前途多難と前途洋洋のはざま日記



サヨナラ2004年

2004年12月31日(金)

2004年もきょうが最後という日、どうしたことか早朝6時半から仕事というスケジュールだ。
6時半に起きるのでなく、その時刻にはもう仕事をしているという信じられない事態に戸惑っているのは何を隠そうこの私自身である。
しかし仕方がない、引き受けたからには遅刻せず出勤し、ちゃんと仕事を成し遂げねばなるまい。

6時頃に家を出ると当然まだ真っ暗で、おまけに雨がポツポツ降ってきた。
あわてて家に戻り傘を手に再びバイト先に向かう。
いかにもお正月用といった品々の出荷で、おせち料理や焼き鯛、かにしゃぶセットやローストビーフ・・・・。珈琲1杯しか胃に入れずに来た身には毒だぜ、毒!

出荷の途中から雨は雪に変わった。どうしても山下達郎の歌が頭に浮かぶが歌っている暇などなく忙しくお仕事。
帰りはバイト仲間のCさんに車で送ってもらってラッキー。
一休みして午後からまた出勤。今度は別の品々の出荷だ。
ああ、どうしてこんなに働くの、あたしってば。
気温はどんどこ下がっており、そりゃあもぉ寒い倉庫内でお仕事よ。
ああ、どうしてこんなにも忍耐強いの、あたしってば。
夕方、あれは何時頃だったか、やっぱり真っ暗の中を、そして極寒の中を帰りました。


ちかりたねえ(訳:疲れたねえ)。よく頑張ったねえ。
ゆっくり休んでけろ、あたし。

どこかのお子ちゃまが作ったと思われる雪の芸術を撮らせていただきました、ごっつぁん!


クリスマスには携帯を買って

2004年12月25日(土)

クリスマスだ。年内最後の休日だ。
午前中はいつものごとくのんびりダラダラし、午後からよっこらしょとひと声かけて携帯電話を買いに行く。
およそ43ヶ月の激務に耐えた携帯は近頃めっきりお疲れのご様子だった。
いやいや、激務と書いてしまったが、決してそれほどのこともなかったのである。
メールを少しするくらい。それでも43ヶ月という月日は小さな体には堪えたらしく寝込むことが多くなっていた。

そろそろ買い換えか・・・・。

お店に行くが日頃から携帯の研究などしていない私はどれを買っていいかわからない。
強いて好みを言うなら、通話の声がクリアで画像がきれいに撮れること。それを伝えるとお店のお兄さんが2種類の機種を奨めてくれたので、そのうちのひとつに決めた。

しかしいつも疑問に思うのだが、どうして新規加入は本体価格0円とか1円なんつうのがたくさんあるのに、機種変更は高い金を取るんだろう???
引き続きお宅の携帯使いまっせ!って言ってるのに、どうしてぼったくるんだろう???
同じ疑問を持っているバイト仲間のNさんが「一度聞いてみたことがあったが、さっぱり意味がわからなかった」と言っていた。
サルにもわかるように説明してくれ。あ、Nさんはサルじゃないけどね!

※番号、アドレスともに変わっておりません。



夜は忘年会。
楽しかったといえば楽しかった。
でも・・・・。
人付き合い、他人との距離の持ち方といったことについて、自分を振り返らざるを得ないような感じで・・・・。(なんのことかわからんでしょう)
その課題を抱えたまま年を越しそうだ。
この夜の忘年会についてはまた脳内整理がつき次第記すことにして、きょうはこれにて失礼。


鈴木くん

2004年12月20日(月)

ちょっと遡ってサッカー日本代表とドイツの試合。
チラチラ見ただけだけど、あああああああああ・・・・・ですなあ。
GKの楢崎(好きなんですが)には川口のように神様が降りてくることがほとんどないなあ。

鈴木隆行はずっとFWとして代表に選ばれているが、あれって正解なん?
点とれないFWで居続けているのに、あれでいいの?
トルシエにもジーコにもえらく好かれているみたいだけど、FWとしての起用には誰も文句言わないの?

スタミナはありそうだから90分闘える選手なんだろうけど、FWで使うのは違うと思うんだけど、どうですか。
でも監督には気に入られているみたい。何故?
チームメイトはどう思っているんだろう。

ひょっとして、日本には鈴木を超えるFWがいないってこと???
あちゃちゃちゃちゃ・・・。ワールドカップ出場なんて寝言いうな、だよね。


向き不向きのお話

2004年12月17日(金)

知っている人は知っている、知らない人は知らない。
日記に書くのはきょうが初めて。

実は、薄暗い倉庫で汗まみれの肉体労働に励むバイトと、キーボードをおぼつかない手つきでカチャカチャいわせて小銭を稼ぐ内職の他に、もうひとつバイトをしている。
「はっつさん、なぜそんなに働くの?」と聞かれたことがあるが、それもこれもひとえに遊ぶ金欲しさの犯行である。

スーパーみたいなとこで商品の補充なんかをやっている。
レジ係やサービスカウンターに座っている人に比べれば、接客の密度はとても薄いが全く接客がないわけではない。
サービス業の端っこにいればムカつく客に出会ってしまうことはウンザリするくらいあるだろう。
不幸にもきょう出会ってしまったんだが・・・・。
要するにエラそうなんである。
相手が店員であろうが下請け業者であろうが、赤の他人に接するという時にああいう態度で平気な神経がまず普通じゃない。
店員は下僕くらいに思っているんだろうか。そこがすでに品性お下劣である。

接客のプロはいかなる時でも(どんなにひどい客相手でも)、冷静に誠心誠意の接客を心掛けるのだろうか・・・・。
私はプロにはなれません。
ムカつく時にはどうしてもムカつきますゴメンナサイ。
「クソばばあが、エラそうにしやがって!」
と、小さく声に出したりしますもの。もちろんそのクソばばあが立ち去ってからなんですけどね。
でも誰に聞かれているかわかりません、なんせ声に出してるんですから。

3月10日で雇用契約満了ですが、更新はしません。
それ以前にクビかも?クビ、結構。歓迎します。
つくづくこういう仕事には向いていないと思う。
そういう自分をダメだとはちっとも思わない、ただ向いていないだけ。


きょうという日は

2004年12月14日(火)

朝刊をパラパラめくっていると劇作家の平田オリザ氏の写真が目に止まった。
ある小学校で平田氏が講師的というか案内役的な役割をしながら子供たちに芝居の楽しさを教えるみたいな企画。NHKの番組に似たようなのがなかったか?まあいいや。

記事を読んでいて驚いたのは、平田オリザというのは本名だということ。オリザとはラテン語で稲という意味なんだそうだ。

平田氏がまずそのクラスでやったことは6人一組を作り大縄跳びをさせることなんだが、ただし縄はない。見えない縄を跳ぶという、準備運動に見せかけて実はいきなりの芝居である。
そこでの平田氏の言葉に深く共感したのは子供たちだけでなく新聞を読んでいた私もである。
氏曰く「縄はなくても、あるかのように役者たちが心をひとつにして演じれば、観客にも縄が見える。お芝居の基本です」

ああそうか。そうなんだ。ハタと思い当たった。
大がかりな舞台装置も凝った小道具も何もない舞台を見たことがある。
ただ役者が板の上で演じている舞台を見たことがある。感動した。使い古しの薄っぺらい言葉に聞こえるかも知れないが、感動した。
舞台の大きな可能性みたいなものも感じた。
あれだ、あの時の感動だ。あの時、私はお芝居の基本に触れたんだ。

そんな思いを胸に芝居を観に出かける。
この日記にも登場したことのある私のご贔屓劇団、ニットキャップシアター公演である。
久しぶりに、実に久しぶりに友人と待ち合わせをしてランチしてお芝居へというコース。
誰かとどこかに出かけるなんて、本当に久しぶりだった。
美味しいランチ、好きな劇団の芝居、観劇後のお茶、『演劇のこれから』に思いを馳せる友人。
何もかもが久しぶりのことで、バイト先と自宅の往復で疲弊していたココロに一服の清涼剤。


家に帰って夕刊をパラパラめくると小さな死亡記事が目に止まった。
松原みきの死亡を伝えていた。記事によれば亡くなったのは10月7日となっている。
44歳。3年前に子宮けいがんとなり闘病していたという。
松原みきをご存じですか?
1979年に『真夜中のドア』という歌でデビューした歌手です。

『松原みき BEST SELECTION Paradise Beach』というカセットテープ(!!)を持っている。よく聴いたのだ、このテープ。
44歳の若さで逝ってしまった松原みきを急に聴きたくなってテープを回すと、あり得ないくらいの音質で歌声が室内に流れる。
何度も何度も聴いたテープだ。しかも昔々のテープだ。音も悪くなっていて当然なんだが、それにしてもあり得ない!!
そんなテープでもやっぱり聴いてしまった松原みき。
心よりご冥福をお祈りいたします。


昔、確かに触れたお芝居の基本。
昔、何度も何度も聴いた歌手の歌声。
などを思い出し振り返りした2004年12月14日でありました。


今年も大晦日までガッツリ働きます

2004年12月09日(木)

午後1時まで寝た。3時からバイトなのでそれまでに顔洗ったり歯磨いたりみかん食べたり化粧したりした。
体がぼわんと痛い。筋肉痛のような痛みではないがぼわんと輪郭が曖昧に痛い。
寝ていようと思えばいつまでも寝ていられる。
夜は風邪薬や鼻炎薬や焼酎やビールなんか飲んでいる。

年末は忙しい。主婦っぽいことで忙しいのでなく仕事が忙しい。忙しいのに昼の1時まで寝ていられるってのはどういうわけだ?
それはね、これから忙しくなるからその前のちょっとした休息なの。
ガンバレ乙女はっつ。

来年度はバイトを変えて、体を休めながら働く。
何かいいバイトはないかなあ。


クマダさん

2004年12月05日(日)

仕事でクマダさんという人とお会いした。

お名前を書かなければいけないことがあったので
「クマダさんてどういう字を書くんですか?」
とたずねた。私の頭の中は【熊田】に染まっていたのだが、クマダさんは
「こざとへんに・・・・」
と言いかけた。私はピンと来た!クマダさんが言い終わらないうちに
「ああ!オオクマシゲノブのクマですね!!」と言った。
クマダさんは「そうそう、そうです!」とニコニコ。

で、私が得意げに書いたクマダは隅田だった。
それだとオオスミシゲノブじゃねえか・・・・。


みんなの広辞苑(2)

2004年12月03日(金)

広辞苑で次の言葉を引いてみる。

【過労死】
仕事のしすぎによる勤労者の急死。1980年代後半から一般化した語。

きょうの私ほどこの言葉が似合う女はいなかったと自負している。
8:30〜21:30迄仕事。休憩は昼食をとるために30分とったのみ。
どうです、この働きっぷり!!
あなたを基準に考えてはいけません、あくまでもはっつを基準に。
あなたにとってちっとも”しすぎ”でなくても、はっつにとってこれは立派に”しすぎ”なんです。
あとは急死すれば完璧なんですが・・・・。


みんなの広辞苑

2004年12月02日(木)

広辞苑で次の言葉を引いてみる。

鬼畜【きちく】
鬼と畜生。
残酷な行いをするもの。恩義を知らぬもの。

ひどい事件のニュースを聞くと犯人に対して「コイツ鬼畜や」と思ったりする。しかし引き合いに出された鬼や畜生に申し訳ないくらいの最低なヤツがいるものだ。
ひとりの女子高生に15人で性的暴行をはたらいた国士舘大学サッカー部の鬼畜どももそうだが、こんなヤツもいるのだ。

未成年の実の娘二人に性的暴行を繰り返し、娘が保護された施設にガラスをぶっ壊して押し入ったりしていた腐れ男48歳。
暴力は最初長女に、やがて次女にもおよぶ。
次女への暴力をやめさせようと長女がひとり身代わりになっていたこともあったという。

懲役15年の求刑を上回る懲役18年の判決が言い渡されたというニュースなのだが、やりきれない。懲役刑の他にちょん切り刑を科すべきと思う。

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