2003年01月28日(火)
きのう午前10時すぎ、電話が高らかに鳴ったがいつものように惰眠を貪っていたため出るのが億劫。 ディスプレイを見るとナントあなた!アソコの番号ではないか! 去年暮れ、働く意欲に満ちあふれた私を不採用の海原に放りだしたアソコの番号だった。 あたしゃピンと立ったね、いや、来たね。 ひょっとして誰かが「こんなに寒くてキツくておまけに時給が安いときてる仕事は、やっぱり続けられましぇん・・・・。」と弱音を吐き、欠員が出てしまったのだと。 そんで一度はソデにしたあたしにもう一度すり寄っているのだと。 なーんかそんな風にピンと来たわけよ。 だってそれ以外の用事ってないものねアタシとアソコでは。
ムム、ここはどうしようかと0.2秒ほど迷ったあげく、再び惰眠を貪ることにした。 さようなら、ご縁がなかったものと思ってさようなら。 今の私は惰眠の方が大事なの、アナタより。 ・・・・ってことで電話に出なかった。 平日のこの時間に不在ということは新しい仕事を見つけてバリバリ頑張っておられるのだな、今回は諦めよう・・・・と向こうは思ったことだろう、と納得してこたつにもぐり込んだ。
さて、本日の昼下がりのことでございます。 相変わらず地味に湿っぽくキーボードをカチカチ叩き仕事をしていると、またまた電話が高らかに鳴り響く。 ディスプレイにはアソコの番号がくっきりと! あら、どうしても私とお話がしたいのね、今度は出てあげる。 すると用件はやっぱり思ったとおり、欠員が出たため、もしまだ働く気持ちがあるならどーでしょうか奥さんということだった。 きのうで縁が切れたと思ったのに、アタシでなきゃダメ?アタシがいいの?そうでしょそうでしょ。
ほ〜ら見なさい、最初からアタシを採用しとけばよかったんだよ!! とは決して口に出しませんが、ま、ココロの奥底ではそんなふうなことを・・・・。 音声として表に出る言葉は控えめでしおらしく、まあ私でよろしいのかしら!?がんばりますわ、ありがとうございますぅ!!ってな感じにまとめておいた。
思いがけず肉体を使って工場(今回は倉庫)労働者になる(小さな)夢が実現の運びとなった。 今のパソコンカチカチの地味仕事と両方やっちゃうもんね、時間を調整して。 小銭稼いでチャンチキおけさ。 血のションベンが出るまで働きます。
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