父 - 2011年02月03日(木) もう10年以上も前のことになってしまった。 父からの愛情を初めて感じるできごとがあった。 それ以降、私は慣れない人と話をしても 身体が震えることがなくなった。 どんなに苦手な人も大丈夫になった。 震えないということにおいては。 父が怖いという自覚はなかった。 怒鳴っていても、私には関係ないことだった。 反対に父が可哀そうだとも思っていた。 あなたの気持ちが分かる人はこの家には いないんだね。皆背を向けているね と思っていた。 たぶん父は、私を少しは信頼していたようだ。 私の前では、ひどいことをしないように していたのがわかる時があった。 でも、私の中では、震えるほどの恐怖を 感じていたのだ。 潜在意識の中で、たぶん生まれた時からの 幼児期体験の中で、 父からの愛情がないことから 不安が植えつけられたのだろう。 愛情を感じたとき癒された経験が 私を期待させる。 ...
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