ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年02月29日(月) 白い月

雨の音で目覚める。どうやらつかの間の雨だったようだ。

夜があけた頃には雨も止んでいて名残りの月がほんのりと白い。

暖かい朝だったけれど日中はどんどんと寒くなり夕方には雪がチラつく。

春のようだったり冬のようだったり、そして二月も最後の日。



山里では三人のお遍路さん。最初のお遍路さんは母が見つける。

職場の前の道を颯爽と通り過ぎて行った。ちりんちりんと鈴の音。

「お遍路さんはえらいね〜」と母が感慨深そうにつぶやいていた。

その後も立て続けに二人のお遍路さんに元気をいただいた日。



今日はご近所で不幸があって少し早目に帰宅する。

午後四時、自宅を出棺してお通夜の葬儀場に向かうのだった。

地区の人達がたくさん集まってみんなで手を合わせ見送る。

喪主は娘さんで亡くなったお母さんと二人きりの家族だったそうだ。

家族がもう誰もいない。なんとも寂しいお見送りであった。


自分はどれほど恵まれている事だろうとつくづく思った。

欲を言えばきりがなく孫だけでなくひ孫もと最期の日を思い浮かべていた。


ほっこりとこうして生きているのが奇跡のように思える。

今日も穏やかな一日をありがとうございました。



2016年02月28日(日) 小春日和に

ほっこりほっこりと暖かな小春日和。

まだまだ寒い日があるだろうけれどすっかり春の気分。



午前中に買い物を済ませてお大師堂へ。

お参り仲間のいとこと一緒になった。

青さ海苔漁のお仲間さんでもあるのだけれど

やはり今年はとても厳しそうだと語り合う。

いったいどうなることだろうとまた不安がつのるけれど

ほんの少しでも希望があればなんとかなりそうな気がする。

決して諦めてはいけないと強く思う。大丈夫、きっとだいじょうぶ。


いとこと別れてから今度はまたお参り仲間のSさんに会った。

お供えのお菓子が一晩で無くなってしまうのが不思議だねなどど

一昨日も全部無くなっていて昨日補充したばかりだった。

けれどもそれはほんとうに些細な事。今日もSさんと笑いあった。



お昼までまだ時間があったので思い立って髪を切りに行く。

最近出来たばかりの激安の美容院へ初めて行ってみることに。

それがなかなか良かった。カットも上手でなんと980円の安さ。

すごい得をした気分でウキウキしながら帰る。さっぱりといい気持。



午後は芽奈と一緒にお昼寝。なんともゆるやかなひと時であった。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

まったりまったりと生きています。ぐっすりと眠りましょうね。



2016年02月27日(土) 青虫さんが蝶々になって

ありがたいことに今日も青空。優しいおひさまにただただ感謝。


今日は綾菜の保育園で「発表会」があってみんなで観に行く。

歌やリズム体操など最後に劇もあってとても楽しかった。

劇は青虫の役だったけれど大きな声でセリフもちゃんと言える。

そして最後に黄色い蝶々になった。なんとも可愛らしい姿。

去年はまだ大勢の人の前で歌ったり踊ったりが出来ずに

お友達の後ろに隠れるようにして恥ずかしがっていたのだけれど

この一年でものすごく成長したのだなと感動を覚える。

えらかったね、あやちゃん、ほんとによく頑張ったね。


頑張ったごほうびに大好きなイクラのお寿司。

芽奈を残して娘たちはスシローに走る。例のごとくちゃっかりしている。

残された三人はありあわせの昼食を終え、芽奈をなんとか寝かしつけた。

あとはじいちゃんに任せて買い物に行ったりお大師堂へ行ったり。



お大師堂で以前の「お大師組」の一員だったというご婦人と初めて会った。

70歳位だろうか、市内に住んでいて今でも度々お参りに来てくれているそうだ。

我が家の姑さんの事もよく知っていて「お元気ですか?」と気遣ってくれた。


今の姑さんの様子を話すとなんだかすごくせつなくてたまらない。

車いすを押しながら一度連れてきてあげたいとすごく思った。


そんな出会いもあって今日も穏やかなままに暮れていく。

みんなが笑顔でいられてほんとにありがたいこと。

今日もほっこりと生きています。ありがとうございました。



2016年02月26日(金) おかげさま

今朝はいちだんと冷え込んでいたけれど、日中は少し暖かくなる。

元気なおひさまのおかげ。ほんとうにありがたいことだ。


今日は6人のお遍路さん。いや7人だったかも。

メモっておかないと忘れてしまいそうになるほど多くなった。

今年はうるう年のせいか逆打ちのお遍路さんもぼちぼち見かける。

正面からしっかりと会釈が出来るのがなんだか嬉しくてたまらない。


仕事は今日もぼちぼちの忙しさだったけれど定時で終らせてもらった。

ちょうど常連のお客さんが来てくれていて「気をつけて帰れよ」と

そんな一言にほっこりと「ありがとう」と言って微笑みながら帰る。


帰宅するとお休みだった娘が洗濯物をちゃんとたたんでくれていた。

晩御飯の支度も手際よく殆ど作ってくれてほんとにありがたい。

すっかり元気になったじいちゃんが晩酌を始めると

食いしん坊の芽奈も待ち切れず「まんま、まんま」と騒ぎ出す。


今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。

おかげさまでほっこりと生きています。焼酎も美味しゅうございます。





2016年02月25日(木) 白木蓮の咲く頃

朝の道で大好きな白木蓮の花を見つける。

毎朝通る道なのにどうして今まで気づかなかったのだろう。

ほっこりほっこりこころがなごむ。なんて清々しい朝だろうか。



お遍路さんも三人、このところの寒さのせいか皆さん防寒着。

金剛杖のおかげでお遍路さんだとわかる。

颯爽と歩く姿に元気をもらって山里の職場に向かった。


今日もぼちぼちの仕事。同じことを何度も訊く母。

苛立ってはいけないと思っていてもついつい言葉が荒くなる。

例年なら母が一人で頑張っている頃なのだなあと思ったり。

「おねえちゃんが何もかもしてくれるけんお母さんはすることがない」

などと言って笑わせてくれたりもするのだけれど。



今日は残業なしで定時に帰路に着く。久しぶりにゆっくりと買い物。

お大師堂にお供えするお菓子も買ってさっそくお供えをする。

西日にすっぽりと包まれたお堂のひだまりでおせんべいをいただいた。

すごくすごく平和だなって思った。今日もほっこりと生きている。


心配していたじいちゃんも少し元気になって、今夜はちょこっとビール。

おうどんを作ってあげたらそれは美味しそうにお汁まで飲み干してくれた。

そんなささやかなことがとても嬉しいばあちゃんであった。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

隣室からの孫たちのはしゃぎ声を聞きながらほろ酔ってこれを記す。



2016年02月24日(水) がんばれじいちゃん

風は少し冷たかったけれど元気なおひさまがありがたい。

ひだまりで猫のようにとろんとろんとしていたかった。


昨夜は夜中に熱が出てしまったじいちゃんが

「おい、5時過ぎたぞ」と起こしてくれた朝。

熱は下がっていたけれど食欲がなくお味噌汁だけの朝食。

娘がお休みだったので「お昼におうどんを作ってあげてね」と頼み

気になりながら山里の職場に向かったのだった。


帰宅するとちょっと元気だけれどお腹の調子が悪いとのこと。

なんとお昼にカップヌードルを食べたとのこと。

娘は友達と外食に行ってしまっておうどんどころではなかったそうだ。

なんとも可哀そうなじいちゃん。娘を責めるわけにもいかなかったけれど。


今夜は「ちょっと雑炊」を作る。早めに作り過ぎて「ちょっとおじや」

けれどもそれを「うまいな」と言って食べてくれたのでとても嬉しかった。

少しづつ食欲も出てくるだろう。もう少しがんばれがんばれじいちゃん。



家族みんなが健康で、いつもいつも願っているけれど

そうそう神様は大サービスをしてくれるわけではなかった。

いろんな試練を与えてくれるのが神様。それをありがたく受けとめていたい。


今日もありがとうございました。みんなほっこりと微笑んでいます。



2016年02月23日(火) 椿が落ちる

ぽつぽつと肌寒い雨。どんよりとした空はなんだか寂しい。


今朝は手首の痛みがずいぶんと楽になっていた。

綾菜の貼ってくれた湿布が効いたのだと思う。ありがたいこと。



仕事はぼちぼちの忙しさで少し残業をして帰路に着く。

帰り道に2人のお遍路さんを見つけて嬉しかった。


帰宅が遅くなってしまったけれど、やはり気になってしまってお大師堂へ。

しっとりと濡れた小道に椿の花がたくさん落ちていた。

潔く散れない花のせつなさよ。落ちて朽ちる儚いいのちだった。

桜だろうか椿だろうかとふと思う。まだまだ生きていたいけれど。



夕方からじいちゃんの体調が悪くなってしまって

今夜は夕食も食べられずに早々と床についてしまった。

「じいちゃん、じいちゃん」と芽奈がしきりに呼んでいた。

悪寒と吐き気があるようで流行りの風邪かもしれない。

どうか大事に至りませんように。ただただ祈っている夜。


昨日と同じくどんな日もあるけれど

今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございました。





2016年02月22日(月) どんな日もありがたく

なんだか春霞のようなぼんやりとした青空だった。

気がつけば雑草も青々とし始めてオオイヌノフグリも可愛い。


仕事中になんだか息苦しくなってしまってちょっと庭へ

つかの間の日向ぼっこのつもりだったけれどそそっかしくて

どしんと尻餅をつくほどに転んでしまったドジなわたくし。

その時からだを支えてくれた右手首を少し痛めてしまったようだ。

昨年の足首の事もあり、とにかく転べばどこかが壊れる老体になりにけり。

なさけないことだけれど「用心しなさい」と天からの声が聞こえる。


今日は娘がお休みだったので夕食の支度や後片付けを手伝ってくれる。

それが涙が出るほど嬉しかった。持つべきものは娘かななんて。

「はようお風呂入って湿布したや」と言ってくれてその言葉に甘える。

その湿布を綾菜が貼ってくれた。優しくて小さな手がほっこりと嬉しい。


幸い指先は痛みもなくちゃんと動くのでこうして日記を綴ることも出来る。

どんな日もあってよしと思って今日も「ありがとうございました」


そうそう、今日は6人ものお遍路さんを見かけたのだった。

「春だなあ」って思った。あしたも楽しみにしていよう。



2016年02月21日(日) ほっこりほっこり日曜日

風は強かったけれどおひさまが頑張ってくれたおかげで

ずいぶんと暖かく過ごしやすい一日だった。

洗濯物がよく乾く。それだけで幸せな気分になれる。


午前中に買い物を済ませてからお大師堂へ。

先日から気になっていたトイレ掃除をやっと済ます。

お参り仲間のSさんが、「とにかく綺麗にしていたら汚されない」と

その言葉を思い出しながらせっせと便器を磨いていた。

ささやかなことだけれど自分にできることをこれからも続けたいと思う。



出掛けていた娘たちがお昼過ぎに帰って来て

車の中で寝てしまった芽奈をそのまま茶の間に寝かせていた。

そんな芽奈の寝息が耳に心地よくじいちゃんとふたりでうたた寝。

なんとも穏やかな午後であった。ゆっくりゆっくりと時が流れる。

綾菜も一緒に帰って来ているはずだったけど姿は見えず声だけ聞こえる。

会いたいなあと思いつつとろけるような睡魔にとらわれてしまっていた。



さあもう晩御飯の支度、今夜は「ちゃんこ鍋」にした。

娘たちが海老や牡蠣を買ってきてくれていて予定よりも豪華な鍋になった。

みんなの美味しい顔が嬉しい。家族っていいなってつくづく思った。



今日もありがとうございました。ほっこりほっこり生きています。







2016年02月20日(土) 雨音が耳に心地よく

またまた春の嵐か、朝からどしゃ降りの雨にみまわれる。

リズミカルな雨音を聞きながらまったりと過ごす土曜日。


綾菜も芽奈も無事に保育園へ。

綾菜は久しぶりにお父さんのお迎えで喜んでいた。

午後はそのまま下田のおばあちゃんちへ行って今夜はお泊り。


芽奈は延長保育をお願いしていて夕方娘と一緒に帰宅する。

保育園でも熱は出なかったようでもう大丈夫のようだ。

今夜も晩御飯をわしわしと食べてすこぶる元気でいる。


土曜日の午後はいつも綾菜と一緒だったから

今日はあまりの静けさにじいちゃんとふたり気が抜けたようになる。

テレビを見たりお昼寝をしたりなんともゆっくりとくつろいでしまった。



午後四時頃、やっと雨がやんで空が明るくなってきた。

お大師堂が気になってちょっこりお参りに行ってくる。

お参り仲間のSさんが今日はお休みしたらしく日めくりの暦が昨日のまま。

お遍路さんの姿もなくひっそりと静かなお大師堂だった。

ちょうど西日が差し始めてほっこりほっこりとあたたかい。

お供えのおせんべいをひとついただいてしばしぼんやりとしていた。

なんだかふっとどこか違う世界に来たような錯覚を覚える。


いろいろとかんがえることはあるけれど思い悩むほどのことはない。

何事もなるようになるのかなとばくぜんと思っている自分がいた。



今日も穏やかな一日をありがとうございました。

二杯目の焼酎もカラになり三杯目をおかわりするけんね。



2016年02月19日(金) 春の陽気に

朝は寒かったけれど日中はとても暖かくなる。

三月中旬頃の気温だったそうだ。すっかり春の陽気。



今朝は芽奈がまた熱を出していて仕方なく仕事を休むことに。

仕事の予定が詰まっていてあれこれと大変だったけれど

母に無理やり押し付けてしまってなんとかやり過ごす。

今月は今日を入れて三日。母に負担をかけてばかりいる。


幸い、芽奈の熱は微熱でお昼には平熱になりほっとひと安心。

病院へ行くほどの事はないかなと明日まで様子を見ることにした。

どうかもう熱が出ませんように。ただただ祈るばかりである。


午後、芽奈がすぐにお昼寝をしてくれてとても助かる。

じいちゃんにまかせて買い物に行ったりお大師堂へ行ったり。

綾菜は延長保育をお願いしていたので夕方娘と一緒に帰って来た。


わいわいわいと今夜も賑やかな食卓。綾菜も芽奈ももりもりとよく食べる。

今日もありがとうございました。どんな日もそう言える自分が好き。


お風呂上がりの焼酎を三杯も飲み干して、まったりさんとこれを記す。



2016年02月18日(木) 同志たちと

今朝は氷点下の冷え込み。愛車のフロントガラスも真っ白。

雪みたいなねと綾菜としばらく車を温めてから保育園へ向かう。

ばあちゃんは寒さで縮こまっているけれど綾菜はぜんぜん平気。

よういどんするみたいに元気に走って門をくぐって行った。



仕事はさほど忙しくもなくぼちぼちの感じで一日を終える。

帰り道にご夫婦かなと思われるお遍路さんの二人連れ。

定時に帰るのは久しぶりでゆっくりと買い物が出来て良かった。



帰宅してお大師堂へ。ちょうどお参り仲間のいとこと一緒になった。

いとこがお参りをしているあいだ外で待っていたら

またまたお参り仲間のSさんが犬を連れてやって来て一緒になる。


三人が一緒になるのは初めてではないだろうか。これもお大師さんのご縁。

あれこれと積もる話もあって西日を浴びながらしばし語り合う。

毎日お参りに来ているのは三人だけではないだろうかと

亡くなってしまった人、老人ホームに入居した人

かつての「お大師組」はもう跡形もなくなってしまったように思う。

残された自分たちが出来ることをしながら守り続けたいことがある。

そうしてまた未来へと繋がることが出来たらどんなに良いだろうか。



今日も穏やかな一日をありがとうございました。

今夜もほろ酔ってまったりまったりとこれを記す。





2016年02月17日(水) じんせいいろいろ?

今にも雪に変わりそうな時雨。冷たい風をなだめるように

時折ほっとするような陽ざしが降り注ぎ嬉しかった。


今日は自転車のお遍路さんがひとり

冷たい風に立ち向かうように颯爽と通り過ぎて行った。



仕事を少し早めに終わらせてもらってダイハツへ。

やっと愛車が直ったと連絡があり引き取りに行く。

それが故障ではなくロアアームに石が挟まっていたのだそうだ。

ダイハツでも前例がなくとても珍しい事らしくびっくりぽんだった。

五日ぶりの愛車が嬉しい。ガソリンを満タンにして家に帰る。



今夜もにぎやかな食卓。ふっと綾菜が「ねえおばあちゃんじんせいってなあに?」

三歳の幼子からそんな質問を受けるなんて思ってもいなかった。

なんと応えてあげれば良いのかわからなくてとまどっていたら

「いっつもおばあちゃんがうたいよるじんせいよ」と言う。

そうか、そのことか。毎朝見ているNHKの朝ドラの主題歌だった。

芽奈がとても気に入っていて毎朝一緒に歌うのが日課になっていた。

「じんせいはかみひこうき〜」そうね、確かに「じんせい」だよね。

「じんせいはね、ひとがうまれてからしぬまでのことやよ」とおしえる。

「ふ〜ん」と綾菜。そうして「じんせいがかみひこうきってややこしいね」

それにはみんなで大笑いした。それが純真な三歳児の素直な感想であった。


そんな会話も楽しく今日も穏やかに暮れていく。

お風呂上がりの焼酎も美味しく、今夜もまったりとこれを記す。








2016年02月16日(火) 微笑みながら

今日も雪がちらちら。風がとても冷たかった。

朝の道でお遍路さんがふたり。車を停められず残念。

ひとりは若い女性だった。うつむき加減に歩いていて少し気になる。

ただただ会釈をして追い越して行く。どうか無事にどうか元気に。



仕事は今日も忙しくそんな活気が嬉しく思う。

いつもの早弁が出来ずお腹が空いてふらふらしていた。

お昼にカップ焼きそばを掻き込む。ほんの5分のお昼休み。

定時には帰れなかったけれど今日はゆっくりと買い物が出来た。

昨日は行けなかったお大師堂にもちゃんと行けてほっとする。


お遍路さんの荷物があったけれど姿は見えず。

なんとなく顔なじみのお遍路さんではないかなと思った。

お供えのお菓子を補充して帰る。どうぞたくさん食べて下さい。


そうして今日も穏やかなまま暮れていく。

お風呂場から孫たちのはしゃぎ声、それがなんとも微笑ましい。

一日の疲れも忘れてにっこりと微笑んでいた。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

お風呂上がりの焼酎が今夜も美味し。まったりまったりこれを記す。



2016年02月15日(月) 雪が舞う

昨日はすっかり春、今日は真冬の寒さとなる。

三寒四温を繰り返しながらやがて本格的な春が来ることだろう。


山里は雪が舞い冷たい風が吹いていた。

そんな寒さの中、三人のお遍路さんに会うことが出来る。

ひとりひとりに声をかけることが出来て良かった。

「寒いですね、雪ですね」ほんとうにささやかな会話だったけれど。



仕事はとても忙しく、気分はざわざわとしていたけれど

苛々とすることもなくそれなりに穏やかな一日となった。

定時には帰れずとうとう二時間の残業になってしまった。

五時までには帰りたくて大急ぎで買い物をして帰宅する。


先に帰っていた孫たちが迎えてくれてほっこりと疲れを忘れていた。

さあ晩御飯の支度。娘が手伝ってくれて野菜炒めとか、ひじきの卵とじとか。

真っ先にお風呂に入ったじいちゃんが晩酌、食いしん坊の芽奈もつまみ食い。

ほれほれほれと今夜も大忙しでにぎやかな夕食となった。


忙しい一日だったけれど今日もとても穏やかに暮れて行く。

天気予報では明日の朝はぐんと冷え込みそうだ。

ぬくぬくのお布団にくるまってぐっすりと眠りたいと思う。


今日もありがとうございました。お風呂上がりの焼酎が美味し。







2016年02月14日(日) 未来がある

昨日の嵐が嘘のように穏やかな晴天となる。

気温もぐんぐんと高くなりすっかり春の陽気だった。



今日は地区の集会所で「還暦、長寿のお祝い」があって喜んで出席する。

午前中に神事があってしっかりと御祓いもしてもらった。

お昼には地区の人達がたくさん集まってくれてにぎやかな宴会となる。

みんながさかずきをさげてお祝いしてくれて「のめ、のめ」の行列。

同い年の友達といっしょうけんめいに飲んで返杯を繰り返す。

これが「土佐の宴会」飲めませんと言って断ればとても失礼な事になる。


友達のNさんとはほんとに久しぶりに会えてとても嬉しかった。

おしゃべりの花が咲く。昔話もしたりしてちょっと未来の話も。

また喜寿のお祝いには二人そろって元気に出席しようねと誓い合った。

米寿は無理かもと笑い合う。老人ホームに迎えに行くけんねとか言って。


そうなんだ私にもまだ未来がある。弱気になってはいけないとすごく思った。

還暦と言うだけですっかり老いてしまった気分でいたけれど

喜寿の人達の元気な笑顔に励まされている自分を感じた。


とにかく行けるところまでいかなくてはいけない。

そうそう簡単に死ぬわけにはいかない。がんばれ、がんばれ。


たくさんの笑顔と嬉しさと穏やかな一日をありがとうございました。




2016年02月13日(土) 春の嵐

午後から大荒れのお天気になる。ものすごい風。

すっかり春の嵐だった。春一番のニュースも流れる。


今朝はじいちゃんのムーブで綾菜を保育園へ送ろうとしていたら

じいちゃんの運転じゃないと行かないと駄々をこね始めて

やっと保育園に着いたらじいちゃんと一緒に行くと言って困らせる。

じいちゃん初めての保育園で照れ臭そうに綾菜と門をくぐって行った。

その姿がとても微笑ましくてこころのシャッターを押す朝だった。


お昼には「俺が行かんといかんな」と先に言い出すじいちゃんであった。

「やれやれ」と口では言っていても実はとても嬉しそうな様子。


午後はまったくお昼寝をしない綾菜を持て余しながら

ばあちゃんはトドになりじいちゃんはアシカだろうか。

一人遊びが上手になった綾菜の声を聞きながらうとうととまどろむ。


悪天候の一日だったけれど今日もとても穏やかな気持ちでいられた。

例年ならば川仕事で多忙な時期なのだけれど

天からさずかった「ありがたい日」なのだと受け止めている。


今日もありがとうございました。まったりまったりの焼酎が美味し。





2016年02月12日(金) わっしょい、わっしょい

お天気は下り坂、日暮れとともに雨が降り始める。


今朝はふたりのお遍路さん。ふたりともまだ若くてまぶしい姿。

今通量の多い国道でのことでただただ会釈をして旅の無事を祈る。



仕事はぼちぼち。同僚が通院日との事で午前中お休みしていて

すっかり開店休業状態になりひっそりと静かだった。

午後から私の車をちょっと見て欲しかったけれど言い出せず

実は今朝から変な音がし始めてとても気になっていたのだった。

まだ二年目の車なのでダイハツへ行った方が良いかなと思って

一度帰宅してからじいちゃんに付き添ってもらって行っていた。

一時間ほど見てもらったけれど原因不明。仕方なく預けて帰る。

じいちゃんは自分の車があまりに古いのでとても恥ずかしかったそうだ。

でも私はじいちゃんのムーヴがとても好きだ。久しぶりの助手席も嬉しい。


帰宅したら保育園から帰っていた孫たちが待ちかねて迎えてくれる。

娘と大急ぎで夕食の準備、食いしん坊の芽奈は大騒ぎしていた。

「さあ出来たよ」と言う前にもう芽奈はつまみ食いを始めていた。


わいわいわい。今夜もお祭りのような晩御飯。

そのにぎやかさと言ったらまるで蜂の巣をつっついたようなありさま。


今日も楽しくて穏やかな一日をありがとうございました。

金曜の夜なのでばあちゃんは焼酎をぐびぐび飲みながらこれを記す。



2016年02月11日(木) たんぽぽ日和

すっかり春のような陽気。沖からの南風はまるで春風のようだった。


午前中は娘たちと一緒に買物がてらフジグランへ。

孫たちはゲームセンターでイベントがあって大喜びで遊んでいた。

芽奈が帰るのを嫌がって大泣きになったりちょっと大変だったけれど。


ゲームセンターでバド仲間のMさんに久しぶりに会った。

お互い孫を連れての再会。なんだかすごく歳月が流れたような気がする。

彼女はずっとバドを続けているようでとても溌剌としていて元気そう。

私はと言えばすっかり重くなってしまった身体をもてあましていて

それなりに老いてそれなりにおばあちゃんが板についてきている。

同い年の彼女がとてもまぶしく見えた。活き活きとしていてとてもきれい。

だからと言って自分を見下すのはよそうと思った。私はありのままで

背伸びをすることもなくずっとこうして老いて行きたいと思った。



お昼下がり、あまりのぽかぽか日和にさそわれてみんなでお散歩。

お供え物のミカンなどをさげてお大師堂まで歩いて行く。

「なむだいしへんじょうこんごう」久しぶりの綾菜のお経が嬉しい。

小さな手を合わせながら「めいちゃんがおねつでませんように」って。


お大師堂のそばでタンポポを見つけたりしてほっこりほっこり帰って来た。


今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございます。

生きているって嬉しいことだなってあらためて思ったいちにち。






2016年02月10日(水) 今日は「ふとんの日」だそうです

氷点下の朝だったけれど日中はとても暖かくなる。

あちらこちらに梅の花が咲いてほっこりと心が和む。

逆打ちのお遍路さんがひとり、降り注ぐ日差しの中を颯爽と歩いていた。



仕事は今日も忙しく少し残業になり急いで帰路につく。

高速の入り口で信号待ちをしていたら後ろにパトカーが来てしまった。

制限時速70キロを超えないようにドキドキしながら走って帰る。

いつもは90キロぐらいで走り抜けているので良い戒めとなったのかも。



帰宅が遅くなったけれどなんとなく気がかりになってお大師堂へ。

お供えのお菓子やミカンがきれいさっぱりと無くなっていた。

お賽銭は無事でも今まで時々こんなことがあったのだった。

ゴミ箱の中にミカンの皮があって持ち帰ったのではなさそう。

ちょっとショックな気持ちもあるけれどあれこれと詮索しないでいる。

お大師さんがおなかペコペコだったのだなあとにっこり笑って帰ってきた。

無くなってしまったらまたお供えすればよい。それも私の楽しみだもの。


明日はお休み、またお供え物を持ってゆっくりとお参りをしよう。



今日も穏やかな夕暮れ。娘が遅番だったのでちょっと手抜き料理。

家族が文句も言わずにちゃんと食べてくれるのがほんとにありがたい。


今日もありがとうございました。今夜も焼酎が美味しくまったりさんとこれを記す。



2016年02月09日(火) 福の日

まるで春一番のような強い風が吹き荒れる。


2月9日、今日は「福の日」だと知り

仕事帰りに西日本宝くじを買ってみる。

売り場には顔なじみの福本さんが居てくれてなんとラッキーだった。

買ったとたんにもう夢を見始めていた。

捕らぬ狸の皮算用とはよく言ったものである。

欲しがる人には当たらないと言う宝くじ。

けれども欲しがらずにいるのはとても難しく思える。

藁にも縋るような思いでいつもいつも夢を買うわたしであった。



帰宅して久しぶりに綾菜を迎えに行く。

「おばあちゃん、きょうのばんごはんはなあに?」

あれこれと応えると「じゃああしたのばんごはんはなあに?」

ほのぼのと愉快な会話がとても楽しかった。

実は毎日のメニューを考えるのはとても大変なのだけれど

頭を悩ませながら子供も大人も喜ぶような物を作るようにしている。

それもばあちゃんの楽しみ。そうね、明日は何にしようかね。


今日も穏やかに暮れてほっこりと幸せをかみしめている。

ふっと思った、毎日が「福の日」なのだなって。

今日もありがとうございました。今夜の焼酎も美味し。



2016年02月08日(月) 空を見あげる

朝はかなり冷え込んでいたけれど日中は暖かくなる。

昼下がり仕事の手を止めて少しのあいだ空をみあげていた。

出棺の時間だった。「ごめんね、ゆるしてね」と空に手を合わす。

吹っ切ったつもりでも吹っ切れていない愚かな自分を感じる。



仕事帰り、以前は毎日のように買い物をしていたスーパーへ立ち寄る。

12日を最後に閉店するのだそうだ。やはり経営難のようだった。

閉店セールで混雑していたけれど、顔なじみの店員さんのレジに並んだ。

そうしてお別れの言葉を交わしあう。しんみりと寂しいけれど笑顔で。


それから街中の商店街に行って老舗の呉服屋さんへ寄ってみた。

綾菜にちょうど良いウールの着物が見つかって衝動買いをしてしまう。

予算よりもずいぶんと高かったけれど可愛い孫のためならなんのその。


しかし家に帰るなり娘から大クレーム攻撃を受けてしまった。

ネットオークションで良い着物があって今日落札したのだと言う。

わずか2500円だとか。それもほぼ新品だと言うからびっくり。

私の買ってきた着物は「あやに見せたらいかんよ」と叱られてしまう。


しょんぼりと呉服屋さんに向かう夕暮れ時、なんとか返品が叶った。

孫たちの物を買うときはやはり娘に相談してからにしなければ

ばあちゃん反省の出来事も、夜には笑い話になっていたけれど。


あれこれの一日だったけれど今日もありがとうございました。

今夜も穏やかさの毛布にくるまってぐっすりと眠りたいと思う。



2016年02月07日(日) 茜色の空に放つ

ほんの少し日が長くなったようだ。午後六時の茜色の空。


今日は山里から訃報が舞い込んで来て

ショックと言うよりとても複雑な気分で過ごしていた。


最後に会ったのは20年ほど前だろうか。

いろんなことがあってお互い傷ついてしまったのかもしれない。

そして同時にたくさんの人を傷つけてしまったのも事実である。


風の噂を耳にする時も会ったけれど、とてもとても遠い人のように思った。

自分なりに封印していたものを二度と開きたくない強い思いもあった。



明日がお葬式とのこと。私は参列しないことを決める。

迷いはなかった。どんなに薄情者と言われようと私は決して行かない。


再会するならば「あの世」でと思っている。

「おお、やっと来たか」と笑って迎えてくれることだろう。

よぼよぼのおばあちゃんになった私の手を

まるで息子のように手を差し出してくれそうな気がする。


たくさんの思い出をありがとう。青春時代がとても懐かしく思い出される。




お風呂上がりの孫たちとはしゃぎながらぎゅっと抱きしめたくなった。

「いま」がある。どんな過去よりも「いま」ほど愛しい時はなかった。



2016年02月06日(土) なんとかなっている

曇り日、さほど寒くはなかったけれど強い西風が吹く。

四万十川では先日から天然青海苔漁が始まっていて

たくさんの川船が出て川面をにぎやかしている。


そのせいかそわそわと落ち着かないじいちゃん。

今年は青さ海苔の成長が著しく遅れていて少し焦っているせいだろう。

我が家も青海苔漁をと思うのだけれど、もう20年ほど遠ざかっている。

若い頃のようにはいかないよと宥めてやっと諦めてくれたようだ。


例年ならそろそろ青さ海苔の収穫を始める頃になったけれど

いまだめどが立たず。とにかく希望を持ってその時を待ちたいと思う。

自然相手のこと、これも試練だと思って耐えていかなければいけない。




今朝は芽奈の熱が下がっていてほっとひと安心。

娘がお休みだったので保育園はお休みして月曜日まで様子を見ることに。

抗生剤はまだ飲み続けなければいけなくて、来週また再検査だった。

どうかこのまま順調に快復してくれますように。


午後、綾菜と約束していたお雛様を飾る。

大喜びの綾菜が「おきものがきたい」と言い出してタンスから出したけれど

ずいぶんと背が伸びたものだ。もうちんちくりんに小さくなっていた。

ぐすんぐすんと涙を流す綾菜が憐れでならないばあちゃんだった。

お雛祭りまでにはなんとかしてあげなければと思う。



あれこれと思うことはあるけれど、今日も穏やかに暮れていく。

ふっと思った。試練のない人生なんてほんとうにつまらないもの。

そう思うと与えられた日々が愛しくてありがたくてならなかった。


今日もありがとうございました。またほろ酔ってまったりとこれを記す。





2016年02月05日(金) ぽかぽか日和に

朝は寒かったけれど日中はぽかぽかと暖かくなる。


いつものように忙しい朝。芽奈の検温をしたところ

少し微熱があり保育園に行けそうになかった。

今日はどうしても急ぎの仕事があり朝のうちに山里の職場へ。

大急ぎで仕事を済ませてとんぼがえりする。

その間はじいちゃんがお守りをしてくれていて大助かりだった。


先日の熱の名残かなと思ったけれど念のためにまた小児科へ。

そうしたら「溶連菌感染症」という喉の病気だとわかる。

幸い症状は軽いけれど合併症を起こしやすい病気だと聞きおどろく。

しばらく抗生剤で様子見。食欲もあり元気なのできっと大丈夫だろう。



芽奈がお昼寝をしている間に買物を済ませお大師堂へ。

顔なじみのお遍路さんM君と再会する。

息子と同い年、弟と同じ名前のお遍路さんだ。

あまりゆっくりとは話せずなんとなく気にながら帰宅したのだけれど

もしかしたらと思い夕方になって食料を差し入れる。

それと靴下。ちょうど息子が残して行っていた新品のがあったから。


「どうしてわかったんですか?」とびっくりと喜ぶM君。

ささやかなことだけれど役に立ててとても嬉しかった。

会うたびに息子のように弟のように思えてならないお遍路さんだった。


気忙しい一日だったけれど今日はM君をはじめ4人のお遍路さん。

立春を過ぎ少しずつお遍路さんが増えてくれそうな気がしている。


今日もそれなりに穏やかな一日。ありがとうございました。

今夜も例のごとくの焼酎でまったりまったりこれを記す。





2016年02月04日(木) ほっこりと立春

立春。春は名のみの風の寒さやと歌われているけれど

今日のおひさまはとても優しくてほっこりと春らしさを感じた。

朝の道の菜の花。そして梅の花。心の中にも花が咲きそう。


仕事は今日も忙しくまたバタバタと走り回っていた。

そんな活気が嬉しい。独楽鼠のような自分が楽しい。

母とは相変わらずぶつかることが多いけれど

それだけ母が元気になったのだろうと思うことにした。

どうかこのままずっと元気でいて欲しいと願ってやまない。



帰宅してお大師堂へ。今日はお参り仲間のSさんに久しぶりに会った。

「またやられた〜」とSさん。お賽銭箱の中の50円玉が無くなっていた。

わずかの事だけれどやはりとても残念でならなかった。

私が管理をしていた時もそうだっけれど、Sさんも毎日気にかけてくれている。

「そのうちバチが当たるけんな」とSさん。「そうよそうよ」と私も応える。

その時には二人とも笑い合っていて、些細なことになって流れて行った。



夕暮れて茜色の空を眺めれば、一日の疲れもほんのりと空にとける。

孫たちのはしゃぎ声を聞きながらまったりと焼酎を飲む夜。


今日もありがとうございました。ほっこりほっこり生きています。










2016年02月03日(水) 鬼ばばあになる

朝は冷え込んでいたけれど日中は少し暖かくなる。

梅の花が咲き始めた。ほっこりと春の便りが嬉しい。



今日も仕事が忙しくバタバタとしていたけれど

お客さんの車を納車に行っていたら外国人のお遍路さんがふたり

男女の二人連れはたまに見かけるけれど男性の二人連れはちょっと珍しい。

旅は道連れで途中で仲良くなったのかもしれないなと思った。

どこの国から来てくれたのだろう。すれ違いざまにそっと会釈をする午後。



少し残業になり急いで帰宅する。今日は娘が遅番なので

久しぶりに綾菜をお迎えに行っていた。

保育園にも赤鬼さんと青鬼さんが来て大暴れしたとのこと

みんな泣きながら必死で豆まきをしたそうだ。

興奮気味の綾菜が「おにさんやっつけたが」と話してくれる。


夕食後、我が家にも鬼さんがやって来る。ちょっとした鬼ばばあ。

暗い庭から窓をダンダンと叩いて「鬼だぞ〜出てこい」と叫ぶ。

戸を開けた綾菜のそれは真剣な顔。最初は笑っていたけれど

鬼ばばあがだんだん怖くなってとうとう泣き出してしまった。

笑ったり泣いたりそれはそれは楽しい豆まきだった。


今日もありがとうございました。この穏やかさがたからもの。



2016年02月02日(火) もういいかい もういいよ

少し風が冷たかったけれどよく晴れてうれしい青空。


そうして芽奈の熱も一気に下がっていてびっくりするほど。

長期戦を覚悟していただけになんだか奇跡みたいに思えた。

間違いじゃない?娘に言われて何度も熱を測って確かめる朝。

とりあえず保育園に行かせてみることにする。

もしまた熱が出たら迎えに行く段取りをして娘も私も仕事に行く。


どうかどうかと祈りながら仕事。今日も忙しくてバタバタと走り回る。

ざわざわと落ち着かずにいたところ職場の前の道をお遍路さんが歩いていた。

ひとり、ふたり、ふっと肩の力が抜けて穏やかさを取り戻すことが出来た。


いつもこころに余裕をとあらためて思った日。お遍路さんに会えて良かった。


少し残業になり帰宅。そうして娘と孫たちが元気に帰って来る。

良かった。芽奈は保育園でも平熱でずっと元気でいてくれたようだ。

綾菜は明日の節分の事で頭がいっぱいのようで「おにさんがくる」って

そうね、どんなに怖い鬼が来ても豆まきをしてやっつけようね。


今日も穏やかな夕暮れ。ありがとうございましたと手を合わす。

ぐっすりと眠ってまたあしたのとびらをそっと開こう。






2016年02月01日(月) もういいかい まあだだよ

曇り日、気温は高めだったけれど肌寒さを感じる。

おひさまがかくれんぼするとやはりさびしい寒さ。



芽奈、今朝も40℃の高熱。心配するおとなたちをよそに

ご飯にちりめんじゃこをのせてわしわしと食べる。

玉子焼きもウィンナーもいつもと変わらない旺盛な食欲だった。


お薬が残り少なくなっていたのでまた小児科へ連れて行っていたけれど

病院でもじっとしておらず走り回るのを追いかけていた。

お医者さんも首をかしげるくらいの元気でほんとにびっくりぽんだった。


前回は扁桃腺の熱だったけれど、今回はちょっと違うようだ。

また二日後に診せてほしいと言われて今回も長期戦になりそうな気配。



午後はお昼寝をするのでじいちゃんにまかせて仕事に行こうと思って

母に電話したら「来なくても良い」と言う。喜んでいいのか複雑な気分。

結局は芽奈が思うようには寝てくれず休ませてもらって良かったのだけれど。



ばたばたの一日でお大師堂にも行けなかった。

毎日の日課だけれどたまにはこんな日もあってよしとしよう。


あしたのことはまたあした。どんな風が吹くのだろうか。

かくれんぼしていたおひさまがにっこりと微笑んでくれますように。










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