舌の色はピンク
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2021年06月05日(土) 三鷹物件内見

内見しに行った。
結論からいえば、見送らせていただいた。

…スウェーデンハウスと謳った物件はかなり上等で、
書庫つきの書斎は壁一面の本棚が備え付けられ、
段組みもよく練られており
これは収納量も使い勝手も申し分ない。
納屋は2畳ながら物置部屋としては十分。換気扇もついている。
洋室はスタンダードだったがウッドテラスに出ることができる。
日当たりも抜群で、茶菓子など用意してのんびりする分には
さぞや気分がいいだろう。
2Fのリビングは窓いっぱいに太陽光を受け止めてて開放感あった。
キッチンが素晴らしい。引き出しの数、収納量が抜群。
キッチンの脇からは小さいテラスに出ることができた。
廊下を伝って寝室。ウォークインクローゼット。
全部屋エアコン付。
惜しいのは、建築物としては連棟式で独立した戸建てではないこと。
連なっているお隣には大家さんが済んでいる。
この大家さんが内見に同伴していたのだが、
なかなか好人物だった。
今年還暦を迎えるそうだが、ここまで未婚できているらしい。
福井出身で、三代遡れば御典医の家系だそうだ。
音楽きちがいらしく、CDやレコードが山積みだという。
不動産屋の方が出番なく、
物件の細かい部分の紹介のほとんどをこの壮年男性が懇切丁寧にしてくれた。
前の住人や他の内見者の情報も洗いざらい。
不動産屋の方は個人情報の取り扱いが厳しい昨今のようだから、
悪用するつもりのないこちらとしては、ただ楽しい話が聞けた。
以前はカナダ人の男性が住んでいたそうだ。
向こうの人らしく、大人数集まって
音楽爆音でかけたパーティーなんかもしてたとか。
そういう面からすると、
まだずっと常識的な範疇で生活できるはずの僕らは
気負いなく生活できるかとも思われたが、
懸念としては、本来想定していなかった三鷹であること、
好条件ではあってもガツンとくる"ときめき"が感じられなかったこと、
戸建て物件ではないこと…
といった、批点というほどでもない難点があった。

内見を終えて、ルノアールで茶をしばきながら妻と相談。
かなり難しい判断であったものの、
見送ることにしたのだった。

結局引っ越しは決行せず、
今の物件をまた契約更新するかもしれない。
16万ほどフイにすることになるが、
ワクチン接種などの都合もあり、
契約更新料をケチって焦るよりはと、方針を改めた。


三鷹駅前の信号で
妻が見知らぬおばあちゃんに話しかけられた。
妻のトップスの留金が壊れているらしく
ベルト仕掛けが垂れ下がっているのを指摘してくれたのだ。
「ありがとうございます。あれ、でもこれ、やりにく…」
「ふふ。彼に直してもらったら?」
「いえ。任せられないので」
「まあ! おほほほ。言われちゃったわねえ」
すごくいいおばあさんだと思った。
僕は終始アハハハと笑っていた。


帰り道、5月分の貯金を共同口座にしに行った。
550万円。
各々の口座にも十分な額はあるが、
家を買うにはまだまだこころもとない。


昼飯はぶっかけ。大根おろし付き。
アラビアータにするはずが、トマト缶がなかった。

夕飯はナシゴレン。
えびせん、トマト、リーフと目玉焼きがのる。
ついでにポテサラつくった。かぼちゃ入り。
じゃがいもレンチンしてから茹でて
その間に玉ねぎを塩水に浸しておいて
20分くらい待ってじゃがいも引き上げて冷水に浸けて
その間にニンジン切って玉ねぎ入れた塩水に加えて
じゃがいも手で剥いてお湯に戻して
かぼちゃレンチンして
ベーコンオリーブオイルで炒めて
じゃがいもボウルに入れてつぶして
かぼちゃも加えてつぶして
たまねぎの辛みが抜けないから半分はベーコンとともに炒めて
オイルごとボウルに加えて
キュウリ切って入れて
塩コショウマヨネーズで味整えてできあがり。
一時期ネット上で話題になってたけど
ポテサラはじゅうぶん面倒な部類に入る。
なにしろメインじゃないし、
ついでに用意する惣菜ものとしては手間がかかる。
ポテサラを作る目的の献立なら面倒とは見なさないだろう。
実際に手を動かしている時間はたかが知れているし、
工数も少ない。失敗要素が少なく、簡単だ。
だが毎日料理をしていく中でポッと現れるポテサラは、面倒だ。


ヘテロトピアを投稿した企画の
企画主のアカウントがTwitter上で
#私服を晒すと創作の傾向がわかる
というタグで自撮り写真(顔は写してないが)を上げてて
すげーがっかりした。
くだらないタグはたくさんあるし
それにのっかる人を片っ端から否定したいわけでもないけど
創作は創作それ自体を目的としていてほしいのに
こうやってコンテンツ化されると萎える。
まあネット上の
「創作」
って文字列自体が大分うさんくさいものであることは、
20年前から続く系譜だとも思うけど。
創作好き同士つながろう!
みたいな姿勢になんら不純さを感じないほど鈍感ならば向いてないし、
不純さを感じておきながら敢えてってことなら
せめてエクスキューズはかっこよくあってほしい。
屁理屈こねくりまわすでもいいから。


三体買った。買っちゃった。
冒頭、SFはお預けで文化大革命から。
4月に文革について調べてたから
ちょうどいいくらいの前知識になってる。
しかしまー
こっからドンドン広がってくんだろうなというスケール感を
早くもビシバシ感じさせる視角で楽しい。
怒涛の人だかりを上空から俯瞰してるような視点。
こういうのあんまり読んできてないからな。
たまにゃあいいな。


れどれ |MAIL