舌の色はピンク
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2022年05月01日(日) 男5人もてなし、割拠再開


朝は曇り。寒い。なかなか布団から出れなかった。

8時半に休日トースト。
そっからまずはカスタードクリームを用意。
ちゃきちゃきと仕上げて冷蔵庫へ。
OKストアで買い物。
帰宅後、チヂミのたれやシンガポールライスのタレを用意しつつ、
部屋を掃除していく。
カスタードが固まりだしたら、スプーンで軽く混ぜてゆるくして、
タルトに塗りたくる。ラップしておく。
ブルーベリーソースの用意。
冷凍ブルベリーを水とバルサミコ酢とともに煮つめて
醤油を足してさらに煮つめ最後にわさびも少々足す。
苺をカット。タルトに盛り付けて、ナパージュを塗る。
ミントの葉を散りばめ、ケーキピックを飾って完成。
掃除機をかけたり、部屋の物の配置を整えたりして、
11時半には一通りの用意ができた。

妻は12時前に出かけていった。
飯は外で食べてくる、16時くらいに帰るとのことだった。
客は12時半くらいに着くとのことで、
最寄りのバス停までは迎えに行った。
男4人がぞろぞろと現れる。
二年半ぶりほどだが別に挨拶らしい挨拶もない。
そういう仲だからいい。
4人は、荻窪駅のバス停がわかりにくかったと笑いながら責め立てる。
あれはたしかにちょっとわかりにくい。
今後の案内の参考にさせてもらうことにした。

家へと招き入れ、こぼされる感想は予想通りというか、
これまでの客と比べて圧倒的にコメントが薄い。
それでもくつろげるスペースと認識はしてくれたようで。
各々居間で体を伸ばしていた。
手土産がないのも彼ららしい。
10分ほど遅れて最後の一人がやってきたが、
彼だけはやたら差し入れをくれた。
葛あんみつ、いちご大福、甘夏ゼリー……。
彼にはSwitchを借りている身だから、本来ならこちらから
なにか礼をすべきところだ。
律儀なのに加えて食への関心が高い彼らしい振る舞いだと感心した。

そこからは次々に飯を出していった。
先週とほぼ変わらない。
人参とナス、半熟卵のアチャール。
チヂミ。
モッツァレラのサラダ。
鴨肉のブルーベリーソース。
シンガポールライス。
ホワイトアスパラガスとマッシュルームのリゾット。
5人中3人がパクチーを不得手としていたが、
シンガポールライスは食べやすいようで、
いずれも完食していた。
連中は食べながら笑い話に興じていたから
もてなす側としては嬉しいのだが
そこはやはり男で
話すより食べる方に比重が置かれるらしく
皿の片付くペースが異様に早かった。
かんぺきに用意していた割に
最後のリゾットは待たせることとなった。

それぞれの要望に合わせて
アイスコーヒー、ホットコーヒー、紅茶を出して
苺のタルトを振る舞った。
一息ついて卓上を片付け、カードゲームへ。
成敗-Say Bye-。
カナイセイジがゲームデザインした傑作カードゲーム。
プレイヤー同士が対戦するのではなく、
場に置かれた仮想敵をプレイヤー全員が協力して倒す仕組みとなっている。
この6人の集まりは別にそれぞれが仲良いわけじゃない。
それを冗談として言い合えるような仲ではあるが、
いつでも険悪な関係になる準備はできている。
だから対戦型は相性が悪い。
その点、協力型のこのゲームはあまり悪くない。
毎回ルールを思い出すのに苦労するが、
初回のテストプレイを終えてからは頭を使って楽しめた。
結局ボロ負けではあったが
それでも楽しめるというのは大事だ。

最終戦の成績の悪かった3人がコンビニへ買い出しに行った。
雨が強まってもいるなかご苦労なことだと、
僕は他の2人と家の中でのんびりした。
この集まりの中でも最も付き合いの長い、
小5からの腐れ縁のある1人が、
先月うちの親父死んじゃったんだよねと打ち明けた。
小中高の当時、彼の家に何度も泊まりに行ったから、
向こうの親父さんというのはほとんど話したことないとはいえ
知らない仲じゃない。
それにこの男自体、中二の頃僕の父の葬式に来てくれてもいるのだ。
言ってくれりゃあよと僕は言ったが、
葬式は身内だけでこじんまり、
コロナ禍でもあるしほとんど周知させなかったのだと彼は答えた。

買い出し組は大量のスナック菓子と冷たい緑茶を買ってきた。
中学生の頃から変わらない。
座を改めて、人生ゲームをすることにした。
その30分ほど前に帰宅して寝室で休んでいた妻も呼び出して、
1人を銀行係に据え、残る6人でプレイした。
全然おもしろくない…。
場は盛り上がっていたし、楽しい時間を過ごせはしたのだが、
なにぶんルーレットを振るだけで戦略などあったもんじゃないし
何を賭けているわけでもないから張りがない。
1時間ほどでプレイを終え、いったん小休止をいれてから、
今度はゴッドギャンビッツに移行した。
能力性UNO。
海外赴任の長かった1人はこのゲームに通じていなかったから、
まずはその彼にルールを教えるためにテストプレイをした。
20分程かけて1ラウンドを終え、続けて本番。
このタイミングで1人が帰宅となった。
子どもが関節炎だかなんだからしい。

最低限の張り合いはほしいからと、
最下位が1位に500円だけ払うことにした。
初めてプレイする彼だけは仮に最下位になっても100円で、
とルールを足しておいたが
終わってみれば彼はトータル2位の好成績で、
僕は3位、1位は妻だった。

予定通り19時前に解散。
人生ゲームは置いてかれた。
つい食べてしまったスナック菓子が強く、
口の中が油っこいから夕飯はぶっかけにした。
ダーウィンが来たは生きもの大集結特集。
トドやクジラ、サルが大集結している現場を見せてくれた。

20時を過ぎて、まだ片付けは残っているものの疲れてしまい、
ちょっと妻と寝室で漫画を読んだ。
21時過ぎに再始動。
オペラのためにクルミのジェノワーズを焼く。
クルミをフードプロセッサーで粉末状にするのは
正直気持ちいい。
あんなにすり鉢で大変だったのにな…あんなに…。
生地はうまくできたが、焼成の温度を間違えた。
菓子作りの焼成温度は180度が多い。
でもスポンジは170度なんだよな…
うっかり180度にしちまった…
焼き上がりの見た目はよく、萎んでもいない。
あとは食感か。
スライスしてみないとわかんないな。
つまり明日にならないとわからない。

クルミの糖衣がけは
なんか砂糖が結晶化せずに
キャラメリゼになってしまった。
火が高温すぎたか。
まあでもこれでも美味いだろ。
いいやいいや。


割拠、Twitterへの投稿を再開した。
1日2話を継続すれば34に達するまで17日。
たまに3話にしたら2章分を1ヶ月でアップできる。
2ヶ月で4章分。
…あれ、出産予定日に間に合わない…?
あと5か6章分くらいはいるものな。
やべえな。


民話読み聞かせ。サウジアラビアだったっけな。
商人である父親は旅人を歓待するのが好きで、
いつも客を招いては飯を食わせる。
妻をなくしてからめとった後妻は
継子である娘と息子が嫌い。
で、ある日客に出す飯をつくってたら
肉がないってことで
後妻は息子を肉切り包丁で刻んで鍋に入れてしまった。
父と客は全く気づかず飯をたいらげて、
でも真相に感づいた娘だけは口にしなかった。
娘は弟の骨を集めておいて土に埋めた。
そしたら雄鶏に化けて、自分の不幸を市場で歌いだした。
で、雄鶏の呪いによって、
後妻は喉に針を突き立てられて死んだ。
あと自分の肉を食べたということで
父も同様に死なせた。
で、弟は骨から復活した。
姉弟はいつまでも幸せに暮らしましたとさ。

ハッピーエンドへの犠牲がさあ…。
父そんなに悪くないだろ…。


れどれ |MAIL