ウィングのつぶやき
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2004年07月24日(土) |
アイアンをプロトタイプに変えました |
ウイングは最近、アイアンをコンプリートからプロトタイプに変えました。スイングの感じがいいのと、好調な203ウエッジのフィーリングをミドルアイアンまでつなげたいと思ったからです。
プロトタイプアイアンのデザインは、203ウエッジと同じコンセプトです。ホーゼルが長く、トウ部分がカットされていて、重量がシャフト寄りです。この重量配分によって、シャフト軸線に対する感覚が鋭敏になり、フェースコントロールが良くなるというのがコンセプトなんですね。
で、変えてみての感想はといいますと、これがいいんです!
203ウエッジはもともと、スリークオーター気味にコンパクトに上げて下ろすだけでターゲットに飛んでいくというシンプルなイメージが作れていたのですが、5番アイアンぐらいまでは同じ感覚でいけます。(3、4番はむしろ球をつかまえすぎないように注意が必要です)スイングがいまの感じなら、プロトタイプのほうがプレーしていて楽しいし、スコアもよくなりそうです。またスイングが下降気味になったら、コンプリートに戻して立て直そうと思っているところです。 話は変わりますが、実は昨日、思い切って視力矯正手術を受けました。いわゆるレーシックというやつなのですが、これが快適です。ウイングの視力は右0.02左0.04というド近眼だったのですが、なんと右1.5左1.2になったんです! 手術翌日から裸眼で車を運転できてしまうという奇跡! タイガー・ウッズが手術に踏み切った気持ちが理解できました。
手術してもらったのは国立東京医療センター(旧国立第2病院)です。国立なので、鋭利目的ではないし、執刀医の大野先生が名医との評判を聞いてここに決めました。レーシックというと、やたら宣伝が目につくので、なんだか怪しいと思っていましたが、安心して手術を受けることができました。
いや〜、世界が変わりましたね。
興味のある方は東京医療センターのホームページをご覧になってみてください。(アドレスはhttp://www.lasik.go.jp です)
2004年07月16日(金) |
MLBのオールスターを見て思ったこと |
メジャーリーグのオールスターゲームを見て思ったんですけど、向こうの一流バッターはとにかくフォローで手首を返さずに振り切りますね。哲仁コーチがいつも言っている、「体の向きの入れ替え」でバットを動かしているのがよくわかります。手首を返すぐらいなら、右手を離して(右打席の場合)バットの加速を止めないようにしているようです。(ビジェー・シンなんかはそういうスイングですね) われらが松井選手はフォローで左手を離さないように心がけているみたいですが、左手でブレーキをかけるのではなく、体の左サイドのスピードを上げて回転を鋭くしようとしているように見えます。この意識と動きによって、軸がブレなくなっていますよね。 いや〜どのバッターもスイングが速い。そしてバットの軌道よりも、体の動きのほうが目につきます。 つまりこれは、空振りを恐れず、球に合わせず、自分中心にバットを振る、という増田理論の根幹ですよね。(ゴルフの場合、空振りはマズいですけど) メジャーの強打者のようにクラブを振るゴルファーがもっともっと増えればいいと思いますね。 彼らはパワーがあるのはもちろんですが、スイングが実に理にかなっています。言ってみれば、体の回転にブレーキをかけない、そういう要素は排除していく、という増田理論の実践者たちです。だから飛距離が出るんですよね。 マスダのクラブだけでなく、哲仁コーチの理論ももっと広まればいいなと願うウイングでした。
コンプリートアイアンの別売ウエッジが初心者にはオススメ、と言いながら、ホームページに画像がありませんでしたね。大変失礼しました。 別売ウエッジはこんな感じです。 AW
SW
慌てて撮ったので、角度が若干変ですが、雰囲気が伝われば幸いです。 この別売ウエッジ、プロトウエッジや203ウエッジよりバンスがあるのでミスが少ないのが特徴で、また、方向性が抜群です。 細かい操作性はプロトや203にはかないませんが、まっすぐヘッドを出すことにかけては、優るとも劣りません。 コンプリートアイアンをお持ちの方は、PWでアプローチをしてみてください。とても簡単だと思います。(上級者には簡単すぎてもの足りないかもしれませんが) その簡単なフィーリングそのままで打てるのは、別売ウエッジなのです。
2004年07月05日(月) |
初心者にこそ使って欲しい「メモライズ」 |
最近出版されたクラブ購入ガイドの単行本(『間違いだらけのクラブ選び』ではありません)にマスダが紹介されていました。そこでの評価はというと、「価格が高く高値の花、上級者向け」ということでした。錚々たる大手メーカーと一緒に掲載していただいて光栄だというのが率直な感想ですが、「上級者向け」という評価にはひとこと注釈を付け加えておかなくてはなりません。
確かにマスダのクラブはゴルファーのレベルが高いほど、その真価が理解できるのだと思います。シャフトの違いや、ウエッジのスピン性能を感じられるのは、ある程度のレベルがないと不可能だからです。そしてまた、その価値を実感できない限り、安くはない価格を受け入れることは難しいのかもしれませんね。でも、作り手としては、これからうまくなりたいという方にこそ使ってもらいたいと考えているのです。
私事ですが、今年からサーフィン(ロングボード)を初めまして、すっかりハマっているのですが、サーフィンは最初にどういうボードを使うかによって、その後の上達の度合いがまったく変わってくるのです。初心者はテイクオフ(波に乗って、ボードの上に立つ)のしやすいボードを使わないと、最悪の場合、一度もボードに立てないまま挫折してしまうのだそうです。
ゴルフの場合も、初心者のうちにスイングの基礎を身につけられ、ある程度結果の出やすいクラブを使わないと、一生「難しいスポーツ」で終わってしまいます。そんなことにならないように、という増田兄弟の思いが込められたのがマスダのクラブたちなのです。
はっきり言って、上級者になればどんなクラブでも使いこなせます。しかし最も大切な要素といってもいいぐらいの「テンポ」がまだ身に付いていないゴルファーは、テンポを自然に引き出してくれるクラブを使わなくてはなりません。
「メモライズ」シャフトは初心者のテンポを引き出し、また上級者には好調時のテンポを思い出させてくれる「ガイドライン」の役割を果たします。そしてテンポができれば、自然に軌道の無駄はなくなり、理想的なプレーンを描くようになるのです。
ゴルフライター小林一人
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