舌の色はピンク
DiaryINDEXpastwill


2022年01月26日(水) 寝坊、ユートピア、生と死、ロゴスへの反逆

曇り。
寝坊した。目が覚めたら8時10分。
スマホをマナーモードにしたまま眠ってしまったようだ。
20分で全てを完了させなければならず高速で動いた。
弁当はオムライス。
8分でチキンライスを仕上げて2分でオムレツ。
トーストを焼き、バター塗るのだけは妻に任せて、
着替えながら食べて着替えて顔洗って歯磨いて荷物まとめて
洗い物以外は大体やりきって8時半に家を出た。
やりゃできんじゃん。

オムライス弁当はしっかり美味かった。
あんな粗雑な作り方したのにな。


ユートピア。
我ながら惚れ惚れするアイデアによって
ある像が結ばれているが、
その像の位相をちょっとずらした第二案を夢想してみた。
あまり現実味はないけど。

それは一部の人には理想とされる二重生活、
「都市と地方にそれぞれ拠点をもつ」スタイルを秩序化したものだ。
都市生活に嫌気が差して田舎に移住はしたが、
週に一度なり月に一度なり、街に繰り出したりもしてみたい。
ということで、大都市を…わかりやすく23区を経済特区として、
住人を追い出してしまおう。
それ以外の、店舗を構える店は生きている。
飲食店も服飾店も雑貨店も歯医者もマッサージ屋も
宝石屋も本屋も不動産屋も建設業者も運送業者も
特区内の商業従事者はみーんな公務員となる。
江戸時代にならって木戸門を設えよう。
時間帯によって開け閉めされる。
人々は東京といういわばテーマパークに
「やってくる」こととなる。

言ってることはめちゃくちゃなんだけど
夢想ってのはめちゃくちゃでいいのだ。
核心さえぶれてなければ周縁なんぞどうとでもなる。
核心は、東京という概念から起こせる価値の
極大値の探求だ。
その無防備な東京像、とってもワクワクする。


21時50分帰宅。
ノータイムで夕飯。
っつっても冷凍パスタ。
あたためればできあがる。
しかし2コいっぺんにともなれば
10分ほど温める必要があり、
温めの前後1分ずつを勘定すると
自分でイチから作る時間とそんなに変わらない。
とはいえ二人前で二種類の味が楽しめるのは魅力だ。
妻は蟹とブロッコリーのクリームパスタを、
僕は牛挽肉と茄子のボロネーゼにした。
どちらも美味しかった。油っこくてな。


もっと生物が身近にあった方がいいという話をした。
正確には、死が。
都市生活では死を忌避するあまり
死に類する属性を排斥しすぎてしまう。
虫の死骸でも枯れた花でもそうだし、
老いでも病でも
町のゴミやガラクタでもそうだ。
死から遠ざかった位置を「正常」とされている感覚。
もっと死は生と地続きであると、
不分化のものであると見なしてやるくらいがいい。

これは僕にとってはロゴス市場主義への反逆だ。
何かと何かじゃないことを弁別しないこと。
境界をまやかして、あやふやにものを見ること。
名付けの少ない世界に希望を見出している。
少なくとも日本においては
これこそが希望に通ずるはずだ。
というより、これと逆の道こそが絶望に通じやすい。


寝る前、一緒に数字であそぼを読んだ。
大学数学はサッパリわからない。
数学科だった兄が当時
大学数学は高校までとは全く違う、
ほとんど哲学みたいな領域、
お前は数学と言えば計算と思ってるだろうが
別に計算なんかしない、
数字すらほとんど出てこない…
などなどとどこか誇るように愚痴っていたのを思い出す。


れどれ |MAIL