飲酒してしまうと放鳥も短くなるし夜だとかなしくなって安定剤の世話になることも多いので人生から酒を完全に排除するのが最適解なのかもしれないが、例えば北島亭のディナーにワインを飲まないとか耐えられるか？ もちろん耐えられない。
となると線引きの難易度が一気に上がってくる。
普段から飲んでないと酒の舌も鈍るし、酔いも早くなるし。
休みを取って朝から高円寺に行ってきた。
5年振りだろうか。駅前の喫煙所が頼もしい。ちなみに吉祥寺の東急にも屋上喫煙所がちゃんと残っていた。ずいぶんちんまりとはしていたけど。
ラーメンとめしとビールを堪能して店を出たら外国のかたが発券機で困っていたので片言の会話でなんとか意思疎通。浅草とかならパターンがあるが（「KAMINARIMON,Go straight」的な）なにせこちとら5年ぶりくらいの高円寺ではじめてのラーメン屋だ。だいぶあわあわした。サンディエゴからいらしたイケメンの寿司職人（！）だった。アブラハムさん。中国からでない外国人観光客が随分ふえた印象。英語喋れたらなあとは思うけど、最近は翻訳機も高性能だし、留学したいとか外国に住みたいとか出ない限りまあいいか、ってなっちゃう。一応通じるし。
吉祥寺に移動してパンを買う。ダンディゾンのBL30は奇跡だとおもう。ミルク分が多いパンが好きだ。
そういや吉祥寺ってスターパインズくらいしか来ないから、明るいうちに歩いたのは初めてかも。
映画『sio/100年続く、店のはじまり』UPLINK吉祥寺
ごはん映画が好きなのだ。厨房とか皿とか食材とか永遠に映画館で見ていたい。
『聖者たちの食卓』とか『三ツ星フードトラック』とか『しあわせのパン』とか。
荻窪の川勢さんにもずっと行ってないので全部ラウンドする気持ちはあったが、案の定朝のラーメンとビール、映画館の吉祥寺IPAでおなかいっぱい。ランチタイムもギリだし、吉祥寺をふらふらして帰る。帰りの電車でもこっそり飲酒してるし、帰ってからも呑んでる。よくぞアル中寸前で保っているものよと我がことながら感心するがいつまでもつのかはわからない。
ここのところ寒暖の差が激しく、そのせいか鳥たちも心なしか調子が出ない感じで心配していたが朝から放鳥しないで出かけてたらお怒りになっていたので「おお、元気いっぱい」と嬉しくなる。しかし冒頭に戻るが朝のラーメン屋からずっと飲んでいるので酔いながらの短い放鳥になってしまい悲しくて泣きながら日記を打ってる。号泣していても文章は書けるし例えば食べ物を扱った映画についてとか朝ラーメンについて月に4本くらい日記とかエッセイっぽく書いてくれとかの仕事なら喜んで受けるが、そういうのは名前が売れた作家とかがやるから価値があるんであって私の戯言はどこにも辿りつかないのだ。櫻子しってる。
ダンディゾンのパンをたくさん買ったのでオレんちの包丁の切れ味にほれぼれしながらカットし、半分は冷凍する。そういえばミントティも買ったんだった。鳥用の小松菜は洗うのが面倒で与えずじまいだったのでひどい。さいきん青菜が高い。ちょっと前に暑かった影響か。
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