走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
過去ログで御座います。
本棚で御座います。

2004年09月30日(木) イタリアン大福

昨日はまっすぐな文章を書こうと頑張ってみたのですが、背中が痛くなるので挫折。S字型の背骨のような営業に元通りです。ダイエットの翌日にお砂糖舐めるくらいのダメさ加減。

大福を食べて、保険のノルマ達成ということで、イタリアンをごちそうになる。読書会もあったのだけど、仕事の一環らしい。金曜だし、明日が良かったんだけどなぁ…、イタリアン。
しかし26歳という年齢をたたきつけられた気がしました。今回のイタリアン、独身は26歳の私と24歳女子。なんだかんだいった言ったところで「早く結婚しないの?」的な発言が向けられた比率、6:4。いやもっと26の方が高かったかも。さすがにいい加減面倒になる。なんでもかんでも私に勧めないでくれ。しかしそれで何か言うと「若いうちはそう思うのよ」でさらに長くなるのでそうは言わず。

イタリアンはおいしかったけど、適齢期とか、知らないよ。

読書会は読み終えてないのにもかかわらず参加してみたり。皆様がネタを伏せてくれたので読み終えたくなる気満々。読み終えたら、ここに感想を記してみたいと思います。
ここまででは、「おとぎ話をつなげた感じ」としか言えません。ちっちゃい頃読んだ絵本なら終わってしまうところで、まだ続く。同じ登場人物がまだ続けている。そしてまた新しいおとぎ話を生み出す形式はなかなか面白いです。早く読もうっと。
明後日は芝居を見に行くので、来月の課題図書を探してみようと思います。



2004年09月29日(水) 台風が近づいています。

台風が近づくたびにこの題で書き続けておけば良かったくらい、今年は台風が多いですね。タイムショックを見つつ、ミッチーはカッコイイだけでなくやはり賢いなぁと感嘆しているわけですよ。うんうん。

まだ水曜日なのか。

今朝方朝日新聞を読んでいたら、よっしゅうの最新作「7月24日通り」が携帯で配信されるという記事を発見。12月にはラジオドラマにもなるらしい。ソナタくずれのドラマでも、知名度ってものを考えたら、よかったのかな。
しかし朗読じゃなくて、ラジオドラマ化なんだ。ヱビスの大神いずみの朗読に、多めのおつりがもらえた気分だったから、ドラマより朗読がいいなぁ。とか思いながらまた小説新潮の「7月24日通り」を開いてみた。
メール配信を希望してしまった。また読むんですよ。お昼に。

山田邦子を見たのはどれ程ぶりだろう。

やっとこさ借りた「ドラマ」7月号。わかる人にはわかる2003年テレビドラマ最傑作、「すいか」のシナリオが載っていたからずっと待ってたんですよ。あのドラマ、視聴率的にはイマイチだったから制作の方からDVDやらノベライズやらシナリオやらは一切発売しないと宣言されちゃっててねえ。しかしこうしてシナリオ読むと、やはりドラマ観たいよ。シナリオだけだと消化不良です。なんとかならんもんかね。むしろゆっくり観られる環境の方が皆にわかってもらえるんじゃないかなぁ。

「私、中身じゃなかったんだ。欲しいの、数字だけだったんだ」
早川基子の科白がむなしく響く。聡美がそう言ってるのになぜそのまま行こうとしてしまうのかな。大塚愛の曲もこれが一番好きだし、なんとかして観られる術はないものかな。

若者らしく生活すべきなのかな。大お見合いパーティをやんわり断り、ディズニーランドにはしゃがないのは良くないね。しかし誰が私のジャングルクルーズにつきあってくれるのだろうか。職場の人だぞ。よしんばジャングルクルーズにつきあってくれたとしても、私はあのいつでも空いている鳥たちの楽園に行きたいのだけど、そこも誰が行ってくれるんだ。「魅惑のチキルーム」。しばらく行ってないけれど、つぶれてたらどうしよう、チキルーム。



2004年09月28日(火) 8人のダルビッシュうち7人はメガネッシュ

仙台と言えば東北高校から東北福祉大学です。仙台にプロ野球ティームができてしまうということは佐々木も斉藤隆も皆現役最後の花道を仙台で飾るってもんさ。ダルビッシュを狙ってる?メガネッシュもつけてくれないか。したらかなりの魅力です。選手的にも。自由契約になった浜名とかまだFA再取得してない(じゃあだめじゃん)金本とか仙台、来ないかなぁ。吉見とかさぁ。

と、ここまできて。
「東北福祉出身のプロ野球選手って、誰がいたっけなあ」と思うわけですよ。ここまでしか自力では出ないし。そっか西武の和田も東北福祉かぁならやはり仙台ベンチャーズ(これで良くないか?)、いいじゃないか。そう思って調べてみたら懐かしの選手を見つけてしまったのでした。12年前の横浜大洋ホエールズ、東福トリオのあと一人。ホームラン打ったらバック転するはずだった宮川一彦。申し訳ない。千葉テレビが買っている神戸サンテレビ用の阪神対大洋、もしくは横浜戦で代打や守備固めで出るたびになぜか他の一軍半の選手よりも「おおっ!」と思いながら見つめていた選手じゃないか。そっか、今は独立リーグで野球やってるのかぁ。来いよ、仙台ベンチャーズ。毎年埼玉でコンサートやってるぞ、ベンチャーズ。デケデケいってるぞ。

とかなんとか言ってるうちに四国に独立リーグ?コスモスリーグとは違うのかしら。こーゆーところ、関東はつまんないものです。

県立図書館でなんだかんだ雑誌を4冊借りてくる。「邂逅の森、何人待ちですか?」とゆるーく聞いたら「8人ですね」だってさ。県立の図書館は3館あるのですが、整理して特化してしまったのでおそらく県立図書館に「邂逅の森」は1冊。移動図書館用にも1冊あるみたいだから、それでも2冊。東京の隣の700万埼玉県でなぜ2冊しかないんだよ!と思ったりもするわけですよ。建物の数よりも少ない冊数。読みたいなぁ。最近本屋で冒頭だけ立ち読むんだけど、呼んでるんだよ。
と、上川隆也のそっくりさんが伊坂幸太郎似だったそっくりさん選手権を脇目にしていたわけです(脈絡という言葉を忘れてしまいました)。



2004年09月27日(月) 冗談シンドローム

冗談にも流派がある。きっとそうなんだ。その流れに乗れないだけなのさ。
職場で同い年の男の人が髪を切ってきた。若返っていた。以前から絶対的に私の方が年上と勘違いされっぱなしだったのに、拍車をかけてくる。しかしそれに私はどう対抗すればいい?三つ編みしたってセーラー服着たって痛いだけだ。髪を切ったってパーマかけたって若くなんかなりゃしない。
しかしよく考えてみると、彼が若いだけなのだ。私はおそらく年相応。
そんな経験、昔にも。そういえば彼と彼は、同い年で、同じ名前。なんかの縁なのか。いらん、そんな縁。

昨日ちょっとした話題になって以来ミスチルが聴きたくてたまりません。今は何とか聴かせてもらっているのですが(h君ありがとう)、いいねえ。悩みに悩んでまだ買っていない「シフクノオト」だけど、なんだか買ってしまいそうな予感。中古で探してみようかしら。レンタルしちゃおうかしら。

そんな髪を切った同い年さんと、パートさんで「今年の特撮ヒーローってなんだっけ?」てな話を背後でされてしまって、どうしたらいいか悩む。
1.仕事を続ける。
2.脇目もふらず話に入る。
3.正式に話に入れるように隣の課への異動届を出す。
4.何もしない

何もしないというのは仕事中にもっとも選んではいけない選択肢です。デカレンジャーのせいでそれまでやっていたこともしなくなってしまうのですから。
てなわけで、パートさんと目が合い、「デカレンジャーですよね☆」と合意。まさかでかみどぅり(センちゃん)が好きとか、そんなことは言わなかったぞ。名前を知っている、そこまでに止めておきました。

ぺさんのauのCMはヤバいです。思わず若者言葉(ヤバい)を使ってしまいました。
「自慢したい…」
「しちゃえばいいじゃない。ムービーメールで。『恋人で〜す』」
…ぺはさほど好きなわけじゃないけれど、むしろヨンハ君の顔がなかなか内角高めのストライクなのだけど、このCM、いいなぁ。ぺさんの使い方としてはダイハツが一番なのですが、たまらん度ではこっちだ。
まぁ、ただこんな科白のやりとりをしたいだけかもしれませんが。ミスチルのせいか?「つよがり」なんか聴いてしまったからか?部屋の蛍光灯が1本切れかかっているからか?理想を聞かれたら今度からは「ローソンのCMのイノッチ」と答えることにしよう。いいんだ。理想は理想だ。
そんな話をしていたときに、「理想は高く持ってないと低くはできないんですよ」そう答えてみたけれど、実は逆なんじゃないか?と思ってみた、今。



2004年09月26日(日) いつだっておかしい程

誰もが誰も愛し愛されて生きるのさ

ただ懐かしかっただけで。
ただ、私の好きな漫画家が日記でこれに触れていて、「何のCMか覚えちゃいないけれどこの歌を聴けるのがいい」とか何とか言ってるのが、かなりわかる。
その漫画家さんがサイン会を開く。関東圏内だから普段なら飛びつくし、その日に別の予定が入っていたら悔しがっていたはずなのに。案外、普通。時代なのかなぁ。別の漫画家なら多分血相変えてのたうち回ったはずなのに。

単行本は買うけれど、次回作は買うかわからない。やっぱ若い男の方がいいわ〜☆とか、そんな訳じゃないんだけれど。やっぱ同じ作家の漫画を10年以上読むのはしんどいのかな。ううむ。

しかし、半日スガシカオの「クライマックス」だけを聞いていると、さすがのダメ脳みそでも覚えてしまう。「夜空ノムコウ」だってスガが作曲していたら何か違っていたかもしれない。スガはいいなぁ。今頃って話かもしれないけれど、半日1曲だけ聞いてられるのはなかなかないんじゃないのか?その前の「秘密」もなかなか。次のアルバムは、チェックしてみよう。

「カンバセイション・ピース」何とか読み終わる。長かった。その後によっしゅうの「ランドマーク」単行本で読んだんだけど、サクサク進んだなぁ。「群像」に載ってたときより明らかに読むスピードが上がっていた。借りた本は読み終えてしまったし、次は何にしたものか。積んであるのはあるけれど、どれにしようかのう。



2004年09月25日(土) 今日、朝起きて何をした。

億万長者ゲームをしてしまうと、なぜか他のことを何もしないでいる。別に朝起きてからずっとやってるわけじゃないんだけど。朝から何をしたものか。

丸善の「ブックアドバイザー」が「泣ける本」で勧めていたのが石田衣良の「約束」、絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」、そして舞ちゃんの「好き好き大好き超愛してる」。テレビでやるにはそれなりに本気のセレクトに、丸の内に行ってみたくなる。

☆本日の読書実況中継☆
またもコーナーにしてみる。本日は保坂和志「カンバセイション・ピース」。
どこを楽しみにするかが一人一人違うのだろうと思う本。アマゾ〜ンのレビューに「これ1冊あればいい」と評していた人もいたけれど、その言葉はなんとなくハマる。私はやはり浜スタでのおっさん達のヤジなり会話が一番楽しみ。その分家での兄妹の会話とかになると「早く野球行かねえかなぁ」とか感じたり。古い家に大勢で住んでいた人なら、「さっさと野球から帰ってくれよ〜」と思うのかもしれないし。
まだ読んでいる最中なのだけど。

とりあえず浦和がハイソなマダムだらけ、というのに少々疑問を感じております。テレビ(アド街っく天国)を観ているのだけど。まぁ、伊勢丹あるけどねえ。確かに高いけど旨い店とか結構あるけどねえ。なんだかんだで3年半の社会人生活でもっとも長い期間通勤していた浦和ですから、見ていても心当たりのあるものもないことはないわけで。うなぎ食べておけば良かったな。パスタは食べたけど。
浦和にゃ七つの駅がある(ボキャブラのいにしえのネタより)。



2004年09月24日(金) やる気をお出しんしゃい

電話応対コンクールの県大会(詳しくは走ら谷9月10日を参照せよ、いや、してください)のため、定休日にもかかわらず研修を受けに行く。

「上司がシナリオチェックしてるんです」
「大挙して見に来るらしいです」

うらやましいようなめんどくさいような。しかしステージじゃないと乗り気にならない自分がなんかとてもイヤです。電話応対なのに、ステージじゃないと乗り気がしないなんて、どこで役に立たせればよいのでしょう。とにかくステージまでに調子を上げておきます(世界一の勘違い発言を、一生に数回くらいしてみたっていいじゃない。そしてそれが数十回になったっていいじゃない)。

☆本日の読書☆
コーナー立てにしてみる。
大崎善生「アジアンタムブルー」を読む。
セカッチュへ与えられている言葉達をすべてこちらに回したい。泣くつもりはなかったのに、泣いた。
ただ、いい本だからと言って闇雲に薦めたくなる本ではない。むしろ、出会った人に対して、涙のテロリストとなってくれた方がいいと思う。そんな本。しかし山崎隆二はどんな人生を送ってきているのだろう。何人分の人生を送ってきているのだろう。しんどくなるのに読んでしまう。そしてたまに頭によぎる大崎善生本人の顔。拭いながら読み進める。

次回の読書は保坂和志「カンバセイション・ピース」。の予定。借りてあるからね。横浜ベイスターズファン歴一応12年(緩めですが)のはしら谷は、ちょうど「博士の愛した数式」で出てくる阪神タイガース(タイガースの28番が江夏ではなく中田良弘だった頃)のファンだった後、新庄を三球三振で打ち取った盛田(横浜大洋ホエールズ)のファンになったんだっけ。

久しぶりに「ファンタジーサッカー」を覗いてみる。2チーム持っているのだけど、かたっぽが一番下のエントリーリーグから一つ上の「ローカルリーグ関東」に昇進していた。やる気出せよなあ、あたし。



2004年09月23日(木) マンションめ。

南北線に長嶋有がいた。
あの眼鏡、あの無精ヒゲ、そして南北線に乗るのは東大生か我がへっぽこ大学の人しかいない。ゲームの攻略本を、カバー裏表逆にして読んでいたとしても、あれは、長嶋有だ(間違いない!は、使わない)。

数年ぶりに大学に行った。後輩達がやっている劇団の公演を見に行ったのだけど、乗り換えで階段の場所とかは覚えているものの、肝心の駅についてビックリ。
本来、駅から大学への最短ロードは、駅の出口からすぐ横の細〜い道を通っていくものなのだけど、マンションがででんと建つようで、見事に細道が埋まっていた。パニクってその次に近いルートを忘れてしまったくらい。おかげで公演に遅刻。すまん。

買い物にばかり楽しみを見いだしていた私に、「いい加減与えてもらうばかりでどうするのです!」と天の神だか地の仏だかが言ってきた気がしました。後輩達の衣を借りて。仮面ライダーの如く「です!」が「ドゥス!」かもしれないけれど。

なんてこと言ってみてもバッグとニットのジャケットとインナー用のカットソーを買ってしまったのだけど。いいじゃないかぁ。普段田舎で買えないんだからっ!

電車の中でよっしゅうの「7月24日通り」前編を読み終える。
ひっぱられよっしゅう(完結せずに続きを待つ状態)初体験だったのだけど、結局前編最後まで読んでみて、誰と恋愛詳説するのかわからない。まだわからない。前後編なのが心配なのだけど、コピーの「あっけなく恋に落ちる」って言葉と、普段のよっしゅうのテイストを考えると、この、男だらけの環境から、誰に恋した、って段階でおしまいかもしれないな。来月が楽しみです。
しかしこないだまであの天下のファッション誌「(川平)じえいじえい」で連載していたからなのか、「夢見る社会人、女子」ってのを描くのが上手になっているような気がします。本田さん、口に出したら怖い人だもの。でも、口に出さなければこんな人はいる。

手のひらにのっけた、自分だけの楽しい想像(もしくは妄想)が持ちきれなくなって、半分こにしたくなるのが、恋なのか。
今日南北線で見かけたのが長嶋有なのに、石田衣良じゃなくて長嶋有なのに、ガスみたいな科白を思い立ってしまった。


※いくら母校の近くにいたからといって本人のはずがないことを、誰かはしら谷さんに教えてあげてください。卒業生なんだから、学校の近くにいるはずがないんです。しかも、学校の最寄り駅では降りてないんです。教えてあげてください。



2004年09月22日(水) 気になるの 背中押されて

最後の5文字が浮かびません。えっ、俳句だったの?俳句なら季語もまだだからなんてプレッシャーな5文字だ。どうしよう。

頼んでいた同人誌が届く。弟が買った電子辞書とほぼ同時に(違う宅配業者から)。あまりに久しぶり過ぎて(しかも自分で買ったことはないし)もはや「同人誌」という言葉を発することに楽しみを覚えていた頃、お店の名前の入った段ボールで届き、「オウッ」ってな気持ちになる。いよいよ届いた、「はたらく人々」。一人の名前に心当たりがあれば芋づる式に目移りしてしまうラインナップにどこから読んでいいものかわからなくなるものです。一応、4コマ王子から読み始めることにしてみました。王子だし。

一応ネットの端くれだし、「こんなんだったゼ〜」ってバレバレにばらしてしまっても何かよからぬことが起こりうる可能性もありかねる(使わなそうな日本語多発中)ので、「こんなんだったゼ〜」はやめますが、同人誌だ。
うん、同人誌だ。いつも読んでる雑誌では読まない感じの漫画(台無しに言ってしまえば担当編集さんに「何やってるんスか」とか言われちゃうかもしれないような感じ。台無しに言えばよ、あくまで台無しに。)が並んでいて、普段読んでる漫画が如何に商業ベースに乗っているかを悟ってみたり。いや、ふつーに面白かったけど。でも普段の漫画を読んでる人の方が余計面白いんじゃないか、とは思った。

ちなみにページ数のある目次がないので結局王子からは読まなかった。
しかし王子の漫画が一番心に引っかかる。普段4コマを書いているからこういったテイストを量産するのは難しいかと思うけど、たまに読んでみたい。
普段の言葉を惜しみたくなる気持ちは、ちょっとわかる。

会社で新聞を読んでいたら、小説新潮にとんでもない文字が。

◎『東京湾景』から1年、待望の最新恋愛長篇
 ――誰もが、あっけなく恋に落ちる。さらにメロウに、さらに切実に
 吉田修一「7月24日通り」前篇100枚、一挙掲載!

いや、これはホームページから引っ張ってきたんだけど。
よっしゅうが恋愛小説を書いたらしい。そしてはしら谷は小説新潮を買ったらしい。そうか、よっしゅうはこれを書いていたからげつきゅーなんてドラマは見ていないんだね。さわりは読んだけど、まだよっしゅうが誰と恋に落とそうとしているかわかりません。ていうか、相手が出てこない。さわりだけだからね。

そっか。あっけなく恋に落ちるのか。

「ロマンシングサガ」の主題歌が山崎まさよしらしい。なんだかんだでやりたいなぁと思っていたところにそんなニュースが飛び込んでくる。気になるの 背中押されて …うーん、それでも続きは出てこない。

ひとまず、あっけなく恋に落ちてみたいものです。どっかのCMで恋に関する映画を全部レンタルしてたけど、そんな気持ちも、わからなくはない。やらないけれど。あくまでも、あっけなく。



2004年09月21日(火) してやられた

HIP−HOPダンスしておいて帰ったら届いてる予定の4コマ同人誌を読む予定だったのに、まだ届いていなかった。してやられた。
今までご機嫌な顔で携帯から赤外線通信をしていたら、携帯のアドレスの代わりにパソコンのアドレスを送っていて、携帯の方は送っていなかったことに気がついた。してやられた。
携帯のアドレス、送った方がいいのかな。うーむ。何か用事でもあったらその時に送ればよいか。その時は名前を忘れずに。「誰だよっ!」てなことにもなりかねません。
してやられた感たっぷり。なんかもうやる気がしなくなってきたので、今日はここまで。



2004年09月20日(月) おだやかに

残暑。いつまでつづくざんしょ。

出口はあちらです。誰かに言われる前に自分で言います。駄洒落思い浮かんだら口にせずにはいられなくなるのは、中年化の兆しと言いますが、知らぬ間に影が忍び寄ってきているようです。健康診断の結果が心配です。

残暑のもと、川上弘美、マイデビュー。読もう読もうと思っていてもどっから取りかかればいいかわからない作家というのが数多く存在しておりまして、彼女もその中の一人でした。「センセイの鞄」が文庫になってたみたいで、ドラマにもなってたしそこから入ってみようと思ったけれど私には毎年恒例の行事があったのでした。「新潮文庫の100冊」。

昔からこのドクダミ日記におつきあい頂いている方なら御存知かと思いますが、私は新潮文庫にとっての理想的な消費者です。2月辺りに新潮文庫のアレをかき集めて一日終わらせた実績もあるのです。今は太宰治の腕時計をもらうべく頑張っています。

それのそもそものきっかけが「新潮文庫の100冊」。
ストラップを毎年欠かさずもらっており、今年はブックチャームなのでやはり買う。しかし正直毎年ラインナップはあんま変わらないので行き詰まっていたのですよ。増えても「日蝕」とか持ってるのだったりして。
そんな中みっけたのが「おめでとう」。そう、川上弘美。

ほんのり面白い人がたくさん出てくる弘美の世界にちょっと足に糸を繋がれた気分。どこから読もうか悩まなくても良かったかもしれない。そういえばよっしゅうも、最初にパークライフを読むのはいかんというご意見もあったものの、見事にパークライフからだったし。シリーズじゃなかったら、気にしなくてもいいみたいだ。



2004年09月19日(日) はしら谷、同人誌を買う。

読むのですらも数年ぶりなのだけど、今回は好きな4コマ漫画家が連なるということでオリジナルものです。8月のコミケってやつで売っていたらしいのだけど、あえなく仕事。多分行っても買えなかったんだろうな…とか思うのだけど(ここまでで「だけど」3回)。それをネットで買いました。

ストストストってる間に潮崎が引退するって報道が。ここんとこ毎年毎年時代を感じてきたものの、また一つ時代を感じる。
11年前。中学生だった私は、春先にクラスの女子を泣かせてしまったがために、女子の総スカンを食らってしまって以来、同じくラスの女の子とはほっとんど話さなかったものでした。数少ない話したクラスの女の子は、同じ掃除当番のイケイケ系(古っ)の女の子。
「潮崎ってカッコイイよねー」共通語はこれで、修学旅行までには「はしら谷(仮名)って結構いい奴だゼ〜」まで行ったのに泣かせた女子の取り巻きがそれを許さないようで、結局浮きっぱなしだったのですが。プッカプカ。

借りていた長嶋有「猛スピードで母は」をちゃっちゃと読み終える。同郷出身で同じ大学なんだけど、吉田修一よりも一文が短いので、やはりよっしゅうの方が好きかなぁ。なぜよっしゅうと比べるかといいますと、なんかよく似てると言われているようなので、です。ただやはり先輩なので、他のも読んでみようかなぁとは思いました。あーゆー感じ、嫌いではないし。できれば長編で。
一文が短い短編は読み足りない、それを知りました。

そういえば昨日、家に軽く灰が降ってきた。案外近いのか、浅間山。



2004年09月18日(土) 大学受験もしないのに。

その昔、弟から「やる」と言われてもらっていた英単語ターゲット1900。中学卒業するときに塾からもらって、2年になるときに高校から全く同じターゲットをもらったかららしい。
受験時代は速読派だった私も、なんとなくターゲット開いてみる。英単語を少々覚えてみる。6月くらいの話。

「大学受験レベルの長文を読んでおきましょう。」リベンジテストの受験参考書、英語の部分にそのような記述があったがために久しぶりに取り出すターゲット。ひとまず単語テストと速読英熟語を買ってみる(長文は?)。長文はその後だい。とりあえず読めないんだもん。
そんな日に世間ではビジネス英検みたいなものまで産まれているのです。団体受験だけだと。ほんならTOEICのがいいじゃないか。高いけど。

青木さやかにも飽きた(エンタの神様視聴中)。

藤井大丸と大丸は別物だということを知る。藤井大丸はちょっと魅力的です。ジャケット欲しいな。ジャケットとバッグが欲しい。そういえば好きなお店が仙台駅ビル(と言っても過言ではない)に新店を開くらしい。さくら野に東北1号店を開店させたばっかだというのに、いくら系列店で同じ物は置かないにしても、仙台好きだなぁ。仙台行ったくせに寄らなかったんだよな。2週間ちょいしか経ってないのだけど、また仙台に行きたくなってきています。邂逅の森が読みたくなっているのも、そのせいか?

カンニングとキングコングじゃ、圧倒的にカンニングが好きな私、おっさんなのでしょうか。
閑話休題(まだエンタの神様視聴中)。

携帯のプランを変えて、初めて無料通話を繰り越すことに。使い放題がお得になるまでにはどれだけの道のりがあるのだろうか。長い長い。髪の毛が邪魔だったから二つ縛りで今日1日過ごしていたのだけど、まるで「繰り越しのある女子高生」。微妙な存在。繰り越すくらいなら携帯持たないよ、きっと女子高生。

カタログギフトは結局お財布。中身の構造とかネットで調べてたら、同じブランドの別の財布は、ご丁寧にカタログ代と同じお値段だった。明らかに安く買えるものとかあったけど、なんとなく元が取れた気がした。ネットで見つけたものじゃないのを頼んだんだけど。あ、無意味じゃん。あらら。



2004年09月17日(金) パパの夏休み

「明日、パパお休みなんだね〜。じゃ、明日はデズニーランドに連れてって♪」
プロ野球、スト突入。

合併して、新球団ができて6球団なら、選手の受け皿って問題は解決されてしまう。選手の身の保証を考えるだけなら、そこで妥結することも可能…なのかな?
元オーナーは言う「4ヶ月ありゃ球場があれば球団なんてできるんですよ」。家より早くできるんだなぁ。
コミッショナーが辞任。ついに形式上もトップがいなくなってしまいました。引責辞任ってのは、ここでするものか?引責辞任だとしたらの話だけど。
キャプテン呼ぼうよ!キャプテン。

バカリズムに飽きてきた頃。前も言った気がするなぁ。だってテレビ、出てるんだもん、今。

よっしゅうの短編が載っているがために買ってしまった小説すばる。そして早くも「ためらいの湯」を読み終える。短編だけなら別に買わなくてもいいんじゃないかな?と思ったりもするところなのだけど、目次を見て買う、即決。
「出張だとごまかして向かう京都への不倫旅行。あわただしい人生とほのかな罪悪感。それは和美も同じなのだが。」
和美だ。ということはカズミだ。オレだ。ということはあたしだ。
大学の、知ってる同級生に男というものがいないので不倫もできやしないけれど、よっしゅうの原稿の上で名前が躍っていたら、買わないわけにはいかない。こんなことで買う人間は何人いるのだろうか。
祐二という男の人がこんな理由で買っていたら、ジャンケンくらいしてみたい。そのくらいの接点でいいや。

あれほど発作が現れていた「デズニーランド行きたい症候群」なのだけど、再来月、職員会みたいなので行けることになってしまった。
…お出かけというものが、「どこに行く」よりも「誰と行く」が大切なのがわかった。遠足でデズニーな高校生の嘆きを、今なら心から受け入れられる。

熊谷達也の「邂逅の森」が気になり始める。黒シャツホリエマン(今朝ジャケット姿を初めて見た)の新球団も仙台だし、来月の小説すばるには伊坂幸太郎がいるし。時代は仙台だ。しかし来月号を買うかどうかは不明。だって短編だろうし。終末のフール、図書館でコピーしてまだ読んでないし、そのあとのビールも読んでないし。

とにかく明日はストです。電車も止まらないけど、ストです。



2004年09月16日(木) もしかして

野球は1500円で観られるけれど、ライブは6000円、お買い得で4800円。宝塚なんて万単位。
すげー短絡的なんだけど、パリーグを5000円出しても観たいと思えば、赤字は倍速で減っていくのかな。もしそうならそうすればよいわけだし。ただ、「観たいと思う」かどうかが問題だけど。
しかし、楽天の社長とか黒Tシャツの社長なら、もしかしたら3000円で観たいパリーグを作れるのかもしれない。一つにしてしまうのは、まだ、勿体ないかも。
以上、おつむは弱いけどセリーグより先にパリーグの6球団を覚えた(西武、近鉄、阪急、ロッテ、日本ハム、南海←小学2年生当時)ハンゲームお猿より。

まぁそれでもパリーグ差別化作戦その1「マンデーパリーグ」をごくごく私的、かつ最大規模の理由で(好きなテレビがつぶれる)厭がっているわけですが。

政治学ってのを勉強したくなった日。まぁ、地元の市議会議員、ってのに少々接触したからなんだけど。
合併には賛成だったけど、合併を推進している人たちがやや不快。役人さんと議員のセンセイが推進してて、一般人が反対している合併。ただの知識の差って、言い切れなくなったような気もしたり。
ラフな岡田代表に惚れ込んだ弟に頼まれて買ってきた「GQ」を読んでみても、やはり政治学がひっかかる。まぁ元々政治学科志望だったからなぁ。しかしその翌日には住居学科志望になったり、文化学科行きたいけど社会政経しか受験勉強やってないじゃんっ!とかその程度なもんだけど。最終的には「受かった学科が最適なんだ」というなかなかサイアクな選択をしたわけですが。(結果;経営学部商学科)
まぁ、経済にもならず会計にもならずのふわふわ感が適していたと言えば、適していたのかも。

「知的財産のマネジメント」という本を読んでみる。頭の中でレジュメを作ってしまっている。矢印とか吹き出しとか作ってるし。そもそもゼミのレジュメに矢印とか吹き出しを作ってしまう私の学生時代のレジュメってのも、いかんしがたいものですが。

ロバートホールがチャーリーホールになるそうな。誰だ、チャーリー。まさか、喜劇の、…チャーリー?




チャーリーブラウンじゃなくて。



2004年09月15日(水) 怪男(あやお)

きょうはがっこうにいきました。
せんせいがさとうくんにこのもんだいおやりなさいといって、さとうくんがこたえていたのですごいなぁとおもいました。
がっこうからかえるときにのらねこがいてよぼうとおもったらいぬがほえたからねこがにげてしまいました。
あしたわあめでいやだったです。

トリビアの泉で見た「笑いを研究している学者の考える一番面白くないギャグ」で、やはり笑わなかった。さすが研究者たち。しかし同じメンバーの「一番面白いギャグ」でも失笑しかしなかった過去を思い出すと、研究と熟考の成果というより、「彼らの考えるギャグに笑わない」ただそれだけの結論?いやぁそんなはずはないぞ。そう思うんだけどなぁ。研究してるんだし。

目立ちたくはないのだけど、何かにつけ、封建社会では目立ってしまう。別に丸の内で働いてたわけでもないのに、目立ってしまうのは今までいた職場のせいではなくて、あたしが悪いのかねえ。京本入れの窓を開ける。何を入れよう京本入れ。
今日もトイレの窓を開ける。ああ、眠い。



2004年09月14日(火) ロックンロール・ヒーロー

お休み。頼まれごととかで午前中自転車かっ飛ばす。am/pmのソフトクリームは旨かった。

読んでしまった「火薬と愛の星」「スローグッドバイ」を返し、なんだかかんだかでまた3冊、単行本を借りてくる。県立の方の借りた本も残っていることを忘れていた。気づいたのは、借りて、自転車乗ったあと。

確か創刊号の表紙がUtadaだった、外資系のファッション誌を買ってみる。対象はちょっと下の世代っぽかったけれど、ぼーっと写真を眺めて「買えないなァ」と呟いてみるのも、休みの日としては、いい方だと思う。(「買えないなァ」に反応した人はかなりのか、ピンポイントなドラえもん通と見た。)

やっぱりアメリカって好きなんだ。癪に障ってもアメリカが好きです。そんなことを再確認させられてしまった。あさってはボーリング・フォー・コロンバインをテレビでやるってな。しかもテレビ東京。やるなぁ、テレ東。
大統領に腹が立ったり、そんなんでもやっぱ日本人だし、アメリカが好きでアメリカに憧れてる。桑田佳祐の歌にそんなのがあったっけか。
ロックンロール・ヒーロー。

1年前から訳あって封印しっぱなしのアルバムを、そろそろ解禁してみようか。

昨日「ヨンハくんが出てるから録っといて」と言われていた「東京湾景」最終回を見る。
回想で見た初回に、まだ原作の匂いが残っていた。モノレールのシーンで、「ああ、そうだこれは東京湾景だったんだ」あまり思い出したくなかった。ヨンハくんの出てる、韓国ドラマだと思って見てたのに。

他にも色々録りだめっていたものを見ていたのだけど、ミラ・ジョヴォヴィッチのかっこよさに改めて中田コンニャロって思ったり、アンタッチャブルの山崎のこん平のものまねは密かに上手いとかUtadaがMステで歌ったのがイージー・ブリージーじゃなくて良かったとか、そんな火曜日。



2004年09月13日(月) 勧善懲悪純愛そして初恋。

こんな小説があったら今ならどんくらい売れるのだろうか。石田衣良の「スローグッドバイ」を読むと、そんな気分になる。

よっしゅう(伊坂幸太郎命名)の「長崎乱楽坂」では、主人公が投げかけた疑問がほとんど、自分の顔に当たってしまう。受け止めるのが難しい現実ばかりがはね返ってくる。しかしスローグッドバイはかならずキャッチボール。

「また会えますか?」スローグッドバイの世界に入れれば、こんな言葉、言うのは水の中で息するよりは、簡単でしょう。

出版されたのが2年前。小説すばるに掲載されたのが3年前。「夢のキャッチャー」あたりをもっと前に読んでいたら、少しは違っていただろうか。そんなに違ってなくてもいいけど。

まだあと3作ばかり残っております。小説で書くとさらっとしてるけど、自分が想定した人じゃない男性がこの展開に自分を導いても、「何でもかんでも恋愛につなげるのねえ」と引いてしまいそうな感も否めませんが。それとも、こうやって何かの出会いもすべて引きずり込める男性がやり手なのか。

なんて。
そんなことは考えないで読めるのがまたこの本のいいところかもしれない。
どうせ嘘偽りの世界なら、幸せが見たい。恋愛以外のことで疲れている人にお勧め。特撮で言うならば、人間のココロベースな仮面ライダー剣よりもひたすら宇宙からのイケナイエイリアンをなぎ倒す特捜戦隊デカレンジャーが好き、ってな人には、良いな。仕事で疲れたときに読むために、早く文庫になってくれ。



2004年09月12日(日) 聞こえなかった愛の囁き

歌えなかったラブソングに、届かなかったラブレター。かなわなかった昨日の目標。
さすがに一日ハンゲームにどっぷりにはならなかったものの、暇こいていた弟に勧めたら10分ではまる。人間ってつくづくおサルだ。姉弟だからか?

あ。とりあえず本を読みました。森健「火薬と愛の星」。
いかんせん、100万回生きた猫を読んでいないからなぁ、変な感想を出せないので、深く触れるのはやめておきますです。
しかし、モテるのとも違う、こんな感じの男性って…(てんてんてん)。好かれないし好きにもならないなぁ…100万回生きた猫を読んでいないので、感想はこれまで(感想じゃないし)。
嫌いではない。けれど、冒頭の「。」がない文章がちょっと苦手。今月号の新潮に掲載されてたっけ。モリケン(そんな略しかたするな)。来月7日に即、図書館へ行ってみよう。

きっと今更ではないのだけど、さっき「作家の読書道」のバックナンバーをちらちらと読んでいたら、伊坂幸太郎は吉田修一のことを「よっしゅう」と呼んでいた。よっしゅうって…。だいぶ、楽しげな人だ。しかも使い方がいい。以下抜粋。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
吉田修一さんも面白いですよね。僕は勝手に“よっしゅう”と呼ぶことにしているんですが(笑)、よっしゅうは人の距離感を描くのがうまいですよね。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

よっしゅう「さん」ではないのがいい感じの無許可。作家同士というよりも、作家と読者じゃん。ほんとはつきあいがあるのかないのかなんて知らないしあまり興味もないのですが、関わりがありそうでなさそうな。
しかしよっしゅうにはやられた。私も何か伊坂幸太郎を勝手に呼びたいけれど、よっしゅう以上のものが見あたらないのが、何よりも悔しいものです。悔しいついでに、私もよっしゅうと呼んでやるのだ(それを白旗というのです)。



2004年09月11日(土) ナイショのひみつ

サクラ大戦V〜EPISODE 0〜のCMに負けた。許してください。私にください、サクラ大戦V。
公式ページでチェックしたらCM放映、今日からだし。早速見られてやはり愛情は生きていると再確認。9月22日か。やっぱ買おうかなぁ…。

昨日チャットの友達に誘われて以来、ハンゲームにはまってしまって今日の休みは何に使ったかよくわかっていません。花札だぁ大富豪やぁはまるきっかけになった9ボールだぁ。PCのスペックが段違いになって即行サクラ大戦2をやった日以来のぐでんぐでんの一日。だめだ。そういえば会計検査院の子供向けキャラクターは、「だめだゾウ」。だめなんだってさ。

ずっと探していたちくま新書「市町村合併」を手に入れた。いつもメニューがわからなくてからあげ弁当かのり弁とか鮭弁しか選べなかったほっかほっか亭のメニューももらったので、これでおうちで選べます。そんな頻繁に使ってるわけじゃないんだけれど。

明日は建設的に生きてみたい。せめて今日よりは。

プロ野球のふしぎ。
5億円プレーヤーはいるのに、なんで7割バッターはいないの?
スト回避 足利市には よかったね(本日の一句)



2004年09月10日(金) バングラデッシュ!

驚いたときの擬音として採用してくれる地域、大募集(バングラデシュを除く)。

今日の第1バングラデッシュ。

「バリウムを普通に飲めたぁぁぁぁぁっ!」

予告通り健康診断。朝食を抜いたがために朝苛つきを隠せなかったものの、無事身長も縮み(えーんえんシクシク)、体重は朝食を抜いたのでステキなことに。血圧は家より高くて哀しかったり。苛ついたからかしら。

身長、体重、視力聴力、血圧採血心電図。問診受けてレントゲン。そこまでは学生時代もやっていたからまぁ、久しぶりだなぁくらいで。しかし身長縮んでたのは、ショックだぞう…1.2センチ。

ということでこれからが本番。
バリウム。ビバリウム(シーマン)。胃のレントゲン。とにかくおっさんっぽいイメージのバリウムを飲むことに。
しかし、これが案外しんどくない。むしろ、胃をふくらますソーダみたいな薬の方がしんどい。
「ゲップしないように気をつけてくださいね〜」
ゲップしたくなるものなのかねえとタカをくくっていたらほんとにゲップ出したくなりやがんの。うっぷうっぷしてたし。ぐるぐるまわんなきゃなんないし、バリウムがしんどくなかったのがせめてもの救い。しかしあくまで「想像していたより」しんどくなかっただけで、バリウム好きとかあわよくば毎日の牛乳代わりにバリウムを飲みたいわけではない。そしてこれは反語ではない。
あとで病院の人に聞いたら「今日のは甘くない方のバリウムでしたよ」だって。今日なら青汁も飲めるかもしれない。いや、嘘。

てなわけで「おなか、格闘中」の午後には電話応対コンクールの予選。もういいよ。バリウムと下剤でおなかテロリスト状態だもの。いくら8年間放送やってたからって、いくら2年間毎日、+1年週2回発声してたってバリウム抱えちゃ無理だもん。
そう思っておにぎり2個、からあげクンredを抱えて会場へ。時間なかったし、受付で引いた番号は「14番」。ちょっと考えたら今日は14人エントリーしていることに気づいて、そしたら同時に「おっ、オーラスを飾りますね」だからバリウムだってば。オーラスもあるか。むしろ下剤だぞ。ゲップだぞ。そう思いながらも選手控室へ。え?選手?選手だったの?
控え室に行けば行ったできゃっぴい子たちが「ど〜しよ〜1番だって〜」とか言ってるし。

しかし「でも最後とかじゃなくて良かったよね〜だってみんな見てるんだよ〜」だって。
そんなハズレをバリウムが引いたよ。よかったね。気合いと根性と練習を重ねてきた人がトリ引いたらつぶれちゃうもの。浅漬けになっちゃうもの。だからバリウムが引いたのか。ビバリウム(ビバ!バリウムの略)。

しかし女子ってのはなんでこんなにうるさいのでしょうか。今回の大会で内の職場からは私一人。他はもれなく複数参加してて、当然ひとりぼっち。
ひとりぼっちだから静かなのは当たり前なのですが、集団参加だからって何かにつけ「キンチョーするねー」とか言い合うのはやめなさい。制服着てきてるんなら静かにしなさい。こちとら私服じゃ。着替えちゃった。レントゲン用にTシャツになったり胃のレントゲンのためにさらにお着替えしてそして午後は私服。ファッションショー。

小声でアナウンスの練習したって仕方ないぞーと思いつつ、あまりにきゃっはきゃっはうるさいので控え室を出て外へ。この辺がなんか妙なこだわりが身に付いてて、イヤかもしれん。そりゃ、アナウンス研究会出身と公表しなくても、まつりで案内放送やらされるわけです。
外で一人発声をしていたら、昔、「アナウンサーになってみたら?」と言われたことを思い出す。その先輩はアナウンサーになったっけな。思い出したってことは、バリウムにも南風が吹いてきたのかしら。
いつの間にやら出番が来るわけです。しかし直前で胃がふくらむ。今度は必死でゲップをする(汚い話が続いて申し訳ないです)。出なかったらホントにあきらめよう。付け合わせの14番になろう。しかし、無事になる。

基本的に自分が終わったら客席に行くからトリの私は誰のも見られません。しかし直前2人くらいは見られるし、聞こえるのです。そんな中、私の心に問う声が。

「越えてない?」

バリウムが何を言うんだ。こらっ。ちょっと自信。いや、バリウムが何を言う。
「わたくしは、14番です。」じゅうとよんの間にちょっと間を入れたら客席が見えた。ゆっくり話せ。ステージのエンドルフィンが体にしみいると、バリウムだってオヤスミです(もう訳がわかりません)。
とりあえず相づちの間だけでは呼吸ができないことを知り(こんな感じは初めてだ)、なんとか終わらせる。早くなっちゃった気がするなぁ。

どうせダメだ、と思ってると審査で休憩中も寝てしまう。疲れたし。寝られている。月に一度の乙女の日、とかそんなんだったらそりゃ、月に一度はあるわけだしたいした理由にもならないけど、バリウム飲んでその日の午後にコンクール来た奴はいないだろう。コンディションなんか、知るか(長井秀和)。

そんなこと言ってても成績発表は気になるわけで。14人中上位5人が県予選までいっちゃうのだけど、まぁ5番くらいに手が伸びてるかもしれないな、とは思ってたのね。バリウムる前までは。
5位から発表していって、5、4位はやはり違う名前。バリウムのせいだ。バリウムのせいなんだからーっ!

「第3位。優良賞。14番」
……………………………………………は?

名前を呼ばれてもよくわかんなくて、7回くらい振り返ったり。
とりあえず第3位だったらしい。県大会に行くらしい。今度は健康診断がないから開き直れないかもしれない。どうしましょ。
そして県大会出場者向けの研修会が今月24日。後輩の芝居を見に行こうと思ってたのに…23日に変更になってしまいました。

ちなみに3位の商品はカタログ(アズユーライク方式)と、ガリレオガリレイ温度計。センスいいぞ、NTT。



2004年09月09日(木) しまった

前日夜9時からものを飲食してはいけないはずなのだが、食べ飲みしてしまいました。まずった。まぁ、なんとかなるでしょう。問診票、読め。

健康診断を午前中やって、午後電話応対コンクール。コンディションとか言ってる場合じゃないな。たとえ14人しか出なくてもそれなら入賞できなくても仕方ないだろう。朝ご飯も食べられないわけだし…ねぇ。
放送委員から放送部になって挙げ句の果てにはアナウンス研究会だったことを覚えている人は、きっといない。明日の大会には。

強制参加とはいえ、ちょっと発声してきます(近所迷惑)。



2004年09月08日(水) やっぱ犬臭い気がする

共済の勧奨でケンネルへ。臭うのがしんどいけど、入ってくれそうなので行って良かったのだ。

腕が鼻に近づくと、まだ臭うような気がするなぁ。

瀬尾まいこは、未だに毎年教採試験を受験していると言っておりました。
そこで疑問。採用されたらまいこは公務員になるってことだよね。
…作家出来るの?

職場で少々しょげる。誰とも話したくなくなってお手洗いの窓を開けて外を眺めてしまいました。一つひとつ考えてみると自分をなんとかすれば無理は言われてないように思えないこともないけれど(只今ATOKに《否定の連続》と怒られてしまいました)、やはりそれってどっかにひずみがあるんだよね。100円玉と50円玉で上手いことだまし取るあれみたい(ドラえもんでのび太がギシンアンキとスナオンを使ったときに出てきたあれ)。

ちくま新書の「市町村合併」を探しているうちに、近鉄とオリックスが合併してしまいそうです。台風が日本に来ているうちに。

図書館で京極夏彦が文を書き、多々良先生こと(はっきり言う)多田克己が編集した「北斎妖怪百景」を借りてくる。正直欲しいです。しかし4000円。国書刊行会の強気な態度にすごすごと借りることにしてみたり。
試験勉強中に「文章理解」の特訓で毎日長文の評論を読んでいたせいなのか、京極の狙いがそれなのかはわかりかねますが、京極の文章が文章理解に出てくるような文体そのまま。どっかに傍線が引いてあるんじゃないのかしら。接続詞が□で伏せられていても問題なさそうです。しかしそれがサクサク読めるのが、別の意味で、哀しいかもしれない。

リベンジかけたるかな、と思う。復讐ではなく、リベンジっす。



2004年09月07日(火) 空は飛べないはず

ほんとはね。

だけど空も飛べてしまいそう。台風は来る国なのだ。もう、来る国なのだ。
そうなんだろう。

今日から正式にダンスマンになる。レッスンを受けてしまう。ちょっとでもできるようになると、調子に乗るので、楽しい。目の前が鏡なので、自分の視線がどこに行くかで、なんとなく自分がわかる。自分を見ないと、振りは覚えられないのです。でも自信がないうちはインストラクター見ちゃうんだよね。悟りつつ、ダンスをする。でも踊るのはやっぱ楽しいな。

予告通りポルノグラフィティ「シスター」を買い、そしてUtadaの「EXODUS」を買ってしまう。いや、元々買う気だったんだけど。群青日和も悩んだけど、弟が買っていたから、買わずに済んで良かった良かった。

シングルにできる曲をかける能力って、どうしても必要なのか?と考えてしまったり。Utadaのアルバムは公開していた曲こそあったけどシングルはなかったわけで。それでもアルバムとしてはやはり良い。洋楽と争って戦い抜けるのかは私にはわかりませんが、普段邦楽の方が圧倒的に耳に入るので、その耳ではかなり好きな感じ。
そしてシスター。ポルノの曲はたいてい、作曲がプロデューサーの本間さん。カップリングがメンバー作詞作曲。いつまでそうなの?っていう意見もどっかで聞いたけど、目立つ曲は本間さん作曲でわかりやすい成果を求めてしまうってのもやりやすい道なのかもしれないなぁ、と思ってみたりもするわけです。シスター、いいなぁ。天気職人好きだし。はよアルバム、出ないかな。出ないかな。出ないかな。(おまじない)



2004年09月06日(月) ロックテイストで誤魔化したくらい、許してやろう。

なんて尊大な態度。「正義の味方はあてにならない」を今のSMAPがよく歌ってくれた。しかし今のSMAPだから歌えるんだろうなぁ。思い直し。今日は久しぶりの仕事でしたー、みたいなことを訥々と綴るつもりが、流していたテレビからこんな曲が流れてきたら、触れずにはおれない。

知人を恋愛観察バラエテーに送り込もうとかそんな話をしたすぐあとの月曜日。恋愛観察する前に日記を書かないとおかしいことになってしまいそうです。いっそげ〜〜〜(現在23:00)。ゲームオーバー。

ということで10日ぶりのお仕事。たまっているのにさらに今週は共済(保険だ。保険なんだよ)の勧奨まで。勧奨って言うと緩衝材が入っているように見えますが、実際勧誘だし(駄洒落を言いたいだけかもしれない)。今日中に片づける予定の仕事は明日へ持ち越し。どっちも今週中には片づけなければいけないし。22日にお休みもらおうと思ったら多忙の日なので結局24日にお休みを。元々休みを取らなくてはいけないのでできたごり押しでした。24日も24日じゃないといけないお仕事はあるのですが。

やばい、恋バラ(恋愛観察バラエテーの略)で新メンバーという言葉に反応。送り込んだっけ?実際送り込んだら地上波しか見られないテレビでもみるみるうちにインタラクティブ放送になるんだもんなぁ。

帰り際に買った「BLEACH」14巻の帯を見てビックリ。アニメ化って何だ。今更かいな。水色の声が誰なのか、それが気になるのですが(住みません嘘をついてしまいました)。正直アニメになってもあまり興味はないのです。単行本の口絵の詩とかも好きなわけだし(もちろん内容が好きだけど)。

ジャパニーズ、エロチシズムという言葉に惹かれてダ・ヴィンチを買ってしまう。したらば中島らも追悼特集まで。綾辻行人特集には乙一と岡田准一という、どう引き合わせたかよくわからない2人も語っている。ダテに茶髪じゃないぞ、綾辻行人。以上、ダ・ヴィンチダイジェスト。

明日も共済です。誰か入ってくれないかしら。通常の仕事がしたいよ。ため込んだから。

そういえば、恋バラ終わってるし。明日はポルノグラフィティのシスターを買う日です。シスター。お姉ちゃん。妹。修道女。同性愛の相手って意味もあるのか?前2つを歌った歌なら、私には少々やばい、かもしれない。



2004年09月05日(日) だるねむ。

久しぶりだらけだったからつい帰れなくなってしまったのは、楽しくてもNG。夏休みが終わってしまうので、ほどなくして健康診断があることを忘れていました。今日からは健康ライフを。血圧も106〜65なので、ぜひそのままで。しかし家族の半分が高い方も2桁だと、106でも高血圧な気になって、しょげる。

(文芸ニュース)
☆熊谷達也が直木賞を受賞したときは、仙台は大騒ぎだったらしい。
―伊坂幸太郎だったら、仙台に行こうと思いました。(はしら谷さん・談)

仙台に行ったばっかりだったので仙台在住の先輩と仙台話をしてみる。駅前だけ。
「仙台ロフトの2階のガチャガチャで東北限定のJRピンバッジがあるんですよ!」とか。
ちなみにその仙台在住の先輩は鈴井さん似。今日、気が付いた。学生の頃から顔と存在感はダントツに好きでしたが(お兄ちゃんみたいな感覚)、どうでしょう班で鈴井さんの顔を「カッコイイ♪」と思うのは、鈴井さんが先んじてるのではなく、その先輩が先にきているのか。納得。

市立図書館は蔵書の半分が小説だと言うことを知る。そりゃあ県立より小説に関しては充実しているわけだ。ちょっとしたことで市立図書館に行く用事があったので、3冊探してみる。候補は、この3冊。
1.読書会用の課題図書「プラネタリウムのふたご」
2.県立にリクエスト出して「お客様の市内の図書館に御座いますのでよろしかったら」と言われた「イッツ・オンリー・トーク」「火薬と愛の星」

ふたごと火薬は発見。ただのべシャリはなかったようで。代わりに石田衣良「スローグッドバイ」を借りてくる。まーただまされるんだ。衣良に。
「20代の恋愛を描きました」結婚式行ったばかりの26歳が欺されねえ訳ねえんだホイ。ホイのホイのホイ。

明日からは仕事です。久しぶりです。仙台行きたいなぁ。パルコまでできてしまう仙台に。だって住みやすそうなんだもん。今度こそ、浦霞を呑む。



2004年09月04日(土) ベタ万歳

大人って、なんだろう。

電話口で小学生みたいなしゃべりをしていた女の子も、母になれば母になる。
学生時代苦手だったからということで、お祝いも言えない社会人もいる。

「かわいくなったね」そのあとについてこれっぽっちも考えてない(期待、という言葉もそぐわない)人に、例えお世辞でも言われれば嬉しいものです。そんな気がします。

大人って、なんだろう。

↑確か、テレ朝かどっかでこんなキャッチコピーがあったような。

デカレンジャーが好きな私には、ベッタベタな結婚式は大変魅力的です。外国人牧師の日本語に笑いを隠さなくてはいけないのは少々つらかったものの、白いウエディングドレス、教会式、ウエディングケーキ入刀に歌の披露。両親への手紙に花束贈呈。どれをとっても見たことある感じ。挙げ句の果てにはダンナの顔もどっかで見た感じ。誰に似てるかわからないけど、誰かに似ているのは確か。
流れるBGMの温度差くらいがオリジナル感を醸し出しておりました(新郎→サザンオールスターズ、新婦→GARNET CROW)。しかもダンナさんの選ぶサザンソングがマニアでよい。良すぎです。Moon Light Loverだの、MERRY X'MAS IN SUMMER(こっちはKUWATA BANDだが)だの、一人でずっと口ずさんでいた披露宴。ちなみに歌の披露で、この私もベッタベタ結婚式に一花添えたのは、おまけで。

しかしベッタベタっていいな。一生に一度なんだからこんなもんだと思うわけだ。メシだってまずくてもいい。オレの結婚式なんだから。花嫁には、そんな自己主張をしてもいい権利がある日なのだということをつくづく思ったものでした。やっぱ親戚のに行くのとは違うね。しかも19年ぶりだから前に行ったときは、座席表も「〜ちゃん」表記だったんだろうし。

次は、誰だ?

そんなこんなで3年半ぶりに会う大学からの友人と、「ひっさしぶり〜♪」なんて会話もなく会った途端「お昼どっする?」から始まって曲名だけ決めておいて一発本番でクリアしてしまう。俺たちは凄いのです。

二次会は立食ではないのでぐうたら魔神はほぼ動かず。どうやらご主人様(ここだけ)のご友人にお医者様がいらっしゃるというお話は伺っていたものの、結局遭遇できず。少々残念。しかし大学の方々でも本気で5年以上会っていないような人がいともあっさりいらしてて、そっちで盛り上がってしまった。

次だな。次なら、知り合いの久しぶりはないだろう。次こそ、外へ。しかしフリマで値切りはおろかお買い物もできない女がそうなれるかは疑問。自己啓発しましょう。まずは知り合いの連絡先を真っ先に聞けるようになってから(勿論本人に向けて)。

3次会以降は翌日またぎ。阿仁マタギときて熊谷達也。やはり仙台はいい街だ。それに関しても翌日へ。

いい結婚式だったなぁ。こんなネットの隅っこから届くとは思わないけれど、改めておめでとうだ(勿論当人達に直接言っているのでご心配なく)。



2004年09月03日(金) エマージェンシィ

携帯の待受が、カレリンからセンちゃんへ。
そもそもカレリンなことに疑問を抱く暇なんてない。センちゃんというのはデカグリーン。癒し系とか知性派とか言われるお兄ちゃんです。とか言っても役者は6つも下。小学校すらかぶらない。お兄ちゃんじゃないのに高校球児と特撮ヒーローはお兄ちゃんなのです。今回のデカレンジャーはお姉ちゃん方にはデカレッド(バン)よりデカブルー(ホージー)の方が人気があるようですが、とかくセンちゃんはいい。マイペースで、癒し系で、札幌出身(それは役者)。好きなものに「水曜どうでしょう」だけでなく「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」までも挙げてしまう(だからそれは役者)。サッカーが好きなのにバレーボールをやっていた(だからそれは役者情報だってば)。

とにかく、目が細くて背が高くてどうでしょうが好きな人は良い。

そういえば小説家の佐藤友哉もどうでしょうが好きらしいですね。まぁ、北海道出身にあたればたいていのひとがそうなのでしょうが。それでも、ファウスト系を読まない私でも佐藤友哉に興味を持ってしまう。魔力です。今更ですが、魔力です。エマージェンシィ(使い方はおそらく間違っている)。

って、前にも同じこと書いている。しかし続ける。いいじゃないか。案外いないんだから。身の回りに。と言うわけで続けますごめんなさい。

しかし「プチ東京ウォーカー」をやってしまうのは北海道民でもあまりいないか。しかも後悔しながらまた対決列島をやってしまうのも、あまりいないか。北海道にずんだ餅投げても、そうなかなか当たらないでしょう。
それを雑誌で「間違った方向へ進化した愛」と当人は言っていますが、「間違ってないんじゃないの?」と思ってしまう私は、まだ気づいてないのでしょう。

ちなみに佐藤友哉、「広告批評」のインタビューで、なかなかのイヤな感じを出していて、少々気に入ってみた。読むかどうかは、不明。デートもしない彼氏、どんな奴なんだ。でも、読むかどうかは、不明。西尾維新じゃないけれど、会社から「フリッカー式」が発掘されることがあれば、読むと思います。

そういえば明日の友達の結婚式で、2次会にやってくる後輩の中に、関東限定サイコロの旅をやった奴らがいます。

「何のために仙台行った?」
「…伊達政宗が見たかったから(しかも見られなかった)」
これでもいいんだと、つくづく思った。

あっ、うちに「新潮」6月号がある。読みますか、佐藤友哉。



2004年09月02日(木) 長すぎました

仙台旅行記(モドキ)、長すぎました。しかもだらだらと。

旅行記と、気に入ったことを書くのは難しいもんですな。嫌いはいくらでも言葉が生まれるのに、好きには言葉がないのです。好きなものは好きなんだっ!ってな勢いで。
そりゃあ、桃鉄やってみたって仙台買い占めに命かけたりするわけだ。

いよいよ明後日に迫った友達の結婚式に備えて新札を用意する。銀行に用意してもらおうとしたら受付が小学校の同級生。転校しちゃった方の小学校だから、同窓会とかも呼ばれないわけで、こんなところでひょんな再会は嬉しいものです。ご祝儀のために行った銀行で、同級生がまだ苗字変わってないのも、嬉しいのかもしれません。

「水曜どうでしょう写真集1」を取りに行って、そのまま「水曜どうでしょう本」を予約してしまう。スパイラルです。ちなみに窓口はローソンなので、昨日寄った仙台のローソンで予約したらどうなってたのかしら♪などと思ってみても、勇気がなかったわけですが。



2004年09月01日(水) すべての線路は

札幌に通ず。かどうか確かめてみよう。

私は単純だから、嫌いなものを好きになり、好きなものをキライになる。

1.カボチャ娘、北へ。
 小山を過ぎると、下りの列車は上りになる。宇都宮までの30分、サラリーマンより高校生の方が多い電車で、私は今日が9月1日だと理解した。私の夏休みは昨日でやっと折り返し。友達の結婚式などで色々かさむ夏休みなので、1日だけ遠出をすると言ったのは予告したとおり。
今みたいに「宇都宮線」ではなくて「東北線」と呼んでいた頃からずっと使っているカボチャ列車は、どんなに走っても黒磯まで。多分初めての「東北本線」は、黒磯で降りてから40分もあとに発車するらしい。駅から出てみよう。
 1つしかない改札から反対側に行くために渡った連絡橋は少々坂になっていて、汗まみれになりかけたところで出口。今度は太陽の後押しを受ける。
 終点のための駅から歩いていくと、草いきれの水っぽい匂いに少し懐かしさを思い出した。ここもカボチャ列車の街なのだ。

2.那須の月から萩の月へ
 栃木県だと、佐野でも那須でも同じに感じてしまうのだけど、白川あたりまで来て「福島県」という文字を見ると、やはり旅をしている気がしてくる。黒磯から次の終点は、郡山。Suicaは圏外でも、FOMAは案外逞しい。
 郡山からは横に流れる磐梯方面と、福島、仙台方面へと続く東北本線に分かれます。福島の中心は郡山?さすが、伊達にマルイはない。
 そんな郡山駅周辺は、宇都宮駅周辺に似ている。片方が都市化でひらけて、もう片方は視界が開けている。でも宇都宮は都市化の方のロビンソン閉店。どうなるのかな。
 次に向かう福島は、同じ列車6両編成から前2両だけを走らせる、ワンマン列車。発車まで20分あるから1度降りたら座れなかった。
 しかし台風一過の暑さというものは、全国どこでも均一?画一?そんなものにしてしまう。郡山の空だって、ほんとは宇都宮とは違うはずなのに。
 一駅行ったところでぞろぞろ降りたので座れた。日和田に何があるのだろう。気になりながらも隣の夫婦(カップルかも)がそれぞれ別の本を読書しはじめて、これは旅行列車ではないのかもしれないと思った。しかも独立の本と2代目の本。
 福島まであと半分のところで、宇都宮まで乗っていたカボチャで正面にいた人が、まだいたことに気が付いた。

3.仙台行き・シティラビット
 シティラビットに乗り換えて、聴いていたCDを村治佳織に変えた。薄の間をすり抜けていく快速にも、村治はよく似合う。
 福島県から宮城県に入る頃、宮城県で震度3の地震があったことを知らされた。奇しくも今日は防災の日。新幹線でしか通り過ぎたことのない宮城県は、どんな街なのだろうか。
 しかし、埼玉県から東京にかけて走っている快速がただのラビットなのに、なぜ福島〜仙台の快速が「シティ」ラビットなのか。

 本日の目的地は、仙台で。なんなら、ダルビッシュに会いに行くもよし。

 村治を聴きながらうつらうつらしているうちに、外は宮城県。「南仙台」という文字を見つけてからも、仙台駅はまだ遠い。

「まもなく終点、仙台です。本日もご利用、ありがとう御座いました」

とりあえず「乗り換えの25分」とかを気にしないで降りられるのは心地がいい。仙台。これ以上行くと、ホントに移動だけで戻る羽目になってしまいます。札幌まで通じてるのかは、結局わからずじまい。

しかし、山の向こうにある街は、なんてナマイキなんだろう。

駅から降りてまずLoftが見えた。LoftにはWAVEじゃなくてHMVが入っている。ナマイキも甚だしい。ダルビッシュも買い物してるのだろうか。メガネッシュはLoftで眼鏡を作ったのか。そう言えば、至近距離にジュンク堂が2件も。仙台店と、仙台ロフト店。ナマイキだ。
そんなナマイキなジュンク堂書店仙台ロフト店へ。

「仙台の作家が、仙台の読者へ」

伊坂幸太郎「Sacrifice−サクリファイス−」を読み終わる。
伊坂読者ならわかるであろう、黒澤の話。京極夏彦みたいに知識や理屈が出てくるわけではないけれど、扱ってるものがものだから、ちょっと京極夏彦みたいだけど、やはり語り口調が伊坂なので、からくり+心情的にもスカッとする短編(中編なのかその辺りの区分けはわかりません。130枚)。

さて、サクリファイス。もしかしたらこれが今回の仙台で1番の収穫かもしれない。知らなかった分も足して。

 本、全部持ってるのに仙台行きにあたってほぼ忘れていた伊坂幸太郎。なんてこった。そんなときに入ってしまったジュンク堂。
「別冊 東北学」。東北芸術工科大学という山形の大学が編集している雑誌で、伊坂が書き下ろしているのですよ。勿論小説。それがサクリファイス。

牛タンも笹カマも白松がモナカも買ったけど、私への土産はこの「別冊 東北学」です。

しかしナマイキナマイキと思っていても、仙台って、凄くいい街。肌に合うぬるま湯。穏やかで、ほぼ揃う。ただやはり東京標準を目指したファッションを心がけているのに仙台で服を揃えた若い女の子、ってのは少々イタく見えてしまいますが。だけど本は、東京標準に合わせたのって、正直面白くないので、やはり仙台の方がいい。

そういえば、スクラッチも1,000円当てた。やはり。

※ちなみに、1〜3の2行目までは、車中で手書きで書いたものをベースにしています。旅行記風。私が一番、ナマイキだ。


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