Skipper Johnの航海日誌

2007年05月04日(金) メソッドの智恵の棚卸し (田坂広志)

田坂広志さんの「プロフェッショナル進化論」(PHPビジネス新書)にとても感動しました。

少しだけ紹介させてください。田坂さんは、これからは個人がシンクタンクとして情報発信していく時代だと喝破しておられます。全く同感です。

個人が自分のプロフェッショナルなフィールドを深めていく方法として、「メソッドの智恵の棚卸し」が有効だとおっしゃっています。

智恵には二つあるそうです。

テーマの智恵(主題:つまりフィールドや分野)とメソッドの智恵(方法:つまりスタイルや企画力とか)があって、テーマよりはメソッドのほうがフィールドを広げやすいのだそうです。

なぜなら、メソッド(方法)のほうが応用がききやすく実践的であるからです。

この自分が持っている「メソッドの智恵」を棚卸しして眺めていると、もっと応用がきく方法が見つかるということだそうです。

ほほぉ、、、なるほどなぁと感動しました。

私の場合はフィールドは「中国、中国語、中国ビジネス」です。メソッドは「マーケティング、企画、事業投資、M&A、人事、会計、リーダーシップ」といったとことでしょうか。

フィールドからのアプローチだとすでに多くの人がいてなかなか特徴を出せません。メソッドからのアプローチだと分野も多いし一つくらい自信のあるものがみつかります。

この自信のある分野と中国を掛けると、そこに独自の世界が見出せそうな、そんな希望を感じます。

私も改めてメソッドの智恵を棚卸しして、自分の強みを再発見し実践したいと思います。

(この日記は3日に書きましたが、今夜から紹興に遊びに行くので先にアップロードしました)


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Skipper John