HOSHI・HARU
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2002年05月02日(木) 京都日記3

今回は、南に足を伸ばして宇治市へも行った。
宇治と言えば、宇治茶、源氏物語、平等院鳳凰堂等で有名である。
私も宇治茶、茶だんごの名店、源氏物語ミュージーアム、宇治上神社、宇治神社、平等院へ行った。

宇治茶は、とても優しい味がした。渋みがすくなく上品な味だ。よく酒などで「本物はさりげない」と聞くが、それがあてはまるのかもしれない。

源氏物語は、男の私には馴染みがあまりなかったが、源氏物語ミュージーアム内でやっていた映画を見て、一端ではあるが、少し内容が分かった。現代とは正反対の超貞操時代というイメージの平安時代にもあんなにドロドロした男女関係の発想があったなんて驚きであると同時に、人間は何百年、いや千年たっても、その部分は変わらないのだなと思った。

宇治上神社は、全然知らなかったのだが、実は、日本で最古の神社だそうで、国宝であり、なんと世界遺産でもあるのだ。凄く得した気分だった。

平等院鳳凰堂は、ご存知10円玉に載っているあの建物である。やはり、カッコいい建物だった。鳳凰堂の全盛期は、極楽浄土とはこういう世界だというのを具現化させ、赤、金色、緑、青、黄色他、もの凄く派手な色使いをした、相当強烈な建物だったらしい。コンピュータグラフィックで再現していた。

今回、宇治を見たことによって、自分の京都に対する視野が広まったと思う。(私は、この視野が広まったなと感じる時が、たまらなく好きである)


ほし・はる |MAIL

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