ウィングのつぶやき
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2005年03月30日(水) あらためてメモライズについて語りましょう その

ようやくVロッドをアップすることができました。
今日は改めて、メモライズについて説明しようと思います。

メモライズが他のシャフトと決定的に違うのは、手元近くがかなり柔らかく設計されているという点です。そのために超・手元調子と呼んでいます。そして、「先端が硬い」ということも、大きな特徴なんです。

通常は逆で、先端が柔らかくて手元が硬いんです。なぜかというと、先が細くて手元は太いからです。細い部分は柔らかく、太い部分は硬い、きわめて当たり前の話です。

そういう形状的な制約があるにもかかわらず、細い部分を硬く、太い部分を柔らかくしたのがメモライズなんですね。さりげなく言ってますけど、これって実は凄いことなんですよ。

なぜ先端が硬いといいのかといいますと、ヘッドがユラユラ揺れないからです。揺れている状態だとフェースの向きは安定しませんし、本能的にボールとコンタクトするのが難しいと感じますから、自然にボールにヘッドを当てにいくようなスイングになってしまいます。
それに、柔らかいわけですから、インパクトの衝撃に負けて、ヘッドは押し戻されるような動きをします。

↓こんな感じですね。



飛ばすためには、ボールの重心とヘッドの重心が一致するようなスクエアなインパクトが必要ですが、こういう挙動のクラブでは、なかなかそれは難しいんですね。上っ面だけをなぞるようなインパクトにもなりやすく、飛距離は望めません。

でも問題なのは、そういうインパクトにみなさんが慣れてしまっていることです。先がしなったほうがヘッドが走っているように感じるんですね。でも、実際走っているのかもしれませんが、フェースはどこを向いているかわからないし、ボールにぶつかったら衝撃に負けてしまうわけですから、飛ぶわけがないんですよ。

そういう飛距離のロスをなくすために、先を硬くし、それだけではしなりを使えませんから、手元を柔らかくすることによって、しなるようにしているのがメモライズというわけなんです。  

↓これがメモライズのしなり方です



 (その△砲弔鼎)


2005年03月24日(木) 想定外!?

 まもなくVロッドが発売になります。プレスリリースは作らなきゃいけないし、そもそもホームページのアップをしなければ、と思っているところなのですが、「想定外」のことが起こっています。
 実は事前にお譲りしますよ、とここでこっそりアナウンスしたところ、予想以上の反響をいただきまして、ロフト10.5度があっという間になくなってしまいました。(用意していた数が少ないだけ、という噂もありますが・・・)
 何しろ10.5度のRが良かったもので、「10.5のRは最高です!」と声高に叫んでいたら、みなさんも「じゃあそうします」と素直に信じていただき、その結果、手元には9.5度のヘッドだけが残りました・・・。

 というわけで、次に10.5度のヘッドが入荷するのは4月8日の予定です。ただ、これも数が多いわけではないので、欲しい方はお早めに。正真正銘の少数限定生産なので、迷っていると、買いそびれます(笑)。

 ところで、新しいメモライズにはノーマルスペックとハードスペックがあるという話をしましたが、ここでその違いをご説明しておこうと思います。

まずはスペックを紹介しますと、

ハードX重量77グラム トルク 3.0
ハードS重量70グラム トルク 3.3
ハードSR重量62グラム トルク 3.8
(カラー ブラック)

ノーマルSR重量52グラム トルク 4.8
ノーマルR重量49グラム トルク 5.0
ノーマルL重量46グラム トルク 5.5
(シルバー/ブラック)先端にシルバーのグラデーションが入ります

調子は 超手元

 SRはハードとノーマル2種類ありますが、よほどのハードヒッターでない限りノーマルがいいと思います。ハードはけっこうしっかりしているため、どちらかというと左にひっかけたくない方向きですね。
またRとSRはしなり方としてはほぼ同じ、違いは重量だけですね。
(ウィングは黒一色のハードSを使っていますが、
グラデーションの入るノーマルのほうが 見た目はクール!だと思います)



そうそう、ヘッドですが、4種類ありまして、
8.5度 9.5度 10.5度 13.5度です。
13.5度は女性用にと考えています。13.5度のフレックスL、そしてグリップは細めにつける、これで女性ゴルファーもガンガン飛ばせますよ〜。



↑これが一番参考になりますね(13.5度を14度と表記しています)

お問い合わせ,お申し込みはmasda@openface.co.jpか03(3543)3303までどうぞ。




2005年03月20日(日) 新ドライバー「Vーロッド」発売直前情報です

V-ロッド


フェース


上から



いま練習場から帰ってきました。
新しいドライバー「Vロッド」のロフト10.5度、フレックスRを試打してきたのですが、凄くいいですよ!
ヘッドが410佞泙蚤膩寝修靴燭里法⊇杜未老變眠修気譟△箸砲く振りやすく、それでいて安定感があるんです。

C03には「上品な飛び」という印象を持っていたのですが、Vロッドはまさしく「バカっ飛び」ですね。特に初速の速さが物凄くて、打った瞬間にネットに突き刺さる感じです。正直ヘッドスピード47〜48m/sのウィングにRシャフトは少しやわらかく、上がりすぎるきらいはありますが、気持ちよさからいくと、断然ウィングのハードスペックのSよりノーマルスペックのRかSRがおすすめですね。



↑これが新しいメモライズです。

実は今回メモライズシャフトがリニューアルしまして、軽量化したノーマルスペックと、やや重量化したハードスペックの2タイプできたんです。
とにかく気持ちよく振れて、よりヘッドスピードを上げたいというならノーマルスペックだし、方向性に保険をかけながら飛距離を伸ばしたいのであればハードスペックでしょう。

ノーマルスペックがあまりにいいクラブなんで、ウィングはいま興奮してます。これ、セールストークとかではなく、本当に凄いクラブができましたよ。単に飛ぶだけというクラブはいっぱいありましたけど、Vロッドは方向性を確保した上で、そういった飛ぶクラブに共通するフィーリングを持っているという意味で、稀有な存在になるんじゃないでしょうか。

↓グリップにはバックラインが入りました。



マジで興奮してます。

「Vーロッド」は5月1日発売予定で、ホームページにも近々アップする予定です。もしその前に欲しい方がいたら03(3543)3303(販売担当松本)までお電話いただくか、ウィング(wing507@ap0015.com)までご連絡ください。
価格は税込み73500円です。

また、ゴルフパートナーで配っているフリーペーパーCom.最新号にも詳細が載ってますので、そちらもよろしくお願いします。


2005年03月14日(月) 感傷的なわけではないのですが・・・

昨日の夕方、フジテレビでウィンドサーファー飯島夏樹さんのドキュメンタリーが放送されました。
がんに冒された飯島さんは、残りの人生を愛する妻と4人の子供と共に精一杯生き、そして1編の小説を残し、先月の28日に天国へ旅立たれたのです。

番組の中で飯島さんは、
「主役は波であり、風であり、海そのものなんですよね。人間なんて、その中でちょこっと遊ばしてもらっているようなものですよ」と語っていましたが、その言葉がウィングの中にぐぐっと入り込んできました。

この場で「家族を残して死ぬ」ということを論じるには、あまりにもスペースがないし、体験したこともないので論じるのは控えますが、純粋に生をまっとうした人間が到達する「生かされている」という境地にはとても共感できました。

ウィングはオーガスタを訪れたとき、そういう気持ちになりました。踏みしめている大地が鼓動しているような感じ、風や木、そして芝の1本1本が意思を持っていて、ゴルファーの欲や煩悩をたしなめようとしているような、そんな印象を受けたのです。

ゴルファーもまさに、空や大地に遊ばせてもらっているようなものではないでしょうか。

グレッグ・ノーマンの2度の悲劇、そしてオーガスタでつかみかかっていた勝利を逃したミケルソン、彼らが体験した予想もしない結末は、彼らに与えられた試練、もしくは純粋にプレーした勝利者への自然からのプレゼントだと思えて仕方ないのです。


1996年のマスターズ。ファルドに6打差を大逆転されて負けた直後、ノーマンはインタビューのためプレスルームの入り口に立ち尽くしていました。現場にいたウィングはそのすぐ後ろにいましたが、背中から発した湯気が荒々しく立ち上り、それが夕日に照らされて、きらきらと輝いていたのが忘れられません。
荒々しい湯気、それは冷静を装うノーマンの、本当の気持ちのような気がしたものです。

いたたまれなくなってプレスルームを離れたウィングは、クラブハウスの裏でミケルソンが、くったくのない顔でキャディとキャッチボールをしている姿を目撃しました。その表情にはまだ、いまと違って苦悩の皺が1本もなく、「この人はまだ当分メジャーには勝てないだろうな」と感じたものです。

同い年のプロサーファーの生と死が、あらためて気づかせてくれるものは多かったですね。

とりあえずいまのところ生かされていて、ゴルフというすばらしいスポーツと出会い、付き合えていることに感謝したいと思います。


2005年03月09日(水) やっぱり・・・

今週発売の「週刊ゴルフダイジェスト」に、「藤野オリエ選手は昨年終わりから増田哲仁コーチに師事し、スウィング改造に取り組んだ」と書いてありました。

やっぱりそうでしたか。哲仁コーチから「藤野は本気でやめようと思っているみたいだから、放っておけなかったんだよね」という話は聞いていたのですが・・・・早く結果が出てよかったと思います。


2005年03月07日(月) 女子の開幕戦に思うこと

女子の開幕戦は盛り上がってましたね〜。藍ちゃんのブレークぶりにはホントびっくりします。

ウィングが藍ちゃんとはじめて会ったのは、彼女が高校2年生の時。ちょっとした取材で、カメラマンとウィングと藍ちゃんの3人きりでした。いまみたいに取り巻きがいませんでしたからね。

仙台の練習場で一人練習しているところに訪ねていったんですけど、そのときからなんともいえないオーラが出まくってましたね。ウォーミングアップにすごく時間をかけていたのが印象的でした。

アマチュアなので謝礼は払えませんでしたから、心ばかりのお礼を送ったら、後日「宮里です。ありがとうございました」とちゃんと電話をかけてきてくれて、「よくできた娘だな〜」と感心した覚えがあります。ウィングは単純ですから、それだけで宮里派になりました(笑)。

きっとメディアの人たちもみんな同じように好印象を持っていたんでしょうね。じゃなきゃ、あんなにあっという間に人気者にはなれませんから。
最近の加速的な人気はもちろん彼女の実力ですけど、世の中に出始めたころのメディアへの異常なまでの露出は、絶対「宮里派」の力だと思いますよ。

話は変わりますが、優勝した藤野オリエ選手は、昨年調子が悪くて、どうしようもなかったときに、哲仁コーチに教えてもらっていたみたいです。なんでもゆるゆるシャフトの練習器具を使ったせいでスウィングがおかしくなってしまったとか。

継続して教わっているかどうかは聞いてないのですが、テレビで見た限りでは、スウィングに哲仁コーチのニュアンスがかなり入っていたように思えます。18番のウエッジショットなど、明らかに以前のスウィングとは違っていて、しっかりクラブを引きつけながらターンしていましたからね。

いずれにせよ、おめでとうございます藤野選手!


2005年03月06日(日) 言っちゃっていいのかな〜?

 昨日の土曜日、千葉のマスダゴルフで増田雄二社長と大越さん(マスダゴルフのチーフクラフトマンです)と打ち合わせをしました。

 まあ、打ち合わせといっても、ほとんど鳥カゴで試打してたんですけど (笑) 雄二さんが「調子が悪い」と言うんでスウィングチェックしたり、自分もいま取り組んでいる新しい下半身の使い方を練習したり、いや〜、ボールを打ってると時が経つのを忘れますね。

 もちろんちゃんと話すべきことは話しましたよ。今月から販売と製作を完全に分けて、雄二さんたちは開発に専念し、販売とプロモーションはウィングが担当することになりました。そして今月からプレス担当として新たに加わる予定のM君も加わって、今後の展開を打ち合わせしたのですが、この計画を実行していくと、マスダゴルフはすごく面白いゴルフメーカーになると思います。

 また、ここを見てくれている人たちだけへのニュースなんですが、もうすぐ新しいドライバーが発売されます。センターバランスのコンセプトはもちろんそのままで、ヘッドが大きくなりました(410奸法でも重量は軽くなっているので、とても扱いやすくなってますよ。名前は「Vロッド」と言います。

 先月行ったグアムでもテストしたし、今日行ったメトロ(練習場)でも売ってきましたが、この新製品飛びます! そして曲がりません。よくあるフレーズですけど、本当なんです。

 なんでかというと、ヘッドの大型化軽量化だけでなく、メモライズも進化したからなんですね〜。アベレージ向けには軽量化してより振りやすく、ハードヒッター向けにはやや重量を増し叩けるようにしました。そして剛性をマイナーチェンジし、しなりをより均一化させることに成功したのです。

 もうすぐ発表できると思いますので、どうか楽しみにお待ちください。


ゴルフライター小林一人

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