ウィングのつぶやき
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この間、哲仁コーチ、雄二さんと話していたら、昔話になって、二人は子供の頃、木でクラブを自作していたとのことでした。 「私たちが子供の頃はクラブは貴重品でしたから、気軽に貸して下さいとはいえませんでしたよね。だから近所で手ごろな木を切ってきて、それを削って、ビニールテープを巻いてクラブに仕立てあげてました。プロゴルファー猿と同じですよ」と哲仁コーチ。 このクラブ、けっこう飛んだそうです。 「すごくシャフトが粘って、手や体の一体感が出るんですよ」 既製品を信じて使うのではなく、理想のスイングを生むための道具を自分たちで作る。いまのマスダのクラブ作りの原点は、熊本での少年時代に始まったんですね。
ゴルフライター小林一人
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