舌の色はピンク
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| 2022年03月01日(火) |
大暮維人の絵、女の子の名前、反戦について |
晴れ。あまり寒くなーい。 朝キビキビ動ける。 チャッチャとオムライス。 気分良く作り終えてから チキンライスに塩コショウしていないことに気がついた。 まだ取り返せると思って弁当箱の上から塩コショウ振って スプーンで混ぜた。
化物語読み始めた。漫画の。大暮維人の。 面白くない…。 オタク向けのノリがキツイというのもあるし、 キャラも薄っぺらい。 何度か見かけたことのあるアニメは シャフトの見せ方が見事で魅入らせられて、 漫画でも惚れ惚れする作画に見惚れたけれど、 それだけに中身のなさが際立つ…。 エロゲ的な文法で構成してるのに 人物物語ドラマに厚みがなくって マネキンの舞台を見せられているようだ。
あと大暮維人の絵はもうホント 漫画モノクロ絵の究極みたいなところまでいってるけど 全然好きじゃない。 顔が死んでるから。 藤田和日郎型の対極というか。 寄生獣の岩明均なんかは 絵の上手い漫画家として話題に上がることはまずないけど 登場人物の「芝居が上手い」。モノスゴク上手い。 目の動き一つとっても達者だ。生きてる。 大暮維人の描く人物は「芝居ができてない」。 感情の表現が単層的でつまらない。 大根役者もいいところだ。死んでる。 でも描画技術が特化し過ぎているから、 それっぽく見えてしまえるという。 ある意味では達人の妙だとも思う。 職人芸の極みというか。
女の子の名前。 「撫」の字を使いたいと思い、 「香撫」を提案してみたのだが 妻は撫の字でカナデは可愛いと同意しながらも 「花撫」を推してきた。 僕は「可撫」「佳撫」もいいと思う。 でも依然として第一候補は「葉揺」。
夕飯は牛肉と彩り野菜の中華風あんかけ。 具はニンジン、玉ねぎ、エリンギ。 彩り野菜というには足りないか。パプリカないしな。 でも美味しかった…。 ごま油で順々に炒めていって かるく塩コショウしてオイスターソース、 あんは水溶き片栗粉に醤油と中華だし、みりん。 これだけでもう実に美味しい。
エロゲ制作について。 なんの具体性もないけれど、 エロゲと出会って20年、 なんとなく1本くらいは作ってみたいなあとは思う。 自分にできるのは企画とシナリオと一部の原画か。 エロシーンは描きたくないから無しでもいいかも。 一番の問題は、時間より資金よりノウハウより、仲間だ。 仲間がいない。 人材だけならナントカ集めることはできるかもしれないが、 ほしいのは役割を果たせるスキルもちでなく仲間なのだ。 こう…ワイワイとアイデアを出し合う制作がしたい。
妻がロシアによるウクライナ侵攻について厭悪の感を吐き出している。 ロシアに対してウクライナを支持する…だとかいうレベルではなく、 つまりどちらにつくかというイデオロギーを表明するのではなく、 そもそも軍事そのものを厭うわけだけれども その声を上げる場がないといった愚痴だった。
やり取りの中で思ったこと。 文明が発生して以来歴史のどの部分においても 国家間の関係性の原理は限りある資源の奪い合いに根ざしている。 やれ戦争反対の声を上げろ、とか 被侵略国に寄付だ、とか 反戦デモだ徒党を組むぞ活動だなんだとか そういうわかりやすい、自己陶酔自己満足型の安直なアクションでなくって、 ただ単に 「ちょっと消費活動を控える」 という、地味で消極的で誰の目にも止まりにくい忍耐が、 構造的にはなによりも反戦の素地を固めうると僕は信じる。 「ちょっと我慢する」。 日々。毎日毎時。 これを多くの人間は嫌がる。 そんなことより、活動するとか寄付するとか言ったほうが、 わかりやすくって楽なのだ。 そりゃそうだわな。 馬鹿馬鹿しい。 自分の満足感は一切傷つけられないまま 自分の理想を達成させたいと願うのだ、連中は。 欲望の肥大化とその成就を達成させる仕掛けが萬延しきった社会構造において、 ほとんど虚像的な不安感や不満足感を解消させるにあたっては、 あらゆる資源が有限である以上は 見えないよその誰かの何かを収奪しているわけだけれど、 それを見て見ぬふりしたり、あるいは あぁ知ってる知ってる などと訳知り顔する糊塗ばっかりが上手になってよ。不愉快だな。
あと 軍事侵攻に踏み切った国家は非難されるべきではありつつ、 軍事侵攻に追いやった背景にある構造だって批判されるべきだろう。 世界正義ヅラしているアメリカへの憤激がますます増す。
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