SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2004年07月31日(土) Sayten 練習日誌 2004.7.31 (他2本立て)

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【intro-lude】

休日に着るスーツのように、
昼間、喫茶店で聞かされた今日の話は、
自分の中では、少し違う・・・かな・・・?

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【Sayten 練習日誌 2004.7.31】

これまでいろんなスタジオで練習したが、
jakeが見つけた、できたばかりのここは、
今まででおそらく最高のスタジオだ。
まだ、新築の匂いがする部屋で、
4時間の練習。

40分ほど遅刻してスタジオに入った時、
バンドは「#3」(jake作のインスト)を
鳴らしていた。

前回、1週間前の練習は、訳有って行けなかった。
jakeが心配して電話をくれた。
メンバー誰もが頑張ってる。yukiもキテる・・・。
そう伝えてくれた。
こりゃあ、俺が休んでるわけにはいかなかった・・・。

最初の休憩のあと、
各自が自分の曲を持ち寄り、披露し、
他のメンバーがそれに合わせてみる。

・・・収拾がつかなくなってきたぞ(爆)
嬉しい悲鳴。
ってか、歌詞書くの俺やぞ!みたいな!?(更爆)

メンバーには毎回の練習で発見がある。
ドラムのYUKIは・・・相変わらずやんちゃなドラミングだが、
考えながら叩いている事がものすごくわかる。
jakeは・・・センスのいいギタリストであることを
再認識するフレーズやソロを弾く場面をたくさん見る。

だが・・・醒めた頭がささやく。
たくさんの曲が生まれ始めてる中で、
ふと考え込んでしまう。

果たして我々の楽曲は
「歌」として成立しているのか?
単なる自己満足のみの
音符の配列、リフの整列、
秩序なき演奏の洪水・・になってないだろうか?

少し、迷路にはまり込む。
一度外部の人間を・・・
客観的に観れるプロデューサー的思考を持った
「あの人」にクリニックしていただかななければ・・・
早急に・・・だ。

イイバンドにしたいんだ。
我々のペースで、イイバンドにしていきたいのだ。
今がその、産みの苦しみの時・・・。

―――――――――――――――――――――
【愛と呼ばれるもの】

練習が終わって、スタジオのロビーで
簡単なミーティングを済ませたあと、
みんなで食事に行こうと誘うメンバー達に
後ろ髪引かれる思いで、帰りの電車に飛び乗った。

私鉄電車に乗り換えて始発駅で発車を待ってると
一組のカップルが乗り込んできて、並んで座った。
女性の方が俺の隣側に座った。

その女性は、美しい女だった。
まさに俺のストライクゾーンど真ん中(笑)の、
「Do As Infinity」のボーカル、伴都美子似の
髪の長い女性だった。
年齢は?・・・手の甲を見てみる・・・
・・・20代後半?30歳くらい?(謎笑)

定刻通りに電車が動き出す。
ふた駅過ぎたところで、ふと気がついた。
カップルのふたりには、会話がなかった。
全くなかった。

彼女の横顔を盗み見てみた。
彼氏の方も正面の窓を流れる夜の街も
何も見ていなかった。
うつろな視線を真っ直ぐ置いて、
何かを考えているようで、
また何も考えていないようでもあった。

四つ目の駅に着く手前で、
男の方が、ため息をつきながら
彼女の方をあきれたように、
軽く睨みつけるように見た。
でも彼女はピクリとも動かず、
相変わらずうつろな視線で
真正面を見ていた。
あきらめて男は、すぐ元の姿勢に戻った。

もう一度、俺は彼女の横顔を見てみた。

無表情な顔。
でも皮肉な事に、
だからなおさら彼女を美しくさせる。
心の奥を覗いてみる・・・
・・・諦観?・・・無気力?・・・
・・・結局、誰にもわからない事だが。

ふたりの、単なるケンカにしては、
あまりにも彼女の表情に
強い意志を感じるのはなぜだろう?
目的の駅に着くまで彼女は
呼吸を止めたように、全く動かずに
硬い表情のままだった。

彼らの目的の駅に着いて、
まず男が立ち上がり、その後を
ごくごく自然に彼女がついて行った。
彼氏の後を、無表情のままの
美しい彼女がついていった。
笑う事も拗ねる事もなく、
無表情のままだった。

彼女の「愛と呼ばれるもの」とは、
いったい何なのだろうか?

俺のため息を乗せた電車は、
定刻通りにその駅を離れた。
俺の家路に向かうために


〇 LOVE WALKS IN / VAN HALEN



2004年07月30日(金) 祈り

おにぎり
お腹が空いているだろう思って。

少しぬるくなったビール
でも、身体に染みわたる。

とても優しい時間
ゆっくりと流れ始めた。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

奇跡を信じてたのさ あなたと出会う前から
何度かめげそうになっても どうにかやって来れたんだ

巡る季節の中 鼓動を感じ

答えは全部 心の中に あるはずだから
迷わないで
「さよなら」なんて 意味がないのさ 
今は目を閉じ 耳を澄まそう


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

昨夜の俺の話、
たくさんのパワーをもらった話。
聞きながら、真っ直ぐ見つめる瞳。

「話を聞いてもらう」
「励ましを送る」
この事が、いかに癒されるものなのか、
いかにたいせつな事なのか。

よくわかった。
ほんとうによくわかった。
静かに目を閉じながら
ゆっくり小さく頷いた。

でも苦しんだよね。
傷ついたよね。
静かに目を閉じながら、
ゆっくり小さく首を振る。

とにかく、
すべては自分自身。
もう謝らない約束。

だから頑張らなきゃ。
だから強くならなきゃ。

変わっていこうよ。
変えていこうよ。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

あなたを苦しめるのは いったいどんな奴なんだ?
奇跡を信じることさ 全てはうまく行くはず

部屋の灯りの下 明日を感じ

答えを全部 知りたいなんて 良くないことさ
ゆっくりと
できる事だけ それだけでいい 
あとは何とか なっていくさ


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

外は、変な進路を取る台風の影響で、
風が強かった。
でも、
雨には降られなかった。

街の明かりは、強い風にスモッグを取り払われて、
きれいにキレイに光っていた。

「きっと、大丈夫!」
この街全体がSignを送ってくれてるようだった。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

時の中で 遥か未来で 僕等眠る
不思議なほど 見渡しのいい 昨日の自分が 遠ざかってく


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

駅のホーム。
見送る姿を探す。

ドアのガラスに手をついて
言葉にならない思いを伝える。

ほんとうにありがとう。
ありがとう。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

答えは全部 心の中に あるはずだから
迷わないで
「さよなら」なんて 意味がないのさ 
今は目を閉じ 耳を澄まそう


        ( 祈り / 吉田 建樹 )

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

清らかな人の心の
願いであればきっと叶う
純粋無垢な心の
祈りはきっと届く。

心配いらない。



2004年07月29日(木) 彼の名は、OZAKI

昨夜遅くに電話した。

「もしもし・・・」
「おう、お前か。ええぞ、いつでも・・・」

話は伝わっていたらしい。

「明日はどうですか?」
「おう、待ってるぞ。」

約束の場所へ、時間きっかりに現れた男。
私の尊敬する先輩のひとり。
こんな男になりたい(・・・でもなれない)、
そんな風に思わせる人だ。

柔和な笑顔に鋭い眼光。
昔からタダモノではない方だった。
苦労人の人生を送った人。しかし、それを人前には出さない。
誰もが慕う人だ。

何年ぶりかの再会の感傷に浸る間もなく、
私の話をしっかり聞いてくれた。
その上でいくつかのアドバイスを。
私の思いつかなかった角度からズバリ!
いちいち頷くしかない。

「・・・・のたうちまわれ。悩め。
悩みのない人生はない。
悩みがあるから大きく人生を変えていける。
幸福になれる。ええチャンスやないかい。
己の人生にまっこうから勝負せい。
・・・勝てばええねん、最後にはな。
腹括れ・・・・。」

まじめな話ばかりではない。
いいタイミングで入る冗談話。
他愛もない話。
その間だけはタレ目になって可愛い笑顔になる。

しかし、それ以外は獣の眼だった。
肉食獣の眼だった。
苦労して苦労して、苦労を重ねた人生を生きた
男の眼だった。
だから、ひとつひとつの話が重い。
パワーをもらった。

「・・・・苦しんでるのはお前だけじゃないんじゃないか?
そのあたりは必ずお前がフォローせいよな。でないと、
ずっと重い十字架を背負わせてしまうことになるぞ・・・。」

・・・・・大丈夫・・・かと・・・。

「・・・常に相手の立場に立って物事を考えるんや。
そうしたらおまえもわかるやろが?
何度でも伝えるんや。相手がキチンと問題を納得するまで
説明するんや。伝えるんや。」

・・・・なるほど。ほんとうにそうだ。

別れ際。

「頑張れよ!」と、肩を叩かれる。
「大丈夫や。お前はマジメな、ええ男や。昔から知っとる。
力を出し惜しみするな。まだまだそんなもんやないぞ、
お前のホンマの力は。頑張れよ。」

「・・・・ありがとうございます。」
照れながら、でも、体育会系のような
折り目正しい挨拶でお辞儀した。

「また、電話くれや、な。」
また肩を叩いて、彼は夏の夜の風の中へ消えていった。
その背中を、いつまでも見送った。

生き返った。
胸のつかえや不安がすべて吹き飛んだ!
また明日から、頑張れる!


〇 NOT ENOUGH / VAN HALAN



2004年07月28日(水) あなたという『固体』

悲しい言葉を聞いた。

「私という『固体』が存在するから
迷惑をかけたのです」

何なんだよ、それ。

そんな言葉を簡単に口にするほど、
“習慣化”されているの?
そんな言葉が簡単に口に出るくらい
その『固体』は常に迷惑な存在なの?

ねぇ、聞いてくれる?

あなたという『固体』は、
そこに存在するだけでかけがえのない価値を持ち、
その『固体』が笑顔を見せるだけで、
すべてが報われる。
すべてが救われる

そのことを、心から、
その『固体』に伝えたい。

もう、
そんな悲しい言い方しないでくれ。
大丈夫だから。

すべての出来事は、
きっと意味のあることだから。


〇 日はまた昇る / 浜田 省吾



2004年07月27日(火) 誰かの願いが叶うころ

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

あなたの幸せ願うほど わがままが増えてくよ
それでもあなたを引き止めたい いつだってそう
誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ
そのまま扉の音は鳴らない

      (誰かの願いが叶うころ / 宇多田ヒカル)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

宇多田ヒカル。
彼女がデビューしたころから、僕は大好きだった。

「天才」とか、「300万枚」とか、そんな形容詞とは
全く関係ないところで、彼女の歌が大好きだった。

「FIRST LOVE」という、彼女のデビューアルバム。
今もこのアルバムが一番好きだ。
一連のシングル曲もいいが、
なんと言ってもアルバムタイトル曲の切なさは
今聴いても胸が締めつけられるような思いがする。

しかし、ここ何枚かの彼女の歌は、
あんまり胸に響かなかったが、
この「誰かの願いが叶うころ」は、久々の会心作だと思う。

この曲が果たして彼女の旦那サンの映画に
マッチしていたのかは知らないが、
ほぼピアノ一本で綴られるメロディと、
「誰かが幸福な時は、その裏側で誰かが泣いている」という
歌詞の世界観が、寂寥感を生んで胸に迫る。


今日、街角でこの歌を聴いた。
切ない気持ちに立ちすくんで、うつむいてしまった。

あなたの涙は、見たくないからね・・・。



2004年07月26日(月) 電  話 

笑顔のない、他人行儀な固い声。
電話はもどかしい。

僕は大丈夫。
そのことを伝えたい。

しかし、
電話では姿が見えないから、
もどかしさだけが残るだけだ。

強がりでもなく、
虚勢でもなく、
本当に今は、前を向いていくしかないんだ。

そのことを伝えに
その事だけを伝えに
会いに行くよ。
時間を空けといてくれ。


〇 RIGHT NOW / VAN HALEN



2004年07月25日(日) ためいき

何か疲れたかな・・・?
すべてがイヤに、なってきたかな・・・?

俺は聖者でもないし、
それを気取ってるつもりもないし。

吐き出したい気持ち。
ドロドロと濁ったヘドロのような感情。

生身の人間だもの。
あるに決まってるじゃない・・・。
あたりまえだろ?


ただ素直に
甘えることができたら・・・。

たとえ“何か”を失っても
あらゆる感情ををぶちまけることができたら・・・。

他者(だれか)を傷つけてでも
自身のエゴをぶつける事ができたら・・・。


夏の空を見上げた。
まぶしい太陽に手を伸ばした。

この手につかめないものが、実はたくさんあることに、
その時、気がついた。


〇 Thank You / スガ シカオ

※・・・シャレならん歌詞やなぁ。



2004年07月22日(木) まっしろ















































・・・すべてが、こぼれ落ちってた。


何もかもを失いそうになった。


誰も助けてはくれなかった。


丸裸にされて夜の街をさまよってる気分だった・・・・。


俺たちは、どこへいくのだろう??
これから・・・・どこへ。


でも、いまは、まっしろ、だ。


互いに、うつむいて、言葉をなくしたまま、ただただ、まっしろだ。



2004年07月21日(水) 感 心

すごいや。ホントにすごいや。
バカにしていたわけじゃないんだけど。

でも本当は
記憶力もいいし、
頭の回転が速く、機転のきく人なんだ。
自分はダメだと思ってるだけで。

感心した。

でも、もうなにも教えることはなくなったよ、今日で。
充分、独り立ち。

ふぅ・・・御役御免・・・か。

一抹の淋しさを、
飲み干したビールの缶と一緒に潰した、
蒸し暑い夏の或る夜。


〇 アシンメトリー / スガシカオ



2004年07月20日(火) 身の丈

何を気負っていたんだろう?
途中で気がついた。

ありのままで、
決して無理をさせてはいけない。
“がむしゃら”だけではいけない。

だって、全然楽しくないじゃない?
勝手にムカついてた

振り回されているんじゃなく、
空回りしているだけ。

アホや。
もっとしっかりせにゃ、オレよ。
結局はオノレやないか。

明日は流れを変えてやるぞ。



〇 WHAT KIND OF FOOL AM I?/ RICK SPRINGFIELD

たまに引っ張り出して聞くときがあるんですよ。
エエ曲あるんですわ、この人は・・・。 



2004年07月18日(日) 轟 神 降 臨

楽しい夜だった。
幸福な一夜だった。
自分の居場所に帰ってきたような、
安らぎに満ちた夜だった―――。

中津Vi−codeで開かれた
『轟神降臨〜Roar〜』なる、ROCKイベント。
Ogu-pさん@twelveさん主催で、かなり前から
企画されていて、私自身とても楽しみにしていた
イベントだった

イベントのトップバッターは『G−Funk Station』。
ステージの上のメンバーは本当に楽しそう!
ギューさん@THE PLEASURESが率いる、ユニット。
男女のツインボーカルはあばたまさん(この日はMC.タマー)と
初めて観るAZさんのおふたり。
ベースは、この人がステージの上に居るのを観るのは
ほんとうにひさしぶりなナオチョさん!
とってもFUNKで、ギューさん弾きまくりの 、カッコいい
ステージだった。

そして、もうtwelveの出番!主催者として、きっと陰で奮闘されて
いるに違いないOgu-Pさん。でも、そんな事は微塵も見せずに、
のっけからギターを振り回す!カメラ撮影班に回っていた私は
あたりそうになって怖かったよ!?(笑)
ライブは・・・観れば観るほど成長を遂げていってるな・・・
そんな素直な感想をもってしまった。
「バンドはライブによって成長できる」、まさにその通りだ。
ステージの上のみんなが、自身の生み出すグルーブに
トランスしてしまっている。それが伝わる!
カッコエエやないですか!


DAIMAJIN・・・竹馬の友(もう、この言い方は辞めよう・・・笑)
TOSHIのバンド。久しぶりに彼らのライブに触れる。
安定感。もうベテランの域だ。
あらゆる意味において若いコ達の見本となるべく位置にいる。
だから「アニキ」なんだな・・・。改めて思った。
ジョ二ーが加入一年とのこと。ますます彼の存在感が増してきて、
ハードに且つパワフルになっていくのではと思う。

トリはLawdy Mama
元気なHiroさん!渋いエロ親父Shinさん!
バンドはやはり、初めて見たライブよりも、
グルーブしていて、渋かった!
この人がここにいて渋いギターを鳴らしてくれる事が
私にとってどれだけ励みになる事か!

ROCKは年齢じゃない!
ROCKにかける情熱や想いは、
仕事や現実に磨耗される事なく、むしろ研磨され、
年齢を重ねるたびに
熱く、そして一瞬一瞬を愛しく思うようになる。
そんな気がする―――。

会場には出演者以外にいっぱい知ってる顔があった。

す〜さん。
いつもす〜さんだ。嬉しい。
クマさん。
他人の主催するイベントはどんな視線で観るのだろう?
なる@さん&naraさん。
とても大人な方なんだと改めて思った。
僕の"彼女”への熱い思いは、必ず伝えてください(謎笑)。
くりさん。
新バンドが具体化したら対バンしましょう!?(謎笑)
そして、少し楽になりました・・・。
みっちさん。
あなたはいつも笑顔です。それが嬉しかった。
歌詞の書ける人です、まとめる時間があれば(笑)。

みんな元気でした。
みんなが集まった夜でした。

なんて幸福なんだろう・・・
マジでそんなことを噛みしめながら、家路についた・・・・。
轟神は私の前に降臨して、
優しい夜をそっとくれました。ありがとう。

改めて出演者の皆さま。本当にお疲れさまでした。
素敵な夜をありがとうございました。
今日の皆さんの姿を励みに、
私も新しいバンドで頑張ってまいります。
いつか同じステージ立てる日を夢見て・・・・。



〇 HEY JOE / SCHENKER-PATTISON SUMMIT

※我らが「神」(笑)、マイケル御大のカバーアルバム
このジミヘンのカバー曲で、鬼気迫る弾きまくりのプレイを
披露しております。
・・・でも、相変わらずボーカリストの人選に難がありますな・・・。
TAKさんでもERIC君を使えたのに・・・。



2004年07月16日(金) Sayten 練習日誌 2004.7.16

4時間みっちり・・・休憩をはさみながらの練習(笑)。

オリジナル曲「#1」(仮題)に、歌詞ができた。
タイトルは
「The Things Called LOVE 〜愛と呼ばれるもの〜」
・・・・そう、まさに「れのん節」炸裂の、
れのんさん王道の歌詞を、ちょちょいと捻り出す(爆)。
何回か音を合わせてみる。
もう少し緩急織り交ぜて、ガンガン押すところと
引くところをバランスよく曲に混在させることはできないだろうか?
いや、このままガンガン押していっていいんだろうか?
悩むところだ。

「#2」はjakeが作った、ギターバラードの小品。
切ない感じの歌詞を目指しているんだが・・・
イメージがなかなか膨らまない。
でも・・・もうインストでいいんじゃないかっていうくらい、
曲の完成度は高い。
これは・・・これからつける歌詞によって(汗)・・・ステキな
バラードになる予感がある!
YUKI君も素敵なドラムを叩いてくれる。
乱暴&NOISYだけじゃないんだなぁ〜彼は(謎爆)。

そして、新曲「#3」。
ライブの一曲目として機能しそうなインスト曲。
(・・といっても循環コードの繰り返しだけなのだが)
単純なんだけどカッコいい!jakeの曲だ。
あんまり長くやらない方がいいみたいだが(笑)。
マーシャル直結のレスポーラー、jakeのカッティングが
心地よい。

休憩の合間に、jakeと遊ぶ。
B'Zの「いつかのメリークリスマス」と「ZERO」をやる(爆笑)。
あんまりこんな曲を歌うおっさん(と若者)も珍しいだろ!?
先日ライブがあったエアロスミスの曲をと
リクエストすると、さっと「クライング」を弾いてくれた。
・・・う〜〜〜ん、B'zにあったなぁ〜こんな曲(謎笑)。
オジーの「月に吠える」からコブクロまで(笑)、
彼はレパートリーが広い。

あっという間の4時間。
終わった後、軽くスタジオでビールで乾杯。
問題点もたくさんあるけれど、
練習のたびに一歩ずつ進歩していってる気がする。

秋にはライブをしようよ。
できるようになるために、着実に歩みを進めていこうよ。
頑張ろうよ!


〇 #2 / Sayten 



2004年07月15日(木) SEKOM

「変わらなくっちゃ!」

その言葉に驚いたオレに、
悪戯っぽく笑いながら、
でも、今度は少しマジメな顔で、
もう一度言った。

「変わらなくっちゃ!」

驚いたけど、嬉しかった。
本当にそう思っているのなら、
きっときっと変われる・・・!

人間は変わろう!と思えば、
否、
変わろう!と思ったその時点で
変われているからだ。

例えは悪いが、
病気を悲観して、諦めて
治ろうとしない病人に薬を投与するよりも、
「病気を治そう!」と上向きの心を持つ人のほうが
病魔をやすやすと克服できる―――。
人の“心”の持っていき方の妙を語る
ひとつの事実だ。

悲しい運命も悲哀の日々も
すべてはその胸の中の「無限の力」を
掘り起こしていけばいい。
きっと乗り越えていける。
きっと幸福になれる。

誰よりも不幸の辛酸を舐めた人が
また誰よりも幸福になる権利がある―――
尊敬するある人の言葉。
決して妄言ではない。
そうならなきゃいけないんだ。

とにかく、変わっていこう!
幸福の岸辺へと連れて行こう!
そのためにオレは24時間365日
全力で味方になる。

全力で味方になるから。


〇 Ain't No Mountain High Enough / Diana Ross



2004年07月14日(水) 不 惑

誕生日
いつも通りの朝
今日も暑くなりそう

朝一番
携帯に「おめでとう」のグリーティングカード
PCにもメールカード
とても嬉しかった
お礼のメッセージを送る

仕事場
思わぬ祝福
4本のローソクとケーキ
恐縮した
胸が熱くなった。

仕事を終えて
思わぬプレゼント
缶ビールとささやかな乾杯
煙草の煙

酔っ払ったのか?
いや、自分に“酔った”のか?
ホワイトボードを背に
偉そうにクダを巻き、講釈をたれる

意味不明
何が言いたいの?
全然、意味不明
何がしたいの?
何を伝えたいの?

そんでもって、何様?
オレは何様のつもり?
聖人君子ぶって、何が言いたいねん!
ヒーローぶって、何ができるねん、貴様に!

本当はもっとゲスな事を考えている
くだらなくてちっぽけなただのオトコのクセに
すべてをわかったふりをして
だからそれがどうしたってんだ!

「ソンナニ、アワレマナイデ・・・」

睨みつける強い瞳
でもその向こうに見える悲しい光
思い違い?
思い過ごし?

「アナタニ、ナニガワカル・・・ナニガデキル?」

激しい自己嫌悪
本当に自分がイヤになった
ただのバカ
非力なくせに、自分を大きく見せようとしている虚栄心の固まり

でも、ウソはついてない、信じてくれ。
本心からの、心からの言葉
あまりにも無防備な、剥き出しの裸の言葉だったけど、
本当だよ
ホントなんだよ・・・・。

「ジャア、アナタニ、ナニガデキル??」

『四十にして不惑』とは
先哲の言葉らしい。

オレは惑いっぱなしだ。


〇 丘の上の愛 / 浜田省吾



2004年07月13日(火) 仇討ち

真面目に仕事をしているヤツを
小バカにするヤツは許せない。

何も知らないだろうと思って
影で舌を出していた二匹の狸。

いつか「仇討ち」してやろうと決めていた。

事を荒立てず、冷静に、理論的に、
巣穴から引きずり出すようにして
ヤツの本音をうかがう。

彼らにとっては、なんでそこまで
庇うのかが理解できないでいた。
最後の方には、脂っぽい好奇の視線。

でも、とにかく、「首」は取った。

俺たちをナメないでくれ。
言いたい事は、たったそれだけだ。


〇 BACK IN THE SADDLE / AEROSMITH



2004年07月12日(月) Switch

「・・・はい・・今から帰ります・・・」

電話を切ったとたん、
まるでスイッチが入ったみたいに
さっきまでの彼女はもう、そこにはいなくなった。
周りのものさえも、もう何も見えていない。

(・・・電話の向こうは、怒っていたのか?不機嫌だったのか?)
今までの時間さえ後悔しているように、
ただ足早に、家路へと急ぐ

例えば、見方を変えれば、
けっこうイケてるこの街の夜の姿も。
誰かにソックリな行き交う人の疲れた顔も。
そして隣にいる置いてけぼりのバカも。

何も見えていない。何も映らない。

まるで、
すべての外界から遮断された場所に
行ってしまったみたいに。

毎晩必ずこの時間に
彼女はスイッチを入れるんだろうな
健気に、ただ健気に。

でもそれは、
毎朝仕事場へ出て押す
タイムカードのようにも見えた。
“義務”のような、ただの“仕事”のような奉仕・・・

見ていて、
あまり、いいもんじゃないな。
少し、痛くて、
そして、とてもツライな。
とてもツライな。


〇 RIGHT NOW / VAN HALAN



2004年07月11日(日) 7・11

明日になれば、
きっと何かを伝えられる。
明日が来れば、
きっと何かが変わってる。

それは、オレの心次第。
それは、お前の心次第。

明日になれば、
新しいオレがそこにいる。
明日になれば、
新しい何かを始められる。

きっと、きっと。

だから、安心して、
そこで待ってな。


〇 DREAMS / VAN HALEN



2004年07月09日(金) ただ、祈るしかない

西へ、東へ、右往左往。
過去へ、未来へ、縦横無尽。

ただ、祈るしかない。
ただ、ただ、祈るしかない。

キミの未来を。幸福を。笑顔を。
健康を。成長を。

どうしたら守れるのか?
どうしたら庇えるのか?
どうしたら築いていけるのか?

どうしたら・・・どうしたら・・・
どうしよう・・・どういたらいいんだ?

だから、祈ったよ。
ホントに祈りきったよ。

そして、はっきりわかった事。

オレが変わればいいんだ。
オレが強くなればいいんだ。
オレがこのままいればいいんだ。

腹を括った。
あとは、ついてきてくれ。

〇 LET THE MUSIC DO THE TALKING 
  / THE JOE PERRY PROJECT

※邦題は『熱く語れ!』。
紙ジャケ仕様を買ってしまった・・・。
そのうえ原題が間違っているって指摘を受けたので、なおしたよ(謎爆)



2004年07月08日(木) DANNYとの夜

DANNYとふたりで、
サシで向かい合って呑むのは、
本当に久しぶりだ。
旧「fridge dairy」(れのんの日記)によると
今年の2月11日以来みたいだ。
(旧「fridge dairy』 2004/2/11(水)付
『れのん改造計画書とガラさん宅襲撃』参照)
もちろん、fridge解散以来、初めての機会。

互いの近況を報告しあう事が目的で、
2、3日前から連絡を取り合い、今日になった。
fridge時代から、いつか行こう行こうと言ってた、
近所の呑み屋で。

なぜfridgeは解散したのか・・・
今となっては愚問だ。
そんなことを互いが確かめるために
今日の機会を設けたのではない。
あれは避けられなかったひとつの
大きな「宿命」みたいなものだったんだ。

悲しかったけど、辛かったけど、
でも、歯を食いしばってここまで来た。
それはみんな同じ。
俺は一からバンドを組み上げただけ・・・
新しい「出会い」のための
「宿命」だったんだ・・・。

互いの、fridge解散後の「それから」、
音楽仲間たちの動向・近況、
また彼らや自分たちの求める音楽
についての忌憚なき意見・感想・・・。

ビールとアテをちびちびやりながら、
いつのとは違う、少し真剣な話を、
互いに遠慮なく話し合う。
彼はよく自分と周りが見えているんだなと
改めて思った。

やっぱり、DANNYはいいオトコだ。
ギターを弾いてる姿に独得の色気を持つ、
音楽仲間のギタリストたちの中でも
数少ないない存在感を持ったオトコだ。
だから、いろんな場所でギターを弾いていて欲しい。
自分のテクを卑下することなく、
いろんなところで弾いて欲しい。
またいつか、俺の隣でも弾いて欲しい(笑)。

・・・あ!でも、今のバンドの、うちのjakeも、
きっとそう思ってくれる、カッコええギタリストだよ。
「そうなんですか・・・ムッチャ楽しみですね、
れのんさんのバンド・・・」
・・・うん、早くみんなに観てもらいたいな。
まだ曲も揃ってないし、荒削りなんだけど(苦笑)。

静かに夜は流れ、
たくさんの有意義な話ができて、
互いになんのわだかまりもなく、
またどこか出会おう・・・というところで
おひらきとなった、DANNYとの夜。

fridgeは最高のバンドだった。
今、それを超えていかなきゃと思う。
いい意味での目標にしていかなきゃと思う。

頑張らなきゃ。


〇 THE SKY IS CRYING / fridge



2004年07月03日(土) Sayten練習日誌 2004.7.3

先日、jakeとカラオケボックスで作った新曲を
メンバーに下ろしながら、別の新しい曲へ・・・と
思って取ったスタジオ。

しかし、ドラムのYUKI君が突如現れた(笑)。
「今週じゃなくて・・・来週末が都合が悪いんですわ。
勘違いしてました・・・。」

とにかく、メンバー全員が揃った。
練習する。
「#1」(仮題)と、jakeのバラード「#2」(仮題)の
2曲。

う〜〜〜ん・・・ハードな曲やアップテンポな曲とか、
バランスを考えながら揃えていかないと・・・。
オレも曲を書かないと・・・(汗)。
あ!その前に上記2曲分の歌詞が(滝汗)。

YUKIのドラムは相変わらず。カッコいい!
かなり賛否両論なドラミングだが(謎笑)、
オレは好きだ。
個性的なドラムと言う意味では、ピカイチだろう。
jakeはレスポールを持ってきた。それを細いストラップで、
往年のペイジのような位置で弾く。それがとても絵になる。
練習の合間にMr.Big(ギルバートの方ね)を聴かせてくれた。
このふたりを“見せたい”!
もちろん、バンドそのものを、見せたい・・・・!

練習が終わって、呑みに出かける。
fridgeがラストライブを行なった、あの街の辺りをうろつく。
少し感傷的になった。2ヶ月以上前の話なのに、
まだそんなに経っていないのに、
かなり遠くへ来たみたいだ・・・。

2次会は、怪しいビルの一角の、怪しい店に
連行された(笑)。
オレとjakeとよねちゃんとINOさんとで黒ビールで乾杯しながら、
バンドの事について深夜まで話し込む。

今夜もまた、素敵な時間が流れていった・・・。


〇 #2(jakeのバラード) / Sayten



2004年07月02日(金) 告くっちゃえ!

私の大切な音楽仲間の皆さんのライブがあります!
そういや、ここんとこ・・・・毎週ありますなぁ〜(笑)

★THE PLEASURES 2004 2nd Live★
日 時  7月11日(日) Open 17:00 Start 17:30
場 所  苦楽園YELLOW JACKETS
     http://www.nomio.net/
チケット 前売1800円 当日2100円 (飲食別)
出 演  III/THE PLEASURES/月夜/オトナトリヲ
      Flash Back Butterfly/Steel Power Expanded
      (THE PLEASURESは19:10〜出演予定)

☆OGU-P@twelve氏主催のイベント☆
「轟神降臨〜ROAR〜」
 日 時  7月18日(日) Open 16:40 Start 17:00
場 所  中津Vi-code
     http://www.vi-code.com/index.html
チケット 前売1500円 当日1800円 (飲食別)
出 演  DAIMAJIN/Lawdy Mama/MANIC DOLL(from Nagoya)
     III/G-Funk Station/ twelve

日記上に告知するのもどうかと思いましたが・・・
(BBS等、HPも作ってないし・・・苦笑)
みんなの熱気に、何かこう、いてもたってもいられなくなって・・・。

各イベントの出演者の皆さま!頑張って下さい!!


〇 愛ゆえに / 10CC



2004年07月01日(木) 新しい日々

本日7/1付より、私れのんが
新しい日記を書き綴らせていただきます。
(これ以前の日の出来事は、
旧「fridge dairy」・「れのんの日記」から
抜粋・改訂し掲載いたします)
以前と変わらぬご愛顧、ご愛読、
何とぞよろしくお願いいたします。

この日記のタイトルの由来となった、
私の新しいバンドの事をご紹介させていただきます。

私の新しいバンドの名前は
Sayten・・・「晴天」という熟語から、
リーダーのよねちゃんが名付けました。

メンバーは以下の通りです。
〇れのん(この日記の筆者)=ボーカル
〇よねちゃん=ベース&バンマス
〇jake=ギター
〇YUKI=(パワフル&ラウド)ドラムス
〇INO=キーボード

ひとりひとりのエピソードについては、
おいおいこの日記で語っていくことにいたします。

新しいバンド「Sayten」での出来事を中心に
今までどおり、日々感じたこと等を
書き綴ってまいります。
さらに、将来的にはこの日記が、新しいバンドのHPから
リンクされて読めるようにいたしますので・・・。

のんびりと我々のペースでやっていきます。
これからも何とぞよろしくお願いいたします!


〇 (Just Like)Starting Over / JOHN LENNON


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