僕らが旅に出る理由
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2010年01月07日(木) good times and bad times

年末何をしていたかというと主に結婚式をしていたのだけど、実際にやってみて、しみじみ感じることがあった。
さすが人が人生の一大イベントと言うだけのことはあると思ったのは、古い友だちとの連絡が次々復活したこと。
中学時代仲良くしてて今は全く連絡してなかった友達、高校時代仲良くしてて今は全く連絡してなかった友達、大学時代仲良くしてて今は全く連絡してない友達に、それぞれ繋がった。
私は昔から友達を作っては放置、作っては放置みたいになってて、自分でもそれはよくないと思ってたので、こういう機会に連絡が復活するのは、うれしい。

ただ会ってみると、さすがに連絡が切れただけのことはあるというか、もう価値観がかなりずれてしまってる感じで、それが旧知の仲であるという心地よさと相殺しあって、終わってみると楽しかったんだか何なんだか、という印象しか残らないことが多かった。結局、こういう機会に復活はしてみても、持続はしない気がする。友達の中には当時のクラスメイトとこまめに連絡を取っている感心な子もいたけど、私がそうでないのは、不精という他に私自身が変わり続けてるせいなのかも知れない。

私は昔から結婚式に憧れがなく、いつでも、それよりその後の生活のほうが重要だと思っていた。もちろんウェディングドレスの試着とかすると瞬間的に血圧は上がるが、それがレンタル代ウン十万とか聞くと、いやもういいですわ、と一気に冷める。
人が結婚式に盛り上がるのは全然いいんだけど。なんか、私にはしっくりこない。これという実体のハッキリしないものに何百万もつぎ込むなんて無理だ。それなら職業訓練の学費に当てたほうがずっと意味があると思う。

ただ、私たちの為に親戚や友達が、万障繰り合わせ、礼服に身を包んで、式や披露宴に出てくれたのは有り難かった。私なんかが、そんなことしてもらえる値打ちがあっていいのかなと思うけど、結婚式は、そういう値打ちが自分にあると、思っていい日なのだろう。


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