HOSHI・HARU
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↑この図鑑内です
外人墓地から、元町へ降りてきた。昔、若い頃、何度かこの辺に来たが、その時は何故みんなが元町元町と騒ぐのか理由がわからなかった。退屈な町だな。と思っていた。しかし今回十年ぶりに来てゆっくり歩いてみると、並んでいる店は洗練されていて、商品も魅力的なものが沢山あった。 この変化は何だろう。これは私自信が変化したのだろう。もしかしたら大人になってきたということなのかもしれない。十年の間に、仕事、プライベートを通じていろいろなものを見て、感じて(といってもたいした過ごし方をしてきたわけではないが)。いいものの良さが少しずつ分るようになってきたのかもしれない。 うれしいような、おやじになったと悲しいような気分だ。 でも、せっかく世の中にはいいものが沢山あるのだから、それをいいと感じられなかったらもったいないので、これでいいのだ。
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