VITA HOMOSEXUALIS
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2017年12月26日(火) オナニー写真

 彼からも自分がオナニーしているところを撮ったという写真つきのメールが送られてきた。

 今度の写真はペニスの大写しで、顔は写っていなかった。

 一枚目は屹立したペニスの先から透明な粘液がひとすじ垂れているものだった。自分でしごいてガマン汁を出し、しごく手を止めて汁が滴り落ちるところを撮ったのだろう。

 二枚目はブレていた。かなり激しくペニスをしごいているシーンなのだった。

 三枚目は射精の後を写したものだった。ペニスの先からあふれた精液が数滴の珠を作ってペニスの脇を滑り落ち、陰毛の叢の中に届こうとしていた。

 私は射精のところを見てもあまり感じなかった。彼が激しく手を揺り動かしてペニスをしごいているところを見ても感じなかった。

 そのかわり、一枚目の、ガマン汁が滴り落ちている場面には感じてしまい、それを見ながら自分でもオナニーした。

 そしてもうひとつ、このたびの彼のメールには、「自分には変わった趣味がある」と書いてあった。

 「変わった趣味というよりは、ヘンタイなのかも知れません。俺のひそかな楽しみは、トランクスをはいたままオシッコを漏らすことです」

 それを読んだとき、私は妖しい興奮を感じた。かつての自分にも同じような嗜好があったからだ。だが、九州に行ってから最初の冬の、とある出来事で、そのことはもう、アタマの隅から追いやったつもりでいた。


aqua |MAIL

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