そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


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2007年12月23日(日) (070809)の記憶−「電話くれ」−

(070809)

「あの人」は今日日帰りで関東に出張。

私はいま会社の命令ということで中国語を習っているので、講座を受けていた。

すると留守番メッセージを預かっている表示が携帯の待ち受けに表示された。 


   おや・・・?


講座の途中だったけど、許可をもらって教室の外に出てメッセージを確認すると、「あの人」からだった。

メッセージの内容は一言シンプルに 


   電話くれ


なんともあっさりとしたメッセージが。


   「意味もなく渋い声でかけてきてなんじゃ・・?」


とは思ったけど、講座の途中だったから「講座の途中だから電話できないの。なぁに?」

とメールを送信した。すると

   「伊丹に8時に到着」

この内容に、いつもの私だったらすべてをほっぽらかしてお迎えにあがる。

いままでずっとそうだったから。

だけど、今回はさすがに社命で中国語を習っている途中だったし、時間的に無理と判断し、「ごめん、中国語の講座があるからいけない」と「あの人」に送信するも、返信はなし。

怒ったのかなぁガーンとかなりヘコみつつも、車を飛ばして講座終了後自宅へ戻った。

すると「あの人」からメールがきて「明日ね!」って返ってきた。

これまたシンプルな内容だったけど、嬉しかった。

明日また逢える。

大丈夫、明日また逢える。

そう思うと、安心してゆっくり家に戻れた。

明日はどんな格好で逢おうかなぁ。


Toっちゃん

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