そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2009年07月05日(日) 2月18日の思い出-今日は40分くらい。

とっちゃんからメールが来たのは17時47分。

ひたすら機嫌が良いことだけを祈りながら、私は車をいつもの待ち合わせ場所に走らせた。


実は、もぅ今日は逢えないと思って、仕事場に向け走り始めていた。



17時47分、メール着信。


着信があったことを知らせる歌が鳴った瞬間の嬉しかったことといったら…。


私は車をUターンさせ、とっちゃんが待ってくれている場所へ向かった。

場所に到着すると、とっちゃんの車はすでにとまっていた。

私は、とっちゃん「三種の神器」を持って乗り込んだ。

今日の「三種の神器」は


●スタバのラテとCCレモン

●明治アーモンドチョコ

●ピアニッシモ


車に乗り込むと、とても眠そうなとっちゃんがいた。


「30分くらい寝たいわぁ」


と言ったとっちゃんに、少し寝たら?と言ってみたけど、晩御飯を作らなきゃならないから、眠るわけにもいかないし。

だけどとっちゃんは私に


「足もんで」


と言って、右足を差し出した。

もちろん私はマッサージする。

「またマッサージしにホテル行きたいな」と言った私にとっちゃんは小声で


「マッサージはいいとしても、お前とホテル行っても逝かしてもらわれへんし」


なんて事を言う。

ま…事実だけども。


今私はとっちゃんに喜んでもらいたくて、必死にヒップアップのエクササイズを頑張ってる。

とっちゃんは、過程よりも結果重視の人だから。


「普通30越えたら尻は垂れてくるもんや。俺の彼女も、尻は上がっていても更年期もあって、さすがに形くずれてきてるからな。」


と余計な情報までくれた。

とにかく私はヒップアップを頑張るだけだしね。

早くレッグ・マジック届かないかなぁ。




今週の日曜日、とっちゃんと私が昔住んでいた今里にいく用事がある私。


とっちゃんに、「と一」のうどんをついでに買ってきてあげよう。


そう思ったから、何玉いるかとっちゃんに聞いてみた。

そしたら


「10玉は欲しいなぁ」


って。

ついでに出汁も買ってきてあげようか?と言ったら、すごく喜んでくれたとっちゃん。

とっちゃんはアルバイトしていたってのもあるし、私にとっては食べなれた味だしね。

久々に食べよう。


マッサージしながらそんな話をしていたら、とっちゃんが


「ちゃんと俺の名前出して、俺の使いで来たって言えよ。関係聞かれたら、弟子とか僕とかって答えろよ。ちゃんと伝えないと彼女だって思われたら、俺の趣味疑われるからな(笑) 」


だって。

はいはい。


話は変わって。

とっちゃんには莫大な借金がある。

そして今、縁を切りたい女性がいるらしい。

その女性から1300万借りてるらしい。

悪い人じゃないんだけど、なんかウザいらしい。


「よかったな、お前はウザいって思われてないから」


なるほど。

それはうれしかったから、思わずとっちゃんの足に顔をつけて喜んでしまった私。


とっちゃんがその女性と縁を切るためには1300万いるらしい。

1300万返せなかったら、その人に「身売り」しなきゃならないらしい。


ほんとかよ。


「俺が身売りして、その女性にお前に会うなって言われたら、もぅお前は俺にあわれへんで」


お、そりゃ困る


かと言って私にはそんな超大金を用意してあげるだけの余裕なんて、どっこにもない。

無いそでは振れない。

仲良くしてもらっている人に相談したら


「それはないな」


と言ってもらえて少し安心した。

あるいは逆に考えたら、とっちゃんが「返せ」と言われて困っているのかもしれない・・なんて思ったりもした。



そうそう、この前不思議・・・というか、まぁ不思議なことがおこった。

私の家で、アベンチュリンという、インド翡翠がなぜか一粒見つかった。

私の母も、叔母も、そして私もこの色の数珠はもっていたことがない。

私のはだいたいオレンジやピンクだから。


不思議に思ってとっちゃんに見せたら


「おかしい、これ俺の家のやつや。なんでお前のところにあるんや?とったやろ」


と、有らぬ疑いをかけられたが、私がとるわけないのを知っているとっちゃんもやっぱり不思議そうな顔をしていた。


このアベンチュリン、癒しの効果や思わぬ幸運をもたらしてくれる石さんなのである。

なぜ、とっちゃんのアベンチュリンが我が家にあったのか・・・それは分からない。

まさか、飛んできたのか・・・?



なんて、そんなことあるわけないよね。





時刻は18時40分。

とっちゃんは帰ってごはんの準備をする時間を過ぎていた。

だけど、私のために時間をとってくれたとっちゃん。


そうなんだ、とっちゃんはいつも結局なんだかんだ言って私と過ごす時間をちゃんと作ってくれるんだよね。

でも少しでも放置されるとやっぱり不安になっちゃうんだよね。



今度逢えるのは金曜日。

大丈夫。

ちゃんと連絡くれるから。


大丈夫、身売りなんてありえないから。


大丈夫、とっちゃんはちゃんと私のそばにいるから。



さぁ、安心して過ごそう。

大丈夫だから。


Toっちゃん

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