SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2004年08月31日(火) 馬面のダンディ

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Close the window,calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out,let it all begin
All's forgotten now
We're all alone,all alone

    ( WE’RE ALL ALONE / BOZ SCAGGS ) 

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初めて聴いたのは、「Jojo」。
網タイツの少女(?)の脚を枕に
煙草を吹かしている、あの有名なジャケットのアルバム
「ミドルマン」に収められていた。

ものすごくカッコいい!と思った。
“ダンサブル”とか“ファンキー”とか言った言葉を
意識しだしたのは、この曲との出会いによるものだ。
名盤といわれている「シルク・ディグリーズ」より、
はるかに「ミドルマン」の方が好きだった。

バックのミュージシャンがTOTOのメンバーだって事は
後で知ったことだった。
その時はすでにTOTOは好きなグループのひとつだった。
音を聞いて納得した。S・ポーカロがとても好きになった。

レッチリのライブアルバムを買いに行ったら、
Bozの最新ライブアルバムが出ていた。
悩んだ末にBozのほうを買った。

ヒット曲中心の二枚組ライブアルバム。
プロデューサーはD・ペイチ。TOTOのキーボード。
手堅い演奏をバックにして、往年の曲が
披露されていく。カッコ良かった。
今の年齢になって、さらにその良さが理解できたような
気がした。ただの「AOR」じゃなかったんだ!

アルバムのラストはもちろん、上記のアレ(笑)。
キー下げて演奏されてたけど(苦笑)
何だかんだ言っても、名曲。
バラードのお手本みたいな曲です、はい。



2004年08月30日(月) 嵐の季節

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そうさコートの襟を立て じっと風をやり過ごせ 

みんな拳を握り締め じっと雨をやり過ごせ

今は 嵐の 季節

         ( 嵐の季節 / 甲斐バンド )

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猛烈な台風でした。

深夜、吹き荒れる風と窓を叩く雨に
何度も目が覚めて・・・。

この強い風が、痛みを吹き飛ばしてくれる
この激しい雨が、悲しみを洗い流してくれる
きっとそうにちがいない・・・。

今を乗り越えたら、すべてが晴れやかな天地へ
僕はそう信じてる。

きっと、明日は、晴れてくれる!



2004年08月29日(日) 大野雄二

大野雄二。

大好きな作曲家です。
もともとはJAZZ畑の方のようですが。
「ルパン三世」の音楽の作曲者・・と言えば
ご存知ですよね?
最近彼の語り下ろしの本が出版されてました。
買ってませんが(爆)、嬉しかった!

初めて彼の音楽と出会ったのは
映画「人間の証明」。
ママ〜・ドゥユーリメンバ〜♪BYジョー山中も
この人のペンによるもの。

当時は角川映画全盛の頃、
一作目の「犬神家の一族」
三作目の薬師丸さんのデビュー作「野生の証明」も
(町田義人「戦士の休息」も名曲!カラオケ行く機会があったら
この曲はものまね付きで歌います!・笑)
大野雄二さんの映画音楽が、その映画の世界観に
音の彩りを与えていました。

よく考えたら、アニメ番組の主題歌に
オシャレなインストを作った・・・スゴクない??(笑)
そしてこの音楽センスは、後世のミュージシャン達に
どれだけの影響を与えてきたことか・・・。

大野雄二さんのそれらの音楽には
王道のパターンがあります。
特にバラード系とかは、使われるコードとか
ストリングスのアレンジ等に顕著に表れます。
それが好きなんです(笑)。
涙が出るときがあります(笑)

このまえ、レンタルCD屋で借りてMDに落とした
サントラ盤「人間の証明」。
JAZZ、ブルース、FUNK、R&B・・・・
すげぇ、けっこうエッセンスが詰まってる(笑)。

いい音楽はいい!
そしていい音楽には裏打ちされるべく理由があると
再認識しました、はい。


〇 銀河を泳げ / 町田 義人

※「戦士の休息」のB面曲。もちろん大野雄二さんのペン。
私がプロのシンガーなら、この曲カバーしてるけどな・・・(笑)



2004年08月28日(土) 小宴会 in ガラさん邸

家でぼんやりしていると
電話が鳴った

ガラさんからだった。
彼・・・じゃなかった彼女の家で(謎笑)
呑み会をやっているとのことだった。

家人に睨まれながら(苦笑)、
いそいそと出かける♪
す〜さんやあばたまさん、アダモさんまで居るんだもの、
じっとしてられますか??

自転車(ママチャリ)を走らせる。
彼女の家に着く。
もう、かなり出来上がっている参加者達(笑)、
テーブルの上にはガラさんお手製の料理、
しかも、私がテーブルについてから
これでもか!ってな具合にたくさん出てくる
これがお世辞抜きにうまい!

久しぶりの皆さんの顔。
いろんな話をした。
酔って忘れている人もいるかも知れないけれど(苦笑)、
楽しいひと時だった。

そう、ふと気がつく。
「俺は・・・fridgeのラストライブからライブをしていない」って・・・
ライブがしたい。
みんなに聴いてもらいたい・・。

音楽に向き合わなきゃ。
ここには、こんなに真剣に自分たちの音楽に
向き合っている人たちがいる。
そんな方たちの輪の中に、自分がいる。

幸福だ。
ホントに幸福だ。

日付が変わらないうちにお暇する。
ありがとう、楽しいひと時を。

また遊んでくださいね。


〇 HOT LEGS / ROD STEWART


※奥田民生にパクリ曲あり!?(笑)



2004年08月27日(金) 風の中の灯のように

死は突然やって来るものなんだ。
セカチュウなんて、まだ悠長な方なんだ。

昨日まで元気だった人が
そのことがあたり前だった人が
突然いなくなることの気持ちがわかる?

誰かに言われたことがあった。
答えられなかった。

人の生命は
激しい風の中で揺れる松明の灯のようだ。
消えないように消されないようにしても
寿命という、それぞれに与えられた時間の中で
消えていくものなんだ。

悲しい現場は見たくなかった。
車に乗り込んで、家路を走った。
夜の高速のオレンジのランプは、
その生命の松明のように
儚く揺れて、流れていった。



2004年08月26日(木) 赤 岩 〜米国的声〜

VAN HALENの最新ベスト盤を聞き込む日々が続く。
エエ加減にせい!ってくらい聞いている。
どうしたのかな?体質変わったのかな?(笑)
妊娠したかな?(笑・バカ)

さらに最近、輸入盤で
“レッド・ロッカー”S・ヘイガーのソロ時代の
ベスト盤が出ていた。
さっそく購入する。

MTV世代の僕は、ソロ時代の彼の代表曲
「I CAN'T DRIVE 55」のPVで
彼の存在を初めて知った。
ギターもこなす、いわゆるアメリカンロックの
ボーカリストという印象だった。

その後VAN HALENに加入したと聞いたときは
驚きと同時に、素晴らしいボーカリストが
加入したと思った。だってギターもうまいし(笑)。
王道的な楽曲もキチンと歌える人だし。
脱退した人はビーチボーイズのカバーが
やりたかったんだろうし(笑)。

さて、件のベスト盤。
やはりソロ時代は王道のアメリカン・ロック!
驚いたのはR・スプリングフィールドの曲だと思っていたのが
サミーの曲だったというのがあったことだった(!)
・・・でも、少し退屈だったかな?
楽曲はやはりVAN HALENの方が数段いいわ。

再結成VAN HALANは、まだアメリカをまわっているみたい。
日本にこないかな?
エディとサミーを観てみたいな・・・。


〇 I'VE DONE EVERYTHING FOR YOU
               / SAMMY HAGAR



2004年08月25日(水) 恋愛寫眞

映画 「恋愛寫眞 Collage of Our Life」を見る。
もちろん、ヒロスエ目当て(爆)。
監督はTV「ケイゾク」「TRICK」の人。
どちらも見たことがないが。

NYに居る、別れた恋人(ヒロスエ)から手紙が届く。
でも彼女は一年前に死んでるという話が・・・。
彼女に会いたくて、またその謎を突き止めるべく
(元)彼氏はNYへ・・・みたいなストーリー。

ヒロスエ目当てだったが、物語の大半が
その彼氏役の子を軸に動く(笑)。
しかも、全編その彼の超〜拙い英語のモノローグ(語り)が入る。
故松田優作さんの息子。「なんじゃこりゃ〜!」ってな感じだ(爆)
ヒロスエぜんぜん出てこない(笑)。

でも、映画は・・・最初はかったるく、
優作さんの息子に慣れるまで時間がかかるが(笑)、
良かった・・・じんわりと余韻が胸の中に広がっていく感じだ。

NYでつかんだ彼女の真実、喪失、そして、
彼女の愛が生んだある魔法の瞬間・・・。
ヒロスエは・・・やっぱ可愛かった(笑)。

大事な事を忘れていた!

この映画、主題歌が達郎の「2000tの雨」だったんだ!
初期の名盤『Go Ahead!』の中の名曲を、
この映画のためにヴォーカルを再録し、新たにMIXし直したもの。
私の大好きな大好きな1曲。
エンドロールが上がって、この曲が流れ始めた時に
思い出した。
そこでまた大泣きしてしまった(爆笑)。

ちょっと、不思議なラブストーリー。
朝晩に秋の気配を感じる今、
結構いいかもしれません・・・。


〇 2000tの雨 / 山下 達郎

※「 2000tの雨が降れば / 僕は今日もひとり 」
この歌詞にやられました・・・。
高校時代の友人の、大好きな歌でもありました。



2004年08月24日(火) 譜 面

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Hold on
I'm holding on
Baby,just come on,come on,come on,
I just wanna hear you say

I can't stop lovin’ you
And no mattar what you say or do
You know my heart is true,oh
I can't stop lovin’ you

( CAN'T STOP LOVING YOU
                / VAN HALEN )


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

本屋で立ち読み。
コピー譜本のコーナーにて。
ウォークマンは、バカの一つ覚えのVAN HALEN。

ちょうど『CAN'T STOP LOVING YOU』が鳴り出したので、
VAN HALANのコピ譜を手にとり、ページを開く。
譜面を目で追う。

・・・やはり、こんなコードやわなぁ、出だしは・・・
・・・中間のカルメンチックなのってこんな譜面かぁ・・・

え?・・・そういや転調してるわ、ここ・・・
う、うわ〜ここも転調してんの??・・・

結局、曲が終わるまで目で追った(笑)。
曲の展開の素晴らしさに感動して涙が出た(笑)。
イヤ、マジで(爆)。

作曲はメンバー全員のクレジットになってるが・・・
シンプルな、いわゆる“売れ線狙い”な曲なのに・・・
恐れ入りました。

こんな曲、いいよなぁ・・・自分でも作れたらいいなぁ・・・。



2004年08月23日(月) 無邪気なメール

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誰かの腕に 抱かれて眠りたい


何も奪わぬ 恋に落ちて

   ( サイドシートの影 / 浜田 省吾 )

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無邪気なメールが携帯に届く。

「・・・バカちゃうか??」
苦笑い。

でも、気が紛れる。
心がじんわりと、温かい何かで満たされる。

こちらもバカみたいなメールで返す。
また、苦笑い。

街は、夏の暑さが
最後の足掻きを見せているけれど、
朝晩は涼しくなってきた。
秋は、もうすぐそこ。

・・・You've Got A Mail〜♪

返事が返ってきた。
また、無邪気なメール。

まいったな・・・でも、嬉しい。
ありがとね。



2004年08月22日(日) ブラ紐

夏の街。

寄せては返す車の波を横目に
横断報道のゼブラの岸辺を歩く
若い女性たち・・・。

まるで海岸にいるような景観。
ほとんど水着じゃん!って突っ込みたくなる。
えぇ〜ッ!そんなんもありぃ?みたいな。

・・・いや、別にいいんですけどね。
全く問題ないんですけどね。


そう言えば、
あの透明なブラ紐っていつからなんだろう?
アレって見せるためのものなの?
なんか、ブサイクな気がするけどなぁ・・・

・・・いや、別にいいんですけどね。
全く問題ないんですけどね。


まだまだ昼間は暑い。
目のやり場に困る晩夏の街の午後でした。


〇 HALLELUJAH / SAMMY HAGAR



2004年08月21日(土) 土曜日の電話

土曜日の電話はjakeからだった。
私の稚拙な日記を読んでの反応だった。

「『セカチュウ』は絶対映画のほうを見てください」(爆笑)

そこから話題は、私の『セカチュウ』との出会い、
TV版の感想、主演女優の比較(個人的趣味においては
断然、映画版のほうがいい)ならびに男優の比較(こちらの方も
映画版のほうがいいらしい)、そして、彼女の病気に対して
あまりにも不可抗力で非力な主人公の哀しみ・・・みたいなことを
延々と話す。

「れのんさん、語りますねぇ〜」(爆)

半ば呆れられながら(笑)、
それでもバカみたいに話を続ける

「れのんさんって、割と単純でしょ!?」(更爆)

あぁ、そうさ!(笑)。

jakeとは血液型が同じ。
だから・・・ってわけはないが、感性や趣味も似ている。
こういう人に、バンドメンバーとして巡り合った事が
とても嬉しい。
本当に嬉しい。

早くライブしたいね・・・
そこまでバンドを持っていきたいね・・・

頑張るよ、頑張ろうね。
あなたの力を貸してちょうだいね・・・。


〇 月のしずく / RUI

※柴@コウには何の思い入れもないが、
歌はうまいなぁといつも思う。
映画『黄泉がえり』の主題歌はとっても好きな歌だ。



2004年08月20日(金) 大物さん

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Everything you're looking for
You can find in me
I'll be anything you want
Anyone you need
I'll be your daddy,your brother,your lover
And your little boy

( DADDY,BROTHER,LOVER,LITTLE BOY
 [ THE ERECTRIC DRILL SONG ]  / MR.BIG )

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VAN HALANの2枚組ベストを聴き続ける日々が続く中、
別のバンドのベスト盤を購入して聴いてみた。

MR.BIG。
コンピレーション・アルバム制作に定評がある、
「RHINO」社が編んだベストアルバム。

けっこう、良かった。
ちなみに解説がなかった。
セーソクは何をやってるんだ?(爆)
もう、用無しのバンドなのか??

バンドが活動していた時期に、一枚ベストを出しているが、
(ガキが車の乗り物≪何て言うの?≫に乗ったジャケット)
そちらよりもはるかにこっちの方が良かった。
アップテンポの曲が多かったから。

歌詞カードを目で追いながら聞いたけど、
結構、いい歌詞を書いてる。
エリックさんかな?
「TO BE WITH YOU」とか、ツボにきた。

上述の曲は、エディよりも先に
ドリルを使った曲なのだそうだ。
メンバーみんなテクニシャンで、それだけに
エゴも多かったんだろうな・・・。

ウォークマンはエディ、
自宅ではMR.BIG・・・

でも、いい感じです。



2004年08月19日(木) 木曜日の電話

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大事な言葉を 何度も言おうとして

すいこむ息は ムネの途中でつかえた

どんな言葉で 君に伝えればいい

吐き出す声は いつも途中で途切れた

              ( 黄金の月 / スガシカオ )

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メールが来た。
電話するつもり、なかったんだけど、
お礼が言いたくて。

その声を聞くと、
心配かけたくなくて、
ただ、心配をかけたくなくて。

奥歯を噛みしめて、
心の奥に閉じ込めた
悲鳴が逃げていかないように、

「大丈夫大丈夫。」
I'm OK! I'm ALL RIGHT!
安心して微笑む声が受話器の向こうにあった。

よかった・・・。

帰りの駅をくぐると、大雨の街。
傘を忘れた。
びしょ濡れのスーツ。
今日に限って、家路は遠かった。



2004年08月18日(水) 水曜日の電話

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Words in my mouth
Someone told me to say
They go unspoken
My mind gets in the way
I hold my tongue
Save my,save my soul
True to myself
And stay gold

ぐっと言葉を飲み込む
誰かが「言っちゃえ!」って言うけど
やっぱ止めとこう
考えすぎて余計に
黙り込んでしまう
誰か、誰かオレの魂を救済してくれ
本当は心に正直に、
清らかでありたいのに



       ( TAKE COVER / MR.BIG )

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ある方からの電話。
嬉しかった。とても嬉しかった。
できればもっと音楽の話をしたかった。
音楽のことで聞きたい事は山ほどあったんだけど・・・。

大丈夫、大丈夫。
闇は深いけれど、道はきついけれど、
今の状況をポジティブに捉えて
生きているつもり、何とか。
何とか、こうして、生きてるよ。

ありがとう。



2004年08月17日(火) 雷 雨

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黄昏に 真夜中に 明け方の空に
ギター弾くように 君の名を呼ぶ

切なくて 苦しくて 息が止まるほど
君が欲しい 今すぐ

     ( 君の名を呼ぶ / 浜田 省吾 )

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街に降ったどしゃぶりの雨と、
夜空を引き裂く稲光を、
大きな吹き抜けのあるホテルのロビーから、
ぼんやりと眺めている。

ナニヤッテルンダロウ?オレ。

家路を急ぐ人々が
肩をすくめながら空を見上げる。
容赦なく降りつづける雨と稲妻。
何かに怒っているみたいに。

ナニヤッテルンダ?オマエ。

欲望・失望
悪意・疑念
すべて洗い流してくれ。
すべてを洗い流してくれ。

ウスノロノコンナオレノコトモ。



2004年08月16日(月) 深夜、あのファミレスにて。

店内のレイアウトとメニューは、
あの頃とすっかり変わってしまったけど、
そのファミレスの扉を開けると、
たちまちあの頃に戻る。

「おう!」

学生時代のTOSHI@DAIMAJINが、
あの頃の友人達とたむろしている。

「なんや、みんなおるな、ここに!」

くだらない話や音楽の事や女の事を
友人達とそれこそ時間を忘れて
語り明かした、たくさんの思い出の詰まった
ファミレス。

その場所でまた今日も、小学校時代からの友人と
夜を過ごす。
あの頃よりは、ふたりともハゲはしなかったが(笑)、
白髪がめっきり増えた。皺が増えた。
早い話、老けちまった(爆)。

でも、相変わらずくだらない話で盛り上がった。
オレに笑いのセンスがあるとしたら、
この友人からの影響は大きい。
だから、お互い笑いを取ってナンボの話をする(爆)。
腹を抱えて、涙を流して、
コーヒーを何杯もおかわりして、夜を過ごす。

心が軽くなる。
気持ちが安らぐ。

ありがとう。ほんとうにありがとう。
くだらない話に付き合ってくれて。
ありがとう。ほんとうにありがとう。
こんな俺と30年も付き合ってくれて。

ともに長生きしよう(爆笑)。
イヤ、マジでね。


〇 The STANDARD / 奥田 民生



2004年08月13日(金) 世界の中心で愛を叫ぶ

本はまだ読んでない。
映画も見てない。

しかし、
TVを観た。
ダメだ。
ずっと泣きっぱなしだった(爆)。
あかん。俺、こんなんあかんねん。

この話、
ベストセラー小説のストーリーは
最近になって知った。
ありがちかな・・・と思っていた。
実際そうなんだけど。

『この上ない喪失感』でいうなら、
同じベストセラーでも
村上春樹の「ノルウェーの森」の上かな・・・
とも思う。

しかし、このセカチュウは、
主人公が高校生でしょ?
なんも力を持っていない、蒼いガキでしょ?
大人の視点からは愛・・・と呼べない感情かもしれないが、
精一杯彼女のことが好きで。

その彼女と彼女の病気に対して
何にもできない、
してあげられない、
力になってあげられない・・・
彼女が無菌室に入ってしまったら
そばにいることすらできない・・・

そのあまりの「無力さ」に、ずっと泣いてしまった。
あかんやん、何もしてあげられる術がないやん!
ダメじゃん、彼女のこと好きになっても仕方ないやん(爆)

あ、あかん、もう来週は見いひんぞ!(笑)。


今日も街は暑かった。
ビルのすき間から覗く空を見上げる。
その空の中心に僕がいた。

吐き出したい想い、叫びだしたい感情を
胸の奥に沈めたまま。
そう、僕も「無力」なんだ。
どうせ届っきこないって。


〇 GIVE TO LIVE / SAMMY HAGAR



2004年08月12日(木) ご協力お願いいたします!


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私の大切な友人のバンド「THE PLEASURES」のベーシストさんが
車上荒らしでベースを盗られてしまいました。
みなさん知り合いの楽器屋、質屋または
ネットオークション等で発見されましたらご一報よろしくお願いいたします。
以下、本人さんの弁を、抜粋・掲載いたします
(THE PLEASURES BBSより引用・一部加筆訂正)


今日、車上荒らしにやられてしまい、ベースを盗られてしまいました。
一応警察で指紋とかも取ってもらったりしたのですが、普通に考えて
手元に戻ってくる見込みは相当薄いかと思います。(泣

で、最後のあがきと言いますか、
もし下記仕様のベースをネットオークションや楽器屋で
見られましたらご一報いただけませんでしょうか。
ううう、お願いいたします。

その後なのですが、幸運なことに盗られたものの
一部が見つかりました。
仕事のファイルが入った紙袋なのですが、
尼崎でミゾに捨てられているのを
ある会社の方が見つけて連絡くださいました。
(書類じゃ金にならないってことですね。)
ただ、その袋に他の車の整備手帳とかカーナビかなんかを取った後と
思われる部品なども詰め込まれてました。
おそらく常習窃盗団ではないかと。
やられた側としては、その管理にもちろん悔いが
残るところはありますが
それにしても腹が立って腹が立って...

皆さんお手数おかけして申し訳ありませんが、
引き続き何か情報がありましたら
ご一報下さいませ。

メーカー Sadowsky Tokyo
型番   JT-J5V (ジャズベタイプの5弦、サンバースト)
シリアル #362 (ヘッドの裏に書いてあります)
写真   http://www.ops.dti.ne.jp/~horibe/pleasures/sad.jpg

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私も4年程前、車上荒らしに遭ったことがあった。
営業車の中に置いていたカバンをやられ、
その中には、銀行通帳・携帯電話・めがね・
エリック・クラプトンのライブチケット(爆)、そして
TOSHIちゃんから買ったDAIMAJINのライブチケット(更爆)があった。

半年後、盗まれた現場から電車で20分ほど離れた街の警察に
カバンの中に入っていた筆入れ(中身なし)、携帯電話の残骸が
届けられていた。

被害に遭われた気持ち、ものすごく良くわかる。
たいせつな楽器だからなおさらだ。
悔しい。腹立たしい。

この日記にこう言ったことを書いても、
媒体そのものに何の力もないため、
詮無いことかもしれない。

ただ・・・「きっと見つかりますように!」
「頑張って下さい!」
そして、「すべてがいい結果へと繋がっていきますように!」
という思いでいっぱいである。

そんなTHE PLEASURESのライブが近づいている。
応援しに行こう!

頑張れ!

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'04年8月22日(日)15:00open / 15:30start
〜Bar THIRD STONE presents LIVE VOL.5〜
"Groovin' Time"
千日前ANOTHER DREAM

出演:
The THIRD STONE BAND
The CAMPS
GEKKEI-KAN
THE PLEASURES
Soul Music Service 谷町店
赤門(From 名古屋)
※THE PLEASURESは19時ごろ出演予定

charge:\2,000
※前売チケット
※別途drink代\500要

アナザードリーム:http://www11.ocn.ne.jp/~a-music/another-dream/
サードストーン:http://www.h3.dion.ne.jp/~t-stone/
(Rock、Soul、Funk・・・・音楽の溢れた、おしゃれなbarです)

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〇 LOVE MAKES ME RUN / ICE 



2004年08月11日(水) 写 真

前に気がついたことだけど、
今日改めて思った。
駅のホームで見送る姿は、
あの日見せてもらった写真の姿
そのままだってこと。

笑顔がなくなった。
何か怯えて見える気がする。
この時期に風邪を引いて、
しんどい筈なのに、辛い筈なのに
無意味に強がる。

そう、そんなすべてが、
あの時、はにかみながら、
しかし誇らしげに見せてくれた、
20歳のころのあの写真に
凝縮されていた。

ホームで見送る姿は、
まさにその姿だった。
今もあの頃と
あまり変わっていない・・・ってことなのか?

答えを出す前に
その姿は電車の窓の中で
小さくなっていった。


〇 A LONG GOODBYE / 浜田 省吾



2004年08月10日(火) 挑 戦

そんなにおもろいもんかと、
「冬ソナ」を借りてくる。

デッキにビデオを入れる。
始まる。

5分後・・・・

ぜんぜん、おもろない!! 

明日返そう、このビデオ・・・。


〇 ALIVE AND KICIN’ / MR.BIG



2004年08月09日(月) 555

相変わらず、『仮面ライダー555』にハマッている。

毎月一巻づつビデオが貸し出される。
やっと今11巻・・・どうやら来月が最終巻になるかも・・・。

ところで、この9〜11巻のあたり、少し観るのがしんどかった。
「重い」のだ、ストーリーが(笑)。
話の詳細はここでは略するが、
とにかく「重い」「暗い」「辛気臭い」(爆)。
よく、こんなスト−リーを日曜朝早くから
子供向けに放送していたなと思う(更笑)。

まぁ、そうは言っても、おもろい、555!
「もうええやん、タックンはオルフェノクのままで」
「草加もエエ加減、同窓会の秘密を話せや!
もったいぶるな」
「三原!そんなによわっちい根性ならデルタギア俺に貸せ!」
とか、
「真理ちゃん、可愛くなったな〜」
「(影山冴子役の)和香さんきれいだな〜」
とか、わけのわかんないツッコミを入れながら観てる(笑)

11巻で繰り広げられる「啓太郎と結花の淡い恋物語」も
よかった。背中から抱きしめてあげるところがよかったなぁ
・・・って、やっぱり子供の番組じゃないぞ!?(爆)

けっこう、私の周りの音楽仲間の方々にも
隠れFANが多い、この555。
来月にはビデオ全巻が出揃い、私の旅も終わるだろう(意味不明)。

すべて見終わった後に、どんな感慨を残してくれるかな??


〇 BURN / DEEP PURPLE



2004年08月08日(日) 『欲望』という名の井戸

『欲望』という名の井戸から
深い底を覗き込んで・・・。

闇の向こうには
いろんな人がいるな。驚いた。
深いよ、まったく。
こっちがたじろいでしまう・・・。

淵からそっと、覗き込むだけにしようっと。
バランスを崩して、その穴に
嵌ってしまわないように・・・。


〇 MISS SUN / BOZ SCAGGS



2004年08月07日(土) 8月6日の出来事  (後編)

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逃げ出したくなるような夜に 抱きしめていてくれるのは誰?

つまらないことでいっしょに いっしょに笑いあえるのは誰?

                ( TIME / B'z )

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Car Radioは少し懐かしいJ-POPをたくさん流していた。
(深夜にこんなプログラムをブチかましている局があるんだ!)
どれもだいたい知っている曲だった。

曲に合わせて大声でガナってみたりする。
後部座席の「撃沈夫婦」(爆)への当て擦り。
つかさちゃんは、最初はそんな私に目を丸くしていたが、
次第に慣れてくれたみたいだった(笑)。
コロコロ笑いながら、俺のワンマンショーに付き合ってくれた。


海沿いのでかい観覧車の足元辺りに車を止めて
外の空気を吸いに出た。
生ぬるい潮風が吹いていた。
撃沈夫婦ものっそり起き出して、車外へ出る。
「もう、〇〇(私の本名)がうるさくて寝られへんかったわ!」
・・ウソつけ!いびきかいとったやないけ!

4人はしばらくフラフラと散歩をした。
しばらくして奥さんの方が声をかけて来た。

「つかさ、よう、あんな話までしてくれたね。
私も知らんかったことがあって、少しびっくりやは
〇〇(私の本名)って聞き上手・・・ってか、聞き出し上手やわ」

・・・ふ〜〜ん。
でも、偉そうな事言うけど、彼女自身に答えを出させろな。
変なアドバイスはせんほうがええで。彼女に道を選択させような。

「・・・うん。でも、正味の話、〇〇(私の本名)はどう思うの?」

・・・さっきB'zがRadioから流れてんな。
その歌、俺の好きな曲で、よく口ずさんだりするねんけど、
改めて歌詞を聞いたらこんな風に歌ってたわ

そこで、上に載せた部分の歌詞を奥さんに伝えた。

・・・これって、大事なことちゃう?
こういう感じって、すごく大事な事ちゃう?
彼女がふたりのどちらに、
それを感じるのか・・・って部分じゃないのかな?


つかさちゃんの家の近くまで来た。
車から降りる時、丁寧なお礼を言われた。

「あのう、ひとつ聞いてもいいです?」

・・・はい、なんですか?

「私の住んでるこの街を“みんな爆破したい”って、
なぜなんですか?」
ニコニコと笑いながら尋ねてきた。その笑顔に負けた。

・・・じゃ、つかさちゃんだけにこっそり・・・

「え、ええっ〜〜〜!!!」
撃沈夫婦とつかさちゃんが一緒にハモる。

・・・シ、シ〜〜〜ッ!うるさいぞお前ら!

「私、どこにいるか探しましょか?(ニヤリ)」

・・・つかさちゃん、いじわるやな(苦笑)。

「結局、つかさが一番の“聞き出し上手”やったわけやな」
奥さんがポツリ。

・・・ハハハ。

「また、詳しく聞かせて下さいネ、その話」
つかさちゃん、ニコニコ。

・・・ハハハ。


つかさちゃんが家に帰っていくのを見届けてから、
車を走らせ始める。
バックミラーの中で、小さくなった彼女が
可愛らしい笑顔を見せて、手を振ってくれていた。

8月6日の長い夜は、こうして更けていった。
彼女の恋の行方は・・・またいつかここで(ホントか!?)



2004年08月06日(金) 8月6日の出来事  (前編)

前からこの日は、友人夫婦に、
彼らの家へ食事に招待された日でもあった。
特に私を心配して奥さんの方が
今日という日をとても気にかけてくれていた。。

招待された彼らの家には
もうひとりの客人がいた。
結婚前に奥さんが勤めていた会社の
後輩だったという女性だった。

彼女はつかさ(仮名)という名前だった。
今年で「三十路になるの」(本人談)という、
お世辞抜きにキレイな女性だった。

当り障りのない話で食事は進んでいった。
旦那とは久々に音楽ネタで盛り上がった。
相変わらず奥さんの手料理はうまかった。
旦那は時々つかさちゃんにも話をふった。
近況を聞いたり、今日一日の出来事を聞いたり・・・。

ひとしきり食事が進んで、奥さんが
キッチンへデザートを取りに行きながら、
つかさちゃんに話しかけた。

奥さん:「つかさ、今日は何か話があって来たんよね?
     遠慮なく話してみいひん?〇〇(私の本名)も
     聞いてくれるって言うてるから」
私:「ブッ!(飲んでいたビールを吹く音)」
つかさちゃん:「・・・で、でも・・・」

こ、こら!俺は何とも言うてへんぞ・・・
チラッと、右隣の彼女を見てみる。
飲んだビールがすぐ顔に出るのか、
ほんのり赤みを差したその頬を見ているうちに・・・

私:「・・・コホン。あ〜、何があったのか、
  遠慮なく言ってみてくださいな?」(爆)

・・・・・。

大方の予想通り、彼女の悩みは
ズバリ、恋に関する問題だった。
(彼女のために、ここで詳細を記す事が
できない事をお許しいただきたい)

黙って、聞いた。
きっかけから終わりまで、最後まで聞いた。
じっくり、ゆっくり時間をかけて聞いた。

奥さん:「〇〇(私の本名)、何か言うことないの?」

何もないよ。何も。
だいいち、俺に何が言える?
聞いてあげるだけ。それだけ。それしかできない。
そして、それが彼女にとって一番いいことだと思うんだ。

つかさちゃんが言う。
「どうすればいいんか・・・わからへんわ・・・」

今は流れに身を任せてみるんもいいんじゃない?
答えを出そうと焦ろうとせず、じっくりと
「ふたり」を見てみればいいんじゃないだろうか?
「愛する人」と「愛してくれる人」のふたりを・・・。

テーブルの上の食事が片づけられていった。
「・・少し楽になった?」
「うん・・・」ニッコリと彼女は微笑んでくれた。

気がつくと深夜になっていた。
彼女を皆で、ドライブがてら送っていく事になった。
彼女の話を聞くことで精一杯で、あまりビールに
手をつけていない俺が貧乏くじを引くことになった。
つまり、彼女の家までドライバーをすることになったのだ(苦笑)。

つかさちゃんをサイドシートに、
友人夫婦を後部座席に乗せて、
検問に引っかからないことを祈りながら
車を深夜の街へと走らせた。

彼女の住んでいるところは・・・
今俺が最も行きたくないところだった。
浜田省吾風に言えば、
何もかもみんな〜爆破したい〜!
ウワ〜〜〜ッ!!」っていう街だった。

奥さん:「何かあったの??」

・・・い、いや、別に・・・。
ちゃ、ちゃんと送るから心配するな、な。

車を走らせてすぐ、後部座席の旦那は
寝てしまった。友人である俺をいとも簡単に
見捨てて、さっさと寝てしまった(苦笑)。
大きな幹線道路に出るころには奥さんも撃沈した。

・・・こいつら・・・俺をなんだと思ってるんだ・・・。


【後編へ続く】



2004年08月05日(木) ホントはね。

ギリギリのところで踏ん張って
堪えてる。
辛い気持ちや吐き出したい感情を
必死で抑えている。

それこそ
誰かが優しく肩に触れて来ようものなら
そんな僕の全てがボロボロと崩れてしまいそうで。

努めて明るく。
努めて元気に。

『闇が深ければ深いほど暁は近い』

頑張れ頑張れ。

希望は捨ててない。
夢はあきらめてない。

もうすぐ、もうすぐだ。


〇 BLACK AND BLUE / VAN HALEN



2004年08月04日(水) 安物の傘のように

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

Why be alone 
when we can be together baby
You can make my life worthwhile
And I can make you start to smail 

When it's through,it's through
Fate will twist the both of you
So come on baby,come on over
Let me be the one to show you

I'm the one who wants to be with you
Deep inside I hope you feel it too
Waited on a line of greens and blues
Just to be the next to be with you

( TO BE WITH YOU / MR.BIG )

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

夕方から大雨。
またしても変な台風の影響らしい。

濡れてないかな?
濡れて帰ってないかな?

気になって空を見上げる。
向こうの空は、不気味な雨雲で
真っ黒だ。

遠い空から差しかける、心の中の傘は
安物のビニール傘よりも役に立たないものだった。

それでも、精一杯、開いて。
手を伸ばすようにして差しかけたい。

どうか、濡れないように
濡れて帰らないように。



2004年08月03日(火) THE BEST OF BOTH WORLD

誕生日の日にいただいた
「CDギフト券」を使う日が来た(笑)。

待望の二枚組ベスト盤、VAN HALENの
「THE BEST OF BOTH WORLD」
(邦題:ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・へイレン)
が発売された。

お気づきの方も多いかと思うが(笑)、
6月から、何故かVAN HALENしか聞いていない。
この日記上で、日々の出来事の最後に添える
「今日の1曲」みたいなコーナーに、ここんとこ
VAN HALENの楽曲が集中しているのは
そのせいだった。

そのギター・スタイルは、もう一昔前のものに
なったかもしれない。
エディよりもトリッキーで速く弾くギタリストは
たくさん存在する。
しかし、この何ヶ月彼らの曲ばっかり聞いていて
再認識した事は、「楽曲がいい」ということ。
特に「サミー時代」派の私的には
彼の加入後の楽曲、特に歌詞が描く世界観が
とても好きだ。

さて、件のベスト盤。
まさに原題通り、デイブ時代とサミー時代の
「両方の世界の選りすぐり」から成り立っており、
しかもサミー・ヘイガーを迎えた“再集結”メンバーによる
新曲が3曲も収められている。
(新曲群は、時代の流れに対する彼らなりの回答か?
サビメロはまさに彼らの王道だが、そこへいたるまでの
導入部等は、例えばラウド系のそれを意識していたり)

以前のベスト盤に収められていた
「HUMAN BEINGS」が収録されていないのは残念だが、
(ちなみに「HUMAN〜」は映画「ツイスター」のサントラ曲で、
この曲にサミーが「来るぞ来るぞ、竜巻が来るぞ、逃げろ逃げろ」
みたいな歌詞を書いた事でエディが激怒し、彼が歌詞を書き直し、
半分以上のボーカルを取っている・・・という曰くつきの曲。
サミー脱退・・・っていうかクビになったきっかけの曲なのだった)
主な曲は満遍なく入っていて、しかもリマスターされている。

デイブ時代の曲にいろんな発見があった。
サミー時代の王道的楽曲もさらに発見があった。
このアルバム、いいかもしれない!(笑)。

この文章は、当然このアルバムを聴きながら書いています。
また、しばらくVAN HALENを聴きまくる日が続くか?

・・・そろそろ飽きてきたんだけど(苦笑)。

某ギター雑誌の表紙は、
以前よりも少し老けて、チョンマゲ風ヘアスタイルのうえに
上半身裸でギターを弾くエディだった。

文句なく、カッコ良かった。


〇 (OH)PRETTY WOMAN / VAN HALEN

※「STAND BY ME」が、私にとってレノンでなくてはならないように、
僕の中ではこの曲はR・オービソンでなく、彼ら。
演奏シーンが全くなかった、三文芝居のPVもなつかしい。



2004年08月02日(月) Lunch Time with よねちゃん

「昼飯でもどう?」

Saytenのリーダー、そしてベーシストのよねちゃんからの電話。

「ええよ。〇×におるから迎えに来てくれます?」

彼の運転するタクに揺られて、
とあるファミレスで食事をする事になる。

話題は一昨日の練習。
その際の音源を聞いて
「イケてるやん!」と判断する彼と、
「・・・う〜〜〜ん」と、逡巡する俺との見解の
相違点の洗い出しから話は始まった。

一昨日の練習は、「Sayten」というバンドの
現時点での問題点をたくさん暴き出した
ものだったように思う。
その意味において、よねちゃんの思うように
楽観的になれないのが正直なところだ。

問題点を放置していたら
それはそのままバンドの“限界点”になる。
つまりそれ以上には行けない。
問題点が壁のように立ちはだかって、
そこを越えられないまま、俺たちは
いわゆる“その程度の”バンドになってしまう・・・。
そんな危惧を感じいているのは俺だけなのか?

さまざまな問題点を洗い出し、
次回練習までに改善していこうという事で
話は落ち着いた。
いいバンドにしたい。いいものを作っていきたい。
その思いはふたりに共通している。
その事は十二分に確認できた・・・。

来年にはガンガンライブをやるバンドになっていきたい。
そのためにどうしてもいい形でデビューライブを行いたい。
しかし、まだまだそこまでの地力はついていない。
この点をしっかり認識し、
メンバーみんなのモチベーションを高めていくことが
リーダーであるよねちゃんの仕事であり、
彼を支える俺の役目でもある。

頑張っていこう。
この辛い時期の向こうには、ステキなことが
きっと待ってる!


〇 TOP OF THE WORLD / VAN HALEN



2004年08月01日(日) It's A Beautiful Life

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

手をつないだら 行ってみよう
燃えるような月の輝く丘に
迎えに行くから そこにいてよ
かけらでもいい
君の気持ち知るまで 今夜僕は寝ないよ

         ( 今夜月の見える丘に / B'z )

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

キ@タクの再放送のドラマを、チラッと見た。

主人公の彼が、
愛する人の、
辛かった孤独な“過去”も
精一杯生きるいとおしい“現在”も
定められた運命の中で死に行く“未来”も
全て受けとめて、彼女の視線に降りて
優しく抱きしめるシーンに
不覚にもウルウル来てしまった(苦笑)。

まぁ、それはともかくとして。

僕も人生の折り返し地点をとっくに過ぎて、
「死」というのも考えなくはない年齢にいる。
人生を四季に例えるなら、
ちょうど僕の年齢は「晩夏」に差し掛かる頃・・か?

それは大げさな言い方かも・・
だが、例えば、
いつまで音楽を続ける事ができるだろうか?とか、
若い感性を持ち続けることができるだろうか?とか、
いつも意識しているつもりだ。

だから、
これから一瞬一瞬の生の輝きを
大事に、大切に、愛おしく思いながら、
自分の人生を生きていかなければと思う。

この世に生を受けた事は
何かを果たす使命があることだと
強く意識しなければならないと思っている。

どういう自分になりたいか?
どういう自分になるべきなのか?
それは、ここ何日かの出来事で、しっかりイメージできている。
後は自身がそれを具現化すべく努力するだけだ。

8月。
頑張るぞ!


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