そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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2009年07月08日(水) |
2月27日の記憶―喫茶店で〜1時間20分〜 |
今日は逢えない
そぅ思いながら喫茶店で珈琲を飲んでいた。
だけど。
トイレにはいって出てきたら、とっちゃんがいた。
とっちゃんは私に
「よっ」
ってな顔で挨拶をして、いつものカウンターじゃなく、後ろの席に座ったとっちゃん。
とっちゃんの指定席には違う人が座っていたから。
私はとっちゃんにばれないように、とっちゃんを横目で見たりしてた。
驚いたの。
まさかとっちゃんに逢えるなんて思っていなかったから。
逢いたくて逢いたくて、とっちゃんに。
私は喫茶店のママにばれいように、とっちゃんにレッグ・マジックの説明書見せた。
すると、とっちゃんが私を呼んだ。
この前私が頼んでいた、後輩の数珠を手渡してくれた。
スギライトを二つ使って、ハニーストーン、ガーネット、アクアマリンなどを使った数珠。
スギライトは私が選んだんだけど、大丈夫だったみたい。
私は石を視るのはまだまだ苦手。
好きなんだけどね。
スギライトは5粒渡したんだけど、2粒しか使われていなかった。
「2粒以上入れるとキツくなりすぎるから…」
と教えてくれた。
あまり多くを話さないとっちゃん。
私を「お前」って呼んでくれるとっちゃん。
今までだったら喫茶店では私を必ず
「有美ちゃん」
ってちゃん付けで呼んでいたのに。
最近はずっと「お前」って“呼んでくれる”。
暫くしてカウンターに座っていたお客さんが帰り、とっちゃんがカウンターに移動してきた。
「やっぱり指定席じゃないと落ち着かへんわぁ〜」
って。
そしてようやく喋り始めたとっちゃん。
レッグ・マジックの説明書を改めて見せながら
「このレッグ・マジックのDVDに、プリケツのお姉さんが出てるよぉ」って言ったら
「ほな焼いといてくれ、家で見るから」
と言ったとっちゃん。
子供に変に思われるよ…?と言ったら
「この器具使ってダイエット出来るかどうかを検証してるって言えば大丈夫やもん」
と言うとっちゃん。
さすがだね(笑)
「レッグ・マジックで頑張ってプリケツになるんだもん」と私が言ったら
「無理やろ」
みたいな発言をしたとっちゃん。
DDでは
「これやったらお尻もアソコも絞まりがよくなるぞぉ」
って言ってたし、私が「じゃあ頑張る」って言ったら
「頑張れ。俺は結果重視やからな」
って言っていたのに。
一体どっちが本音なんだろう。
ま…そりゃ喫茶店でママがいる前で、楽しみにしてるぞ、とは言えないかもしんないけどもさ…。
「レッグ・マジックで足りなかったら、韓国行って整形してでも手に入れる!だからとっちゃんの脂肪ちょうだい!」― 有美
「なんで俺やねん」― とっちゃん
「だってお腹にいっぱい脂肪あるやん」― 有美
そう言ったら、水の入ったコップを手に持ったとっちゃん。
分かったね。
とっちゃんは私に水をかけるつもりだった。
しかしコップには沢山の水。
とっちゃんは水を半分くらいを捨て、逃げる私に、楽しそうに笑いながらかけた。
ママから見たら、そんなとっちゃんと私はどう見えたんだろう。
そして話は石、数珠の話に。
数珠は今回珍しく袋にはいって渡された。
「なんて言うか、精神病とかを病んでる子がつける石の組み方してるから、お前がさわったらあかんから」
と、私を心配してくれた様な発言。
でもすぐにその後に
「お前は石殺しが得意やからな。せっかく組んだ石が死んだらあかんから」
って言った。
更には
「お前にやる石はみんなドMばっかりや。死ぬって分かってるのに行くのんばっかりやからな」
って。
私が「それってまるで神風特攻隊みたいやんか」と言ったら
「上手いこと言うなぁ(笑)」
「ま、俺やったら片道分だけじゃなく帰りの燃料も積んで、行くふりして帰ってくるけどな(笑)」
だって。
「燃料多く積んだら怒られるやん」と私が言ったら
「燃料多い方が爆発力ありますから!って言うもん」
さすが、とっちゃん。 口が上手いっちゅうかね。
時刻は17時10分くらい。
私の見た目を男女と呼ぶとっちゃん。
色気ゼロと言うとっちゃん。
でもそんな男女の私と時々ホテルに行くとっちゃん。
そして胸をさわってくるとっちゃん。
私を「ニューハーフより色気ない」と言うとっちゃん。
火曜日から出張行くとっちゃん。
私が「そんな事言ってまた彼女と旅行いくんじゃないの?」って聞いたら
「出張やって言うたやろ。しつこい」
って怒りながら答えたとっちゃん。
だって前科あるし…ね。
今回は送り迎えもさせてもらえないっぽい。
行く時間は分からないけど、帰ってくるのは夜みたいだから…。
逢えて嬉しかったんだけどね…。
ふぅ。
Toっちゃん
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