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Written by 蒼
◆フタリニッキ。◆
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2007年07月22日(日)
セツナニッキ17日目
あなたが彼女が大好きだって知ってる。
10年以上の付き合いを、あたし程度でどうしようもないって知ってる。
休みで会わない日。
あなたは必ず、あたしにメールをくれる。
何らかんら理由をつけて、一日は必ず時間を共有する。
酔った席で一言。
「ちゃんと考えてあげないと、彼女、どっかいっちゃうよ?
それでもいいんだね。」
何度も言った。
あなたのこと、好きです。
好きで、この関係が心地よく、手放したくありません。
けれどね、あなたにはシアワセでいて欲しいんだ。
あたしなんかどうでもいい。
あなたがいなくなっても、何とか一人でやっていけるから。
大好きなら、、彼女の隠れた気持ち見てあげなよ。
いなくなってからじゃ、遅いよ?
悲しむのは、あたしだって、分かってる。
あたしは、一人でも大丈夫。大丈夫。
今までも、これからも、ずっとね。
あなたが心地よくて、暖かいから、ちょっと雨宿りさせてもらってるの。
あなたは違うよね。
あなたの持っている傘は、彼女を確実に雨に濡れないようにしなくちゃ。
寂しいんだよね。
寂しいのなら、手に入れちゃえよ。
結婚してあげなよ。いい歳でしょ?
二兎を追うもの一兎も得ず。
趣味も、彼女も、それは無理だよ。
そんなに、若くない。
どちらか、いつか、失う。
それじゃあ、遅いんだよ。
10年も付き合ってるんだよ?情が移るどころじゃないよね。
その間、あなたはずっと、彼女を選び続けてるのだから。
にしても、あたしは損な性格だよね。
この関係続けたければ、言うべき台詞じゃない。
けれど、いつだって、あたしは、女の味方。
苦しい気持ちのやり過ごし方ぐらい、心得てる。
あたしは、あなたの彼女とは違う。
人と寄り添うことを、よく知らない。だからこそ。
守ってあげなよ。
あたしは、大丈夫だから。
あたしは平気だから。
これ以上、時間を共有すると、離れづらくなる。
――あたしは、いつだって、一人だから。
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