そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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2009年07月07日(火) |
2月23日の思い出 10時くらいから18時20分くらいまで |
今日はとっちゃんと、いわゆるデートを楽しんだ。
10時時に待ち合わせ。
その日、朝8時過ぎに家を出て、いつもの喫茶店で珈琲を飲んでいた。
9時30分には店を出た。
「待ち合わせってこんなにウキウキしたっけ」
なんて事を想っていた。
10時を過ぎてもこないとっちゃん。
だけど私はウキウキしながら待っていた。
たとえ遅れたとしても、私が待っている場所に来てくれるのは間違いないんだから。
10時を少し過ぎたくらいにとっちゃんの車が私のCUBEの後ろににとまり、とっちゃんは乗り込んできた。
本日の行き先も、もちろん奈良。
一緒に石を選ぼうそぅ約束したの。
今日のとっちゃん「三種の神器」は
●スタバのラテとCCレモン
●エクレア
●ピアニッシモ
待ち合わせ場所に向かう前にいつものコンビニで購入済み。
だから大型スーパーに直行した。
今日はユニクロで買ったピンク色のフリースを着ていた私。
ピンク色の私を見てはニヤニヤしていたとっちゃん。
でも目は去年買ってあげたエロ雑誌に集中していた。
「新しいの買わなきゃね」と言った私に「まだこの前のあるから大丈夫」と答えたとっちゃん。
忙しくて、ゆっくりエロ雑誌を見る時間もなかなかないらしい(笑)
そして。
車内での会話は、うどんの話。
私は日曜日におうどん屋さんに行ってきた。
そのおうどん屋さんがある場所はとっちゃんと私が住んでいた場所で、共通の思い出があるの。
そのおうどん屋さんも、共通の思い出がある。
私にとっては、庭みたいにウロウロしていた商店街の中にある、よく行ったおうどん屋さん。
とっちゃんにとっては、高校時代アルバイトしていた場所。
とっちゃんはアルバイト時代、一緒に出汁を考えたり、うどんを工場で作っていた思い出の場所。
共通の思い出。
思い出の味。
私は自分も食べたかったし、とっちゃんに食べさせてあげたかったから、日曜日に玉を買いに行ってきた。
そこでの会話。
うどんの玉を注文しながら…
「あの〜突然なんですが、●●(とっちゃんの本名)って知ってますか?」 −有美
「へ?●●くん?知ってるわよ!」−店のおばちゃん
「実は私●●さんの弟子っちゅーか、なんちゅうか(笑)お世話になってまして」−有美
あら、そうなの!●●くん、大きくなったでしょうねぇ!」−おばちゃん
「えぇ、そりゃもう立派に(腹が)」- 有美
なんて会話をしていたの。
店主さんもおばちゃんもすごくニコニコと懐かしそうな顔をしていた。
とっちゃんから聞いた話では、ここの息子さんが小学生のころ、高校生のとっちゃんと一緒に釣りに行って、40センチくらいのスズキを釣り上げたらしい。
その息子さんはそれからずっと釣りが好きで、オーストラリアに永住した今でもずっと釣りを続けているらしい。 とっちゃんにその話をしたらとても嬉しそうだった。
そのうどん屋さんで撮ったおばちゃんとその店内の写メをとっちゃんに見せたらすごくうれしそうだった。
喜んでくれてよかった。
とっちゃんはおばちゃんが言った「大きくなったでしょうね」ってセリフに大ウケしていた。
「腹が立派になっちゃってもぅ(笑)」
って自分で言って笑っていたっけ。
私に向かってかそれとも独り言なのか、とっちゃんは「一緒に行きたいなぁ」って言っていた。
その一緒に行く人が私であれば嬉しいけどなぁ。
とっちゃんはすごくモテたんだって。
小学生のころは神童と呼ばれたり、中学校のころはファン・クラブがあったり。
高校生のころもモテすぎて大変だったんだって。
とっちゃんが行っていた中学校名を聞いて驚いた。
だって、私のいとこも通っていたから。
もしかしたら私のいとこもとっちゃんのファン・クラブに入っていたら・・・ウケる。
10時40分ごろには石屋さんがある場所に到着。
まずはノースタワーにある石屋さんに向かった。
歩きながら、今度はりんくうタウンにある石屋さんに行こうって話していたの。
そしてそのついでに住之江競艇場にいけたらいいねって話もしたの。
競艇好きのとっちゃん。
ギャンブルが嫌いなとっちゃんの彼女さん。
とっちゃんがギャンブル好きって知らない彼女さん。
・・・。
この石屋さんは、この前喫茶店のおばちゃんとも一緒に来たところ。
そして日曜日にもかかわらずメールして、とっちゃんが私に激キレしたの。
今、喫茶店のおばちゃん一家では石、パワーストーンが大ブーム。
その話をしたらとっちゃんは「フン」と鼻で笑った。
とっちゃんがこの前喫茶店のおばちゃんに作ってあげた数珠。
おばちゃんには何度も緑色の石はシンガポールで買った翡翠・・・と説明しても
「これは●●さん(とっちゃんの本名)がインドで買ってきてくれた水晶やねん」
と言って聞かない。
どうやらどっかゴッチャになっているらしい。
ま、二人で話し合った結果、そのままほたっておこうと言う話になった。
とっちゃんは石を人に頼まれて組む時は、水晶の原石と一緒におき、浄化してから渡すようにしている。
「その人の念自体が入りやすいようにして渡すから」
「でも身内にはそんなことしないで渡す」
って。
だから喫茶店のおばちゃんに頼まれて石を組んだ時も渡す前にはやっぱり浄化して渡してあげたんだって。
「じゃぁ私のもそんな風にして渡してくれたの?」 -有美
「いや、お前のはそんなんしてない。だってお前専用やもん」 -とっちゃん 「第一、お前の数珠は、おばちゃんがしているアクセサリーみたいなんとは訳が違う」 -とっちゃん
なんだかそんな風に言ってくれたのがすごくうれしかった。
店内では早速とっちゃんは石を物色し始めていた。
そして私は、お母に石を使ってストラップを作ってあげる約束をしたので、同じく探していた。
30分くらいしてかな。
二人とも石を選び終わって、今度はサウスタワーにある石屋さんへ。
石屋詣でだ。
ここではインカローズやラピスラズリを探しに来たの。
4mmくらいの、あまり元気のないインカローズは簡単にあちらこちらで手に入るけど、6mmや8mmとかの、とっちゃんがよく使うサイズのトリプルAのインカローズがノースタワーの石屋さんでは見つからなかったから。 見てみると、ティアドロップのインカローズはこれまた極上のトリプルAだった。
ストラップにはいいかもしれないけど、数珠にはちょっとねぇ。
8mmのインカローズ、ラピスラズリなどをチェック・購入したとっちゃん。
「私にも作ってくれる?」 -有美
「そやな、これでやっとお前にも作ってあげれるわ」 -とっちゃん
前は「お前にはもうつくってやらない」ってかなり怒っていたとっちゃん。
「作ってやらない」は材料がないから「作れない」って意味だったみたい。
今度はどんなのを私のために作ってくれるんだろう、とっちゃんは。
水曜日あたりにもらえるのか・・・それともホワイト・デーにくれるのか・・・・いずれにしても楽しみなのにはかわりはない。
本当はクンツァイトやスギライト、シトリンも欲しかったみたいだけど、あまりいいのがなくて断念。
とっちゃんと私はこの場所を後にして、とりあえず走り始めた。
大好きな石を買えてとても嬉しそなとっちゃん。
二人して
「石ってずっと見ていられる。飽きない、大好き」
って言っていた。
本当にとっちゃんと私は石が大好きだぁ。
「コーヒー飲もう」って事になり、市内の「さくらカフェ」というお店に入った。
店内はとても和める感じの場所だった。
だけど残念ながら、二人が大好きなアイスコーヒーはなく、とっちゃんはアイスミルクティーを、そして私はアイスティーを頼んだ。
とっちゃんはスポーツ新聞を読んだり、そして私はスポーツ新聞を読むとっちゃんを眺めたりした。
ここでもやっぱりおうどん屋さんの話で盛り上がったっけ。
今日の晩御飯用のおうどんをどうやって食べようか、楽しそうに悩んでいた。
そして突然思い出したようにmixiの私の日記をのぞきに来てくれた。
昨日更新した日記には、おうどんを調理した写真を載せていた。
「おいしそうに出来たなぁ」
ってほめてくれた。
ここで30分くらい過ごして、とりあえずまた走り始めた。
なんとなく市内を走り始め、私はこんな質問をした。
「さぁ、とっちゃん、次はどこに行きましょう。1.パチンコ屋2.ラブホでマッサージ3.カラオケさぁ、どれがいい?」
とっちゃんの答えは1と3以外だった。
だから私は馴染みの「ラピ」に向け車を走らせた。
しかし、ラブホを馴染み・・・と発想する私もいかがなものかと思う。
13時半、ラピ到着。
今日は308号室。
ちょっと大きめの部屋でベッドが2つ、露天風呂、そしてやっぱりスロット「北斗の拳」がある部屋。
とっちゃんはこのラブホがお気に入り。
全室アジアンテイストでいい感じだから。
この前利用したホテルD・Dが85点なら、このラピは100点満点。
二人して「やっぱりこのホテルいいよなぁ♪」ってニコニコしながら話していた。
とっちゃんは部屋に入っていきなりスロットの前に陣取り、私にお湯を張るようにいいつつ、スロット開始。
私はその間に少し熱めのお湯を張る。
とっちゃんは少し熱めが好きだから。お湯の準備の後、私は一服していた。
「おい、有美!」
とっちゃんが私を呼ぶ声がしたから行ってみると、なんとボーナス・ステージに突入していた。
楽しそうに私を呼んでくれたのが嬉しかった。
毎回一生懸命どうやったら当たるかを話してくれる。
私はあまり分からないけど、でもとっちゃんが話してくれるから一生懸命聞いていた。
だって教えてくれるとっちゃんの顔がすごく可愛いし、なんだか嬉しいから。
そういや。
ここのホテルは無料フードとドリンクが選べる。
今日とっちゃんが選んだのはロコモコ丼とコーラ、そして私はアイスコーヒー。
前回も頼んでいまいちって言っていたのに、また注文した。
10分後届けられたロコモコ丼を見てとっちゃんガッカリ。
「写真と違う・・・」
と言っていたけど、それは前回と同じだしね(笑)
それでもお腹がペコペコだったらしいとっちゃんは、ペロっと平らげた。
だいたい14時過ぎまで「北斗の拳」で遊んでいたのかな。
コインがなくなったあたりでとっちゃんはお風呂に入った。
頭を洗う音がし終わったあたりで、
「おーい」
と優しく私を呼ぶ声がした。
「ん?どうしたの?」と私が聞くと、「髭剃りもってきて。ごめんな」って。
持って行ってあげると、「ありがと」ってまた優しい声で言ってくれた。
「やっぱりここのホテルは気持ちいいなぁ」
って改めて気持ちよさそうに言い、髪の毛を乾かした後、素っ裸でベッドに寝転んだ。
今日とっちゃんが選んだ映画は「TAXI-NY」。
一番最初の「TAXI」の女性版みたいな感じ。
微妙だった・・・。
私は映画を見ているとっちゃんの背中・首・肩、足裏、ふくろはぎをマッサージ。
姿勢を変えて首をマッサージし始めたら、とっちゃんの首が
ぐにゃぁぁ・・・
となった。
とっちゃん、寝ちゃった。
ぐっすり寝ているとっちゃん。
可愛い顔して寝ているとっちゃん。
私はマッサージしながら、そっとテレビのボリュームを下げた。
少し目を覚ましたとっちゃんに「ちょっとこのまま寝たら?」と話しかけたら
「うん」
と言って、また眼をつぶって寝始めた。
私は寝ているとっちゃんの首・肩をマッサージしていた。
少ししてから、体が冷えたから一人お風呂に入ることにした。
時刻は16時半くらい。
17時になったらとっちゃんを一度起こそうと思っていた。
とっちゃんは右肩を下にして横向きに寝ていた。
そして17時。
「17時だよ」って声かけたら、うっすら目を開け
「う・・・ん」
と言って一回転してうつ伏せになってまた寝ちゃった。
「マッサージしよか?」と私が声かけたら、「うん」と、わかっているのか分かっていないのか、不明な返事をしてまた寝ちゃった。
今度はいびきをかきながら。
ぐー・・・ぐー・・・・ぐー・・・・・・・・
不定期ないびきに少し不安になったけど(笑)、でもマジ寝しているとっちゃんがすごくすごく可愛かった。
17時20分ごろ目を覚まして、ぬるくなったコーラーをクピっと飲んだ。
なんだか寝ぼけていたとっちゃん。
髪の毛がすごくポサポサ。
どんな姿も愛しい。
少し体が冷えたから、私は布団にもぐりこんだ。
すると、とっちゃんは私の体を引き寄せて、ぎゅっと抱きしめてくれた。
腕枕してくれた。
腕枕して少し目をつぶった私。
とっちゃんの腕枕で寝れる幸せ。
と。
ここからしばらく、「奉仕」の時間になった。
「パク」ってね。
「ペロ」ってしたりね。
気持ちよさそうにしてるけど、どうも逝かせることが出来ない私。
するととっちゃんが、「とっちゃん2号」に話しかけ始めた。
「お前・・・有美のこと嫌いなんかぁ?」 「だから逝かれへんのかぁ?」 「そうか、そうかぁ」
なんて話しかけていた。
いや、凹むって。
17時半くらいにホテルを出て、地元のサンプラへ向かった。
●カットネギ ●牛乳 ●お弁当用のカップ ●薄揚げか天カス
などを買わなきゃならないから。
そう言えばホテルを出るときに私の友達の話になった。
私の友達、仕事のストレスからうつ病になり、仕事を辞め、現在プチひきこもり中。
だからもし出来るなら、友達に石を組んであげて欲しいってお願いしたの、「お金払うから」って。
でもとっちゃんは
「お前から金なんてとらへん。その友達の名前教えてくれ」
って。
私は友達の名前を告げ、現在の友達の様子を伝えた。
様子を伝えたら、その子には「スギライト」という石が必要と言うことになった。
だけど今日買っていなかったから、私がとっちゃんからお金を預かり石を買いに行くことになった。
そして改めて言われたのが
「お前のがするのとこの子のする数珠は訳が違うからな」
うん、わかったよ、とっちゃん。
ちゃんと私のこと、考えてくれているんだよね。
スーパーで買い物して車に帰ってきたとっちゃんに
「お弁当用のカップ買った?」
と聞いたら、
「あーーー!!!」
と言ったとっちゃん。
どうやら忘れたらしい。
カットネギ、牛乳は買ったのに、カップ忘れちゃった。
関係ないバナナは買ったのに・・・・と本当に後悔した顔を見せたとっちゃん。
しかし買い物に行く時間もないので、そのまま少し急ぎながら車に戻った。
結局今日は10時くらいから18時半まで一緒だった。
本当に嫌いだったら、私となんか一緒にこんな長い時間すごしてくれないよね。
嬉しかった。
また水曜日逢える。
金曜日も逢える。
これからもずっと逢える!
私たちが離れることはないんだから。
ね、とっちゃん。
大好きだよ、とっちゃん!!
Toっちゃん
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