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 Written by 蒼
◆フタリニッキ。◆
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2007年07月19日(木)
セツナニッキ16日目
朝の電車。
乗り遅れてやっと来たその車両の窓際にあなた。

眠たげな顔をして外をみてるあなたの腕に
そっとタッチして「おはようございます」と一言。
笑顔で言ったはずなのにな。


「ちょっとテンション低くない?」


すぐに見抜いちゃう。
あたしの右頬を軽く引っ張って、にこにこと微笑む。
優しく、顔をのぞきこむようにして。


夕方、薬が切れたのか、凄く調子が悪かった。
でもね、帰りが一緒になったあなたと電車を待ってる時の
あなたの言動が面白くて、楽しくて、なんだか笑いが止まらなかった。


「なんでそんなに笑うの?」


そんな不思議そうな顔してるから、余計におかしくて。
気がついたら、身体の奇妙なふるえも、胸の苦しさもなくなってた。


帰ってから何通かメールのやりとりをして、今に至ってる。
甘さもへったくりもないような、他愛のないメールだけど
あたしは、それだけで、心が落ち着いたりする。


昨日、イロイロとあったんだ。
自分が嫌で、気持ち悪くて、あなたに甘えたかったんだ。
抱きしめて欲しかった。聞いて欲しかった。

全然寝ていないあなたにそういう風にふると
「大丈夫、言ってごらんなさい!」
って元気よく言ってくれたんだけれど、そういう訳にいかないよね。
無理しなくても、いいのに。


あなた、とっても、眠そうよ?
人のことなんて分からない、どうでもいい、所詮他人事。
そういう風に言っている割には、優しすぎるんだから。


話そうと思ったけれど、言えなくて。
まだ、気持ちの整理ついてないから、どちらにせよ言えなくて。
抱きしめて欲しい気持ちは、まだ、消えていないけれど
そういう訳にはいかないんだから、しっかり立ってなくちゃ。

あなたと一緒の時間を共有できるシアワセだけで
あたしは、今は、十分です。そう、思いたい。


ありがとう。


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