そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2009年07月06日(月) 2月20日の思い出-15時30分くらいから16時50分くらいまで・・かな。

とっちゃんと今日は逢えるのかなぁ…





なんて事を思いながら、いつもの喫茶店で珈琲を飲んでいた。

珈琲のお伴には「神へ帰る」と言う本。

知らない人が聞いたら、ムー系の本かと思われるかもしれないけどね。

この本は「神との対話」と言う本の最終章で、とても読みごたえがある。

内容に嘘は一切なく、ある男が神と対話した時のことが書かれている。

気づきがたくさんある本で非常に面白い。

もともとこの本との出会いのきっかけは、とっちゃんに教えてもらって貸してもらったのが始まりだった。



この分厚い本を読みながら、16時過ぎたらとっちゃんにメールをしてみようかと思っていた。


と。


15時24分


とっちゃんからなんらかの連絡を知らせる着うたが鳴った。


EXILEのKiss You



メールの内容を見ると、


「今からパチンコ屋の駐車場にに行きます」


だった。

私はカップに残っていた珈琲を飲み干し、トイレに行き、そして350円を払い店を出た。

とっちゃんからメールをくれたのが本当に嬉しかった。


喫茶店から駐車場までは車で約5分。

立体駐車場の2階のいつもの場所に到着してすぐにとっちゃんの車に乗り込んだ。

とっちゃんはちょうどモバミクをしてるとこだった。


「面白いからIKKOにマイミク申請したわ(笑)」


ほぅ。

とっちゃんは確かにミクシィしてるけど、自分からマイミク申請をするなんてことはない。

逆にマイミク申請されても


「いや」


と、なんともシンプルなメッセージを添えて拒否するくらい。

リアルに会った事ある人以外はマイミクにしたくない。

今とっちゃんのマイミクさんはIKKOさんをいれて16人。

IKKOさんとある1人の人以外は会った事がある。

ある1人の人はもともと私のマイミクさん。


ちょうど2年前かな。

とっちゃんが仕事でインドに行っていて、私は名古屋に住むマイミクさんに会いに行っていたの。

私が名駅について待ち合わせ場所に向かっている時にインドのとっちゃんから電話がきて、マイミクさんと遊ぶため名古屋に来たことを伝えたら


「じゃあお前がマイミクさんらと会っている時に偶然装って電話するゎ(笑)」


と言って、その時話した事がきっかけでマイミクになったんだよね。


さて。

奈良にある石屋さんでストラップを作るためのツールを買いに行きたい私。

でも一人で行くの嫌だから、とっちゃんを誘ってみた。


「なんや、それやったら今日行けたのになぁ。」


って。

そんな話をしている間もずっと私に「ブス」と言い続けるとっちゃん。

ある意味マメだなと思った私。


と、突然自分の大事なところを触りながらとっちゃんは私にこぅ言った。


「20000円ちょうだい♪」


とっちゃんとの付き合いも長くなってきた私。
(普通の付き合いも含めると合計14年くらいかな)

20000円って金額聞いてピンと来たの。


●16000円=韓国マッサージ

● 4000円=晩御飯の買い物


このピンと来た内容をとっちゃんに伝えたら笑い出した。

ドンピシャだったみたい。

だから


「絶対にノーですっ!」


って言ったら笑ってた。

やっぱりとっちゃんの笑顔は可愛いなぁ…。


「俺が韓国マッサージ行くとみんな素股やってくれるフリして生でやってくれるねん。なんでかなぁ。」

「ほんで中だししてっていっつも頼まれるねん」


…はぃはぃ…。

焼きもちを妬かせたいのか、なんなのか。

「マッサージなら私がタダでするからいーやん!」って言ったら、


「普通のマッサージやったらお前がいいけど、違う方のマッサージはお前逝かせてくれへんもん」


と、なんとも、私が口答え出来ない答えを言われてしまった。

確かに・・・私がとっちゃんを逝かせたことは過去2回くらいしかない・・・けど、それはとっちゃんも年とって逝き辛くなっていることを忘れてもらっちゃ困るむぅ…



日曜日に私は今里に行くついでに、とっちゃんのために「と一」のうどんと出汁を買ってきてあげようと思ってる。

玉数と麺の種類を確認しようと思い


「とっちゃん、玉数と麺の種類もう一回教えて?」 - 有美

「10玉っていたけど12玉にして。んで麺は上麺な」−とっちゃん

「月曜日はちゃんと逢ってよ?おうどんと出汁渡さなあかんねんから」−有美

「せやな、うん」 - とっちゃん


と言った思ったら「あ。」って言ったとっちゃん。


「月曜日にうどんもらったらその日の晩御飯はうどんやから、今日うどん作ろうと思ってたんやめなあかんなぁ…Queenly」


困った顔しながらも笑っているとっちゃん。

やっぱりかわいいなぁ。


この瞬間から、とっちゃんの頭は晩御飯のメニューでいっぱい。

笑顔で困った顔しながらもずっとメニューのことを考えている。


今とっちゃんの家の中にあるメイン料理になりそうな材料は鮭。

考えてもメイン料理の材料が浮かばないので、二人して近くのサンプラに向かうことにした。

もちろん私の車で。


車内であんまりずっとずっととっちゃんが私に「ブス」って言うもんだから、思わず


「とっちゃんなりの私に対する愛情表現だよね?大事にしてくれてるからかわいがってくれてるからそんな風に私に言うんだよね?」


ってとっちゃんに聞いたら


「お前の良いところはものすごく物事を明るくポジティブに考えるところやな(笑)」


と答えたとっちゃん。

ってことはかわいがってくれてもいないし、大事にもされていないのか・・・沈



なんて事を考えていたらサンプラに到着。

早速とっちゃんはカートを持って店内散策を開始。


私は・・・と言えば、納豆を買ってみた。

今日の夜食にね。


私は先に買い物を終え、とっちゃんを車で待つことにした。

30分ほどで車に戻ってきたとっちゃん。

どうやら今日のメニューは


●鮭焼いてマヨネーズをかけて食べる

●海鮮春雨


などらしい。

魚、魚、魚。


とっちゃんは「さかな、さかな、さかなぁ〜♪ 魚を食べると〜」と、なんとも懐かしい歌を歌いだした。

諦めずにもう一度とっちゃんに聞いてみた。


「大事にしてくれてるしかわいがってくれてるよね?」


しつこいと怒られるのを覚悟で聞いてみたら


「大事にしてなかったらお前みたいなブスとこんな風に長いこと過ごす時間作らへんわ」


と、優しいんだか意地悪なんだか分らない言葉を言われたけど、ま、ここはやっぱり喜んでおこう。

なんだかんだ言っても単純な私だしね。


駐車場に到着。

時刻は17時少し前。

とっちゃんはセブンイレブンに振込に行かなきゃならいから、今日は早めに別れることにした。

帰り際に「お前から加齢臭する」とかなりショックshock*な事を言われてしまった。

普通女性からは加齢臭はうまれないはずなんだが・・・一応とっちゃんの意見に従い、自宅へ戻りお風呂に入ってから仕事場に向かうことにした私。


いやはや・・・。


月曜日は、一緒に石を買いに行こうって約束したの。

時間は決めていないけど、きっととっちゃんから連絡をくれるはず。

それにとっちゃんは私に約束したの。


「今度喫茶店でお前に逢う時、大きな声でブスって言ってあげるから(笑)」


と。


いいんだ。

どんなことであれ、とっちゃんが笑顔でいてくれるなら。

たとえ「ブス」と言われてもいいの。

天の邪鬼なとっちゃんなりの私への愛情表現・…と理解していればいいんだから。




今日は40分くらい逢えていたのかなぁ。

やっぱりとっちゃんが好き。


今日もとっちゃんに逢えて幸せでした。


Toっちゃん

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