浅草でのどぜう鍋のこと。 - 2010年07月15日(木) 会社終わり。課長とご飯。 新人は私ひとり。課長二人と三人で鍋をつつき、酒。うまいです。 昔の話、聴くのは案外好きだ。 正直、同期の人と飲み会をしてもそんなに話すことはないし、 特段話したい内容も無い。大抵話を合わせて終わるだけだ。 話したくないわけじゃないけど、飲み会してまで、お酒を一緒に飲んでまで、 正直そんなに話すようなことは無いんじゃないかと思う。 嫌いじゃないけどね。でも同期って仲間というか、 同じスタートラインに立った同士のような気がする。 だから、なんというか個人的な思いだけど、そういうところで、 無理に集まって愚痴とかそういうのを言うつもりはない。 ポジティブなことを話せば良いかというと、そうでもない。 なんだろ。何て言ったらいいか分からないけど、飲み会は勘弁。 休憩中とかの何気ないときにふと話し込んだりするのでいい。 要するにあんまり好きじゃないんだな。そういう同世代の飲みの雰囲気。 その点、上司は良い。「たくさん話したいことあるだろうな」と思う。 そしてそういう話を聴きたい。これは自分が部下気質だったからかなぁ・・。 上司から聴く話は、まずジェネレーションが違う場合がある。 世代間のギャップとかそういうのは問題じゃなくて、むしろ、 彼らの経験してきた話が面白い。略歴。人間としての歴史。 そういうのは、その人にとって何にも替えがたい貴重な体験談だからこそ、 まだ何も経験できていない新人の自分にとって得るものがたくさんある。 で、そのときこんな言葉を聞いた。 「KKDしかない。そうやって、やってきた。 あのときは本当に夢中で楽しかった」 KKDというのは、「勘・経験・度胸」の頭文字を指す。 こういう考え方は今現在見直されていて、 誰でもわかるように・できるように、俗人的な部分を極力排除して、 理論に基づいて手順に基づいて行えば、上手く出来る、と。 プロジェクト活動のPMBOKとかそうなのかな。分かんないけど。 とにかくそういうKKDがあんまり良くないように言われている昨今だけど、 課長たちの話を聞いていて、そういうのも、アリだろうと思った。 たしかに「時代が違う」って意見があるかもしれない。 個人的に、自分自身のことを、まさに「若者世代」で、 そういう昔かたぎな考え方の人とは正反対の思考じゃないかなとも思う。 だけど、だからこそ憧れる。何より経験。昔話を楽しそうに語る姿。 本当にいいな、と思う。 昨日「最近の若者は『夢』が無い」と、直属の課長が言っていたけれど、 やはり、時代が違うのかなとも思ってしまう。昔と今では。 でも、だからと言って「夢」なんて要らないと思っているわけじゃない。 楽しく仕事すること。楽しいとかそんなことを思うより夢中になること。 とにかく、必死になってカタチになっていく姿。すごい。良いと思う。 今、私はよく分からないまま毎日を過ごしているけれど、 とにかく今目の前にあることをやっていこうと思っている。 そして余裕があれば、少し周りを見渡してみたい。 必死に。とにかくとにかく、頑張りたい。楽しみたい。夢中に。 少し、元気を貰えた。 ありがとうございます。 *** 2010/07/15 23:26 ...
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