ヒルカニヤの虎



 どこへも行けなくなる

おっと生きてます。しかし忙殺はされている。

学天即がM-1の3回戦落ちでますますM-1離れが激化する2010年秋。
学天即は私のなかで今年ダントツでおもしろかった漫才師です。M-1向きじゃないのはわかるけど、だからって3回戦で追加にもならないってどういうこと。今までどのコンビが落ちたのよりくやしい。
M-1放映の26日にすねてパラ兄の‘悪いWARAI’@∞ホール大阪にしけこむオープンリーチ。

そうそう、baseよしもとはあと1週間で閉館になってしまうらしいです。
階段で地下に降りてく感じが、ほんとに秘密基地みたいで好きだった。素直にさみしい。
来週木金のさよなら公演は先行で落ちてしまって凹んだけど、まあおそらくチケットとれても遅れるor行けないだろうから涙をのむ。
しかしbaseの閉館まで現役でお笑いライブ通ってるとは思わなかったわ。


■和牛トークライブ‘ワッとしてギュッと!’ 2010/11/27/Sat_19:00-@baseよしもと

4回連続で参加している和牛トークライブ、今回のゲストはいつも楽しいクロスバー直撃。なのに客席が半数しか埋まってないのはなんでだ!baseの集客基準は本当にわからない。

OPトークはbaseの移転とゆうべの牡蠣に中った川西。
もっとあったまるまでフリートークしてほしいのに、和牛はすぐゲストを呼んでしまうのでいつもちょっと不満。
呼び込まれて忍者スタイルで登場してそのまま捌けてったクロスバー直撃、も一度呼び込まれて今度はオール漕ぎスタイルで再登場。客席のぬるっとした反応に袖にいたかりんとう川畑が軽い類焼を起こしていました。ザ・茶番。
前半はふつうのトークコーナーで、コント師のクロスバー直撃はすぐミニコントにもっていきます。メインテーマは和牛の川西が東京に行く途中でなくした携帯電話を追及するクロスバーの2人(刑事風)だったような。新幹線→タクシー→劇場の移動でなくした携帯が靖国神社でみつかるというミステリー。あと川西がばらしたクロスバー渡辺の変ないびき。に、本気で恥ずかしがる渡辺。このライブはyoutubeにアップされるらしいので、郷ひろみ風のいびきはそちらで。
例によってお抹茶とお料理の時間があり、続いてのトークテーマ「ドキドキした瞬間」。これは前野のダイエットトークと酒癖悪すぎトークが主だった。
酒癖の悪さは帰り道が同じ方向の川西によってさんざん暴露されていましたが、わりと命があぶないタイプの酔い方です。
・明け方のゴミ収集車に向かって「ぼくはゴミでーす」とフライングし、着地する前にゴミ収集員にはたきおとされる前野(謝ってひきはがす川西)
・交通量の多い十字路なのになぜか家に帰ったと思い、おもむろにドアを開けて服を脱ぎ、地面に寝転がって眠りこける前野(叩き起こす川西)
・なんばの自動販売機に向かって「始発は何時からですかー!!」と叫び続ける前野(素通りするソーセージ秋山)
結論、川西はいい人。そんな川西はコンビ結成前、2700八十島と和牛2人で曽根崎で飲むうちに楽しくなり、楽しい=祭りの理論でだんじり魂が燃え盛って大きい交差点で踊り出した(2人は恥ずかしいので逃げた)。うちはだんじり文化圏じゃないので踊りと囃しの系統がよくわからなかったのですが、あれを梅田でやられたら私も逃げる。

途中から前野のホモキャラが爆発してハネまくってたけど、渡辺は本気で嫌がっていました。渡辺は初体験が遅いことを自爆して恥ずかしがっていたけど、別にいくつだっていいじゃない、という無関心きわまりない客席。
あ、そうそうダイエットにはマイタケとビール断ちがいいらしいよ。
12月ゲストはモンスターエンジンで、ちょっと迷っている。


ピンクの指輪ちゃんは半分くらい書き起こしたとこで飽和してしまい、先にカリカトーク(黒ひげ)を書いてたらパソコンが落ちてしまい、ひっくるめて棚上げ中です。
ここひと月は取材記事とリライトと論文と翻訳等々でずーっと文章書きっぱなし。客観的な堅い文体ばっかり書いてると、こういう日記的なものが書けなくなる。というか柔らかいのを挟んじゃうとむりくりつくろってる堅い文体のリズムが簡単に崩れるので、怖くて書けない。大学のはともかく仕事はプロとしてどうか。
あ、そうそうお正月のシュール5チケットが余ったので、譲ります情報を冒頭に上げています。

2010年11月27日(土)
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