眠る金
おもちレス 豚軟骨充
●2012年01月15日(日)
気がついたら1月も半ばになっていた。大変大変。(個人的に)前回の日記から数十分後。2年ぶりのいつもの正月。
日付が変わると同時に実家に友達が集結、近所の神社に初詣に行き、その後カラオケで朝まで本気で歌いまくり。
昼まで寝ておせちとワインでまったり、のはずが、年末の風邪が悪化してお酒はNG、おせちと母が丁寧に作ったお雑煮をいつもの通り餅なしでうまうまと食べて、風邪薬をごくり。
汁につかったもちが苦手なので、後できなこか砂糖醤油でおもちを食べよう、と思っていたけど、友達と会っていたり、母と外食を楽しんだりしているうちにすっかり機会を逃してしまった。
気づいたら去年も今年もおもちを食べてなかった。
下手したら3年くらい食べてないんじゃないか。
別におもちは嫌いなわけじゃないのに、ご飯を食べていたら大体幸せになるので、ついつい食べ損ねてしまっていた。
おもち、といえば思い出すのが『リトル・フォレスト』(五十嵐大介)だ。
第1巻の最後を飾るのは正月のお話。ここでずらりと主人公の食卓に並ぶのは、近所からのおすそ分けのおせちと、様々なおもちメニュー。
納豆もちはもちろん旨そうなのに加え、じゅうねもち、えびもち、しょうがもち、ふすべもち……食べたことのないおもちが、食べきれるのか!?というくらい。
ここでポイントなのは、やっぱりつきたてのおもち、ということだよなぁ。
えびもちはえびまで近所の川でとってきたもの。うう、真似できない。
以前は実家でもつきたてのおもちを買っていて、それは焼かなくてもついつい手が伸びる美味しさだったのだが、最近は家族も食が細くなっているので、大きな板状のつきたてもちは買わなくなっているみたい。
いろいろ想像しつつ、結局今に至るまでおもちは食べていない。ひとり暮らしだと大きなおもちパックを買うのもどうも躊躇われて。
最近は豆乳を使ったメニュー(特に豆乳パスタ)にはまっているし、相変わらず圧力鍋を使った煮込み料理にご満悦である。
以前作った時はいまいちの出来で、圧力鍋を買ったら一度リベンジしたかった豚軟骨の煮込み。
ある日、スーパーで何故か豚軟骨がずらり並んでいたので、早速購入、ゆでたまごと一緒に煮込んだところ、今度は骨がどこに!?というくらい柔らか、ぷるぷるの煮込みが出来上がった。ゆでたまごも理想の出来。
煮汁がたっぷりあるので、軟骨がなくなった今でも、新たなゆでたまごを作って冷蔵庫でだしに漬け込んでいる。いつもの味たまごと違って、だしがゼリー状になっているので漬け込みやすい。
冷えて白く固まったラードは冷凍保存。
また作ろう。ふっふー。
あと、最近荏胡麻油を野菜にかけて食べている。正月の食べ過ぎが響いているので。
(じゅうねもちって荏胡麻のおもちだよな。そう言えば)
そうかと思えば、昔ながらのカレースタンドに初めて入り、390円のカレーにしみじみしたり。
しばらく、カレースタンドのメニューをいろいろ試してみようかな。
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まあ、要は今年も相変わらず食べることばかりだなあ、ということです。
ちょっとした心境の変化もありつつ。
そんな中で頭の中に流れていた曲。