舌の色はピンク
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2021年05月22日(土) かりそめの所与

昨今の騒がしい人たち。
権利を所与のものとしているようだ。
権力構造の上部に居する者たちの既得権益を憎みながら、
どうやら人権をそうとは見なしていないらしい。
はじめからあり、あって当然のもの、
おびやかされるはずのないものであると。
勿論、建前はそうだ。
理念の上では、現代の民主主義国家にあっては、
人権とはあって当然のもの、何の対価もなしに与えられるもの、
おびやかされてはならぬものであると。
そしてこの理念は達成されるべきものだ。
人権は目に見えない。
自然発生する形而下の事物ではないから、
保証あって初めて成り立つ。
これは民主主義国家が保証するものだ。
だが彼らは、この構造を省みようとしない。
理論の中に組み込むことはあるかもしれない。
しかしそれは、あらかじめ自分が掲げたい主張あったうえで、
都合よく批判しやすい一角を配置しているに過ぎない。
いやんなるな。


本の一部をプリントする手間を惜しみ
最近はiphoneのメモ機能で書類スキャンしてPDF化しているのだが
これはこれで手間取る。
スキャン性能はしかたないにしても、
アプリとしてのメモのUIが悪く、
ちょっとした操作ミスですぐに未保存の書類を消してしまう。
操作ミスというか、誤操作をまねくUIをしている…。
そんなこんなで一時間もふいにしてしまった。
午前中は購入したばかりの録画機器が
前触れなくTVと接続されてないと言い出してその解決に腐心した。
ケーブルは接続されている。
誰も何も触れてないのだから当然だ。
一応引っこ抜いてももう一度同じところに刺してみる。だめだ。
TVも録画機器も電源を落とす。入れる。だめだ。
30分ほどほっといてみる。だめだ。
同じことを何度も繰り返していたら
いきなり認識し始めた。
いかり。

最新の便利品に
時間を割かれるという本末転倒には
つくづくイライラしてしまう。
Eテレの教育番組で早生まれの子供を特集していた。
早生まれの子供は何も悪くないが
学力等に差が出てきてしまっている事実はある、
しかし年を追うごとにこのギャップはうすれていく、
彼らには自己効力、自己肯定感をちゃんと大事にしてやってほしいと。
そんなようなことを言っていた。
だがあくまでこれは、日本の、
子どもたちは4月に一斉に入学する学期制が維持されてたらの話だ。
まずその前提を見定めておくべきだ。焦点がずれる。
じゃあその学期制を変革したらいいのかっていうと
そういう問題でもなくて、
とりあえず今日覚えた違和感は
なんで今生きてる人間の方が
システムに追従していかなくちゃいけないの?という点だ。
隷属っつうか。
あの憎たらしい流行語、
価値観のアップデート
とかいうやつもそうだ、
その最新の価値観の方が誤っているとは考えないんか。
いや誤ってるかどうかの議論はある。
今生きてる人間と比べてどうだって問題だ。

じゃあどうしたらいいの、
って話は
目的でなく手段の話であって、
最終的な目標を見据えるためには
冷静で公平で透徹した目がいる。

社会学、とりわけ社会心理学の本を
いっぺんにゴチャゴチャ読んでるが、
冷静で公平で透徹した目が養われていくようでもある。
これらの本は無批判に読めるものではない。
常に疑いながら、批点を探りながら読み進めることで、
真相に接近するための視力が養われてゆく。


昼飯はチャーハン。
すっかり美味しくなった。
多めの油でじっくり長ネギの青い部分を炒めて、
ネギ油にしてから刻んだネギ投入、ベーコン投入、
卵投入、炊き立てのご飯投入。
強火で木べらでガーッと混ぜて塩コショウ。
ネギ油さえできてれば2分くらいか。
小鍋に酒ちょっと、醤油ちょっと、中華だし入れて火にかけて、
水溶き片栗粉でとろみをつける。
餡かけチャーハンにして、
あとは冷凍しておいた万能ねぎをふる。できあがり。
…ネギの青い部分の呼び名は
あらゆるレシピに
ネギの青い部分
て書いてあるけど正式な呼び名ないんか
と思って
グーグルで検索かけてみたけど出てこなかった。
出てこなかったというのは
"ネギの青い部分のこと"
というワードで検索をかけて
上位20くらいにそれらしい結果が見られなかったから
これを
出てこなかった
と見なしているだけで
もうちょっと探せば出てくるのかもしれないが、
この場合
調べ上げた結果よりも
調べている実感
グーグルで検索するという行為について
自覚的批判的に向き合ってたいので
これ以上は調べない。
はじめのワードで
上位20くらいにそれらしい結果が見られなかったら
出てこなかった
という実感をもったのだと。


自転車で荻窪へ。
片道20分くらいだが
フリーの考えごとをするにはちょうどいい。
道中
いかにも個人経営と思しき唐揚げ屋の店舗を見かけた。
ここ1,2年で唐揚げ専門店を称するチェーン店が増えたのは
タピオカ経営と同じ筋にあるともっぱらのうわさで
例の
金賞連発のあくどい宣伝法なども手伝って
つくづく嫌気がさしているが
もともと唐揚げ専門店を営んでいた個人もいるのだ。
相当あおりを受けていることだろう。
商売上の競争としてこれは仕方ない。
とはいえ悪感情は沸き立つ。
勝手な流行で市場を乱しておいて
流行が去ればあとは放ったからしの
暴風みたいなものだ。
2chで
イオンモールだかの出店を
FF5のエクスデスになぞらって
 わたしは イオンモール
 すべての商店街を消し去り
 そして わたしも消えよう 永遠に!
って表現あったけどあれみごとだな。
ほんとそうだ。
既存の秩序を新たな秩序で上塗りするのは仕方ないが
既存の秩序を無にしてから無秩序を招くって
こりゃ悪だ。
法が許してるからといって
感情の方でも許さなきゃならんなんて法はないでしょう。
むかつくぜ。

小学生のころ好んで通っていた
おじさんおばさんによる個人経営のコンビニが
すぐ近辺にできたミニストップができてから
あからさまに客がうばわれていき
それから2年もたずつぶれた。
そこのおばさんはスーパーでパートをするようになった。
僕ははじめミニストップを憎んでいたが
途中からは応援することにした。
小さな石につまづいたのではなく
大きな岩にぶちあたったのだと、
あるいは
大会で自分を打ち負かした相手には
是非とも好成績をおさめてもらいたいと、
そんな心境からだ。
当のミニストップはその後
地道な経営を続けている。
きっと今もあるだろう。

ブックオフが街の古本屋を殺していったあげく、
今ではそのブックオフが、
Amazonやメルカリに殺されかけている。
そこんとこの因果関係には異をとなえる人もいるが
少なくとも後押しにはなっているだろう。
ミニストップと同じ論法で
ブックオフにはガンバッテもらいたいところだったが
これはまぁどこまでいっても感情論だよなあと思う。
Amazonやメルカリが嫌いなのは自分なりの理念に基づくものだけど。

そんなブックオフで4000円ほどつかった。
社会学用語図鑑が買えたのはうまい。
哲学の方で良書と見なせた、イラスト付きの体系的な解説書だ。
こういうの
だんだんと定価で買うようにしていきたい。
もう安く買おうとする根性が身についちゃってるし
実際の支出額痛いから
だんだんと
で済ませたいのが偽らざる正直なところ。
ブックオフより町の本屋の方が大事だし
いずれは
入手しにくい古い本以外は
ほぼ全部新品を…のつもりではいる…
もたもたしてる間に
本屋もブックオフもつぶれてっちゃうが…


夕飯はカツオの刺身。
サクで700円は
ユータカラヤにしては高額だけど
いまいちだった。
鮮度というより単に脂身のなさか。
高知でカツオ食べたいです。
美味しいそうじゃないの。


あさひなぐ25、26巻。
このあたりは毎巻なけるなあ。
やす子先生と真春の取り合わせすばらしい。
お互いキャラとしては
なかなか誰とも噛み合いにくいだろうに、こうするとは…。
あと
「1秒後の旭」
ってサブタイ、かんぺきすぎる。
これ単独でもあまりにかっこいいし、
中身にも適しすぎている。
すげえ、すげえ。


夜、
傷つけられた記憶
が8割がたできた。
あとは全体整えるのと、最終部への接続か。
主題とか
つたえたいこととか
なしにやってると楽だな。
与えられたお題に沿って
思い付きで書けるというのは。


れどれ |MAIL