舌の色はピンク
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2022年01月31日(月) 仕事の悪、根性論、対応諦めない従業員

晴れ。
月曜の朝は気力充溢でもないしなんだか慌ただしい。
弁当は角煮を温めて詰めるだけなのだけれど
冷めると豚バラの脂…ラードが白く個体化してしまうから、
自分の分はもうそれでいいとして、
妻の分は弁当箱に詰めずに
飯どきに温めてもらうことにした。


出勤して即、営業から大きめのミスの報告が入った。
すでに印刷所で刷った本の片ページが、
本来あるべき位置より数ミリずれている。
僕はその仕事にはノータッチだったのだが
たまたま担当から免れていただけで
自分が携わる可能性も十分あったから肝が冷えた。
ただ今回のクライアントは特例的で、
セミプロのほぼ個人といえる相手だったから、
大事にはならなかった。
これが大手出版社相手なら大事故だ。

…しかしそれがなんだってんだろう。
見る人が見ればわかるというズレ。
本来あるべき仕上がりが達成されていないという点で
仕事としてはアウトなわけだが
本の内容を何も損ないはしていない。

うちの会社はそうした細かい部分を調整するという業務を
請け負っているから、
その需要あって成り立っている会社ではあるわけだけど
本来的に立ち返ればそれがなんだってんだろう。
何にも社会に貢献しない。
むしろ窮屈にしている…反対のことをしている…
数十年前だったら何ひとつ問題になることのない事柄。
それを厳正に厳正に、自縄自縛的に勝手に厳しくしていって、
その結果がこれだ。
どうでもいいんじゃないか?

反論はいくらも浮かぶ。
というより、なんだかんだいっても後進を育成するにあたっては、
尋常であればどうでもいいとされる細部にこそ意識を払うべき、
また意識せずとも注意できるようにと僕自身戒めてはいる。
しかし俯瞰で…遠大に見通してみたときに、
これは窮屈な社会像の形成に加担してしまっているといえる。

しょうもない仕事だなと呆れかえる。
そっから銭を得ている自分が恥ずかしい。
これだけの自覚があるのに
なんだかんだ理由をつけて辞めてないし。
自己嫌悪ループ。


唇がひび割れている。
カサカサに剥けているわけじゃないのだけれど
中央部あたりがぱっくり割れてしまっていて
笑ったり食べたりする際に口を大きく開くと痛い。
舐めてりゃ治る、ってつもりでいるから放っておいてる。
気合でなんとかする。

根性論、精神論というのは馬鹿にできない。
世にはびこるエセ合理主義の連中は
すぐにコスパなどといって物事を判断しようとするが
根性ほどコスパに特化した機能もそうそうないのだ。

幸福、不幸、満足、不満足、などは
損得勘定のうえで相対化しうるが
最終的には主観に還元される。
その主観のほうを捻じ曲げてしまえ、
という解決方法は驚異的なまでに合理的だ。
何度でも繰り返すが、
感情は定数化しにくいだけの変数に過ぎず、
式の中に組み込めるものだ。
精神や感情を 理 の外に置いてしまうエセ合理主義者は
その方程式を組み立てられない時点で
自らエセである証を強めているようなものだ。

悪名高いうさぎ跳びにしてみても、
その効果が望みにくいどころか肉体への悪影響があると
科学的見地から明らかにされたところでなお、
やる、やらせる意義はある。
もちろん場や相手によって理非は問われるが、
「だから意味がない」というアンチョクな切り捨てをする
エセ合理主義屋は考えが足りない。
鍛錬者にとっての目標を
「その競技において最上の結果を出す」
と決め込んでいる。
だが実際にはその後も言葉が続く。
「最上の結果を出すことによって…を得る」
となるはずだ。
それは自己実現、栄誉、金、異性、なんだってあるだろうが、
そこからさらに言葉は続く。
「…を得ることによって…を達成する」
さらに
「…を達成することによって…をすることによって…を……」
こう続けていくと最終的には主観による態度が待ち受ける。
精神論はここで作用してくるのだ。
必ずここに影響する。

ちょっと論が弱いか。
もーちっと詰めよう。
あくまでここはメモ書きの場だからな。


夕方図書館から電話が入ってきた。
十中八九、本の取り寄せができたとの連絡だろうと踏んで、
仕事中でもあったから出なかったのだけれど、
1分くらいかかり続けていた。
平日の、夕方とはいえ17時前で…それでも諦めないのだな。
で18時半過ぎの休憩時間に折り返しの電話を入れてみた。
「おそらく取り寄せの件だと思われるのですが」
「少々お待ちください」
こっから4分ほど保留のまま放置された。
そんなことがあるのか…と待ち続け、
ようやく事情の明かされたところによると、
現在システム障害が発生しているとのこと。
どうあれ週末にはまた図書館に伺うし、
まず取り寄せの件なのだろうし、
またそれでなくても緊急性があるとは思えないからと
もう打ち切りたかったのだが向こうが諦めてくれない。
全然苛立ちはしなかったけどややまいった。
早く自席にも戻りたかったし…。
そして結局は取り寄せの件だった。週末に行こ。


あと従兄弟から電話がかかってきた。
こちらも仕事中だったから出れず。
21時50分ごろなら可能、それ以降でもOKと
LINEでメッセージを送った。
で実際には21時30分には連絡可能になった。
というか、最寄り駅から自宅への帰り道の20分弱の間を
この電話にあてるのが最も都合がいい。
折しも妻から、気分が不調との連絡が入っている。
帰宅したら妻を第一にしたいところ…であったけれども、
イトコはじゃあ22時頃にかけますとの返事。
こちらが、それ以降でもOKと添えたのを受けての返事だから
まったく問題はないのだけれど
正直21時半からがベストだ…しかし向こうがこう返事してきた以上は…
とぐるぐる考えて
結局22時の電話を待つことにした。
向こうの都合を優先。

21時50分に帰宅。
妻の気分をなだめて、夕飯を作りながら連絡を待つ。
22時1分に着信。
2月下旬に予定していた結婚式は
コロナの影響をかんがみて延期するとのこと。
がどの月も埋まっているようで、
予定は12月25日となったらしい。
その連絡を一軒一軒にしているわけだ。
タイヘンすぎる…。簡単な言葉でだがねぎらった。


夕飯はうどん。
昨日の昼もうどんだったけど構わん。
なにしろ昨日鶏むね肉を茹でた出し汁が残っている。
豚バラの下茹で汁もブレンドしてあるしなあっ。
さらには白菜まである。
だいぶ薄味になってしまった。
妻は相変わらずぶっかけを所望したから従った。
でも大根おろし添えるのを忘れた…。


図書館の件を話してみた。
その流れで、なんらかの販売店で
店員さんに商品の置き場を探してもらう際にはカッコで
(あなたがその場所を把握していてすぐに示しうるのなら)
と含意を込めるよね、言えないけどね、
そして伝わらず結局は長々と探し回られたりして
申し訳ないわ
ないならないでいいのに待たせないでくれと苛立つわで
もう散々、ってありがちだよなという話をした。


この前図書館で借りてきた本に
万葉かなの本があって
そっから妻が
 はろはろに
という言葉を紹介してくれた。
意味は忘れたがスバラシイんじゃないでしょうか。
はろはろに。
音だけでも。


れどれ |MAIL