相変わらずの梅雨空をたのしむ。
月末の仕事を終えてほっと。
母のいない月末がもう7度目になった。
そしてやっと母の声を聴く。
ずっと電話もせずにいてなんと薄情なことか。
「声を聴きたかった」と母が。
じっと待っていてくれたのだと思う。
ふたり笑いながらの長電話だった。
母に見せたかったシャクナゲの花が枯れてしまったことは話せず。
帰宅してちゃんとお大師堂にも行けてお散歩も出来た。
歩きながら元気な自分がとても嬉しかったのだけれど
入浴後から体調悪し。また血圧が異常に高くなっていた。
頓服の薬を飲んだのでいつもの焼酎が飲めず。
思うようにならない身体がとても情けない。
まあどんな時もあってよしか。
今夜はおとなしく寝ることにしよう。
だいじょうぶ、しっかりと生きています。
梅雨らしい日が続いている。午後つかの間の薄陽が射したけれど
また思い出したようにぽつぽつと降り始める。
今朝はめいちゃんがごきげん。お姉ちゃんより先に準備をして
笑顔で保育園に行ってくれた。おばあちゃんも笑顔で仕事へ。
閑古鳥はどこへやら。今日は朝から来客が多く嬉しい悲鳴。
山里ならではでブロッコリーを届けてくれるお客さんも。
規格外で出荷できないとのこと。ちょっと大きめのブロッコリーだった。
ありがたくいただく。新鮮な野菜は美味しくほんとうに助かる。
仕事が一段落してから少し早めに終わらせてもらって帰る。
今にも雨が降りそうだったけれど少しだけお散歩。
傘を持って行っていていつのまにかそれが杖になっていた。
足腰がずいぶんと弱くなった。とにかく少しでも歩かないといけない。
お大師堂でお髭を生やしたお遍路さんと会う。
休憩中とのこと。「まだまだ4時間は歩けますよ」と。
私と同じくらいの年代に見えた。とてもパワフルでまぶしい。
くよくよと嘆いている場合ではないなと私も元気をいただいた。
思うようにならないからだを宥めながらの日々。
もう頑張れない年になってしまったのだとつくづくと思う。
でも気力はある。まだまだこれからだと思うことも出来る。
今日も与えられた一日を全う出来た気がする。
小雨がぽつぽつ。ちょうどいい感じの梅雨空。
今朝はめいちゃんの寝起きが悪くやけを言って泣いてばかり。
保育園もお母さんと行きたいのだと言ってきかない。
しかたなくあやちゃんと保育園へ。クルマから降りると
独りで行けるから大丈夫と。門をくぐるまで見守っていた。
もう6歳、すっかりお姉ちゃんらしくなって頼もしい。
仕事は午後から来客多し。早めに帰るわけにはいかなかった。
すっかり遅くなってしまったけれど息子のマンションへ。
今日はお嫁さんの誕生日だったので、ほんのきもちをポストへ。
もしかしたら息子は忘れているかもしれないなと思ったり。
マンションの近くに紫陽花の名所があるのでちょっと寄り道。
今週末には「紫陽花まつり」があるのだそうだ。
去年は紫陽花が病気になってしまってとても無残だったけれど
今年はとても綺麗に咲いていてほっとする。
束の間の散策していると、なんとびっくり。
紫陽花のそばに秋桜が咲いているのを見つける。
とても嬉しくて思わず歓声をあげていた。
ほっこりと笑顔で家路を急ぐ。今日もとても「いい日」
2018年05月28日(月) |
特別ではなくさりげなく |
そろそろかなと思っていたらやはり梅雨入り。
雨の日ばかりではないだろう。梅雨の晴れ間がきっとある。
今日は蒸し暑さもなく過ごしやすい一日だった。
特に急ぎの仕事もなくのんびりの月曜日。
同僚とふたり気が抜けたように過ごす。
閑古鳥さんかな。たまにはこんな日もあってよし。
午後は少し早目に終わらせてもらって
近くの公園に睡蓮を見に行っていた。
クルマから降りるなりにわか雨がぽつぽつと。
気にせずに濡れながらしばし散策する。
特別ではなくさりげなく、時にはこんな時間もひつよう。
睡蓮はまだまだこれからも楽しめそう。
紫陽花も色づき始めていてまた来ようと思う。
帰宅してお散歩。雨が降らずにいてくれて良かった。
昨日は行けなかったお大師堂でゆっくりと手を合わす。
先日のドイツ人のお遍路さんがノートに書き残してくれていて嬉しい。
ドイツ語はまったく分からなかったけれどカタカナで「ドイツ」と。
日本語を練習していたのだろうか。とても思いがけなかった。
どうか無事に結願出来ますように。雨があまり降りませんように。
お大師堂から大橋のたもとまで歩くと薄っすらと汗が。
ふうふうとやっと帰り着いたら孫たちが迎えてくれる。
今日もとても穏やかな「いい日」をありがとうございます。
少しひんやりの朝だったけれど、日中は28℃ほど。
爽やかな風のおかげでさほど暑さを感じなかった。
娘むこが休日出勤だったので、娘たちと久しぶりに買い物へ。
ユニクロで娘がTシャツを買ってくれてとても嬉しい。
母の日にお小遣いをくれようとしていたのを断ったからかも。
遠慮したつもりが思いがけないかたちで返って来た気がする。
午後は少しお昼寝をしてのんびりと過ごす。
ふと毎日こんなふうに過ごせたらどんなに楽だろうかと思う。
とても贅沢なことだ。もっと現実を受け止めなくては。
洗濯物を取り入れるのをめいちゃんが手伝ってくれる。
おひさまの匂いのする洗濯物を抱っこして運んでくれた。
それからふたりでお散歩に行くことになって
「おへんろさんさがしにいく」とめいちゃん。
意気投合して大橋のたもとまでまっしぐらに歩く。
残念でした。今日はお遍路さんいなかったね。
気を取り直して川辺で小さなお魚を見つけて遊ぶ。
夢中になっていたらうっかりスカートを濡らしてしまった。
泣きべそめいちゃんになってしまって仕方なく帰ることに。
お大師堂は今日はお休みすることにした。
小さな手をぎゅっと握りしめながら土手の道を帰る。
愛しさが込み上げてくるような穏やかな午後のこと。
ぽつぽつと小雨が。午後にはやんでくれて爽やかな青空になる。
山里の職場をお休みさせてもらってのんびりの朝。
保育園もゆっくりと。今朝も笑顔で送り届ける。
お昼前にお迎えに行ってそのまま美容院へ。
あやちゃんもめいちゃんも髪を伸ばしたがっていて
短いのは嫌だと。梳いてもらって前髪を切ってもらった。
おしゃまな女の子。我孫ながら可愛らしいこと。
午後はお昼寝もせずににぎやか。
雨がやんで青空が見え始めたのでお散歩に行くことに。
近所のお友達も一緒に、2歳年上のあやちゃんのボーイフレンド。
やっとお大師堂へ行くことが出来た。孫たちも手を合わす。
それから今度は大橋のたもとまでみんなで行こうと。
行って良かった。あずま屋でドイツ人のお遍路さんと出会う。
ドイツ語はまったく分からず。英語は身振り手振りで何とか伝わる。
あずま屋で野宿すると言うのをお大師堂まで案内することに。
孫たちも大喜びでみんなで一緒にはしゃぎながら歩く。
「ブルースカイね」って語り掛けたら空を仰いで微笑んでくれる。
一期一会。清々しくとてもいい日になった。
2018年05月25日(金) |
鬼さんおいで手のなるほうへ |
朝のひんやりもつかの間、日中はまた真夏日となる。
ぼんやりと霞んだ空は黄砂だったようだ。
孫たちを保育園に送り届けて小さな手のひらとタッチ。
そうしていつもパワーをもらっているおばあちゃんだった。
午前中に急ぎの仕事を済ませて午後はほっとくつろぐ。
とても眠くてたまらない。早く家に帰りたいなと思う。
ふと事務所のカレンダーを見たらプレミアムフライデーって
もうそれさえも死語ですっかり忘れ去られているこの頃だけれど
「よっし、さっさと帰ろう」と決めてタイムカードを押していた。
臨機応変にこれからもそうしようと思う。仕事があればする。
帰宅するなり例のごとくでまたしばらく寝入っていた。
いつの間にか娘と孫たちが帰って来ていてお散歩に行こうと。
よっこらしょと起き出して「鬼さんおいで手のなるほうへ」
土手の上から孫たちが呼んでいる。おばあちゃんも行きますよ。
2018年05月24日(木) |
みんなで手をつなごう |
雨あがりの爽やかな朝だったけれど、日中は真夏日になる。
幸い蒸し暑さはなく心地良い風がとてもありがたかった。
孫たちを保育園に送り届けてから山里の職場へ。
それが日課になって来たことがとても嬉しい。
今朝はお遍路さんの姿が見えず
その代わりか山道の緑が目に沁みるように鮮やかだった。
ラジオからはボブデュランの「風に吹かれて」が流れていた。
今日は少し早目に仕事を終わらせてもらって帰宅。
帰るなり倒れ込むように横になり少し眠っていた。
きっとこれまでの疲れが一気に出て来たのだろう。
それが少し悔しくて情けない。なんのこれしきと思っているのに。
もちろんお大師堂にも行けず。毎日行くって言ったのは誰か。
土曜日はお休みを貰っているのでもう一日がんばってみよう。
今朝は保育園に続く道で仲良しのお友達と一緒になった。
「てをつなごう」とあやちゃん。なんとも微笑ましい光景だった。
うしろから写真を撮ろうとしていたら三人が一斉に振り向く。
お友達の顔をネット上に公開するわけにはいかず
何度も撮り直してやっと撮れた一枚。
だいじょうぶ。おばあちゃんにはみんなの笑顔が映っているから。
2018年05月23日(水) |
どんな日もあってよし |
雨だれの音が耳に心地よい夜明け前。
4時半を過ぎればもううっすらと明るくなってくる。
ずいぶんと夜明けが早くなったものだ。
孫たちを保育園に送り届けて山里の職場へ。
可愛らしい長靴と傘の花。微笑ましいうしろ姿だった。
山道では雨遍路さん。今朝も声をかけられず。
色とりどりの雨合羽で雨も苦にせず歩いているように見える。
どんな日もあってよしとお遍路さんも思っているのだろう。
明日こそは声をかけたい。いつもいつもそう思っているのだけれど。
仕事は今日も忙しかったけれど、それなりにぼちぼちと頑張る。
あれもこれもと慌てずに優先順位を決めると良いようだ。
仕事をしながらふと母を想う。庭のシャクナゲも満開を過ぎてしまった。
代わりに真紅のアマリリスが咲き始めている。
「お母さん咲いたよ」ってせめて電話をしてあげれば良いものを。
4時過ぎに帰宅。なんだかぐったりとしていてお大師堂も行けず。
午後8時、もの凄い睡魔と闘いながらやっとの思いでこれを記す。
2018年05月22日(火) |
アマリリスが咲いた朝 |
曇り日でなんとも肌寒い一日。
山里は霧雨が降っていて気温も17℃と低目だった。
川仕事が終わって楽しみなのは孫たちと保育園に行けること。
8時前にはもう準備をして「はやくいこうよ」とあやちゃん。
年長組さんになってから竹馬の練習を頑張っているようだ。
あやちゃんが急ぐとめいちゃんもでばたばたと賑やかな朝。
玄関の扉をあけると昨日まで蕾だったアマリリスが咲いていた。
「きれいね、かわいいね」とみんな笑顔の朝だった。
孫たちを送り届けてから山里の職場へ向かう。
お遍路さんのうしろ姿を見つけるとほっこりと嬉しい。
声を掛けることが出来なかったけれど会釈をしながら追い越して行く。
ああまた以前の日常が返って来てくれたのだなとしみじみと思う。
ぼちぼちと仕事。今日も来客多しでとても活気がある。
合間を見ては早弁を掻き込んだり、それもまた愉快な光景。
今日も平穏無事。笑顔の一日をありがとうございます。
お風呂上がりにまったりとほろ酔いつつこれを記す。
どんよりと曇り日。先日までの暑さが嘘のように肌寒い一日。
明日は雨の予報。そろそろ梅雨入りが近いのかもしれない。
なんとなく気分一新の気持ちで山里の職場へ。
来客が多く新玉ねぎをたくさん持って来てくれた常連さんも。
いつも頂くばかりで笑顔のお返ししか出来ないけれど
母のいない事務所で独りきりでいる時も多くて
にぎやかな笑い声がとても嬉しくてならない。
午後4時に帰宅。孫たちは娘が仕事帰りにお迎えに。
そろそろ帰って来るかしらと待っていたけれど帰らず。
夕飯の支度までに一人でお大師堂へお参りに行っていた。
昨日行った時にお線香が少なくなっていたので補充を。
日捲りの暦が昨日のままだった。Sさん忙しいのかな。
ずっと疎かにしていたお参りもこれからは毎日来れそう。
時間のゆとりが出来るのはほんとうにありがたいこと。
夕飯はいただいた新玉ねぎで牛丼を作る。
じいちゃんの大好物でとても喜んで食べてくれた。
あやちゃんもお代りして二杯も食べてくれて嬉しい。
今日もほっこりと「いい日」でした。ありがとうございます。
今朝の道で見つけた紫陽花。ほんのりと色づき始めていた。
2018年05月20日(日) |
あしたの扉をあけよう |
少しひんやりの朝。夜が明けると真っ青な青空が広がっていた。
昨日の法事は無事に終了。やるべきことをやったのだとほっとする。
親戚一同60名ほどでそれはそれは賑やかな法事となった。
皆に来てもらって姑さんもどんなにか嬉しかったことだろう。
笑顔で三途の川を渡っただろうか。天国で義父に会えただろうか。
今日は法事の後始末を済ませてから、ふと思い立ち衣替えを。
断捨離も兼ねてもう着る事もないだろうと思う服を潔く捨てる。
じいちゃんが勤めていた頃の制服まであって少し懐かしい。
午後は久しぶりにのんびりと。涼風が心地良く少しお昼寝も。
孫たちのにぎやかな声をうとうとしながら聴いていた。
川仕事も終わり法事も終わった。一気に肩の力が抜けるよう。
気分一新でまたあしたの扉をあけようと思う。
穏かな日曜日でした。ありがとうございます。
曇りのち晴れてとても蒸し暑い真夏日となる。
梅雨入りも近いのだろうか。爽やかな風はいずこへ。
川仕事最終日。やっと撤収作業が終わった。
抜いた竹杭を川の水できれいに洗って船に積み込む。
最後の一本ではじいちゃんが雄叫びをあげていた。
「やったね」とふたり顔を見合わせて満面の笑顔。
今季もやれるだけのことを精一杯にやり遂げて
なんとも心地良い達成感で胸がいっぱいになる。
船着き場の近くの草むらには今年もどくだみの花が。
白い十字架のような花が私は昔からとても好きだった。
先日、とあるSNSで「雑草の処分」と銘打ち
花の咲いているどくだみに熱湯をかけて枯らした写真が。
それは目を覆いたくなるような無残な光景だった。
たくさんの「いいね」「私もやってみます」とコメントする人。
私は涙が出そうだった。どくだみに何の罪があるのだろう。
それは価値観の違いを叩きつけられたような出来事だった。
どくだみさん今年も咲いてくれてありがとう。
川仕事を終えてから明日の法事の準備を。
親戚がとても多く地区の集会所を借りてすることになった。
今年から地区長さんになったSさんが早めに鍵を持って来てくれて
とても助かる。大きなクーラーふたつにビール5ケースを冷やす。
明日はとても忙しくなりそうだけれど、精一杯やり遂げたい。
曇りのち晴れ。午後から一気に蒸し暑くなる。
朝のうちに川仕事。曇っていたのでとても助かる。
作業も捗りもう少しですべて終わりそうだったけれど
潮がぐんぐんと引いてしまって仕方なく諦めてしまった。
「明日だな」とじいちゃん。ついにゴール目前となる。
船着き場でぐったりとしている花を見つけて
おやまあ可哀想にとついつい駆け寄って行った。
大潮の後の今日は中潮だったけれど
昨日よりにも来る潮が大きかったのだそうだ。
水辺の花は塩分を含んだ川の水に浸かってしまったのだろう。
よしよしと手のひらで支えてあげると微笑んでいるように見えた。
どんな境遇にも負けずになんて健気なことだろうと愛しく思う。
田畑の近くでよく見かける花だった。
おそらく台風時の大水で上流から流されて来て根付いたのだと思う。
すごい生命力だ。自然に逆らわずにしっかりと生きている花。
今日はそんな花に元気をいただく。とてもありがたいこと。
なにがあっても微笑んでいられるようなじぶんでありたい。
今日もほぼ真夏日。少し蒸し暑く感じたけれど
そんな夏らしさをたのしんでいた。
時おり吹き抜ける風が心地良いのも「暑さ」のおかげさま。
7時に川仕事に出掛けたけれど大潮でまだ水深があり過ぎて
ちょっとドライブしようと軽トラックで土手の道を走る。
突き当りはもう海だった。穏やかな朝の海も好きだなと思う。
土手には数年前からよく見かけるようになった外来種の野花が。
名も知らぬ花に心が和む。じいちゃんがクルマを停めてくれた。
麦わら帽子を被ったばあちゃんがうずくまって写真を撮る姿。
じいちゃんの目にはどんな風に映っているのか愉快な気持ち。
ちょっと照れくさいばあちゃん。でもその花がとても好きだった。
川仕事は今日も暑さとの闘い。ふたりとも汗びっしょりになる。
水筒の麦茶を何度も飲みながら今日もやれるだけのことを。
撤収作業もあと少し。順調に行けば金曜日で終われそう。
土曜日は法事なのでなんとしても終わらせたいと思う。
早目に昼食を済ましてから山里の職場へ向かう。
こちらもやれるだけのことを。
金曜日には休ませてもらいたいと思っているのだけれど。
まあなんとかなるでしょう。なるようになるなる。
夕食を食べていたらあやちゃんが「あしたはなんのおかず?」って
最近よく聞くようになった。おばあちゃんにプレッシャーかな。
「あやちゃんの好きなものよ」と応えると
ハンバーグとポテトサラダって、う〜んちょっと頑張らなくちゃ。
笑顔のままで今日も暮れて行く。穏やかな一日をありがとうございました。
2018年05月15日(火) |
いつまでも眺めていたいような |
今日もほぼ真夏日となる。全国的に七月並みの気温だったようだ。
苦手だった夏が好きになったのはいつからだったのか。
遠い記憶を手繰り寄せる。かすかな恋心も今では懐かしい。
川から山へと今日も出来る事をぼちぼちと。
出来るだけ気負わないように心がける。
からだにもこころにも優しく
それはいつでも自分次第ではないだろうか。
仕事が一段落したところで早目に帰路につく。
ゆったりとした気持ちで帰り道の牧場に寄ってみた。
牛さん達もさすがに暑そうにしていたけれど
いつまでも眺めていたいような穏やかな光景だった。
帰宅してひとやすみ。横になるとすぐにうたた寝をしてしまう。
ほんの10分ほど。それがとてもありがたい時間だった。
いつの間にか娘と孫たちが帰って来ていて
娘が洗濯物をたたんでくれていた。ほっと嬉しい。
あやちゃんとめいちゃんは外で遊んでいたけれど
近所のお友達と一緒になって土手へお散歩へ。
「もう5時よ」と娘が叫ぶ声も聴く耳を持たず。
仕方なく娘が追いかけて行きそのまましばらく帰らず。
まあいいかと一人で夕食のしたくをしていた。
お素麺を湯がいたり揚げ物をしたり。
孫たちが居ないと大相撲をゆっくり観れると喜ぶじいちゃん。
いつもより遅い夕食になってしまったけれどたまにはいいかな。
今日も平穏無事。笑顔の一日をありがとうございました。
雨上がりの爽やかな朝だったけれど、気温がぐんぐん
30℃近くなり真夏のような暑さとなる。
早朝からの川仕事も9時には終えていたけれど
じいちゃんとふたり汗びっしょりになって帰ってくる。
「さすがにしんどいなあ」と互いを労っていた。
でもなんとも言えないような心地よい疲れだった。
そのままごろりと横になりたかったけれど
急ぎの仕事もありよっこらしょと山里の職場へ。
川仕事も今週中には終われそうなので
もうしばらくの辛抱だと思う。負けるな負けるな。
帰宅したらもう4時。じいちゃんが洗濯物を取り入れてくれていた。
娘は遅番で孫たちも延長保育をお願いしてあった。
洗濯物をたたんだり、朝からそのままの食器を洗ったり。
もう夕食の支度をする時間になってしまってふうふうとため息。
時間のゆとりが欲しいなあとついつい思ってしまった。
ここまで書いて、ああなんて嫌な日記なのだろうと気づく。
「忙しい」と伝えるために書き残す必要があるのだろうか。
もっと穏やかでこころあたたまるような言葉を残したいものだ。
孫たちの声がにぎやかに聴こえている夜。
もう何杯目なのかわからなくなった焼酎を飲みつつこれを記す。
2018年05月13日(日) |
なんて平和なのだろう |
降りやまぬ優しい雨も心地よく。おひさまは雲の上でひとやすみ。
目覚めたら静かに雨が降っていた。ぽっとんぽっとんと歌うように。
川仕事はお休みにして久しぶりにのんびりの朝だった。
急がなくても良いってほんとうにありがたいこと。
白髪だらけでぼさぼさになっていたので今日こそはと美容院へ。
とてもすっきりと可愛らしいおばあちゃんになった。
それからじいちゃんと法事の買い出しに。
ビール5ケース。注文していたお返し物も30個。
ちょうど雨が小降りになっていてとても助かる。
これでほぼ法事の準備が整う。後は当日までに揃えよう。
午後は少しお昼寝をしたりしてだらだらと怠惰に過ごす。
夕食後、娘が食器を洗ってくれた。それから流し台もピカピカに。
ありがたやありがたやと嬉しい「母の日」をいただく。
孫たちはお父さんとお風呂、にぎやかな声が家中にこだまして
ほっこりと穏やかに今日も暮れて行った。
なんて平和なのだろうとこころから思う。ありがたき一日。
2018年05月12日(土) |
心地良い風を浴びながら |
5月らしい爽やかな晴天。吹き抜ける風の心地良いこと。
朝のうちに少しだけ川仕事に精を出し
午後は家族みんなでお墓の掃除に行っていた。
あやちゃんもめいちゃんも手伝ってくれる。
地区で一番古い納骨堂でずっと気になっていたけれど
専用の洗剤を娘がネットで探してくれて
ごしごしと磨いたらとても綺麗になった。
墓石に刻まれた家名や家紋も専用の白いペンキで
手先の器用な娘が塗ってくれて見違えるように。
これでもう大丈夫。姑さんもきっと喜んでくれるだろう。
二時間ほどかかりみんな疲れたけれどなんとも清々しい気持ち。
帰宅して少しお昼寝をしてから一週間ぶりのお大師堂へ。
やっと来れましたよとお大師さんに手を合わす。
お供えのお菓子も持って来ていて良かった。
おせんべいとお饅頭をお供えする。
お堂の中は今日もきれい。Sさんやお参り仲間さんのおかげだった。
みんながいつも気にかけてくれていてとても嬉しく思う。
きらきらと光り輝く川面をしばし眺めていた。
こころが洗われるよう。心地よい風を浴びながら深呼吸する。
今日もとても「いい日」でした。ありがとうございます。
朝のひんやりはいずこへ。日中は久しぶりの夏日になる。
爽やかな風のおかげでさほど暑さは感じなかった。
なにもかもがきらきらと光り輝いている、こんな日がとても好き。
お昼に母から電話があった。退屈でたまらないとのこと。
とても元気そうな声だけれどまだ退院の許可は下りず。
「おりこうさんでおりなさいよ」と笑いながら言うと
「はい、わかりました」と母も笑いながらの声。
職場の庭に母が植えていたシャクナゲの花が咲いたことを知らせると
とても喜んでいた。早く帰って見たいと言って。
心不全から弁膜症へ。高齢のため手術は出来ないとの事。
先日弟が担当医から詳しい説明を聞いていた。
母も納得していて素直に受け入れてくれたようだった。
少しでも元気に日常生活が出来るようになればと願うばかり。
これからのことは退院してからまた考えようねと伝えると
すっかり覚悟をしているような口ぶりでなんだかせつなくなる。
「母の日」を目前に今日ほど母を想ったことはなかった。
ぶつかり合っていた日々が遠い昔の事のように思える。
母に会いたいとこころからそう思えるようになった。
雲ひとつない青空。爽やかな風も心地よくとても清々しい一日。
そんな空を見あげていると吸い込まれそうになる。
たぶんこころは鳥だったのかもしれない。
早朝からの川仕事を終え山里の職場へ。
そう毎日ここに書き記すのもなんだか心苦しくなってきたこの頃。
もう少しあと少し。自分なりに精一杯の日々だった。
法事の準備もあり。今日はお餅の注文に行っていた。
地域によって風習は違うかもしれないけれど
49個のお餅を仏前にお供えする習わしがある。
前日までに必ず準備してくれるとの事、ほっとひと息。
帰宅したらお休みだった娘が洗濯物をたたんでくれていたり
孫たちも保育園から帰って庭で水遊びをしていた。
玄関先に植えっぱなしにしていた花に水をかけてくれたり。
微笑ましい光景に一日の疲れもどこへやら。
ああなんて平和なのだろうと思う。今日も「いい日」
2018年05月09日(水) |
ちょっと笑ってみたり |
降り続いていた雨がやっとやんで爽やかに晴れる。
雨あがりの新緑がまぶしいほどに輝いていた。
今日も早朝から川仕事。撤収作業のつもりで行ったら
また思いがけずに緑の海苔が残っていて急きょ収穫を。
諦めていても奇跡が起こる。なんとありがたいことか。
明日も収穫が出来そうで楽しみにして帰って来たのだけれど
作業場で海苔を洗い終えた途端に洗い機が壊れてしまった。
じいちゃんとふたりでがっくり。喜びもつかの間の事か。
修理はとても無理そうで新しい機械を準備しなければいけない。
「もう諦めようかね」と顔を見合わせてちょっと笑ってみたり。
潔く諦めてしまうとなんだかすっきりと心地よい達成感があった。
天日干しの作業を終えてから山里の職場へ向かう。
新緑を仰ぎながら山道を進んで行くと
お遍路さんも何人か、とても気持ち良さそうに歩いていた。
外国人のお遍路さんも。一瞬声をかけようと思いつつ追い越してしまう。
山里はもう田植えが終わっていて小さな緑の苗が一面に。
その傍らに咲く花もとても可愛らしかった。
冷たい雨が降りやまず。それにしてもよく降ること。
天気予報を見ていたら明日は晴れマーク。
やはりやまない雨はありませんね。
早朝より川仕事。雨が降らないうちにと
でも間に合わず少し濡れてしまった。
今日は撤収作業をやれるだけ。
終わり次第に山里の職場に向かったけれど
「がんばらない」と決めただけで余裕が出来る。
のんびりといつもの山道を。お遍路さんもゆっくりと。
仏具屋さんから電話があって姑さんの位牌が出来上がった知らせ。
少し早目に終わらせてもらって仏具屋に寄る。
来週末にはもう法事だった。あれこれと少しずつ段取りを。
体調の不安もあるけれどなんとしてもやり遂げなくては。
「だいじょうぶ出来る」とずっと自分に言い聞かせている。
帰宅して横になるなりまたうたた寝。「よく寝るな」とじいちゃんが。
よっこらしょと夕食の仕度。めいちゃんが卵を割るのを手伝ってくれて
「巾着たまご」がとても美味しく出来た。めいちゃんは天才だ。
みんなでわいわいと賑やかな夕食。笑顔がいちばんのご馳走。
今日もとても平和。穏やかな一日をありがとうございました。
今朝はやんでいた雨が午後から土砂降りになる。
一雨ごとに初夏らしくなるのだろうか。
新緑も一層とまぶしくなるのだろう。
海苔の出荷日。雨にならないうちに無事に漁協へ。
お仲間さんよりもずっと少ない出荷量だったけれど
姑さんの葬儀の後に精一杯頑張った結果だった。
「ようやったなあ」とじいちゃんと微笑みあう。
川仕事はお休みにして久しぶりに山里の職場へ。
連休明けで忙しいかなと思っていたけれどそれほどでもなく
急ぎの仕事だけ済ませて早めに帰路についた。
帰り道の公園にも寄ってみて小雨の中を散策。
水辺の花に心が和む。またきっと来ようと思う。
娘が遅番だったので久しぶりに保育園のお迎えに。
何度延長保育をお願いしたことか、定時のお迎えに喜ぶ孫たち。
可愛い長靴と傘の花が愛しい。おしゃべりしながら笑顔で帰る。
2018年05月06日(日) |
からだに優しくありがたく |
お天気は下り坂。午後からぽつぽつと雨が降り始める。
幸い午前中に川仕事を終えていた。
今日はもう諦めていた収穫を少し。
五日前にはすっかり茶色くなっていた海苔が
生き返ったように緑になっていたのだった。
ほんのわずかだったけれど見捨てるわけにはいかない。
自然界には時に奇跡のようなことが起こるものだ。
思いがけずにありがたいこと。ただただ天に感謝。
午後はまたひたすら怠惰に過ごす。
まだ炬燵をしまわずに置いてあってうたた寝にはちょうど良い。
出掛けていた娘達が帰って来て車で寝てしまっためいちゃんも
おばあちゃんと添い寝でぐっすりと眠っていた。
GWも最終日。どこかに出掛けるわけでもなかったけれど
自分にとってはとても身体に優しい連休となった。
ふとこのまま山里の職場が無くなってしまえば良いのにと
罰当たりな事も考えてみたり。「かけもち」にもう限界を感じる。
また明日からそれが出来るのか。すっかり自信が失せている。
まあなんとかなるだろう。そのうち川仕事も終わるだろうと。
明日のことはまた明日。くよくよせずにのほほんとしていよう。
2018年05月05日(土) |
白くてふわふわしているのが好き |
立夏とは思えないほどの朝の冷え込み。
ちゃんちゃんこを着て靴下をはいて暖房のお世話になる。
川仕事に出掛けた頃には陽射しが降り注ぎ
ずいぶんと暖かくなり暑いくらいだった。
今日も撤収作業を少しだけ。無理はせず。
すぐ近くでお仲間さんがお孫さんと頑張っていた。
元気溌剌とした動きに「若いってすごいね」と。
それはとてもまぶしくてこちらも元気をいただく。
そんな元気も何処へやら、午後はひたすら怠惰に過ごす。
「こどもの日」は「孫の日」になるかなと少し楽しみにしていたけれど
娘夫婦がお休みだったので何処かへ出掛けてしまってまたふたりきり。
お昼寝から目覚めてお大師堂へ。日捲りの暦が昨日のまま。
手水鉢の水も減っていてまた川の水を汲んで運ぶ。
しばらく会えないでいるSさんは区切りのお遍路かもしれない。
ゆっくりとお参りを済ませてから土手の道を下から仰いだ。
チガヤの白い穂が先日よりもずっと多くなっていて嬉しい。
白くてふわふわしているのがとても好きだ。
少し風が強かったけれど風薫る五月。新緑の匂いがする。
今日から漁場の撤収作業を始める。
気負わずぼちぼちと2時間ほどで切りあげる。
一気に終わらせたい気持ちもあるけれど
無理をせずに少しずつ片づけて行こうと思う。
午後はじいちゃんとお昼寝。
ふたりともぐっすりと眠ってしまって気づけばもう4時。
先に目を覚ましたじいちゃんに「そろそろ起きんかね」と。
ふにゃふにゃと気だるい。それもまた心地良し。
今夜は娘達がお婿さんの実家へ。じいちゃんとふたりきりで
「たまにはいいな」と頷き合いながらの夕食。
これが自分達のGWかなと笑い合ってもみたり。
まだ外が明るいうちからお風呂に入ってまったりしていた。
夕陽がとてもきれい。以前はよく写真を撮りに行ったものだ。
すっかり怠け者になってしまってそれも愉快に思える。
今日も平穏無事。穏やかなまま夜になった。
2018年05月03日(木) |
あやちゃんの誕生日に |
雨あがりの爽やかな風。とても清々しい青空になる。
昨夜は溜まっていた疲れが一気に出たのか
夕方から血圧が異常に高くなってしまってダウン。
情けないような悔しいような。
こんなに元気なのにどうしてと腑に落ちないような。
知らず知らずのうちに無理を重ねていたのだろうか。
おそるおそる起き出さす朝。良かったもう大丈夫みたい。
海苔の箱詰め作業が少し残っていてぼちぼちと
例のごとくラジオを聴きながらあれこれとおしゃべり。
出荷の準備がやっと整う。少ないけれどじゅうぶんの成果。
やれるだけの事をやったのだと心地良い達成感があった。
あやちゃんの6歳の誕生日。今夜はささやかにお祝いを。
もう6歳なのかと成長の早さにおどろくばかり。
すっかりおしゃまな女の子になった。
そしてとても優しい子に育ってくれた。
ケーキのろうそくをぷぅ〜と「おたんじょうびおめでとう」
晴れのち曇り。お天気は下り坂のようで明日は雨になりそう。
今朝も勇ましく川仕事へ。さあやるぞとじいちゃんと励まし合いながら。
船着き場でお仲間さん達と一緒になってにぎやかに漁場へ向かう。
そうしたらひと足先に着いていたお仲間さんが船の上から
手をばってんにして首を横に振っているのが見えた。
この目で確かめなくてはと漁場に行ってみたけれど
昨日まで緑だった海苔がすっかり茶色くなってしまっていた。
ついに寿命が尽きたよう。あまりにも突然の最後だった。
命からがらになってから海苔は胞子を出し始める。
次の新しい命を育てるための大切な営みだった。
自然の恵みに感謝しながらその尊さを改めて感じる。
「終わったね」じいちゃんとうなずき合って漁場を後にした。
わずか2か月足らずだったけれど今年も自然の恩恵をいただく。
欲を言えばきりがなくほんとうにじゅうぶんだと思える。
土手を仰ぎながら帰った。名も知らぬ雑草にも可愛い花が咲く
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