走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
過去ログで御座います。
本棚で御座います。

2006年01月31日(火) 軟体動物

土曜日に「THE 有頂天ホテル」を観てきていたのでございました。
その前が「SAYURI」。役所広司しりとり。となると次は「陽気なギャングが地球を回す」まで待たなくてはいけなくて。
佐藤浩市。次の狙いは佐藤浩市。だって西田敏行だと釣りバカ日誌になっちゃうもの。それだと親父になっちゃうよ。

しかし、面白かった。一人で観に行って一人でほくそ笑むのも悪くはないけれど、やはり友達の笑い声を聞きながら自分も変なとこで笑う。それの方がいい。

良きにしろ悪きにしろ背骨が埋まりすぎている映画で、それが納得いかない人には無理なんだろうと思うわけで。レンタルなら、もう一回、観てもいいかな。あ、テレビでも。



2006年01月25日(水) はなのはしくれ

原田宗典が好きな後輩になぜか見仏記文庫3冊貸したまま6年が経ちました。
4が出ていました。1〜3、買い直してからの方がいいかしら。

明日は面接です。朝一で都内。終わったら六本木ヒルズでも行ってこようかな。



2006年01月23日(月) こんなにおおきくなりました

本屋大賞の候補作に「県庁の星」が入っているって。

おお、でかくなったな。
久しぶりに話題になる前に買って、話題になって頂いた小説。
秋口だったか、一応新刊だから平積みになっていて、もと官庁アルバイター、そして県庁受験者としては「買わねばっ!」と勢いで買ってみたら、数日後に広告で「映画化企画進行中」。

読み終えて「ああ、ビジュアルだな」と思って。
画が描ける。シナリオが書ける。そんな小説。

そしたら織田裕二だって?おばちゃんが柴咲コウだって?
でっかくなりました。あたしが書いたんじゃないけど。

今や映画雑誌の表紙です。エプロンの織田裕二。柴咲コウはいつの間にか独身で、大学生の息子の母ではなくなっていたけれど。

そんで、今日、本屋大賞(候補)。すごいじゃないか。頑張ってるじゃないか。大好きな伊坂幸太郎が2冊も入っているからそちらに投票したいのはもはや原理主義だけど、「これなら『砂漠』と『グラスホッパー』の方が好き♪」と言い訳もできるんだな。しないけど。

しかし候補の本、伊坂幸太郎2冊と、県庁の星と、えっと、えっと、えっと…。




ない。

一応、「ナラタージュ」と「さくら」と、「ベルカ、吠えないのか?」と「告白」は読もうと思ってるんだよ…読もうとね…。

結局、ただの伊坂幸太郎ファンだと言うことがわかっただけでした。自分。



2006年01月21日(土) 三冊目は既製品

ラップに巻かれた本を買う。「サイン本」。
2回、サイン会に行っているのでその時は名前を入れてもらったんだけど、今回は本人の名前だけ。勝手に入れちゃおうかしら。

しかしまた「近著」がなくなってしまいました。嗚呼寂し。
わかってても見つけると小躍りする。バカだね。すっかり惚れちゃって。

やっぱりよっしゅういいけれど、これが「キャラメル・ポップコーン」だったのね。
ひなた。そこまでタイトルが変わるものなのか。JJは読んでないので「ひなた」として読む。そういえばOggiにも連載してたけど、あれは、単行本になるのかしら?いつになるのかしら?

よっしゅうによくある「目が笑ってない」あの感覚がなかったのが残念だったけれど、まぁ、きっと、女性用のよっしゅう。まぁ、いつも、だいたい、最近はほとんどが女性用のよっしゅう。

ランドマークが懐かしい。今思えば、読んだ瞬間より好きかもしれない。

とか何とか言ってみたって「ひなた」も、読んでるときは一心不乱なんだけどね。「どうなる」とかがはっきりしてるわけじゃないから「どうなるの?」とか気になるわけでもない。だから途中で読み止めることもできるのに、なぜか一気に。
それが私には吉田修一。

好きなんだなぁ。思った以上に。

早く新刊出ておくれ。買った翌日に早くも思う。



2006年01月19日(木) ばれちゃいましたか

人が酒呑んでるうちに芥川賞が絲山秋子で直木賞が東野圭吾に決まっていたらしい。人が酒呑んでるうちに。なんだか、よかったねぇ。と、いいたくなる人選。うん、人選。松尾ちゃんでも伊坂でもありやせんでしたぜ。ま、いいけど。あたんないなぁ。

愛だけで選んでるからね。東野圭吾はもともとほっとんど読まないからなんとも言えないけれど、松尾ちゃんだけじゃなくて絲山秋子も読んでたら「これじゃねぇ?」とか言ってたかもしれないし。ほら、もともと、好きだし。
やんなるのよ。読んでると。だから好き。でも追いかけない。女性作家だから。

嘘ですよ。追いかけるのは男ばかり、な、わけないじゃない。吉田修一、伊坂幸太郎、長嶋有、阿部和重。あ、男ばかりだ。

な、わけないじゃない。

島本理生。

ほうら。

漫画はねぇ…女性作家の方が、好き、かもなぁ。

しかし選評で誰かが(池沢夏樹だったかしら)「松尾ちゃんは狙いすぎじゃん?(くだけた表現)」とか仰ってたような気が(違ってたらごめんなさい)。
やっぱ、そう思ったか。うまくやればよかったのにぃ。



2006年01月15日(日) 今日はありがとうございました

島本理生はデート作家だ。

こういう書き出し、苦手だったりする。
もともと評論てのがこれまた全くできなくて、文章書くのは好きなのに
どうして小中学校ってのは書かせるのが読書感想文だけなのだ、と思っておりました。

もっと好きなこと書かせておくれ。

もっとも、好きなこと書く方が面倒か。「何書いてもいいよ♪」なんて、子供には
逆に試練になるんだろうな。
しかし、評論が苦手でも、なんとなくそんな感じで書き始めてみたくなる、感想。

島本理生の小説、読んだのは今まで「シルエット」「生まれる森」ほんであとは短編何本か。
いつだってファーストデート。
今度どこかへ行くことになる。
今回は文庫になりたて「リトル・バイ・リトル」を読みました。

…いいなぁ。
最初に思ったのがそれだよ。なんだかすっかりスッカラカンですよ、気持ちが。
ずるいのさ。
物腰が柔らかくて、あまり喋らない。でも、守ってくれたり。
…いいなぁ。

でも、そんなキャラクターが出てくるからって漫画になるのか?って訊かれたら否。杏じゃなくて。
まぁ、できなくもないけれど、やっぱこれは小説で読みたいわけで。文章から出る優しさ、セリフやモノローグじゃない感情。画面は、頭の中だけでいい。

おお、読書感想文。読書感想文?
大人になってからのが明らかに書く回数が増えている。しかも、任意。
結局、ガキの頃書けなかったのは、強制だったからなのか?
いや、きっと、こう書くべきって考えてたからだ。きっとそうだ。



2006年01月14日(土) 読書日和

今年最初の小説読書はおそらく「papyrus」に載っていた島本理生の短編になるのだろうけど、ここ二日くらいで芥川賞くらいの長さの小説を二つも読んでいた。
芥川賞サイズ。
そりゃそうだ。だって二作とも、芥川賞候補作。

県立図書館で借りてきた文學界。松尾ちゃんの中編小説を読みました。
おお、なんか、いいな。
狙いっぽくて。
文學界に載ってるのも、狙いっぽくて、いいな。

芥川賞受賞作とか候補作とかそんな小説はなんだかんだで読んでいる。
短いからってのもあるし、まぁ、そうゆうの、好きなんだろうな。
文春っ子です。

医療系の貧血起こしそうな症状の記述は苦手なのだけど、話としては好きです。最後とか、結構好きです。

…獲るのかなあ。東京會舘に行くのかなあ。

久しぶりに芥川賞とかそーいったのに掠る小説なんて読んでみたものだから、土曜出勤だった今日の帰りに文庫を一冊。
毎月15日、文庫が出るは講談社。日曜だから14前倒し。

島本理生「リトリ・バイ・リトル」。芥川賞候補作。まだりさっちとかが受賞する前で、現役女子高生が候補になったってんで記者会見までさせられてて。しかも高校一回変えてて、同い年はもう高校生やってないのに…とかなんとか言ってて、そうだよなぁ。事情知らない人だっているだろうになぁ…。
とか思ってみたりね。

きっと何人かは鼻高くして「俺小学校一緒だったんだけどあいつサバ読んでるぜ」とか言いふらしていたんじゃねーの?

短いので、帰りに買って、電車と家と湯船とコタツで読み終える。
感想は、あとにしよう。しかし、小説って楽しいな。



2006年01月13日(金) 東京の女

転職コンサルタントとの面談があるってんで恵比寿まで。
仕事あがりで直行だったので、初めての通常時の私服(スーツ)勤務。イベントとかでは普通の私服(ジーンズにニットだったり)着ていたのだけどね。
というのも、職場の制服は去年撤廃されて、実は私有のスーツ勤務でも良いのだけど総務はダンボルも担ぐので制服を着ておりまして。

パンツスーツにマダムのハートをゲットする。なんなんだそれ。

ということで急いで恵比寿まで行ってきたわけですよ。バイトまみれの履歴書でも数社用意して頂いたようで。いろいろ話をしてきました。

まぁ、そんなことより。

…本、いっぱい買っちゃった♪
服を買うのも好きだしオシャレな街をふらつくのも勿論好きなんだけど、やっぱり本屋さんが一番好きみたいです。キュンキュンいたします。
アトレの有隣堂でどっちゃり。

でも正直、そんなに本読んでる方でも、ないんだよね。自分で思うに。

一時期嵐のように読みまくってそれこそ一週間に小説3〜4冊とか平気で読み尽くしてたけど、最近は通勤時間も短いからひと月にそれこそ数冊?

早く積んであるやつ、読み切らないとなぁ。

しかし、本を読んでるだけで、何故そんな目立つのだろう?田舎って。
どうもまだバブルが忘れられない体質(そしてそれが社会と思って入ってくる体質)が、団体とかはあるのかしら?
恵比寿の本屋で、あたしは田舎だから目立ってるだけだ、と再確認。

…やっぱ東京出るべきかなぁ。職場。



2006年01月12日(木) なんだか

休みが多くて、曜日感覚はあるのに、日付感覚がなくなっている。
まだ、12日なのね。うー。

明日は人材コンサルタントと面談。



2006年01月10日(火) 和製

友達から、今度飲むときにやってくるという男性についてのメール。

「和製反町隆史だってー!」

…ソリマチ、メイドイン、どこ?



2006年01月09日(月) 名物うまいものめぐり

とある雑用で本庄まで行ってきた。
本庄。北でございます。もう、山が見えます。

数年ぶりに北へ行ってみるとまぁ色々あるね。
まず。
国体のために造った道路ができていた。

そりゃそうだ。
だって国体、一昨年だもの。

高速みたいな一般道でしたよ。みんな、熊谷行こうぜ!
…何しに?

本庄で用事を済ますと道の駅おかべで休憩。
父親はラーメンを食べていたけれど、母はメンチを買ってきたけれど、あたしは限定品に弱い日本人。

「深谷ネギポテトチップス」

でかくて高いこいつを買いました。パリポリ。

…うめえ。
正直ねぇ、深谷ネギの味なんてわからん。
なのに、うめえ。マタタビでも入ってるのかしら?

クセになります。
だけど、2005年12月26日現在、道の駅おかべでしか売ってないらしいです。
ああ、おかべ。もう深谷市の、おかべ。

ボートピアでも通おうかな。



2006年01月08日(日) 第壱弾

一昨年。
「2004年は吉田修一を追いかけます」と宣言して、まだ読んでいます。
新作も待っています。

去年。
「阿部ちゃんかなぁ」と呟いて。

今年は誰にしようかなぁ。
正直、去年は一昨年程本を読んでいなくて、越年で一年かけて見つめちゃう作家を見繕っていないのね。

小説も好きだけど、外国語にはまってみたり。
小説も好きだけど、ビジネススクールの入門も面白かったり。
小説も好きだけど、見知らぬ男性と男女同数で飲む回数が増えたり。
小説も好きだけど、片想いしてみたり。

うーむ。

元旦から読書しようと思ったのにPSPに夢中で。

結局、今年最初に読む小説。

松尾ちゃん。
芥川賞、候補作。

今日図書館で掲載誌を借りて参りました。

昨年の芥川賞。
ただひとつ読んでいた「グランド・フィナーレ」が受賞。
今年も今のところ、松尾ちゃんだけ。

…もしかして?
伊坂幸太郎と松尾ちゃんが、ならぶ?

だったらいいよな、よくないよな。だって伊坂幸太郎が受賞したらなんだかIWGPさんみたいになってしまいそうなんだもの。それが、杞憂と願いたい。



2006年01月07日(土) こうだまつり

木曜日に、おそらく人生で一番さりげなくゲームを買った。
場所はコンビニ。
時間はお昼休み。

コンビニ予約でぬいぐるみがもらえるワケじゃなくてよ。グッバイ、デジキューブ。

買ったのはそのデジキューブでビビのぬいぐるみがもらえたゲームの次。
そう、FINAL FANTASY X。
「なんで今頃?」そうよね、そうよね。

…だって1,980円だったんだもの。

そう、それがコンビニ投げ売りサプライズ。

お年玉セールでハウルのなんちゃらも半額になってたりしてたレジ裏で、FFXは在庫整理。

そりゃあたしだって肉まんのついでに「あ、あとFF」って買いますよ。
肉まんと一緒の袋に入れられても文句言えないくらいのさり気なさ。
あ、でもキチンと別にしてくれましたよ。さすが、7と愛。

というわけで本日から始めてみたり。ついでに本屋でキューティーハニーの原作漫画を衝動買い。

こんな日の翌日は起きた頃には倖田來未になっていることでしょう。
…しかし何故今になって大人気?



2006年01月05日(木) バッタボーイ

買ってきたTVブロスを頭から読みながら電車を待ちました。
リーゼントになってる松尾スズキ。頭から読むのは久しぶり。

そういえば、芥川賞候補なんだっけ。文學界に小説載っけてたことも知らなかった私は、最近、小説読んでないなぁ。

絲山秋子が今度は芥川賞候補になっていて、この人がフレキシブルなのか選考委員がフレキシブルなのか、それともただ載った雑誌だけで線引きしてるのか。
最終的にこの人はどちらで獲るのでしょう。

絲山秋子がお引っ越しした直木賞には我愛な伊坂幸太郎が「死神の精度」で候補になったそうで。
「死神の精度」。いいよね。

でもその次の魔王もさらにその次の砂漠ももう読み終えている今としては、「今頃?」なんて思う。だけどまだまだ最近だったんだね。
次回作はいつかしら?なんて問うのは申し訳ないね。でも読みたいけれど、

どこかで新聞小説の連載を始めたらしいのだけど、どこなのかしら?

最近、「papyon」という雑誌で桑田佳祐と伊坂幸太郎の特集を組む、というまるであたしがオーダーメイドしたような企画がありまして。
飛びつきました。まぁそれは置いておいて。

「グラスホッパー」かなり、好きなのに世間の評価はイマイチらしいのね。
その雑誌の中で本人がしょげておりました。
…そうなの?

…評判悪いの?
私は、あれ、相当好きです。ラッシュライフの次くらい。ちなみにラッシュライフはレギュラーレベルです。吉田修一で言うなら長崎乱楽坂くらいの愛です。
って、誰もわからん愛ですけれど。

17日に賞が決まるらしいですね。
うーむ。
高校時代から今でも美人の友達との合コンのような飲み会がある日です。
伊坂幸太郎(それか絲山秋子)と共に、アタリを引きたい17日。今から楽しみでございます。



2006年01月04日(水) チェケラッチョ

21世紀になってもう6年目に入ろうとしているけれど、元ネタがプッチモニって事はまだ20世紀のことだったんだろうな。

ウ〜〜魂!が、大学時代自分の周りでプッチ流行したんだから、1999年くらい?

まだPVがフルで見られるのは、日テレだからかしら。
そのうち、第2日本テレビになってしまうのかしら。
今なら、見放題。



2006年01月03日(火) ホラご覧なさい

サボるからこんなことになるんですよ。
昨日。
日時指定で日記も書けるけど戒めで昨日にするっ!

昨日は、母校が箱根で頑張ってたので、それを書こうと思ってたんですよ。
ところが。
今日の復路で、順位、ギリギリ。

書く気しねーって。

で、今日。
初売りに代官山まで行ってきました。
持ってないとこの福袋を買うというなかなかのギャンブルに出たものの、案外アタリが多かった。よろしいよろしい。

明日からは仕事です。もう一日くらい休みたかったなぁ。



2006年01月01日(日) 番長とチャイニーズ

あけましておめでとうございます。
起きたらもう年賀状が届いておりました。お早いお仕事で。

毎年元旦は爆笑ヒットパレード観て筋肉観て原則一歩も外から出ない、なんて過ごし方をここ数年してきたわけでございますが、今年は出ました。
ゲーム買いに行きました。

ああ、インドア派。

TALKMANと、弟が欲しがっていた喧嘩番長を買いました。





見づらいのだけど。

とりあえず中国語でA評価を頂いたのは嬉しい。しかし。
しかし。

日本語、Bかよ。

写りが悪かったからupしないのだけど、実は、C評価まで頂いた日本語もあり。
幸先いいのか悪いのか。日本を飛び出せってことなのか。

今年もよろしくお願いします。


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