2005年10月31日(月)
急激に歯車がアンラッキーにかみ合い始めます。 また元カノのお父さんの制裁を受けているのでしょうか?
だいたいあの子に何か言うと、まずインターネットがつながらなくなります。 今回に限った話ではありません。 前にも日記に書いたと思います。 昨夜から調子が悪かった回線は、とうとう今日には全くつながらなくなりました。
会社から連絡を取るリストを持って帰り、実際の連絡先をインターネットで調べるつもりでした。 全然つながらない!家に帰って5時間。 後は寝るしかない時間です。
ノートンが何度も強制終了し、挙句にPCまで落ちます。 ノートンをアンインストールし、軽くしてからルータのポートを差し替えたらあっさりつながりました。
家で仕事をするなということでしょうか。
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2005年10月30日(日)
スーツを買わなくてはなりません。 今までのスーツはもう入りませんから(笑)。 来週から店を回る可能性があります。今日買わないと明日会社に出向いた時、今日から行けと言われたら困ります。
取り敢えず、今持っているクレジットカードでまともな服を買える店と言えば丸井と東急しかありませんが、東急はティーン寄りになっていて、どの店を見ても仕事に着て行ける服はありません。 諦めて丸井に方向転換しました。
元カノは、買い物に付き合ってくれると言いました。 しかし、ここにお邪魔虫が。 週末で娘に飢えているおかーたまが、今日の予定を聞いて来て、かくかくしかじかでスーツを買いに行くと言うと、選んでやると着いて来る事になりました。 元カノは、おかーたまが来ると自分のペースで歩けないので、少しいやなようでした。 そして、おかーたまとつばさの意見が(当然ですが)合うのでさらに面倒になったようでした。 足が痛い、帰ってもいいかと言い出し、二人で選べと言い出します。 つばさもむかついて来たので好きにするように言いました。 渋々着いて来ます。
ぐるぐるワークスーツを選んで歩き回っているうちに1着のスーツが目に留まりました。 グレーの色合いが、多分つばさにちょうど良い濃さです。 これ以上明るくてはつばさはぼやけてしまいます。これ以上濃くてもダサい。 しかも光沢のある糸なので、高級感もあります。
同時におかーたまもそのスーツに目が留まり、同時に「これが良い」と言いました。 試着する事になりました。
サイズがギリギリです。 すぐに店員が親切にワンサイズ大きいのが向こうの売り場にあると助言しました。 何回も薦めるところを見ると相当似合っていないのです。
いや、しかし試着したつばさには、そのスーツ以外にはもう見つからない確信めいたものがありました。 確実に似合っています。 しかしサイズにものすごく不安があるのも確かです。 もうワンサイズ上にすると、当然身ごろの採寸が違うでしょうからデザインが合わなくなります。 「いえ、体を服に合わせるから良いです」
そう答えて購入する事にしました。 次はシャツです。
コムサ・デ・モードを選んだ時に、コムサが好きでは無い彼女は店外の椅子で座って待っていました。
19歳でスーツを買った時もコムサで買いました。あれはあまり似合いませんでしたが、上半身を立派に見せてくれました。 オーソドックスな白系を選んだ後、迷いに迷って濃茶のストライプのドレスブラウスを選びます。 金のストライプです。元カノは趣味の悪さに顔をしかめていましたが、このブラウスは間違いなく似合い、スーツと合わせると、仕事には向いていないがカッコ良く映えました。 「変なものが似合う人だ」と元カノは言いました。
買い物の総額が10万近くなったので、おかーたまがイエローカードを出し、帰る事になりました。 これも要らない出費ですが、1着もスーツがない40代もどうかと思うので、そう思って鬼さんに感謝する事にしました。
また愛人との絆が強くなった感じです。 願わくばこれ以上の不要な出費は避けたい。
と言っても出す金も無いからクレジットなのですが。
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2005年10月28日(金)
月末になると食事会があります。 この食事会の有り難味を本来は理解しなくてはならない。解かっています。 売り上げが目標に届いたと言う事なのですから。 社員になった時から、異常な売り上げ予算の増加でしたが、その異常をやってのけている鬼さんの手腕はすごいものがあります。
しかし、心からそれを祝える雰囲気がこの食事会に無い。 少なくとも、つばさには緊張しかない。 鬼さんはつばさにはかまいません。だからもう少し安心していいのかもしれませんが、油断は大敵なのです。
今日は六本木の「くろひつじ」でジンギスカンです。 前回のジンギスカンで味をしめて、鬼さんは先輩と渡り歩いたようですが、つばさはこの店は自分の舌に合わないと思いました。 肉も神威の方が美味しいし、たれに到っては、このたれが本当に美味しいのかも解かりません。逆にどこが美味しいんだろう、不味いじゃないかとさえ思います。 自分の舌がバカなのか、緊張し過ぎて味覚がなくなっているのかもちろん区別は付きません。
しかし、恐れていた事は起きました。 別の人の身にです。 つばさの向かいで、同じ七輪をつついていたオタク営業君は、みんなが食べ終わる頃にも肉を追加して食べていました。 つばさも、まだ満足していなかったので頼みたいくらいでしたが、鬼さんが食べるのを止める気配が見えたので用心していました。
業務上の食事なので上司がスピーチでシメを行なう事は当然の事で、それ自体に驚くはずもありませんでしたが、残したら払わせると言う檄が飛んだので、彼だけが食べ続けている状態になりました。 野菜も残さず食べろと指示が出て、つばさはもやしを手伝っていました。 きれいに散らかさず食べろと言う指示が出た時にはさすがに目の前を見て冷や汗が出ました。 つばさは散らかさない食事も散らかすところがあるので(品の無い40代だな)、当然ジンギスカンなので、若干散らかりが目立ちました。 こそこそとテーブルを片付けながらもやしを食べ続けました。
鬼さんは終いに近づくタイミングで追加肉を頼んだ事、それゆえに終わるべきタイミングで終われなかった事を「油断」と位置づけ、食事ひとつも気を抜くんじゃないよと言い渡した後に、ついに彼に全員分払うように命じました。 オタク君の顔面の筋肉が引き攣るのが解かりました。 微笑みの貴公子が巻き添えを食ってと言うか、サポートさせられ、2人で割り勘と言う状態です。
つばさには解かります。あれは金を惜しんでの引き攣りではありません。怒ったのです。 つばさには若干鬼さんの制裁の意味が解かります。 恐らく、それは恐らくですが、彼の業務のやり方に、何か問題があったのです。 業務がその人の心から派生すると言う事はつばさにも理解できています。 気を引き締めるように、どんな時も気を緩めるなと言うのがこの制裁の意味です。 しかし、つばさはこの制裁のやり方が大嫌いです。 特に愛人だらけ(謎)で給料日から2日も過ぎると給料が全部無くなっている様な状態のつばさは、この制裁を「はい」とは言えません。
命の次に大事な金だから罰金にするのか、罰金では堪えないから全部負担させるのか、お金の苦労を知らない連中が揃っているのか、理解ができません。 しかも、他の女性二人が清算の間、当然の事のように振舞っている事もいやでした。 オタク君は、「青二才の負担に比べれば」と笑っていました。 かつてこの方法で青二才は10万負担させられたと小耳に挟んだ事があります。 しかし、その場は笑って凌ぐしかないからオタク君はそうコメントしただけでしょう。
恐らくこの制裁で彼も退職を決意したに違いありません。
先輩の話では、この制裁は企業の中では割と普通に行なわれると言う事でした。 いや、入社してこの会社で経験したと言ったでしょうか。もうよく覚えていません。
お金に苦労しているつばさには、この制裁が肝に入るとは到底思えないのですが……。 刑罰で物事を止める習慣は、よくない刷り込みだと思います。 感謝の気持ちで行ないを改めると言う事には結びつかないと思います。
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2005年10月27日(木)
失恋したからではないですが、急に髪の伸びが気になって、髪を切る予約を入れてしまいました。
しまいましたと言うのは今日が合唱の練習だったからです。
ギリギリに気づいて悩みましたが、駆けつけるお金も無い事だし、髪を切らないとだらしなさが強調されるし、と言う事で髪を切る方を選びました。
つばさの担当の女の子は確実に上手くなっています。
ただ仕事が丁寧過ぎるかな。 いや、切られながら寝ちゃうつばさがいけないのかなとは思いますが。
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2005年10月26日(水)
いずれ到来する事であり、つばさの方からいろいろ覚悟を言い含めてきた事でもありましたが、年を取ると体力が無いのはやはりつばさです。
悲しい(笑)。
もう彼女から泣いて詫びを入れて来る事は無く、待っていた事でもあるようでした。 つばさもうっかりしていました。 もう手を放さなくてはならない年齢に、彼女がなっている事を解かっているようで解かっていませんでした。 子供を欲しがり始めた時から、もっともっと覚悟を決めていなくてはいけませんでした。 駄目押しは結婚を決めたKちゃんが、存外幸せそうに見えたのでしょうか。
しかし、ゴールデンウイークを過ぎたあたりから彼女の心につばさは居なくなっていたはずで、それでも言い出さない限りはこのまま続いたのかもしれませんが、つばさ自身がそれをよしとする性格でも無いし、結局はここへたどり着くのです。
日記を読み返せば、彼女はとても寂しがっていました。 だからつばさが全部悪いのです。 悲しいのではなく、きっと悔しいのです。 自分のものと信じて疑わなかった気持ちがこの阿呆にはあったのです。 それがあっさりと離れていく事が許せないのです。
メッセンジャーにいるのを見つけて、よせばいいのに仕事中に声をかけます。 よせばいいのに謝っても無理かな、などと聞くのです。 自分が言い出したんじゃんよ。 気は変わらないみたいです(笑)。
仕事中に泣いてんじゃねえよ。
後ろにはまだ新人さんが仕事をしています。気づかれたでしょうか。
昔の日記に自分で書いています。 カップルの片割れは将来を通したビジョンを見るけど、もう片方は今しか見ていない。 将来を見ていたのは分別があるはずの方でした。 阿呆です。
最初はつばさが出て行くと言うとビービー泣いていた彼女でしたが、今はつばさがメソメソ泣いています。
こう言う時は恋愛スタミナが強い方の負けだ( ̄∇ ̄)。
仕事にかこつけて寂しい思いをさせ過ぎて、その報いを今受けているのです。 仕事にかこつけて題目も全然減りました。 自業自得。正に自業自得。 つばさは、変わらぬ気持ちを持ち続ける事に自信があります。 自信も裏目に出ると言う事です。こう言う場合は。
まさに、別れ話を切り出したくせに、捨てられる立場。 その立場に、わざわざ自ら立ったのです。
情け無いねえ〜。
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2005年10月25日(火)
つばさの機嫌が悪いところ見た事無い。
そんな風に言われるような性質だったら、どんなに良いかと思いますが、この2年ほどは怒っている歴史のようなものです。 それでも八つ当たりというものをあまりしない人だったのに、今日は自暴自棄の初体験をしました。
うちのサポートメンバーは優秀で、1コールとも鳴りっぱなしにはさせないと言う信念の中、すごい勢いで電話を受けるのですが、鳴りっぱなしをとうとう見過ごさなくてはならない件数と人数になった事に対して、不満がブレイクしました。
つばさはこのままではみんなが辞めてしまうので、1名で良いから増員してくれるように。 そう鬼さんのところへ訴えに言って、返って来た言葉はこれでした。 「もうあんたはサポートやらなくても良い。営業に回って」
下の不満が抑えられないから、理由はきっとそんなところでしょうか。尋ねもしませんでしたが。
息が止まりました。 本気で息が止まりました。 息を吐いたら怒鳴りだしそうでした。 それでも絶句する分別が自分にあった事の方に驚きを感じるくらいでした。 鬼さんと交じり合える日々は来ないと直感した瞬間でした。
この人にはつばさの話は通じない。
怒鳴りだす代わりに、何とか声を出そうと思うのですが、怒声にしかならないテンションなので、「でも、人数が……」と搾り出すのに2,3分かかりました。
所属劇団の舞台オーデション合格後にもらった、自分の登退場しか書かれていない台本を受け取った時以来のショックです。 あの時は生まれて初めて椅子から落ちそうになりました。 (10年選手に登退場だけだったからです。この後あんまり腹が立って主役級の役にしてしまいましたが) 今日は生まれて始めて息が止まりました。 そして猛烈に湧き上がってくる怒りに怒鳴りださなかったのも初めての経験です。
つばさほど失うものが少ない「性格」をしていると、鬼さん一人傷つけて(傷害ではないので念のため(笑))、会社に後ろ足で砂をかけて飛び出したからと言って何も損は無いのです。
でも、息が止まって絶句している間は「5分以内に退職届を出そう」と言う考えがほとんどを占めていましたが、最後の最後は、あの窮屈で冷暖房も空気の循環も悪い隅っこに追いやられていながらきちんと仕事をこなしている、分別盛り30代の女性達を置いて、「やってられるか」と自分だけ逃げ出すのか?と言う思いが去来したから思いとどまったのです。
つばさのこの時の決意は、3人が退職して一人もいなくなったのを見届けてから辞めようと言う事でした。 あの、労働環境とは言えないブースで、あんたは文句ばかりと思っているかもしれないけれど、きちんと出社して仕事をこなしている3人のプロ意識を、衝立一つあると理解できず「腐っている」としか理解できないなら。 この夏、見かねたある社員が「扇風機を置いてあげたい」と提案した時も「もうあれ以上散らかさないで」と切って捨てた事も。 すべて含めてもう着いてはいけない。
でも、例え、上の言いなりになっているように見えて、みんなの心が離れて行ったとしても、この会社を去るのはみんなの去就を見届けてからで良い。
席に戻って、満面の笑みで異動になるかもしれないと伝えた時に、一番絶句して顔色を失ったのは、一番仕事ができるルキさんでした。
後日、つばさは一定時間だけ外回りをして残りはサポートを続ける事になりますが、鬼さんはこの時の事を「気分転換」と言いました。
ものすごい転換しました。そりゃあもう、ものすごく。
割り切ったつもりで、割り切りきれず、今日は林家こぶ平が「九代目正蔵」を襲名披露する寄席に彼女と行って来て、九代目を継ぐ実力を発揮したこぶ平に唸って二人で感動もして来ましたが、帰りの飲み屋でちょっと荒れてしまい、家に帰って彼女への不満も炸裂して。
あっさりと4年の愛に終止符を打つ事になりました。
愚かしくて大爆笑ものです。でしょ?
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2005年10月23日(日)
昨日は夕方に帰りました。 帰宅が早いですね〜(謎)。
帰って来るのがいつか判らなくなったつばさに、日曜日も働いとけ帰って来るなと彼女がしょっちゅう言い始めましたが、今日は何も予定が無く家にいるのに、彼女がいません。
Kちゃんと遊ぶと出かけて帰って来ないのです。 打ったメールにも返信は来ません。 電話にも出ません。
そのまま帰って来たのは23時を回っていました。
これをすれ違いと呼ぶか、すれ違い期間さえもう過ぎたと言うか。 つばさが一緒に居る努力をしないなら、自分もしないと言う腹か。 それとも本当にもうどうでも良いのか。
それとも、そう言う風に考えるようにどなたかさんが吹き込んでいるのか(謎)。
吹き込んだなら吹き込んだで吹き込みに洗脳される程度の信頼と絆しかないのか。 そろそろ考えないといけない。そろそろ考えないといけない。 そばに居ない時間が長いと、確かにつばさですらこんなに寂しくて腹が立つ。 その日々を彼女は数ヶ月過ごして来たんだと思いやる事はできても、彼女はつばさに甘えて来ている訳ではなく、一緒にいられる貴重な時間を自ら避けている。
どっかの男には焦らし戦法が効くかもしれないが、つばさには逆効果だと知っているならば、もうどうでも良いんだろうな、と言う結論にしか行き着かない。
考えなくてはいけない。嫌だけど。もっと嫌な事を我慢したくないから。 でも、その後を考えると、お金が無いのでどうしたものか。
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2005年10月21日(金)
11月にイベントがあります。全社挙げてのイベントです。 法人にルートを持たないつばさは、集客に良いように手間取っていました。
ある知り合いに電話をしたら、彼は某有名企業系列に勤めて編集系の仕事をしていると言いました。たどるところにつながりを感じたので誘ってみましたが、断られました。 その翌日お姉ちゃんに一日中無言でにらまれていました。 苦情でも言われたのでしょうか。
だとしたら苦情の持って行き所がおかしいぞ、お前。 うちで飯食って帰った事もあるくせに何だその態度は。
いや、もちろん、お姉ちゃんに問いただしもしないので何も解かりませんが。
んなわけで、営業陣も集客に手間取ると言う不思議な様相の中で全体的に難航していたところ、朝礼で天空人の一人から喝が入りました。
そしたらびっくり。 鬼さんがものすごい勢いで、天空人1に食って掛かったのです。 黙って聞いていれば良い内容だったのに。
うちの事業部のメンバーは毎日鬼さんに詰められながら集客を進めています。 それなのにもっと頑張れよ的に言われたので、つい、かばってしまったのです。
隣の事業部は、凍り付いています。
事態がこれだけ緊迫していると言うパフォーマンスになればそれで良いとも思いましたが、これは意外と変な火種になったようでした。 後々から考えれば、上は上で危うい均衡の上で成り立っていると言う感じです。 それは、どこの企業でも一緒だろうなと思いますが。
しかし、この親のような気持ちを自分達はどれだけ理解した行動が取れるだろうかと、他人事のように思うのでした。 しかもかばうのがまだ早いような気がしました。
とか客観的なこと言ってるけどよ、おい。 経験値下げた人生送っている、お前がとにかく問題だよ。 ここ最近、年賀状出してないからさあ〜。
え?タイトル? そう感じたのよ。気性的なところをね。頭は違わい。
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2005年10月20日(木)
今日の青二才は青年でした。 きびきびとよく動き、ハキハキとしています。 まるで別人です。
実は昨夜、つばさの憤激を見て驚いた同僚が、わざわざ作業場に行って聞き込みをしてくれました。 懇々と諭して、もうつばさと話しても良いだろうと思った頃に連れて来てくれました。
しかし、話し始めたらまったく同じ内容をまったく同じ言葉で話しているのに、全然つばさ風でも、同僚風でも無いのに、同僚が言い直さないと青二才は意味が解からないのです。 驚きました。 音声の周波数なのか?同じことを言ってるぞ?
この件に関して考察すれば、細々すると長い話になるので、大きくは2つの側面があります。 青二才は、つばさを『自分を理解しない人』だと思っていたのでしょう。 しかし、もう一方から見れば、理解してくれない人の話は聞かない頑なさが彼にあるのです。 つばさは彼に対して強硬過ぎたのかもしれません。しかし一緒に働いていれば普通誰でもそうなります。 仕事がどうでも良くて、自分にどう影響してきても「ふふ〜ん。おいらのせーじゃないし〜」と思える人でないと彼を許せなくなります。 うちの男性陣は大らかです。仕方ないね、君はそういう人だから、僕もこういう人だし、と言った大らかさです。
仕事を離れたら彼の個性は嫌いじゃないです。
でも程度が普通じゃないんだもん。つばさだってなんだかんだ言って許して来たもん。 たった1点、納期が先にあり、それに自分の仕事を合わせて行く。 合わせられないなら相談する。 それを理解してもらうために2人がかりで2時間以上かかりました。
時計を見ながら「何をやってるんだろ、おいらは」とも思いました。 結局は同僚が間に入って通訳してくれたおかげで、曲がりなりにも理解をしたようです。 同僚に感謝しています。
青年に昇格した今日の彼は、本当につばさにとって清々しく、今までの溜飲が全部消えました。 自分がニコニコしている事が自分で解かります。
例え、つばさの事は理解しないままに、今日のこの振る舞いもつばさに対してではなく、同僚に対しての思いでも、何でもそんな事はどうでもいいのです。
普通のテンポで仕事さえしてくれれば。
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2005年10月19日(水)
今まで他の社員を通してぶちぶち言っていた事が、とうとう噴出しました。
待たせるだけ待たせて、1ヶ月待たせたお客様がいます。 今日早く帰って片付けてくれ、もう断りを入れた方が良いのでと言う通達を何度もしたのに、青二才は、12時を回って帰って来ました。 しかも帰って来ましたと顔を出さず、真っ直ぐ作業場に行ったようです。
お前の仕事が終わった後の業務が私には残っているのだが。
何の打ち合わせもせずに仕事場に逃げたのか。 ぷつん。 音がしたなら正にそう。
内線をかけて「何で怒っているか解かってるのかな」と聞きます。 『仕事が遅いから』 ぽつっと返事が返って来ます。 「違う」 『連絡をしなかったから』 「違う」 『帰ってくるのが遅かったから』 「違うよ、あんたが納期を勝手に決めるからだよ。」 意味が解からないと言う反応が無言で返って来ます。 できない理由を何度も相談するように、物や人のせいならそう言うようにとも何度もアドヴァイスして来たのに、「いや、もう1日」と延ばし延ばしで1ヶ月。
「人のことをなめてんじゃねえよ」
ついにこの言葉を出してしまいました。 『……なめてるつもりはない』 「じゃ、何で自分で全部勝手に決めてんだよ。趣味でやってるんじゃないって、この間もメールしたでしょ。読んだの?」 『さらっと、流す程度に』
これだよ。 これが言えるんだよ、この男は。 仕事とは言えない、あんたの作業は趣味の範囲だと罵倒されたメールに「さらっと流す」と言える。 あんな言い方はひどい、でも無い。俺の苦労はこうでこうで、でも無い。
読んだけど、無視した。
そう言い放ちました。この人は。
最近も青二才とどう交流して良いか解からないが連携をどう取っているのかとメンバーに聞かれてこうこう指示したらこんな返事が返って来たと言う話をして「なめられてるんじゃないですか?」とメンバーに言われたばかりです。
言われいでもずいぶん前からそう思ってたんだよ。 基本的にうちの男性社員は鬼さんの言葉しか人語だと思っていないからね。 特にこの人は秘蔵っ子のような感じだしね。
今までの会社では1回言えば済んだ事が、この会社に来て何ども言わなくてはいけない感じなのはなぜかなあと思っていたけども、やっぱりなめられ切っていたからです。 何回も言わなくてはピンと来ない人達が、鬼さんの雷鳴を聞いてびっくりして、それにしか従わない感じです。 ついこの間も別の人が、先輩が話しかけるのを顔も見ずに聞いて生返事をして鬼さんから先輩の事を「何だと思ってるんだ、なめてんのか」と叱られていましたが、あれと同じです。
本人は「なめてる」と言うほどの自覚はありません。 でも、なめているのです。 恐らく耳が痛い事を言うので、嫌なのでしょうが、嫌なら嫌で「解かった。その件はこうするから待ってて」と止めさせればいい話。 それを逃げる態度で切り抜けようとするのは、なめてるからです。
同じ態度を鬼さんにできるならやってみい。
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2005年10月18日(火)
人間は言葉と一緒に成長するそうです。 想像力も言葉とともに成長するのです。 思いやる心は相手の立場に立つという想像力によります。 言葉が操れない人は自分の発想を言葉で再現できないので、再確認力も弱いし、反芻して反省する作業もできません。
それを放っておくと、頭が良いのに想像力はないという大人に生長できてしまいます。 そのツケは自分に返って来ます。 受け止めきれずに心の病になる人もいるでしょうし、心の病とまでは言えないけど偏屈になったりもするでしょう。
人間のもうひとつの人間らしい側面はプライドです。 自尊心とも呼ぶし、羞恥心とも呼ぶ。悪びれると言うのも確固たる自尊心の上に自らの愚かさを恥じるからであって、そこを乗越えて行って、同じ過失を行なわないようになり、判断力も付いて行くのです。
一部の人はこれがとてもこなれていない。 その最たる一人、ダークヒーローとも言える人がかつてこの日記を席巻していましたが、何を見越したのか察知したのか、うちの彼女にダブルデートを申し込んで来ました。
それが嬉しかったのか受け手もとぼけていて、返事しようかというのでたしなめました。 なぜ、恥を知らないのだろう。なぜ、自らの中に善意しか見ないのだろう。 もちろんダークヒーローにつばさは見放されているので、こっちにはコンタクトは無いけども 迷惑をかけたという自覚は何もない。 何事も無かったようにご無沙汰した友人に連絡を取っているような文面に、諦観を持ってしまう。 連絡を取りたいほどの友人なら、その相手に対して反省すべきです。
たしなめた後に、こうも言いました。 「どうしてもコンタクトを取りたいならすれば良い。その後は知らない」
彼女がその後どうしたかは知りません。 通ずるものがある二人だから寄り添っていくのなら人種が違うんだと思うしかありません。
言葉を尽くしても解からない事があります。 それは未体験の領域にある体験です。 うつ患者の、立ち直れないグループに属す多くの人は、自分の病気を理解しろと必ず言います。理解しない姿勢は悪だと。理解し共鳴する事がトレンドで、リベラルな事だと言います。 同情するなら理解しろ!と言いながら同情を求めている事に本人も気づいていない。
理解できないから君と一線を画しているのだ。
理解してシンクロしたら、こっちもそうなるじゃないか。
世の中には理解してはいけない部分があるのだ。
罪を憎んで人を憎まずだが、自覚が無いうちは許せない。
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2005年10月13日(木)
何でも参加する事に意義がある。いつも思います。 勉強会もぐだぐだ理由をつけてやらないのではなく、やる事が大事。 いつも何か収穫があるし、何より顔を合わさない距離にいる仲間の様子を確かめるのにとても良い。
合唱に行く事もそうです。 合唱団は今壮年部と婦人部で構成されていますが、おいらたちの団体のこの年代、特に婦人部は、決して暇で集っている訳ではありません。 専業主婦には定年が無いし、働ける年齢の人は普通働いてるのが日本です。 それでも家事を片付け、あるいはつばさのように会社から駆けつけ食事も摂らずに合唱に向かうのです。 どちらかと言うと専業主婦の人達の方が、生き生きと日々の報告をします。 厚い信仰心を語られて、けっこう肩身が狭い思いをするおいらです。
ひやひやする年齢の人もいるにはいるので、練習で会えると少しホッとします。
朝の通勤のタクシー代は気になっても、ここに駆けつけるためのタクシー代はほとんど気になりません。 会社へとんぼ返りしながら駆けつけると言う行為が、若干の自己満足も与えてくれるのも理由の一つです。 つばさは声が大きいのでソプラノに偏りがちな女性参加者の中で、可哀想なくらい少人数になるアルトの人達の支えになれるのです。 その一点だけで駆けつけた甲斐があると思います。 でも、タクシーを飛ばして駆けつけても、練習には30分以下しか参加できないので、ラストの1回だけをいきなり歌って終わってしまう事がほとんどです。
残念だけど悲しいとも悔しいとも思いません。 いつか時間ぴったりに行ってやるとは思いますが。 今日もリフレッシュしに行くつばさです。
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2005年10月12日(水)
朝、ちょっと頑張れなくなって。 遅刻してしまいました。
睡眠不足で体が動かないのか、やる気が無くて動かないのか、自分で区別がつきません。 3時間も寝たら、もっと動けるはずなのに。
寝不足をすると喉が渇くものです。ですよね? あんまり喉が渇いて耐えがたかったので、自販機まで降りて行って、買って来た水を一気飲みしました。 まるで都市ガスでも吸ってしまったかのように急激な眠気が襲いました。 おお?
普通水で潤ったらすっきりするんじゃあ? この時、買って来たはいいが、忙しくて常温に近くなっていたのがいけないのでは?と言う考えがチラッと頭を掠めましたが、根拠が無いので追求しませんでした。 キンと冷えた水を入れないとリフレッシュされない事に気づくのはこの数ヶ月も後です。 そしてその原因は未だにわかりませんが、ちょっと考えられるのは、疲れていると思っていたのは勘違いで、毎日発熱していたんではないかと言う事です。 正しくは毎日発熱するほど疲れていた、なのでしょうが、20歳前後から発熱と疲労の区別がつかないので、若干推測です。
会社を後にしたのは今日は0時前。 それでも世間では遅い時間だと言う事が既にこの頃からもう解からなくなっていました。 未だに解かりません。 22時に会社を出ると早い気がしてしまう自分も、帰ろうとすると「あれ?」と言う顔をする同僚も、既に頭がおかしいのかもしれません。
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2005年10月11日(火)
自分のやり方が悪い時に何とかできるとまだ思ってるうちは、口を出さないでもらいたい。 だからストレスがたまるんだと思います。
少なくとも、つばさは手をつけられないほど火だるまになってから手を離すほど子供ではない。 ちゃんと見切る事くらいはできる。 人を増やす事がそんなに悪か?
仕事はいつもヘトヘトになるまでやらないといけないのか?
どうしてもよその部署との温度差になぜうちだけがキュウキュウと仕事をしなくてはいけないのかがわからない。
一人休むと負担が大きいこの人数で、お客様に負担が出ないようにするには、けっこう厳しい。 人を増やしたいなら1日何本電話を受けて、1人が何本の負担かと聞かれるから集計を出しているのに、「数を書き連ねてる報告書なんか見る気もしない」と言われる。
マニュアルを積み上げて、横でアドヴァイスもしてあげるから、1日座って体験してみて。
朝令暮改を臨機応変と呼びかえる境目はどこでしょう。
今日はルキさんがお休み。 つばさは、1コールも鳴らし続けるのが嫌い。大嫌い。
1日の処理を終えたら午前3時だった。 お腹が空いたからラーメン食べて帰った。店を出たら午前4時。
それでも、まだ珍しい事だったから、白む東空を見て笑い出せていた。
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2005年10月10日(月)
記録によると、この日は体育の日で家にいたようですが、一日中ゲームをしていたようです。
時期的にドラクエかと思いますが、ストレスがたまっていると自覚しているようなメモです。
何にもいいことが無いような日記になるから嫌なんだけど、多分いいことを上回ってるからだと思われる。
ぐーっと考え込みながら遊んでいて、上がって下がってそしていつも同じ事にたどり着く。
結局生きてるって事はこういう事で、なんだかんだこれが醍醐味なんだと。 今フルコースで味わい始めたばかりなんだと。
食べ終わるまでに生きてるかしら(笑)。 いや、自虐的な事はしないから心配しないで欲しいんだけど。
辛い、楽しい、何にも無い。 美味い、不味い、何も残らない。 だからなんだってんだ。
真面目に生きてるんだから、いいんだ。
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2005年10月08日(土)
先取りです。(謎)
メッセンジャーにまた例の友人がいたので声をかけました。 今度は本物でした。 「手術、しなかったの?」 「したよ。すぐ終わるんだよ、腫瘍取っただけだから」
取ったんだ。安心しました。もっと悪いのかと思っていたので。 メスを入れただけで終わったら。 そんな最悪を考えてもいました。
「首がね、曲がってたって。腫瘍で圧迫されてたんだって」 ピンポン玉より大きかったからね。 その時思ったのはそういう腫瘍って外に飛び出すんじゃなくて、中に食い込んで行くんだなって言う事で。 切除できない部位まで食い込んでなくて良かった。本人はもう退院もしている。 入院をした事が無いつばさには、その短さが不思議。 傷が完全にふさがってから退院するものなんだとばかり思っていましたが、ドラマの見過ぎなんでしょうか。
人間の治癒力がつばさが思い描くより上がっているの? (自分だけ強靭かと思っていました( ̄∇ ̄)) そ言えば彼女も5日で退院してきたっけな。
友達は、リゾートへ行って来たがそう楽しくも無かったくらいの程度のノリで、淡々と話していました。
ま、メッセなんだけども。
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2005年10月07日(金)
会社の飲み会は何があろうと業務です。 気を使いまくっている男性社員達のピリピリが伝わって来て落ち着きません。 つばさは気を使いませんが、それなりに気を張っています。
なぜ、円卓を分けて座るのか、いつも疑問に思います。 いつも楽しく話せる面子は鬼さんのテーブル。
でも笑い声に緊張感がある珍しい光景が、いつもの事。
中華は美味しい。 いつ食べてもここの中華は美味い。
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2005年10月05日(水)
仕事中にMSNメッセンジャーを立ち上げてる事があります。 会社に遅くまで居るのでネットを引退してる訳ではない事を知らせるためでもありますが、そこに奈良の友達がサインインしていました。
え? 何で?
今日手術の日でしょ?
あんまり不思議で話しかけてみました。 反応はありませんでした。
会社の人がサインインしてたんだったらヤバかったか?
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2005年10月04日(火)
売り上げを上げて行こうと言う事になって、つばさの方にも目標額なんてのが出されるようになって来ました。 よし、頑張ろうと思った途端に問い合わせの電話が減りました。困ったな。 この問い合わせはいつもの問い合わせとは違う、まったく別の問い合わせです。 即ちあの青二才と組んでいる仕事。
心持ちやる気が人にキリキリとした態度になって出ているような気がします。 つばさ的にいつも、何かをやる気になった時にはやる気宣言はしません。 コミットメントでマイナス磁場を生むので、表に出さないのですが、今回は思っただけでそういう事か?
いや、応える気を見せたか。 む〜。
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2005年10月03日(月)
お弁当屋さんに電話したら、「配達の子が辞めたのでできません」と言われました。 あのお兄ちゃん、辞めたのか。 しかも「今後は持って行けません」と言われました。
弁当屋に切られると言う、顧客としてあり得ない状況(笑)。
ま、たまにしか頼まないし、頼んでもつばさだけだったりするしね。 あてにならない客を引っ張っても仕方ない。 なんて立派なリストラだ。
弁当一つにも、人のつまらなさが感じられます。 美食を人の理想とし、美食を極めようとしない人を軽蔑する人がいます。 それは「最良を求めない志の低さ」を見るのでしょう。 そしてその美食に質的価値を見出し、ただ美味しいだけでなく、自然素材なのか無添加なのかに重きを置く人がいます。
美味しくて体にいいならそりゃそれが一番。だからつばさもそう言うものを日夜探して! (売ってます)
閑話休題。
さて。 つばさが思うに、ここの弁当は、ウマいと思います。 ボリュームと内容と味を考えたら、いわゆる仕出し弁当屋の味はちゃんと上回っています。 どんなに腕が良くても、それが弁当になった途端に弁当です。 どんな仕出し弁当よりも美味いのは、自分のために作られた(最近では詰められた( ̄∇ ̄))弁当です。 でも、そこまでを望まなくてもうちに来てた仕出し弁当はご飯も温かく、美味い。 みんなサポートは毎日喜んで弁当を取っていた。 外に出かけなくてもいいし、時間を有効に使えます。
でも、ある日それはこんなやり取りで打ち破られました。 外食へ行こうとするグループに「お弁当取れば?けっこう美味しいですよ」とメンバーが声をかけた時、グループは口を揃えて「うん、いい、飽きるから」と答えました。 3日間は食べていたグループです。
その時声をかけていたメンバー二人がハッとしたのを忘れません。 『3日以上食べ続けて飽きない自分達を恥じた』のです。 その次の日から彼女らは弁当を食べずに別々でも外食をするようになりました。
いつもあの二人の価値観はつばさには理解不能です。ええ、あの二人です。 これがまずい弁当なら、解かる。 でも弁当のメリットは時間だけではありません。 つばさはメニューを見て頼む頼まないを決めません。 ふたを開けて初めて内容を知ったり、献立が実物になるとどんなものなのかを知って「ほう」と思ったりします。
好きなものばっかり食べてたらその方が偏るっちゅうの。
しかしもったいないお化けが全部食べさせるので太りつつもあった。 だってボリュームは若干男性に合わせてあるもんね。
食べながら太る! なんて素敵な食事療法! 違うよ。
仕方ないのでセブンへ。 買って来たお弁当はご飯が別でした。 おまいぶっだ。 でも、まあ少量の方がヘルシーかもね。
そう言えば、奈良に見舞った友人が今日は入院する日のはずです。
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2005年10月02日(日)
夏休みに生まれたホタルイカ達は、気の強いヨモギに守られてすくすくと育ちました。
ジャンガリアンって大人でも愛くるしいというのに。 何だこの子供達の可愛らしさはっ!!!!! 階段を上る途中で「ほえ?」と立ち止まって見つめられたりしたら「ふにゃ〜」と言う感じです。
赤裸だった体毛も生え揃い、どんどんヨモギに似て来ます。 最近はまったく違う模様で毛皮のようなゴージャスさを見せていた父親の大福も、仲間外れが嫌なのかどんどん模様がみんなに似てきました。 この勢いだと、すぐに交配するようになってしまいます。 お姉ちゃんに隔離政策を依頼するのでした。
基本的にハム太郎に弱いので、ハム太郎並みの愛くるしさにメロメロですが、貰い手はなかなか見つかりません。 会社のお姉さんに話を振ってみたのですが、亡くしたハムの悲しみに耐え難さがあるようで、2年経って同じ思いをするならと拒否られてしまいました。
気持ちはわからんでもないが。
幾多の命を見送ったつばさには踏み込めない悲しみの深さです。 ちゅ訳で7匹はキーキー喧嘩しながらカゴの中を走り回っています。
1匹だけやたら我がままなのがいます。 すぐキー!って叫ぶし、見ているといきなり癇癪を起こして仰向けに寝転び暴れるのです。 他の子供達と一発で区別がつくくらい容姿が違うのですが、いわゆる美ねずみ。 だと思います。 整った顔立ちが並を超えているのです。
美人で我がままで癇癪持ち。 まるで人間と変わらないようです。 (ちなみに「美人で我がままで癇癪持ち」と言う己の美しさのあり方を勘違いした人間は嫌いです)
美形好きだけどさ〜。
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2005年10月01日(土)
堕落の一途をたどり始めたつばさ、部屋が片せなかったのでカレーハウスで勉強会をする事にしました。 ご本尊は無いけど、お座敷が貸切なので集中できました。 終わってから夢野の家庭事情を聞きます。
つばさは夢野の弟君が心を閉じたのは大変な家庭内を見続けていたからだと思っていましたが、実は真逆で、離れて暮らす弟君に心配をかけたくなかったのか何も言わないでいた事が原因のようでした。 何も知らず帰宅した弟君が祖母に連絡を取ったら心無い通告を受けたのでした。 そのショックはその立場に立たないと解かりません。 生い立ちが違えばそれも理解の妨げになるでしょう。 「お母さんが……!」 と気が動転した挙句、彼は考える事も、受け入れる事も止めたのでした。
夢野は父親ストップで、弟君と面会できなかったそうです。 それはかつての夢野とまったく同じ姿だったから、父親はさらに夢野がショックを受ける事を心配したのでしょう。 人間たった一つの事でおかしくはなりません。 もちろんバランスを崩しかける事はあります。 しかしそれに追い討ちをかけるような事が何か起きなければそうそうぶっ倒れたりもしないのです。 恋人と別れたのかもしれない、そんな予想もあったようでした。 そうです。この世の中で一番人間に堪えるのは実は恋人との別れなのです。
去っていく方はちょっと心にもやっとした感じで済みますが、去られる方は鉛を喉に飲み込んだような気分です。 それに何かが重ならないとおかしくはなれない。 弟君は健常者でしたが、話を聞いているとなんだかんだ蚊帳の外にいさせられた感じがします。 夢野の新居に遊びに来た時も、「兄貴はすごい、俺も頑張ろう。俺が面倒見るよ」的な事を言っていたようです。 しかしそのすごい新居は親が金を出したという事も伏せられていたようです。 弟君はきっと昔からそういう扱いだったのかもしれません。 可愛がられ、遠慮され、手厚く庇護され、恐らくは「お前と不自由な兄を比べて、兄にだけ神経を注いでいる訳ではないんだよ」と気遣われていたのでしょう。
可哀想でした。 きっと小さく小さく、弟君はその事に傷つきながら毎日を過ごしていたに違いありません。
さて。 夢野には性懲りも無く思い続けている人がいますが、相手に仏法を伝えていく決意を宣言しました。 しかし話を聞いていて、仏法を宣揚しようとしていると言うよりは「俺がやってる事を理解して欲しい」的な要素が強い事に気づき、叱咤しました。
人間の弱点は、恋愛問題です。 それはつばさとて例外ではありません。 それに左右されない自分であるために、祈っていくのですが、最近のつばさは像法時代的になっているので、自分的に説得力が無い感じ(謎)。
にわか教祖っぽい自分に問題を感じています。
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