前途多難と前途洋洋のはざま日記



はっつ、奈良の地に立つ

2004年11月30日(火)

『約三十の嘘』という映画がじきに公開される。
この映画も京都発全国区作家である土田英生氏の戯曲が元。
土田氏は劇団MONOの代表。
京都発、熱い劇作家たちの活躍を心より願いつつ、きょうは近鉄電車に揺られてみた。
ちょっと前は京阪電車に揺られ藤森、伏見桃山(の駅前)探索。
味をしめてその後やはり京阪電車に乗って墨染という駅にも降りてみた。
今や私も立派なおけいはんであるが、きょうは近鉄電車の人になってみた。
『高の原』に降りてみる。

ここは京都なんだろうか?それとももう京都でなくなっているんだろうか?

おそるおそるって感じでトコトコ歩いていると、どうやら奈良県であることがわかる。
奈良県に来てしまった。案外近いぞ奈良県。

いやあ、出不精の私がなんか知らない間に奈良県まで行っちゃったよ〜
今度の休みはどこまで行こうかなあ〜
なんてこと思いながら帰宅後パソコン立ち上げメールチェックすると、
「はっつさんお仕事だっせ!これをこうしてあれをああしてそんでもって何日までにどうしてほしいの!!」
というメールを見つけ、ちょっと緊張した休日。

仕事しまっせ。


おめでとうございます

2004年11月29日(月)

ひそかに・・・って別に隠れて応援しているわけではないが、とにかく応援している劇団、『ニットキャップシアター』の代表かつ作家かつ役者のごまのはえ氏。
このたびOMS戯曲賞大賞を受賞されたということで誠におめでとうございます!!
ここまで育てたのはきっと私の力・・・・とこっそりうぬぼれている古株ファンざっと1000人(デタラメ)。
受賞作は『愛のテール』。これはニットの芝居の中でもかなり好きで、かなり上位にランキングされている(私の個人的ランク)。
なにはともあれおめでとうございます。
大賞受賞記念に今度の差し入れはちと考えなあかんかな。

『ヨーロッパ企画』という劇団。ここもとても面白い。
とエラそうに言ってみたが一回しか舞台は観ていない。でもそれがものすごく面白かったので『ヨーロッパ企画』は私の中では面白くいい劇団に位置づけられている。
「サマータイムマシン・ブルース」という舞台が映画化されるそうだ!しかも監督は「踊る大捜査線」の本広監督っていうんだからスゴイじゃないか!

ニットのごまのはえ氏、ヨーロッパの上田誠氏、京都が誇る二大作家!
こういう劇団が近くにあるのだからもっと楽しまなければとっても損な気分。
重たい尻を持ち上げて町に出よう。よっこらしょ。


乙女の決意

2004年11月27日(土)

昼間美容院へ行き、夕方からは飲み会(実に久しぶり!)の予定であったが、飲み会のお相手がドタキャン。
なので、明日必死でやるはずだった内職をきょう必死でやった。
人様の肩書きなどを入力していていつも思うのだが、あの長ったらしい肩書き、もっと整理できないものか。アナタはいったいナニモノ?肩書きを読んでもさっぱりわかりません。
私にとうとうカケラほどの社会性もなくなったということか。
あれくらいの肩書きはこの社会では常識としてまかり通っているのか。
だとしたら私は完全に置いて行かれた。あの意味不明でただただ長ったらしい肩書きが疎ましい。


そんなことより、美容院へ行ったと言えば円形脱毛のその後が気がかり・・・でしょ。
断髪士は待ちに待った言葉を発した。
「小さくなっているね。」
ううううっ、やったね!!
でもなくなってはいないんだ、ハゲ。私の可愛いハゲ。
「小さくなっている」の言葉を励みにとりあえず年内いっぱいは生きていけるわ。
そうそう、美容院で隣の椅子に座っていた若い主婦、彼女もどやらハゲ持ちみたいだった。
彼女は気の毒に、姑にイジメられているらしいの・・・・。
負けるなメゲるな。って言ってもメゲるよね、そしてハゲるよね、そんな生活。

好きなことして生きて死のうと思った。
命短し勝手に生きよ、乙女!!


微笑みの貴公子

2004年11月25日(木)

ヨン様再来日で機動隊出動。
いったいどこまでヨン様は日本女性を虜にしたら気が済むのか。

騒動を考慮していっさい非公開。
何便に乗って来るかなんていっさい非公開。
のはずなのに、空港ではヨン様をお迎えする人3500人。
しっかり漏れてるやん、知ってるやん。
ああいうのってどういう仕組みでファンの知るところとなるんでしょう??

人気(ブーム)は下火になるどころかますます加熱って感じだ。
すごいな、ペ様。


そういうことで・・・・

2004年11月24日(水)

ワシは疲れたのでもう寝る。
おやすみ


肉体労働に終わりを告げる日

2004年11月22日(月)

その日はまだ少し先なんですが。

それまでのお姫様生活にサヨナラして、薄暗い倉庫でどっぷり汗をかきながら働く労働者の道を選択した私・・・。
それはそれで楽しかった。
一緒に働く人もみんないい人で、人間関係で悩んだりいやな思いをしたことは一度もなかった。これはとても素晴らしいことだ。

そんなステキな現場が来年2月でなくなる。
他の支部と統合され家から遠いところに行ってしまう。
移転を機にいったん肉体労働者から離れてみようか・・・・というのが「終わりを告げる」理由のひとつでもあるが、さらに理由をあげるなら体のいろんなとこが痛み出したのだった・・・・。

気のいい仲間と体を思いっきり動かす爽快さ。この気分のいいバイト、けっこう気に入っていた。
でも、気分は良かったが体は正直に『きつい労働』であることを示していたのね。

次は、あちこちガタが来た体にもやさしい仕事を探します。
その時までもう少し肉体労働者します。気分はいいからね。


疲れ果てた脳

2004年11月21日(日)

きのうは生まれたての赤ちゃんみたいな睡眠時間を記録したにもかかわらず、夜は夜でまともな時間にしっかり眠りについた。
しかも、アルコールなしで!!!
やればできるじゃんワシってば。
夜中に起き出すこともなく朝までぐっすりざます。
いったいどれだけ寝たら気が済むんだろう。
きっと脳が疲れているんです。眠らせてやって下さい。


人を使う、人の上に立つって難しいな。
苦労というか苦悩が絶えないよね。
・・・・と思うよ。私は人を使ったり人の上に立ったりはしていないけど、人に使われ人の下で働いていると「こういう上司(先輩)は勘弁してほしいな」という上司像が出来てきて、じゃあ自分が上司になったとして、勘弁してほしい上司にならない自信なんてこれっぽっちもないもの。
最近思うのは『任せる』と『押しつける』の違いをきっちり認識し押しつけるのではなく任せられるかということ。
まあ、そんなことを私が考えるのでなく、上司に考えてほしいんですが。


若さの証明

2004年11月20日(土)

年をとると睡眠時間が短くなるというのはよく聞く話。
であるならば私は間違いなく若い。とてつもなく若い。
きょうなどは、生まれたての赤ちゃんではないかと錯覚するくらいの睡眠時間だ。

ノロノロと行動開始したのが午後2時すぎ。
通常運行になったかなと思えたのが午後5時すぎ。

どうだ、まいったか!!


不気味宅配便

2004年11月15日(月)

昨晩のこと。

ラベンダーの香りに包まれながらの優雅な入浴タイムを終え、ボンレスハム体型にバスタオルを巻き付け、水を滴らせながらいい女と化した状態で居間に行くと、さっきまでなかった段ボールが置いてある。

オットが言うには「たった今届いた」とのこと。

なんですかソレは??
伝票の届け先は確かにうちの住所と電話番号。だが、依頼主の欄が不気味。
住所も電話番号も白紙、名前はカタカナで『●▲ヒ』とだけ・・・・。

品物は高島屋オリジナルの洗剤のようだ。
発送を受け付けたのも大阪の高島屋となっている(正確には高島屋の一部署)。
でも依頼主は●▲ヒ。住所も電話番号も無記入。
こんな荷物を天下の高島屋が受け付けるのか!?

怪しい・・・・。不気味だ・・・・。
中身は本当に洗剤なのか・・・・。
使ってもいいのか・・・・。
っつうか、●▲ヒって誰だ?

オットは「考えられるのは●▲ヒ新聞」と言う。
ザクっと考えてみて、●▲ヒは●▲ヒ新聞としか結びつかない。
長年の購読への、そして契約更新への感謝の気持ちか。
それにしたってこの伝票を見る限り、私は不気味に思えて素直に洗剤使えない。


というわけで今朝、承り店に電話してみた。
するとやっぱりどうやら●▲ヒ新聞が依頼主のよう。
こんな、住所も電話番号も無記入の品物を受け付けられるのか!!と詰め寄ったところあっさりと「受け付けられるんですよ〜」だと。
お客様のご依頼なので受け付けられるってさ。

でも受け取った方は気味悪いぞと言うと、本当なら●▲ヒ新聞からうちに
「今度高島屋から洗剤でも送らせて頂きますね」の話があるらしい。
たいていは事前にそんな話があって、それで(住所電話番号無記名の伝票で)何か送られるらしい。

なぜそのような不気味な伝票になってしまうかというと、新聞販売店はおおっぴらに購読者に何か送ったりあげたりできないことになっているから。
ただ依頼主が全く名無しの権兵衛ではまずいため、住所や電話番号は伏せ、名前はカタカナの●▲ヒで、「ここまでで勘弁して、これで察して・・・」みたいなギリギリの線。

そうか。
それなら、わざわざ不気味伝票で送らないで直接うちに持ってきてくれたらいいのに。

●▲ヒ新聞の方から来た○○です!

って言ってくれたらいいのに(それもまた不気味か・・・)。


お寒うございます。

2004年11月14日(日)

昨日からぐっと気温が下がり(でもこれで例年並みなんだそうだ)、冬にまっしぐらなんだなあと思わせました。
だからでしょうか、この私が編み物をしている夢を見ました。

愛する人のため、編み目のひとつひとつにストーカーまがいの激しい愛情を込めてセーターを編む・・・・という夢でなく、在宅仕事として、内職として編み物をしている夢。

担当の人(女性)が毛糸と編み方解説書を持ってやって来て
「とりあえず簡単なものから始めてもらいますね」
と言いながら部屋中あふれんばかりの量の赤い毛糸をドサドサ置きだす。

細長いマフラーくらいの長さのものを何本も編んでいく。
それを何列がくっつけてマフラーになるのか何になるのか知らないが、くっつける工程はまた別の人なんだそうだ。
私はひたすら何本も細長いものを赤い毛糸で編んでいく。

・・・・という内職をしている夢を見た。

夢の中まで冬仕様。
みなさん、風邪など引かないよう、あったかくしてネンネしな。


おけいはん

2004年11月12日(金)

京阪電鉄が、おでかけには京阪電車を使ってね!という宣伝のため、

京阪のる人 おけいはん

というキャッチコピーを編み出してからというもの、たびたび私の頭の中には「おけいはんになった自分」が現れる。
しかしながら現実には京阪電車をほとんど利用することがない生活なので、おけいはんになったはいいが、はて、どこをどうお出かけしましょうか・・・なのである。

そんな自分と訣別すべく、もう先月の話になるがある日曜日ふらりと京阪電車に乗ってみた。行き先は決めず。
とりあえず京阪四条駅から乗り込み、藤森でまず降りてみた。
なぜ藤森だったかというと、
「藤森ってフジモリって読むんだっけ?フジノモリだっけ?」(正解はフジノモリ)
という疑問がふと湧いたからで、湧きついでに降りてみた。
駅周辺を少し歩く。あまり遠くへ行くと宇宙一の方向音痴である私は永遠に藤森から帰れない可能性もあるので、駅周辺。

次は伏見桃山(ふしみももやま)で降りてみた。
なぜ伏見桃山かというと、「ももやま」という響きがとてもチャーミングに思えたから。
このあたりはいいな、ちょっと気に入っちゃったな。住んでも良いな。
ももやまの住人になってもいいな。
そんな気にさせたももやまパワー。

また「おけいはん」になろう。
いや、叡山電車に乗る人でもいい。
奈良交通に揺られる人でもいい。
日頃滅多に行かないところへふらっと行ってみる人になるのは、けっこうおもしろい。


衝動買い願望

2004年11月11日(木)

電車に乗って出勤というお勤めをしていた頃なんか、スーツだのパンプスだのって買いましたっけ。
でも最近ご購入の衣類といえばTシャツに靴下くらいのもの。
ぱぁっと、どばぁっと、ゲップが出るくらい洋服買いたい。

以上、衝動的思いつき発言。


街頭募金

2004年11月06日(土)

交通事故で親を失った子供たちに援助を!
学生寮建設に援助を!
新潟県中越地震で被災した人達が一日も早く元の暮らしを取り戻せるよう援助を!

お願いします!!
ご協力お願いします!!

と、右から左から声を限りに叫ぶボランティア(?)たちの間を通るとき、どうしてあんなにも足早になり財布の紐は緩まないのか。
とてももっともな訴えをされていて、自分の中にも「助け合おう」や「支援しよう」や「援助しよう」という気持ちが決してないわけじゃない。
けれどああいう場を歩くとき、猛烈な北風にさらされ体を硬直させ、コートをしっかり掴んで離さない旅人になったように頑なな自分になる。

よし!君たちの言うことは至極もっともだ!!と駆け寄り、募金箱にお金を投じるという行為になかなか及ばない現実。
何なんだろう?照れくさいのだろうか?よくわからない。

スーパーで買い物して、袋詰めするカウンターというかテーブルみたいなとこに無言で佇む募金箱の中には、お釣りの72円なんかをそっと入れてみたりできるんだが、街頭募金の輪の中に入っていけない私・・・・。


日記も書けない

2004年11月04日(木)

おやおやしばらく日記を書いていなかった。
書くことないも〜ん。
特別な出来事もないしぃ〜、すっごくいいこと考えつくこともなかったしぃ〜。
もぉ!はっつつまんなぁいっ!!

・・・・そんなのんきなこと言ってられないのよ!
アメリカは保守化の道をさらにさらに力強く歩く選択をしたようだし、やっぱりって感じだけど楽天がプロ野球に参入だし、イラクでは日本人が殺されちゃうし、新潟県では日々深刻化する避難生活&余震の恐怖だし、もぉ!つまんなぁいっ!!なんて言ってるヒマはないのだ。

日記書いてるヒマもなかったのだ!ってことで、この何日かのサボリも許してもらえるだろう。

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