そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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今日は朝から彼と久しぶりに奈良に行ってきた。
彼は私をある鉱山跡に連れて行きたかったみたい。
出発直後はかなり不機嫌だったけど、走り始めると少しずつ機嫌は直っていた。
途中でコンビニによって食べ物や飲み物を購入した。
鉱山跡に行く前に、趣味で沢山の水晶などを採掘しているという男性のお店?に向かうことになった。
そこでは本当にたくさんの水晶や、煙水晶、蛍石など、たくさんの鉱石を見せてもらい、さらに沢山その方だけが知ってる場所を教えてもらった。
アサリの貝殻が鉱石になったもので鉄分が入り、オレンジ色になったもの。
キレイな蛍石など。。。
ここでは12時前から3時過ぎまで、合計4時間近く過ごした。
とても興味深い話しで、引き込まれながら彼と話を聞いていた。
Kさんは私の苗字を聞いて、いたく感心していた。 やはり石好きにとっては興味がある名前らしい。
そして彼も私も名字について、やや嬉しそうに自慢しているように見えた。
3時過ぎ、Kさんに別れを告げ、鉱山跡に向かった。
しかし時間も遅く、奥まで入って採掘する時間はなかった。
少しだけ方解石をひらって、帰ることになった。
だけど車内で彼は
「お前の顔、ぎっちょ」
とずっと言っていた。
それがたとえ冗談だとしても・・顔は笑顔でいても、心は深く傷ついていた。
でも、それをさりげなく彼に訴えても、彼がやめることもなかった。
ぎっちょって、汚いものに触ったのを他人にうつすって意味がある。
私が汚いって、彼は言いたかったんだろう。
それも顔がぎっちょって、やっぱり女性だからすごく傷つく。
その後パックンする場所を彼が探していたけど、結局見つからず。
目的地に行くことができなかった事で少し不機嫌だった彼。
「あー残念」
そう言いながら笑顔で別れた一日でした。
Toっちゃん
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