前の様に彼に話していた


でも、どんなにささいな事でも
その日の出来事を話せる人がいるって
ほんとに幸せなことなんだなって思った


何をするでもなく、大好きな人とただ手をつないで歩く


今、この時間を大切にしたいと思った





いつ再発するんだろう・・

あと何年生きられるんだろう・・

いつまで彼といられるんだろう・・



ずっと先の見えない不安に怯えてきた


でも今、私は生きているし 隣には大好きな人がいてくれる





不安から抜け出したい


もっともっと今を大切にしたい


もっともっと今を感じたい


諦めたくない・・


未来を信じたい・・




↑エンピツ投票ボタン
My追加



















-

返信 - 2004年09月06日(月)

私達には障害が多すぎる・・

子供のことや病気のこと
経済的なこと

現実的に考えても この先一緒になる事なんて
きっとできないだろうな

でもたとえ叶えられなくても

すっと一緒にいたい・・ 

その気持ちがお互いにあれば
それで幸せ


でも彼は決してそれを口に出して言わない

言えないのだと思う・・


彼も私と同じ気持ちでいてくれるって思っているけど
やっぱりはっきり聞かないと時々不安になる

今までそのことに関しては蓋をしていた
考えない様にしていた




でも今日どうしても聞いてみたくなって
でも面と向かってはきけないから


メールしてみた・・


「私とずっと一緒にいたいと思ってる?」




↑エンピツ投票ボタン
My追加




初めて聞く言葉・・

もうそれで十分・・


その言葉だけで
その気持ちだけで


それ以上は何も望まない・・




-

枕 - 2004年09月03日(金)

彼の部屋を眺めながらふと思った・・

初めて部屋に行った時、なにも無かったその部屋に
今はたくさんの思い出がつまってる

付き合い始めのころ、買い物に行った時、

彼が「そうだ、枕買わないとね!」

そう言って笑ったときの事、昨日の事の様に覚えてる



その日から、私が泊まる日はその枕が
彼の枕のとなりに並べられた

そしていつのまにか その枕は私のいない時も
ずっと彼の枕のとなりにおかれる様になってた・・


わざわざ持っていっていた歯ブラシはいつのまにか
一つのカップに仲良く置かれたままになった


私専用のシャンプーも洗顔も
いつのまにか空になり、また買い足す日が来るなんて
あの頃は想像もできなかったな・・



↑エンピツ投票ボタン
My追加



時の流れを感じた

好きになっちゃいけない・・
もっと好きになる前に離れなくちゃいけない

お互いにそう思っていたあの頃・・


今だってずっと一緒にはいられないってわかってる


でも一緒に枕を買った日のこと
あのときのあなたの笑顔


多分一生忘れない・・


-

小さな出来事・・ - 2004年09月02日(木)

仕事が終わって家に戻るとネコのえさがなかった

保育園にお迎えに行く前に買ってこなくちゃ
そう思い すぐに車で家を出た

大通りにでる信号で左にウインカーを出し信号待ちをしていた

その時、彼からメールがきた

「まだぁ・・?」

ん? 約束してないけど、
もしかしたら来るの待ってるのかな・・

急きょ ウインカーを右に変更して彼の家に向かった


部屋に入ると誰もいない・・

あれっ? っと思って電話。


彼 「今、どこ?」
私 「あなたの部屋」
彼 「え〜 近くで待ってたのにぃ〜」
彼 「すぐ帰る!」


しばらくするとドアが開き 
どたばたと小走りに入ってきたかと思うと
そのまま私をぎゅっと抱きしめた・・


待っててくれるなんて初めてで
会えなかったのはすごく残念だったけど
ホント嬉しかった・・


もし、仕事早く終わってなかったら
外でまっててくれてる彼の姿みてたら
泣いちゃってたかもしれない・・

たわいのないことだけど、なぜかすごく嬉しかった





いままで、彼と会っている時間は本当に幸せだけど
一人になると不安で寂しくでしかたなかった・・


でもその夜は寂しくなかった
彼のことを想って 幸せな気分でいられた・・

単純だけど・・


会ってない時間に彼のことを思い出して
幸せな気分になるっていうことって
今までなかったなって思った

いつも目に見えない不安におしつぶされそうで
会わないと不安でいられなかった


会えないいときに相手を想って幸せな気持ちになれるって
ほんとに幸せなんだなって思った


会えない時間の大切さをはじめて感じた・・



年上でバツイチで子供がいて 癌になって
自分に自身がもてなくなってた


私が体を求めてしまうのは

そのぬくもりがほしいから・・

不安だから・・




↑エンピツ投票ボタン
My追加




その場は満たされるけど
それでも不安は消えなかった・・

なのこんなたわいのないことでこんなに心が満たされてる

やっぱり単純なのかな・・


-

扉の向こうのかなわない夢 - 2004年09月01日(水)

一日 24時間は短いなぁと思う

今日も仕事が終わって保育園にお迎えにいって
買い物をしてやっと家に戻る

それから大急ぎで夕飯の支度・・

それが終わると子供達をお風呂に入れて
寝かしつける


その後 夕飯のおかずを彼の家まで届けて
一時間だけ一緒に過ごした

そして家に戻ると 本当にどっと疲れがでる・・


彼に会わなければ もうちょっと一人の時間ももてるし
少しは体が休まるのに

やっぱり人目だけでも会いたくて
会ってる間は疲れなんて忘れてて・・

体は疲れても 心を満たしてくれる



子供のことや病気のことは確かに私達にとっては
越えることが出来ない高い壁だけど

彼がいてくれるから
子供のこともがんばれる
病気のことも忘れられる




↑エンピツ投票ボタン:クリックすると続きが読めます
My追加




それなのにまだ出口を探してる


その扉の向こうに彼がいてくれたら・・


そんな希望が私を支えているような気がする

たとえかなわない夢だとしても・・


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail   BBS