そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2007年12月22日(土) しょうがないよ。

昨日昼間少しだけ「あの人」と逢っていた。

約束時間は11時。
たばこと甘いコーヒーを買っていつもの待ち合わせ場所に向かうと、すでに「あの人」の車が止まっていた。

助手席に乗り込もうとすると、「自分の車に戻れ」と手で合図する「あの人」。
ミラーで「あの人」の姿を確認すると、荷物を持ってどうやら私の車に移動しようとしている「あの人」。

慌てて助手席を片づけた。

すると、大きな荷物を抱えて「あの人」が私の車に乗り込んできた。
シンガポールに住むお客さんに荷物を急ぎ送らなければならないらしく、なぜか一緒に郵便局に行くことになった。
「あの人」の予想ではEMSで送料は「2000円くらい」と思っていたけど、実際郵便局の窓口で告げられた値段はおろ時の、


   9600円


私はモロに驚いた顔してしまったけど、「あの人」は一応冷静を装っていたっけ。

一応中身は機械のヘッドとかだから

  「割れ物注意のシール貼ってもらえますか?」

と郵便局の人に聞いたら、「そんなもの外国にはないし、通用しない」と軽く言われ、二人で驚いた。
「あの人」はシンガポールに3年、そして私はアメリカで5年くらしていたけど、もちろん「割れ物注意」のシールとかくらいはもちろんあった。

二人で

   「あんなに堂々とありえへんこと言われてもなぁ」

と苦笑いしたっけ。

その後、「あの人」は家の壁を塗りなおさなければならず、早々に帰った。
今日逢えていた時間は2時間ほど。

本当は夜「逢おう」と言われていたけど、私に用事ができてしまい逢えなかった。

それ以来、メールをいれても返事が来ない。



ま、「あの人」にとっては私なんてそれだけの存在だし、私からのメールもしょせん迷惑なんだろう。
「あの人」が必要な時だけメールをくれて、それ以外の時に私からメールがきたら嫌なんだろう。


しょうがないよ。





うん、しょうがない。










悲しいけどね。


Toっちゃん
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